シャドーX_グラウンドクローラー

シャドーXグラウンドクローラー(Ground Crawler)はシャドーXの派生機の1つで陸戦特化装軌式戦車型CTである。

名称

シャドーX
グラウンドクローラー

型式番号

MCT-6G-GC4

分類:

装軌戦車型CT

製造元:

USU内軍産複合体

派生元:

シャドーX

民間流通:

多い

流通時期:

大戦直前以降

運用国:

USU

運用組織:

USU惑星地上軍
他多数

運用部隊:

多数

運用時期:

混乱期末以降

退役時期:

大戦終結後

乗員数:

1～2名

本体体積:

★★★★☆☆☆☆☆

本体重量:

★★★★★★☆☆☆

量産性:

★★★★★★☆☆☆

整備性:

★★★★★★★☆☆

耐久性:

★★★★★★★★☆

拡張性:

★★★★★★★☆☆

発展性:

★★★★★★☆☆☆

隠密性:

★★☆☆☆☆☆☆☆

機動力:

★★★★☆☆☆☆☆

運動性:

★★★☆☆☆☆☆☆

装甲:

★★★★★★☆☆☆

火力:

★★★★☆☆☆☆☆

射程:

★★★★☆☆☆☆☆

武装:

内蔵火器
砲塔モジュール

防御装備:

マルチディスチャージャー

概要[]

　シャドーXグラウンドクローラーはシャドーXをベースにダイナミック・グランド・ジェネリック・モーターズが開発した陸戦特化仕様の1つである。移動装置を装軌式にし、高重力下でも低重力下においても安定した走破性と搭載重量の大幅な拡張を実現している。外見上はうつ伏せになったシャドーXであるが、機体の全高が大幅に低くなり前面には元のPHACEセンサーを装備している。機体上面にはモジュールコネクタを搭載し同一の接続規格に準じた多様な砲塔モジュールを装備出来るように設計されている。これにより幅広く様々な任務に対応できる機体となり高い汎用性をもつ。車体となる部分に対して様々な砲塔モジュールが用意されている事もあり莫大な数の組み合わせがあるため公式の愛称は付けられなかったが定番の組み合わせには愛称が付けられている。

歴史[]

　晴れてUSU全軍の主力CTとして採用されたシャドーXであったが火力不足や走破性等の観点から採用試験の段階でUSU惑星地上軍から戦車型の開発計画が発案されていた。しかし、影山研究所は予想外の採用によっててんやわんやの状態の為に派生型の開発に注力する余裕はなく車輛やディパルサークラフトの生産実績のあるダイナミック・グランド・ジェネリック・モーターズとフォース・フォア・フォード・モーターズに設計を委託した。委託された両社は試作型を開発しDGGMはCT-X-1199-T、FFFMはCT-X-1197-Tを開発し地上軍へ提出された。地上軍は前者のCT-X-1199-Tの開発を支援して実戦用の量産型へのブラッシュアップを要求しMCT-6G-GC4が完成された。なお、CT-X-1197-Tは海兵隊の軌道降下用多脚戦車型CT（MCT-6M-T-PD1 シャドーX パラドッグ）に流用された。

試作型・試験型[]

CT-X-1199-T シャドーX 試作戦車型（通称 トラクター）

標準のシャドーXを流用した試作戦車型。砲塔にはフライングJの陸戦派生型ホバリングJの砲塔を搭載している。

TCT-1480G-C1 シャドーX 陸戦装軌仕様実戦試験型（通称 カニンガム）

CT-X-1199-Tの実戦試験型。モジュールド砲塔の搭載を前提に機体上面にモジュールコネクタを搭載した。

量産型・改良型・発展型[]

MCT-6G-GC4 シャドーX グラウンドクローラー(Ground Crawler)

陸戦装軌型。'TCT-1480G-C'1の量産型。装軌部側面に装甲が追加されている。

MCT-6G-LC6 シャドーX ランドクローラー(Land Crawler)

陸戦装軌型。積載量の増強、履帯の形状や生命維持装置、脱出機構が変更された純粋な改良型。

MCT-6G-ATC2 シャドーX オールテラインクローラー(All Terrain Crawler)

陸戦全地形装軌型。可変機能を持つ履帯を装備しあらゆる環境で安定した走破性を実現している。

MCT-6G-GC12 シャドーX グランドクローラー(Grand Crawler)

大型陸戦装軌型。二回りほどスケールアップした大型機。

派生型[]

MCT-6G-TC2(W) シャドーX トラクションクローラー(Traction Crawler)

牽引用装軌型。牽引用ワイヤーや簡易型のクレーンを装備し牽引作業用に特化した後方支援機。

MCT-6G-SC5 シャドーX サンドクローラー(Sand Crawler)

砂漠地帯仕様装軌型。砂漠地帯での戦闘不能状態を想定した生命維持機能と砂地走破性が強化されている。

MCT-6G-SC6 シャドーX スワンプクローラー(Swanp Crawler)

湿地帯仕様装軌型。沼地用にヒレのある履帯と湿地離脱用ブースターを装備している。

MCT-6G-MC3 シャドーX マウンテンクローラー(Mountain Crawler)

山岳地帯仕様装軌型。装軌部分が前後2つに分割されその上にサスペンションが強化されている。

MCT-6G-TC5 シャドーX ツンドラクローラー(Tundra Crawler)

氷雪地帯仕様装軌型。氷池用にツメのある履帯と暖気装置を装備している。

MCT-6G-JC2 シャドーX ジャングルクローラー(Jungle Crawler)

森林地帯仕様装軌型。森林突破用のチェーンソーバンパーを装備している。

MCT-6G-DC5 シャドーX デザートクローラー(Desert Crawler)

砂漠地帯仕様装軌型。MCT-6G-SC5をベースに強い砂嵐に耐えられるよう機体全体の密閉性を強化している。

後継機[]

'MCT-6G-GM24 シャドーX グラウンドモーラー(Ground 'Mauler)

高機動戦車型。MCT-6G-ATC2を元に走破性を大幅に強化し走行速度が大幅に向上している。

MCT-6G-HGC46 シャドーX ヘヴィグラウンドクローラー(Heavy Ground Crawler)

重戦車型。MCT-6G-GC12を元に機体を大型化して積載量を強化し重火力重装甲に改良されている。シャドーXワイルドマンモスシリーズの元となった機体。

関連項目[]

• GC砲塔モジュール グラウンドクローラーシリーズ用砲塔モジュール
• シャドーX パラドッグ 宇宙海兵隊の軌道降下多脚戦車型シャドーX
• シャドーX パラタンケッテ 宇宙海兵隊の軌道降下装軌戦車型シャドーX
• シャドーX ダイビングモンスター 宇宙海兵隊の軌道降下多脚戦車型シャドーX
• シャドーX グラウンドタランチュラ GC4系多脚型シャドーX
• シャドーX ワイルドマンモス GC4系重多脚型シャドーX
• シャドーX バトルタンク 別の戦車型シャドーX

Behind the scenes[]

通常のCTを歩兵とすればグラウンドクローラーは豆戦車に近い立ち位置であり発展型のGCR24やSGC46は戦車に近い立ち位置となる。なおGC4の4はM4シャーマンから、RGC24の24はM24チャーフィーから、HGC46の46はM46パットンからとっている。様々な装備が可能という設定はストライカー/ピラーニャなどのLAVを参考にしている。

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