クラン=クラーイン

クラン=クラーイン(Kran Clarin)は大戦期に活躍したエースパイロットの一人。”突撃クラーケン”という異名を持つ。

クラン=クラーイン
通名:	突撃クラーケン
身体
出身:	USU
性別:	女
経歴
誕生:	不明
国籍:	USU→ネッサ
職業:	軍人・自営業
所属:	USU→不明
死亡:	不明

経歴[]

　クラン=クラーインは両親共にUSU軍に所属しており幼少期から軍の養育施設で過ごしていた。物心がついた時には両親共に戦死しており、義務教育を終えてからは軍学校へ入学している。軍学校の卒業文集において軍人になることでまったく覚えていない自分の両親の軌跡を辿りどういった人間だったのかを知りたいと書き記している。USU宇宙海兵隊に配備されてからは優れた操縦能力と異常なほどに鋭い洞察力によりエースパイロット「突撃クラーケン」として名をあげた。推薦を受け士官学校に入学し次席で卒業し指揮官としての初陣となったカッポーIIIの戦いで臨時小隊長に指名され優れた指揮能力を見せた。中尉となり小隊に同性のパイロットであるカオル=メリードが配属され軍の関係しない世間について頻繁に会話していたが、そこで初めて自身の身体能力や知能の異常な高さに気づいたとされる。長期休暇の取得後に軍のコンピュータをハッキングして自身が遺伝子操作によって生み出された試験官ベビー（アルトラソルジャー）であり両親が初めから存在しない事を知ったが同時に機密情報への不正アクセスを理由に軍警察に拘束され懲罰部隊へ転属となった。海兵隊所属だが惑星地上軍の懲罰部隊に配属された。この処罰は実験自体が既に終了しており彼女の実験検体としての役割もなく軍もそれほど大きな問題と考えていなかった事に由来したいいかげんな処理であった。転属後のネッサの戦いで各懲罰部隊の叛乱や離脱を知って他の隊員とともにUSUに見切りをつけた。離脱した中では最もまともな軍人でありクレイジーエースパイロットたちの性格を把握してうまく操っている。ネッサの戦いの数年後にUSUへ密入国しカオル=メリードと再会し共にUSU外へ向かった。2人のその後の足取りについて詳しくは不明だが大戦後期にネッサでフラワーショップを始めている。

人物像[]

クラン=クラーインは生まれた時から軍で育った女であり、遺伝子操作を受けているため生まれる前から既に兵士として育成されていたと言っても過言ではない。軍事に関わることに関してはエキスパートであり趣味は軍学書を読む事、格闘技、筋トレでありガサツな性格でもあった。軍学校時代に同じ学内の生徒から輸入品のスルメを食して以来スルメ好きとなり特に戦闘中にはスルメを常に噛んでいた。実戦配備されてから遺伝子操作の影響から白髪となり、白髪でスルメ好きで名前も似ていると同じ部隊の隊員に突撃クラーケンと呼ばれている。本人は突撃クラーケンという名前を気に入ってなかったが突撃スルメよりはマシとしばしば漏らしていた。士官となり小隊長となった後に同世代の一般世間で育ったカオル=メリードを部下に持ち親しくなってからは髪を伸ばしたり化粧をするなど女らしい事をし始めたが男からの目線が嫌な目線に変わったとしてすぐにやめている。USU離脱後もカオル=メリードと秘密裏に連絡を取り合っており軍から抜けたらただの世間知らずだからと言ってUSU外への旅に連れ出すなど非常に親密な関係であり、軍事以外の事に臆病である一面も見せている。また実在しなかったものの両親やカオル=メリードといった友人、ネッサなど自分の過去に関わることを大切している。

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