今回はLady's Suikan用に制作されたMODを別のアイテムに乗せる手順を説明します。
既出でいろんな方が書かれているように、余りにも違う部位などはできません。
出来ない例
・足のパーツを腕に
・基本構造が違う
・男性用を女性に
全くできないわけではないですが、今回説明する簡易的な乗せ換えではサイズが合わずできません。
また、一部仕様によりできなかったりもしますが、厳密にはやってみてサーバサイドのソース依存である場合おかしくなったりするので、ダメだったら諦めるでいいと思います。
1.) 適用先のMODデータを抽出する
今回は「Bridesmaid's Dress」を例に説明します。
Bridesmaid's DressをTextoolで#MODデータ抽出を参考にして抽出してください。
2.) 適用したいMODデータを「Lady's suikan」に一度適用してください。
ttmpファイルをインポートするだけです。
この時、Lady's suikanは実際に保有している必要はありません。
3.) 適用元のMODデータを抽出する
Lady's suikanをTextoolで#MODデータ抽出を参考にして抽出してください。
その後、念のためLady's suikanという名前のフォルダをデスクトップやダウンロードなどにコピーしておきましょう。
4.) 抽出したデータを並べる
適用先のMODデータと適用元のMODデータをそれぞれ別のエクスプローラで開いて並べてみます。
①適用元のフォルダ
②適用先のフォルダ
③適用元の3Dフォルダの中身
④適用先のフォルダの中身
ここで適用元のフォルダなんとなくでいいのできちんとMODが適用されている画像が並んでいれば大丈夫です。
5.) テクスチャを移植する
フォルダの表示をいったん先ほどの①と②の状態にしてください。
②で末尾がそれぞれ_a.dat、_a.dds、_n.dds、_m.ddsのファイル名をコピーして①の中身の末尾が同じものの名前を②と同じになるように変更します。
例)②のファイル名がv01_c201e0233_top_n.ddsなので①のファイルで末尾が_n.ddsを探します
v01_c0201e0365_top_n.ddsの末尾が_n.ddsで同じなので
右クリック→名前の変更でv01_c201e0233_top_n.ddsに変更します。
同様に他の3つのファイルも変更します。
※この時 _a.dat というファイルは染色パターンなので、染色不可のアイテムには存在しません。
この様に4つ(染色不可の場合3つ)のファイルの名前を②と同じに変更出来たら、①のファイルで②のフォルダの中身を上書きします。
名前が一致していないとインポートできなくなります。
6.) テクスチャデータをインポートします
#MODデータ抽出でexportした各画面でTextureタブの部分だけインポートを順にしてみます。
今回の場合は上から順にNormal, Mask, ColorSetの3つです。
Importを3つ押したらタブを3Dに切り替えて、Update TEXというボタンを押してください。
この様にドレスのテクスチャが新しいものに変化していれば成功です。
7.) 3Dモデルのインポートを行います
先ほどの③と④の状態でエクスプローラーを並べます。
拡張子が.DAEというファイルが一つだけあるので④のDAEファイルの名前に③のDAEファイルの名前を変更します。
例)今回の場合だと③のDAEファイルがc201e0233_top.DAEとなります。
この時それ以外のファイルの見た目が希望と違っていても気にしなくていいです。
名前が変更出来たらDAEファイルのみ③のファイルを④にコピーして上書きします。
8.) 3Dモデルの適用
Textoolで一旦Lady's suikanに変更し3D Modelタブに切り替えます。
ここまで全く同じ手順で実施していれば無いと思いますが、
この様に右下のボタンがグレーアウトしてクリックできない場合はExport Model + Materialsをクリックしてください。
この様にグレーアウトされなくなりクリックできるようになるのでこの右下のボタンをクリックしてください。
この様なウィンドウが立ち上がります。
これを閉じずに邪魔にならない場所に移動しておいてください。
次に、Textoolでもう一度適用先であるBridesmaid's Dressを検索し表示して、3D Modelタブに切り替えてください。
同じ様に右下のボタンをクリックしてウィンドウを開いたら次の様に2つを並べてください。
ここで左(Lady's suikan)と同じになる様に右(Bridesmaid's Dres)を調整します。
① まず右のMaterialsの中身をクリックしAdd/Removeを押すというのを2回繰り返して空っぽにします。
② 左のMaterialsの中身をクリックするとAdd/Removeの左の枠に文字が出るのでコピーして右の枠に貼り付けます。
③ 貼り付けた後Add/Removeを押すと同じものが追加されます。
④ 真ん中のAttributesも全く同じ手順でもいいですが、今回の例だと重複しているものもあるので、右にしかないものは①の手順で消す、左にしかないものは②の手順で追加するで並び順は同じでなくてもいいので中身の構成を揃えます。
(※ややこしい人は①、②の手順で空にしてから追加すると確実です)
⑤ 最期に中段のMeshでテクスチャの適用先を指定して揃えます。
まず左のMeshをAllから0に切り替えます。
この様に0には/mt_c0201b0001_a.mtrlが適用されています。
右側も0に切り替えてください。
最初から同じものが選ばれている場合はそのまま何もしません。
違うものが選ばている場合は同じものを選択して、Add Partを押してください。
次に、左のMeshを1に切り替えてください。
1は/mt_c0201e0365_top_a.mtrlが適用されています。
右側も1に切り替えて先ほどの0と同じ手順を繰り返します。
終わったら右のMeshをAllに戻してください。
Allに戻したら画面右下のImportを押してください。
中段右側のExtra Mesh Dataのチェックは帯のアクセサリーなど特殊なMeshの時はオンにします。
Errorが出ない場合は特段チェックする必要はありません。
Importを押して特にエラーが出なかったら成功です。
この様に希望のテクスチャが適用できました。
色などがおかしくなった場合は、一度Disableを押してから8.)の手順で正しくなる様に調整を繰り返します。
※全てのMODデータで実行できるとは限りません。
必ずバックアップを行ってください。
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