ブートンC

　ブートンC(Bouton C)は混乱期中期に開発された第三世代CTである。フランシス共和国のロレーニュ社で開発・製造された装軌式戦車型CT。

名称

ブートンC

型式番号

BMX-30C

分類:

装軌式標準機

製造元:

ロレーニュ

民間流通:

そこそこ

流通時期:

混乱期末以降

運用国:

フランシス共和国
他

運用組織:

多数

運用部隊:

多数

運用時期:

混乱期後期

退役時期:

大戦終結後

乗員数:

2名

本体体積:

★★★★★☆☆☆☆

本体重量:

★★★★★☆☆☆☆

量産性:

★★★★★☆☆☆☆

整備性:

★★★★★☆☆☆☆

耐久性:

★★★★★★☆☆☆

拡張性:

★★★★★★☆☆☆

発展性:

★★★★★★★☆☆

隠密性:

★★★☆☆☆☆☆☆

機動力:

★★★★★☆☆☆☆

運動性:

★★☆☆☆☆☆☆☆

装甲:

★★★★★★☆☆☆

火力:

★★★☆☆☆☆☆☆

射程:

★★★☆☆☆☆☆☆

武装:

内蔵火器
砲塔部電磁投射砲

防御装備:

マルチディスチャージャー

概要[]

　ブートンCはフランシス共和国の国防計画であるガチノライン計画に先立ちロレーニュ社によって開発された第三世代の装軌式戦車型CTである。前後の長く平たい箱型の機体で前面にはPHACEセンサーと専用に開発されたソリトンカツレーダーを装備している。砲塔は収納式で戦闘時に展開される特殊機構を採用しているが一部の機体ではこの機構が廃されている。重装甲且つ高い機動力を持つタフなCTであり自由独立同盟加盟国各国や様々な地域への輸出販売も好調であり生産数は多い。一方フランシス共和国とロレーニュ社はブートンCの輸出によって獲得した外貨からブートンをベースとした後継機の開発が推し進められた。

歴史[]

　ブートンCはフランシス共和国の国会で立案された国防計画案であるガチノライン計画に先立ち要求仕様を満たす新型CTとしてロレーニュ社によって開発された。国内においてブートンCが活躍する機会は少なかったが輸出された機体が実戦投入され華々しく戦果をあげた。後にガチノライン計画が本採用されブートンCの後継CTとなる発展改良型の開発が要請された。また、フランシス共和国軍はブートンCのような重戦車型CTを主力とする傾向が強まった。またフランシス共和国では混乱期の末に特殊仕様機や改造機を除いたほとんどのブートンCが第一線を退きジルトンCやGブッタに置き換えられている。

試作型・試験型[]

BWX-26 プルトン

装軌式民間型。ブートンの原型となったWT。

BMX-30P プロトブートン

試作型。

BMX-30A ブートンA

先行生産型。デモンストレーション用に製造され海外への売り込みの際に公開、展示、贈与された。

量産型・改良型[]

BMX-30C ブートンC

装軌式戦車型CT。宇宙空間の敵は宇宙艦隊が攻撃し、惑星上での戦闘はCTが行うという基本方針から開発された戦車型で重装甲且つ重火力の機体。

BMX-30C-bis ブートンC-bis

改修型。 旧式化したBMX-30を新型機配備までのつなぎとして改修した機体。

派生型[]

BMX-30E ブートンE

簡略型。主砲のコントロールシステムを簡素化した1人乗り型。

BMX-30G ブートンG

局地陸戦型。爪付き履帯や緊急ジャンプスラスタを追加し、主機も出力の高いものに換装されている。

BMX-30L ブートンL

装輪式戦車型。通常の装軌式型の機動力の低さをカバーする為に開発された派生機で装輪式且つ軽武装となっている先行偵察用の機体。装甲も軽量化を受けて若干薄くなっているがそれでも十分に重装甲である。

BMX-30AR ブートンAR

装軌式自走砲型。BMX-30の回転砲塔を廃し、重砲を搭載した自走砲型。火力支援用機という事から通常のBMX-30よりも退役時期が遅く、大戦期初期にも多数が配備されていた。

後継機[]

BMX-31D ヴォルホッグD

火力・防御力・機動力のバランスが取れた機体となっているが全体的な性能の差はあまりないと判断され量産配備は見送られたが他の自由独立同盟国への売込みには成功し大量に輸出されている。

BMX-40C ジルトンC

火力と装甲を強化し、機体はブートンCよりも二周りほど巨大化している。

BMX-50G Gブッタ

ジルトンCから更に重装甲重火力となり巨大化している。

関連項目[]

• ヴォルホッグD ブートンCを基礎にした発展改良型。
• ジルトンC ブートンCの設計思想を受け継ぐ第四世代CT。
• Gブッダ ほぼ陸上戦艦に近い超重型の第四世代CT。

Behind the scenes[]

　戦車は強い、戦車もCT、というのの代表例として生まれた装軌式戦車型CT。名称等はブタやイノシシ、フランス料理に関する言葉を使っている。

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