テック輸送車

テック輸送車(Techs transport truck / Techs transport car)はテックの運搬を目的に開発された輸送車両の総称。軍民問わず使用されている。トラック型の車両はテック輸送用トラックと呼ばれることが多い。

概要[]

　テックを輸送・運搬する為の中型ないし大型トラックの総称である。一般的なテックに合わせた空間体積と積載可能重量を持つ。小型なものでは1機や2機、大型のものでは数十機搭載も搭載できるようなものもあり、その種類は様々である。また、テック輸送車は装輪型に限らすディパルサークラフト型（ホバークラフト型）や装軌型（クローラー型）、半装軌型（ハーフトラック型）、滑走型（スキー型）など様々な移動方式のものが存在している。一部においてはテックのコアコンポーネントや部品の共通性を高めたテック輸送用の車両型テックなるものも存在している。

軍用[]

　テックは長時間をかけて長距離を歩行し移動する事が可能なものも珍しくないがあくまでも作業機械であるためその移動や運搬には輸送機械を使用することが多く、その輸送機械の中でも最も堅実な物が採用される傾向がある。また、テック自体での長時間長距離移動は機体にもテックパイロットにも大きな負担がかかるものであり戦術的にも戦略的にもテック輸送車は必要不可欠であるというのが多く軍事関係者らの共通認識となっている。そのため戦場においてはテックを満載した輸送車両が多用されている。

主要なテック輸送車[]

　テック輸送車の中でも最も知名度が高いものはダイコニア帝国のNT-TTが挙げられる。その製造が始まって以来NT-TTはその様々な派生型を含めて信頼の高いテック輸送用トラックとして使用され、製造され続けている。

USUの連邦惑星地上軍はMTT-3、MTT-5、MTT-10、MTT-15を配備している。また、宇宙航空艦隊群と宇宙海兵隊はMTT-3、MTT-10、MTT-15を配備している。

　USSSRでは戦略惑星軍と戦略宇宙軍、バトルコサック宇宙軍が大型テック輸送トラックであるウララを採用している。宇宙共産党の私設軍である宇宙赤軍はイリヤーポン軍需複合体工業公社製の中型高機動輸送車の3IL(3ИЛ)を採用している。

関連項目[]

• デサントタンク

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