テクター級戦闘巡航艦

テクター級戦闘巡航艦はダイコニア帝国の戦闘巡航艦。

概要[]

　テクター級戦闘巡航艦はダイコニア帝国で運用されていた艦隊戦闘を想定して開発された重武装の巡航艦である。インペリアル級巡航艦と異なりダイコン銀河内での技術を中心に先進的な設計を多く取り入れた構造を持つ。当初は戦闘任務を重視して宇宙戦艦として開発されていたものの機動力を重視する声から戦闘巡航艦となっており単艦での巡航警戒任務と大量投入による機動艦隊戦闘に特化した設計となった。戦闘性能は後発のダイコニア級宇宙戦艦に圧倒されているものの巡航艦としての機動力は高く、また設計の先進性は強い事もあり、その後の宇宙船設計に大きな影響を与えている。

歴史[]

　テクター級戦闘巡航艦は恒星連邦による侵攻を想定して開発された戦闘性能を重視した戦闘巡航艦である。ダイコン銀河内ではダイコン銀河独立戦争以後から恒星連邦による再征服の不安が少なからず存在しており、ダイコニア帝国の成立によって軍部の発言権が高まるとその不安への対処として戦闘を主目的とした艦艇の開発が進められた。テクター級はその戦闘艦の1つであり、同様の目的で開発された他の宇宙戦艦や戦闘巡航艦より優れた性能を持つとして帝国が正式に採用し量産された。テクターは守護者を意味しており、外部からの侵略へ対抗する事を主目的とする艦に相応しい名称として正式配備時に与えられたもので、テクター級のネームシップであるテクターの竣工以前に建造された数千隻はDC5型と称されている。後により戦闘を重視したダイコニア級宇宙戦艦が開発されるとテクター級は徐々に侵略警戒任務から外されインペリアル級巡航艦同様の扱いとなっていった。

種類[]

DC5型重巡航艦[]

　テクター級の設計が完了する前に先行建造された重巡航艦型。インペリアル級巡航艦の推進部を流用している。

テクター級戦闘巡航艦[]

通常生産型。

テクター級A型戦闘巡航艦[]

改良型。A型のAはアドヴァンスドの略称。

テクター級C型戦闘指揮巡航艦[]

電子装備や通信装備が増強された戦闘情報統制機能強化型。

テクター級V型戦闘巡航艦[]

　レムナント向けにIMIが建造した近代化改修型。V型は5型を意味する。

テクター級P型巡視船[]

戦闘用装備が探信儀と調査基に換装されている。

テクター級M型機動ミサイル母艦[]

レムナント向けにIMIが建造したミサイル母艦型。

関連項目[]

• インペリアル級巡航艦
• ダイコニア級宇宙戦艦
• プロテクター級戦闘巡航艦

Behind the scenes[]

スターウォーズのテクター級。

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