カラビナ戦争に関わる人物の一覧

カラビナ戦争に関わる人物の一覧。

カラビナ共和国派勢力[]

カラブ・リソース・サービスを中心とする勢力に属する人物。

カラビナ共和国[]

バルディ=モーラ[]　当時のカラビナ共和国大統領でカラブ・リソース・サービスの元CEO。KRSとの政治癒着をより強める形での経済拡大政策を訴えていた。カラビナ市民同盟からは大統領選挙が不正選挙という批判を受けていたが否定している。議会ではLCKを政治から排除するよう働きかけ実現した。強行的な政策による紛争化後も軍事力による解決を支持していたがカラビヌス人民共和国の介入後は徐々に政策の軟化や早期解決を望み終戦のために尽力した。終戦後に大統領を辞任したがその後すぐに元LCKの青年により暗殺されている。クラップ=ネンダシー[]　実質的なKRSの政治組織である政党党首。タカ派であり戦中にバルディ=モーラ大統領と意見が別れ論争となった。戦争の激化に伴ってより強硬的な解決を支持していた。終戦後に戦犯の一人として裁判にかけられたが拘置所より脱走しその後の行方は不明となっている。この脱走にはゴルモア=デアらが関与している可能性が高いと言われているが確かな情報は無い。

カラビナ共和国自治軍[]

シム=テール[]　カラビナ共和国自治軍上級大将で副総司令、後に元帥に昇進し総司令。LCKに対する軍事力による対処を先導した好戦的な軍幹部の一人。カラビヌス人民共和国の介入に大きな危機感を抱きLCKとは一時的に和解すべきとも主張していた。カモガオ=クアウ[]　当時自治軍の准将。非常に正義感の強い人物であり有能な軍人として多くの尊敬を集めていた。国会からのLCK排除をよく思っていなかったがテロルを実行して以降はLCKを強く批判している。市民を巻き込むゲリラ戦を行うLCKに対して民間人を巻き込まずにゲリラ戦力を掃討する巧みな戦術で名を知らしめた。戦後もLCKによるテロルやゲリラ戦を批判し責任を追求した。

カラブ・リソース・サービス[]

ゴルモロ=デア[]　KRSの創設者の1人。KRS関係グループの実質的な最高権力者。非常に野心家でありKRSの成功とともに国家の支配を目論み癒着関係を利用して政治に介入した。自身の立場を狙うセジュ=ゴーンの存在を疎ましく思いヤッシ=ネンダシーをCEOにした。戦争が激化する中でヤッシ=ネンダシーらが停戦に向けて動いてからはゴーンをよく利用した。戦争の終結が近づいてからは多くの幹部と資金などと共に姿を消している。連合帝国に代表される君主制国家の独裁善政思想に憧れを持っていたが年老いてからは絶対的な権力を得ることのみに執着し続けていた。ヤッシ=ネンダシー[]　KRSのCEO。モーラ大統領とは旧知の仲であった。カラビヌスの介入以降モーラ大統領の早期終戦を支持しつつもKRSによる国家支配を強める運動に協力していたが板挟みに苦しみ戦争中にゴーンにCEOの座を譲った。KRS内で同調者を増やしKRS自ら戦争を引き起こしたとして責任を負い終戦を早めようとしたが宇宙船の移動中にLCKの機雷攻撃によって死亡した。なおクラップ=ネンダシーの甥である。セジェ=ゴーン[]　ネンダシーに替わってKRSのCEOとなったKRS幹部。モーラ大統領の方針はKRSの総意に反するとして対立を明らかにした。その後はクラップ=ネンダシーと共にモーラ大統領を無視して国会での戦争継続とKRSの支配を強めていった。またカラビナ・リソース・ガード・サービスの軍備拡張を行い戦線に多くの増援を投入させた。戦後は裁判にかけられ終身刑となった。

カラビナ・リソース・ガード・サービス[]

