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ダイコニア級宇宙戦艦はダイコニア帝国で運用された純粋な戦闘艦であり、帝国の威信を象徴する宇宙戦艦。
目次
概要[]
ダイコニア級宇宙戦艦はダイコニア帝国で開発され運用された初の帝国製純戦闘用宇宙戦艦であり、帝国の名を与えるにふさわしい強力な火力と巡航性能を備えている。帝国においてはインペリアル級巡航艦やテクター級戦闘巡航艦を従えた艦隊旗艦として各地を巡回し軍事力による治安維持の為に運用されている。帝国崩壊後は各地の軍事勢力で使用され改良が続けられており大戦期においてもダイコニア級を元にした宇宙戦艦が無数に存在しており、様々な勢力で改良され第一線で運用されていた。
性能及び装備[]
ダイコニア帝国の名を冠するのに相応しい高性能艦であり戦闘能力は当然、通常航行能力もハイパースキップ航行能力も既存のテクター級戦闘巡航艦を凌駕するものであった。帝国創設後に設計された艦であり全体的な性能は優れていたが設計はインペリアル級を参考にしており、テクター級と比べると設計そのものにはあまり洗練されているとは言い難い。混乱期や大戦期では数百年前の設計という事もあり非常に旧式化していたものの近代化改修や改造、再設計や再艤装が施され宇宙戦艦や戦闘巡航艦、星防艦として運用されている。
歴史[]
ダイコン銀河の独立以後の共和主義・民主主義の急速な停滞の後に誕生したダイコニア帝国の幹部が私欲に走った事から再び起こった政治腐敗に対して皇帝が臣民の保護の為に軍事力を持ってこれに対処すると宣言し、その実現のために開発されたのが純戦闘用宇宙艦のダイコニア級である。政治腐敗を軍事力で正すという大粛清が執行された後の数年で軍事力による恐怖政治に発展し、ダイコニア級は恐怖の象徴となった。
種類[]
ダイコニア級宇宙戦艦[]最も普通の宇宙戦艦。ダイコニア帝国で大量に建造された純粋なダイコニア級であり、帝国崩壊後は様々な勢力が接収し改造や改修、修繕を繰り返して運用している。建造時期や造船所、軍需工廠ごとに細部が異なっている事が多い。
ダイコニアmk-II級宇宙戦艦[]改良型。ダイコニア帝国内で設計が進められていた全面改修型だが建造開始時期が遅く帝国崩壊期に入ってしまった事もあってダイコニア帝国に配備された艦数は少ない。
ダイコニアI級宇宙戦艦[]帝国崩壊後にIMIが建造し販売しているダイコニア級の改良型。ダイコニアmk-II級とは異なるが設計指向は同じである。
ダイコニアII級宇宙戦艦[]ダイコニアI級の改良型。IMIによって多数の国家に販売された。
ダイコニアIII級宇宙戦艦[]レムナントの主力宇宙戦艦でありレムナントがIMIに対して建造させた近代化再設計艦。レムナントが多数運用していたが大戦以前の侵攻作戦でそのほとんどを喪失していた。レムナントに所属していた艦が数隻ほど鹵獲されており他の勢力によって運用されている。
ダイコニエ級電子宇宙戦艦[]情報統制戦術指揮艦として設計された派生型。戦闘装備が削られ通信装置や探信装置が増設されている。通常のダイコニア級ほどではないが各地に配備されており各地で接収された。また、レムナントも多数運用している。
スーパーダイコニア級弩級宇宙戦艦[]ダイコニア級を拡張し重装備を施した弩級宇宙戦艦。ダイコニア帝国において設計されていたが弩級宇宙戦艦の需要が無い事と性能が想定よりも低くい事もあって建造されていなかった。帝国崩壊後にIMIで建造されレムナントが運用している。
グレートダイコニア級超弩級宇宙戦艦[]スーパーダイコニア級の発展型でありダイコニア級を元にした宇宙船の中では最も巨大な宇宙船である。混乱期の末にレムナントによって建造され運用されているが旧式化したダイコニア級の拡張の限界に到達している事から同時期の超弩級宇宙戦艦に比べ性能が低い。
05型ダイコニアII級宇宙戦艦[]連合帝国の独自改修型。連合帝国樹立初期に建造された艦であり旧式化を受け大戦期においては後方部隊の護衛や惑星の防衛などの任務に回されていた。戦力不足を受け急遽前線で運用された事もあり似た名称を持つIMI製のダイコニアII級と砲火を交えている。
ラディッサ級宇宙戦艦[]COSSで多く運用されていたダイコニア級の近代化型。COSS内の造船企業2,392社が設計を共有し建造していた。旧式戦艦であるが貴重な重火力戦闘艦であるため重宝された。
ラディッシオン級重巡航艦[]エンブランド連合共和国軍が運用する重巡航艦。ダイコニア級の全面的に改修し船体の小型化と装備の近代化が図られている。大戦期には既に旧式化しており第一線を離れていた。また、一部は自由独立同盟内の他国へ輸出されており戦闘に参加している。
ダイコニア級C型ミサイル母艦[]IMIがミサイル母艦としてダイコニア級を改修した艦。船体を延長しミサイル発射機の増設と母艦機能の追加が施されている。船体後部は追加された格納庫や艦艇修理用の簡易ドックにより原型をとどめていない。性能は優れているとは言い難いものの旧式のダイコニア級が転用出来るという事から既存艦の改修艦も新造艦も多く存在している。
ダイコニア級C(t)型大型貨物輸送船
ダイコニア級C2型大型コンテナ輸送船
ダイコニア級D型ドック艦
ダイコニア級T型大型タンカー
ダイコニアンクルーズ級大型豪華客船
関連項目[]
Behind the scenes[]
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