CPU温度をモニターする方法

方法1

BIOSをチェックする

1. コンピュータを再起動します。BIOSは、コンピュータの基本設定を調整するためのメニューです。ほとんどのBIOSインターフェースにはハードウェアモニターが内蔵されており、温度をチェックすることができます。コンピュータの初回起動時にBIOSにアクセスする必要があります。

   • Windows 8をお使いの場合は、電源メニューを開き、Shiftキーを押しながら「再起動」をクリックします。これでAdvanced Startup Modeが起動し、Troubleshootingメニューでマザーボードの設定（UEFI）を開くことができます。
2. BIOSキーを押します。キーはハードウェアメーカーによって異なります。代表的なキーはF2、F10、Delです。正しいキーはメーカーのロゴと同じ画面に表示されます。

   • 時間内にキーを押さなくても、コンピュータは正常に起動しますので、もう一度やり直してください。
3. ハードウェアモニタを探す。 BIOSプログラムによって、セクションのラベルは異なります。一般的なラベルには、H/W Monitor、Status、PC Healthなどがあります。
4. CPU温度をチェックします。CPUの温度限界はモデルによって異なりますが、一般的には75°C（167°F）以下であることが望ましいです。正確な温度のしきい値については、CPUのマニュアルを確認してください。

   • 他の温度もチェックしましょう。CPUの温度をチェックするついでに、システムの他の部分の温度もチェックしましょう。ほとんどのハードウェアモニターは、マザーボードの温度、グラフィックカードの温度、ケースの周囲温度も表示します。

方法2

プログラムを使う

1. ハードウェアモニタプログラムをインストールします。ほとんどのマザーボードには、ハードウェアモニタプログラムがインストールディスクに含まれています。また、BIOSの温度測定値を読み取って報告するフリーウェアプログラムをダウンロードすることもできます。一般的なプログラムには次のようなものがあります：

   • オープン・ハードウェア・モニター
   • Speedfan.
   • コア温度
   • HWMonitor
   • リアル温度
   • CPUファンテスト
2. プログラムを実行するお好みのプログラムをダウンロード／インストールしたら、それを実行してコンピュータの温度を読み取ります。ほとんどのプログラムでは、ファンの回転数や電圧の測定値とともに、温度の測定値がすべて表示されます。お使いのシステムのマニュアルに記載されている推奨レベルと照らし合わせてください。

   • プログラムによっては、実行するためにコンピュータの設定への特別なアクセスが必要な場合があり、実行する前に続行するよう促されます。

方法3

温度を下げる

1. .ファンや通気口が塞がれていないことを確認します。コンピュータを開けて、圧縮空気でホコリを吹き飛ばします。空気の流れが悪くなると、熱がこもり始めます。
2. .サーマルペーストは、CPUからヒートシンクに熱を伝導するものです。時間が経つにつれ、サーマルペーストは劣化していきます。サーマルペーストの交換頻度については意見が分かれるところですが、通常よりも高い温度が発生している場合は、まずここから始めるのが一番簡単です。

   • サーマルペーストの量が多すぎると、熱を伝導する代わりにCPUを絶縁してしまうことがあるので、過剰に使用しないでください。CPU上に小さな点を均等に広げるのが最も効果的な使用方法です。
3. .CPUが常に熱くなっている場合、現在使用しているヒートシンクとファンでは対応できない可能性があります。ケースに収まる新しいヒートシンクとファンのコンボを見つけ、既存のセットアップよりも多くの空気を動かしてください。より大きなファンのセットアップは、より多くの周囲ノイズにつながる可能性があります。
4. ケースファンを追加する。ケースのエアフローが悪い場合、より多くのファンを取り付けて空気を適切に動かす必要があるかもしれません。新鮮な空気が前面と上部から入ってきて、コンピュータの背面から排出されるようにする必要があります。
5. ハードウェアを交換する。古いコンポーネントは長期間の使用でオーバーヒートする傾向があり、交換以外の選択肢がない場合もあります。マザーボードやCPUを交換する必要がある場合は、いずれにせよすべてを再インストールする必要があるため、以下を検討するとよいでしょう。
6. CPUをアンダークロックにする。CPUの動作速度が制限されるため、温度はそれほど高くなりません。PCの動作は遅くなりますが、ハードウェアの寿命が大幅に延び、発熱（および放熱）が減り、消費電力が減り、安定性が増し、機械的な冷却部品からのノイズが減ります。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている " How to Monitor CPU Temperature " を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。