フランシス共和国

フランシス共和国(Republic of Francis)はノウンスペース内ミッドリング南部に位置する星系間国家。自由恒星系独立同盟内で最も栄えている加盟国の1つ。

名称

フランシス共和国

英称:

Republic of Francis

略称:

RF

政治体制:

共和制民主主義

国家体制:

星系間国家

敵対国:

連合帝国・レムナント

社会体制:

福祉国家

人口

◆◆◆◆◇◇◇◇◇

文化志向:

芸術

経済体制:

修正資本主義

通貨:

ROSE

主要産業:

農業・工業

経済規模

◆◆◆◆◆◆◇◇◇

軍事志向:

非能動的防衛

軍備規模

◆◆◆◆◆◆◇◇◇

位置:

ミッドリング南部

領星系数:

6

領星数:

70位上

首都

パリス

特徴[]

農業が盛んであり同盟内最大の食料輸出国であるほか、工業も盛んであり自動車や宇宙船はもちろん軍需産業も大きく同盟国の兵器の約20%にフランシス共和国製の部品が使用されている。

　国民の多くがこの世のすべては芸術作品と言うほど芸術を好んでおり実用性が求められるものでも芸術性を欠くことはない。独自の芸術を中心とする価値観から国民は周辺国および国民に対して見下した態度を取ることが多く他国民から嫌われている事が多いが国民の殆どは気にしていない。しかし同じ自由独立同盟加盟国で似通った風土をもつナポリタニン連邦共和国へのライバル意識は非常に強い。また同盟加盟国でも同じく強大なエンブランド連合共和国に対しても強い対抗意識を持っている。

　アマヴァンス星系第6惑星アマヴァンスVIの原生生物であったアマヴァンスジャンボエスカルゴを使った伝統料理があり、一般家庭でよく食されている。

地理[]

フランシス共和国はフランシスプライム星系第5惑星フランシスのパリスに首都を置き、周辺のアマヴァンス星系とブルゴーニャ星系、マンジュー都市衛星ほかを領星とし、あわせて6恒星系73惑星179衛星を統治している。

軍事[]

　フランシス共和国内にダイコニア帝国崩壊時に離脱した皇族の1つであるシャルルル家が隠れ住んでいるとされる事や豊富な食料資源から度々連合帝国やレムナントからの侵略を受けているがその都度撃退に成功している。混乱期は優れた軍事力と防衛戦略から他の自由独立同盟加盟国やレムナントの侵略を防ぎきり、両軍の同盟領域への侵略を停滞させ通行権と引き換えに不可侵条約と多額の賠償金と保険金を要求している。しかし、大戦期の連合帝国の侵攻では多くの惑星が陥落した。

　フランシス共和国軍は機動宇宙艦隊と要塞級地上用CT、戦車型重CTによる独自の軍事ドクトリンを持ち、戦車型CTの重装甲と高火力は連合帝国を恐怖させている。また、独自に開発した惑星防御用の迎撃衛星群アルテミアのアギトを中心とした絶対防衛線ガチノラインを建造している。

経済[]

フランシス共和国内では国内産の食料品の品質を管理する国営企業が多数あり厳格に審査されている。特にワイン・乳製品の品質は高く最高級品としてノウンスペース内でも名高い。また、農業から発展した医療薬品メーカーや化粧品メーカーも多い。その他機械や自動車、宇宙船やテックを製造する企業も栄えている。

• ロレーニュ社（テック及び宇宙船開発製造メーカー）
• ダイダッソー社（宇宙船及び航空機開発製造メーカー）
• ノレノー社（自動車及びテック開発製造メーカー）

歴史[]

ダイコニア帝国統治期において帝国の食料庫として開発された領域である。帝国時代には貴族が統治していたが抑圧的で一般市民の反発を買っていた。ダイコニア帝国が崩壊するとすぐさま民主主義革命が起き、フランシス共和国が誕生した。この際に貴族はギロチンにかけられほとんどが殺されているが一部が逃げ延びている。

混乱期には盟主として周辺国をまとめて自由独立同盟を結成するが、加盟する周辺国との領土紛争は絶えず、戦争を計画化し、大規模にしない程度の抑制にしかならなかった。また、旧帝国のシャルルル家が隠れているという噂や豊富な食料資源からレムナントによる度重なる侵攻も受けておりこれらに対抗するべくガチノラインを築き上げた。

大戦期に圧倒的な軍事力から連合帝国が軍事衝突を避けると見越していたが侵攻され、電撃戦によってほとんどが占領された。しかし、フランシス共和国軍は自由独立同盟加盟国や残る未占領領域に残って帝国軍と戦い続け、占領された領域内では抵抗勢力が結成され各地で抵抗運動を行っている。

第二ダイコニア帝国が誕生すると自由独立同盟やUSUによる支援もあって抵抗勢力と共和国軍が奮闘し、国内から帝国軍を一掃して再び独立を取り戻した。

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