ザッガイ

ザッガイ(Zacguy)はザイオニック社が開発した軽CT。

概要[]

ザッガイはザイオニック社が開発した局地戦特化型軽CTである。ザヴIIを元に設計されておりコアコンポーネントや部品、製造ラインの一部を共有している。武装もZSMマシンガンの搭載型や水冷式加流電子砲など流用部品や廉価で簡素なものを採用し生産コストを抑えている。過酷な環境下での偵察任務を想定して開発された機体は小型で軽量級CTに分類される。

ザヴII同様に単眼光子性センサーと複合光学スキャナーを装備し、ザヴシリーズ用に開発されたPTWであるZSMマシンガンと同口径の機関砲を機体上部に4基内蔵している。腕部のフレキシブルアームは太いため内部に大型の動力パイプが通っておりエネルギーと弾薬の供給量が多く、先端部に格闘戦用サタナイト合金製クロー3基、小口径ロケットランチャー3門、水冷式加流電子砲1門を装備している。マニピュレータは装備されておらずPTWは使用できない。

瞬発的な火力は高いものの水冷式加流電子砲は射程が短く連射もできず、上部機関砲は4基ある為弾薬の消費が激しく、小口径ロケットランチャーの弾数も少ないため継続的な火力は低い。また機体装甲は薄く防御力は高くない。搭載されている火器はあくまで最低限の自衛や中距離からの軽火力支援、威力偵察の為の装備である。

生産型[]

MT-SMX04 Empirical-experiment model実証実験型ザッガイ

試作型の加流電子砲を装備している。

MT-SM04B Early mass-production model前期量産型ザッガイ

MT-SM04D Reconnaissance type偵察型ザッガイ

機体上部に小型レドームを搭載している。

MT-SM04E Amphibious type水陸両用型ザッガイ

水中機動用スラスターが増設され、機体各部のシーリングが水中仕様になっている。ザイオン公国の第五カナーン侵攻を想定して沿岸部や海中での作戦行動のために開発された機体だが実現していない。生産された機体は帝国同盟軍へ提供され海洋惑星や地球型惑星への侵攻に使用されている。

MT-SM04F Sneak type潜入型ザッガイ

機体装甲表面にレセプティブステルスコーティングが施され、兵員輸送用バックパックに換装している。イェルシの戦いでイェルシIのザイオン反乱軍拠点への潜入と破壊工作に投入され、ライムの戦いではライムVIIの第五カナーン神聖共和国軍基地の奇襲攻撃に投入された。

関連項目[]

• ザガッグ

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