ユヤアヤン=ルバーク[]　KRGSの最高責任者。元USU軍人であり経営者というよりも指揮官として活躍している。LCKのゲリラ戦に対抗すべく優秀な兵と優秀な兵器を集めKRGSを率いた。カラビヌスの介入以降も敏腕司令官として活躍しカラビヌス人民軍を恐れさせた。戦後裁判では雇われて戦争に参加した事を強調しそれほど追求されなかった。クラッグ[]　KRGSの部隊指揮官。クラッグ愚連隊を率いてLCKとのゲリラ戦を繰り広げた。謎の多い傭兵であったが指揮能力が優れている事は確かでありLCKとカラビヌス軍を恐怖させた。一方でCTパイロットとしての能力は凡庸で第二次フェィナゥの戦いにて戦死している。

反カラブ・リソース・サービス勢力[]

カラブ・リソース・サービス及びカラビナ共和国に反する勢力に属する人物。

カラビナ市民同盟[]

ニービン=ベンホァ[]　カラビナ市民同盟幹部の1人。強制的に国会から排除された時にはLCKの党首であった。KRSと政府の癒着を危険視して精力的に活動していたがテロルには反対していた。各都市の離脱宣言にも自重を求め平和的な解決を望んでいたが自治軍による報復攻撃で死亡しLCKを闘争路線へと走らせた。チャイカ=クビャリャンスキー[]　ベンホァに次ぐLCK幹部の1人。ハト派や強硬派、カラビヌス友好派などの内部派閥による分裂を防ぎLCKをまとめあげた有能な人物。しかしながらまとめあげる事以上の事はできず紛争、戦争の拡大を防ぎきれなかった。ベルグウ=セダ[]　LCK幹部の1人。LCK創設依頼の古参であり同組織内タカ派の筆頭。政府及び共和国議会とKRSの強引な政策を避難しテロルを強行させた人物の1人。旧軍から離脱してきたシャドフ=クアウに対しては度々意見がぶつかりLCKの方針について内紛を起こしている。戦争が激化する中でテロルを行い戦争の火種を作った自らの責任を感じ死を求めるように前線指揮を行ったが終戦寸前まで生き延びたが脳震盪にて急死した。シャドフ=クアウ[]　カモガオ=クアウの弟であり、元自治軍上級大佐。政府や議会、癒着関係にあるKRSを避難し同調する自治軍幹部らと共にLCKの軍事実働部隊へ参入した。優れた軍人である事から高いカリスマ性を持ちLCKの戦力を大幅に強化させ、テロルからの脱却による戦争化を招いた。元自治軍の軍人として他国の介入に危機感を抱いており常にカラビヌスに対する批判を行っていた。LCKに参加した理由には兄とのライバル関係が背景にあり、必ずしもLCKの方針と彼自身の政治的な信望は一致していなかったと言われている。ペン=オクトヴァス[]　セダの右腕とも呼ばれたタカ派幹部。政府の強引なやり方に強い反感を持っていたがセダらタカ派のテロルには否定的だった。後にセダの指示でテロルを実行し、その後も強行的なLCKの活動に従事した。戦後は戦争の激化は政府や議会、KRSやカラビヌスが原因であるとしてテロルを指示したセダをかばう発言をし、戦後処理にて既に死亡しているセダに替わってテロルの責任を負わされ極刑の判決を受けた。これはクビャリャンスキーらがLCKの負の部分を洗い流すために行った策謀であったと獄中で発言し話題となったが判決は覆らなかった。

カラビナ離脱都市[]

