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『せがれいじり』は1999年にエニックス(現スクウェア・エニックス)から発売されたプレイステーション用ゲームである。CG製作の秋元きつねは『ウゴウゴルーガ』でCGを担当していたことでも知られる。
CMのキャッチコピーは「プレゼントに最悪」。極端にシュールな内容であるにもかかわらず、逆にその斬新さが受けて約17万本を売り上げた。
プレイヤーは主人公であるせがれをいじる(操作)ことで独特な3D空間の世界(セケンという)を探索していく。そこには様々なオキモノ(アイテム)が配置されており、オキモノにオカカワリ(接触)すると言葉遊びの作文モードとなり、その結果によってゲームが進行するというシステムになっている。
このゲームの本質は、ストーリー展開のテンポのよさと、その内容のくだらなさにある。「おバカに徹する」というコンセプトを元に作られた本作は、ひたすら馬鹿馬鹿しく、くだらない内容が展開する。これは世の中に数多く存在するクソゲーと呼ばれる物への批判を逆手にとったものであり、本作の「くだらなさ」はあくまでも単に「つまらない」のではなく、くだらなさの中に隠された面白さを計算した上でのものである。
ゲームの舞台となる世界。「ふすま」によって幾つものエリアに分けられた箱庭となっており、各エリアに移動するには乗り物を用いる必要がある。最初は何も無い空間だが、いじる事でオキモノや背景が増えていく。
じめん所謂地上部分。せがれが徒歩で移動するので乗り物は必要無い。ジャンプで段差を越えたり、紐を上り下りするなどして進む。みなも水面近くの浅い水中。せがれ自身が泳いで移動する。かべ重力が垂直になったエリア。壁を歩くので、画面上は上から見下ろすような視点で移動する。やま急斜面の山岳地帯。くだんに乗らなければ移動出来ない。そら空中。と言うより、上下左右に開けた空間。ペンギン誕生後に移動出来る。みずみなもよりも深い水中。まいまい入手後に移動可能。つち地中。土を掘り進むので地中にあるオキモノは最初は埋もれて見えない。一度でもいじれば以降はその周囲の土が取り払われる。ミミズ入手後に移動可能。うちゅう宇宙空間。無重力なので方向キーを入力した方向に進み続ける。うきわちゃん入手後に移動可能。おんもうちゅうから繋がるセケンの外周。乗り物は必要無いがうちゅうからしか行けないので、うきわ入手後にのみ進出可能。せがれがうさぎ跳びで移動する。これは自分という外郭を客観視出来る状態になり、人生そこからが大変だと言う意味が込められている為である。セケンに出現するオブジェクト。これらにオカカワリ(接触)する事でゲームを進行させる。作文を作成する事で増えていくが、一部には作文以外の方法で出現するものや、出現した事がアナウンスされない隠しオキモノも存在する。新たなオキモノに初めてオカカワリになった際にママの首が伸びる。ママの首が一定の高さに達すると夕方になり、乗り物やアイテムが貰えてストーリーが進行する。
作文モノ[]本作のメインとなるオキモノ。オカカワリする事で作文作成画面に移動する。そのオキモノに関係する単語を1~3択の選択肢で2~3種類選び、作文を作成する。出来上がった作文により、おバカなムービーや静止画の紙芝居などによる作文動画が展開される。作成した作文によって新たなオキモノが出現する事がある。オキモノが出現しなかった場合でも背景が追加される。各オキモノ毎に作文作成回数が定められている。一度見た作文は回数を消費せず見る事が出来る。回数は後述のママクエストで回復可能。エンディング後は無制限で作成出来るようになる。尚、全ての作文を作成したオキモノは花丸が付き、エンディング後までいじる事が出来なくなる。尚、エンディング前には現在出ている作文モノ全ての作成回数がゼロになると夕方になり、家に帰るように指示される(ストーリーは進行しない)。お楽しみオブジェクト[]作文モノではないが、オカカワリすると様々なアクションを起こすオキモノ。毎回同じアクションのみを起こすもの、回数やランダムでアクションの内容が変わるもの、せがれやセケンに一時的に影響を及ぼすものなど、様々なオキモノが存在する。基本的に一度いじると家に帰るまでオカカワリ不能になる。一部のオキモノは例外的に何度でもオカカワリ可能だったり、一度いじると二度とオカカワリ出来なくなるものもある。ちびゲーム[]所謂ミニゲーム。一度目は最初のステージのみや簡単なノルマに挑戦する事になる。クリア後は更なる難易度がプレイ可能になり、記録も残せるようになる。この他にも一部作文にのみ登場するキャラが多数存在する。
2002年に続編としてプレイステーション2用ソフト『続せがれいじり 変珍たませがれ』が発売された。一部システムの変更などがあるが、基本は変わっていない。画面は3Dになっている。尚、「続」と付いてはいるが、時系列では今作の過去の話である。
発売に合わせて『おはスタ』にこのゲームのキャラクターが登場する「ハコいりせがれ」というコーナーが月・水・金曜に放映された。放映終了後、特殊ボックス型VHSソフト『箱いりハコいりせがれ』としても発売(VHSソフトに加えて、ペーパークラフトやシールなど付録がついていた)。
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