ペペル=ソー[]　元共和国国会議員でありアンヴァリッド市市長。LCKの排除やKRSの政治介入に危機感を感じ他の都市と共に政府批判を行った。後にカラビナ政府からの離脱宣言を行い政府関係者やKRS関係者を追い出して同調者と共に独立を図った。カラビヌス側の過度な要求や編入要請に反対していたがカラビヌス側の武力行使を恐れて曖昧な回答をし続けていた。その後は戦争終結の後にLCKの協力の下にこれを拒否した。オンム=ロウン[]　アンヴァリッド市警察長官。ソー市長の意向に同調しアンヴァリッド市の防衛部隊を警察内で組織して自治軍による制圧を退けた。戦乱が拡大し自治軍の行動が活発化した際にもLCKの武装グループやカラビヌスとの共同戦線を組み上げた。しかし、LCK内のテロル実行グループやカラビヌスの強引な合併要請などには厳しくあくまで協力しているだけとして離脱都市派の独立性を保たせた。オルフ=パボ[]　クレオタルン市市長。ソー同様にクレオタルン市を政府から離脱させた。戦争の激化による民間人被害を恐れ過激な抵抗を避けるようにしていた。非積極的な態度からクレオタルン市が自治軍による武力制圧を受けた際には市の責任ではなく自身が独断で離脱させたと主張し自ら捕縛された。LCKとカラビヌス人民軍の混成部隊によるクレオタルン市の開放が完了する前に事故死したと報道されたが実際にはKRGSが独断による処刑だった。ムッチャー=ガル[]　パロンド市長。KRSに次ぐ資源会社カラビナンウェルネス社の元会長であり、政治的にも経済的にも自身の敵であるKRSを潰す事を目的にソーに同調し市民の声を受けてと称してパロンド市を離脱させた。戦後は責任をとると称して市長の座を辞任したがすぐに復興需要で忙しいカラビナンウェルネス社の会長に復帰している。

カラビヌス人民共和国[]

ハーニャ=クラコフ[]　カラビヌス人民共和国軍事委員長。LCK内外の宇宙共産主義者と通じカラビナ共和国への宣戦布告とカラビヌス人民軍の派遣を決定させている。LCKとの協力体制やカラビナ共和国との終戦協定などにも関わっているが上層部の意向に沿っただけで特に影響を与えなかった。人民共和国内では終戦の諸問題を速やかに解決した手腕を高く評価された。サラーブ=ハッサン[]　人民軍特殊作戦指導員。LCK内のタカ派派閥に近づきテロルの為の物資や知識、ノウハウを伝えていた。テロルの是非でLCK内がもめた際にカラビヌス人民軍の人間であるという事が発覚し激情した若いLCK構成員によって殺害された。レメス=ゴロ[]　人民軍カラビナ派遣軍総司令官、当時の階級は大将。第一次カラビナ降下作戦を指揮し、自身も降下し戦闘に参加した。戦争の最後までカラビナ上で指揮をとり各部隊の連携を支えていた。戦後は上級大将に昇格したが実戦部隊から離れ軍大学にて教鞭をとっている。プルウブプ=モントゴメル[]　人民軍派遣軍第4降下作戦および第4混成師団指揮官。情報漏洩とLCKとの連携妨害を受け自治軍による要撃を受けた。残った戦力を率いて自治軍の包囲網を突破し別部隊と合流し英雄と讃えられた。その後は後方支援や情報戦などを指揮したが戦傷の悪化に伴って戦争後期に帰国している。

外部勢力[]

第三勢力に属する人物。

USU[]

プロック=メール[]　USU対外経済諜報部観測員。カラビナ共和国およびカラビヌス人民共和国の企業を監視しUSUへの影響を調べていた。戦争勃発時にKRSの打倒を支援するためにLCKへの資金提供を提案し実行させた。戦後復興需要を狙いUSUの複数の企業や治安維持部隊を招集してUSUの影響力の強化を実現させた。キャビネット=ストン[]　USU陸軍特殊作戦群KW総司令官。多数のUSU軍人を一般人や傭兵に偽装させKRGSとLCKの戦闘員に潜入させた。非正規戦闘の経験をさせて能力を向上させる事とゲリラ戦の分析を指揮した。戦後までにストンを含む全員が撤退し他の戦地や教導部隊へ復帰している。

USSSR[]

ヤーリャーン=クラコフ[]　革命支援委員。USSSRとカラビヌス人民共和国に通じてカラビン共和国での革命実現のために策動した。LCKの宇宙共産主義への反発を受け早期に革命を断念して撤退している。キャギィ=ストゥクスキー[]　革命支援委員。LCK及びカラビヌスへの兵器や物資の提供を行った。

関連項目[]

• カラビナ戦争

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