Macのキャッシュファイルを安全に消去する方法

Macの動作が以前と同じでなくなっていませんか？ MacBookやMacデスクトップコンピュータの空き容量が少ない、動作が遅い、特定のアプリケーションに問題がある場合、キャッシュをクリアすることでこれらの問題を解決できます。Safariのウェブ閲覧キャッシュや、場合によってはシステムキャッシュなど、Macの他のキャッシュも削除できます（ただし、適切に実行しないと危険な場合があります）。このWikiHowガイドでは、Macのキャッシュを安全に削除する方法を説明します。

知っておくべきこと

• Macのアプリケーション（ユーザー）キャッシュをクリアするには、~/Library/Cachesにあるすべてのファイルとフォルダを削除します。
• Safariでウェブブラウジングのキャッシュをクリアするには、Safari > 設定 > 詳細設定の開発メニューを有効にし、開発メニューから「キャッシュを空にする」を選択します。
• Macのシステムキャッシュを消去する最も安全な方法は、セーフモードで起動し、通常通り起動することです。
• Macのシステムキャッシュからファイルを手動で削除することもできますが、コンピュータがフリーズしたり、他の問題が発生したりする可能性があります。

アプリケーションキャッシュをクリアする

1. Finder

   を開きます。デスクトップの画像をクリックするか、Dockの左端にある青いスマイルマークのアイコンをクリックします。

   • アプリケーションキャッシュ（ユーザーキャッシュとも呼ばれる）を削除する前に、できるだけ多くの開いているプログラムを閉じます。
   • Macのアプリケーションキャッシュを削除することは、ディスクスペースを取り戻し、問題のあるアプリケーションのトラブルシューティングを行うための方法です。Macはコンピュータ上のアプリケーションやサービスの速度を向上させるためにファイルをキャッシュするので、特定のアプリケーションを初めて開いたときに小さなラグに気づくかもしれません。
2. ⇧ Shift+⌘ Command+Gを同時に押します。このキーボードショートカットでGo to Folderウィンドウが開きます。

   • Goメニューをクリックし、Go to Folder...を選択してもここにたどり着けます。
3. Library/Cachesと入力し、⏎ Returnを押します。
4. Cachesフォルダ内のファイルをすべて選択します。これを素早く行うには、1つのアイテムまたはフォルダをクリックし、⌘Command+Aキーを押してすべてのファイルを選択します。
5. ハイライトされた部分を右クリックし、[ゴミ箱に移動]を選択します。ファイル]メニューをクリックし、[ゴミ箱に移動]を選択します。これで、Mac上のアプリケーションが使用するキャッシュが消去されます。

   • 1つまたは複数のファイルが削除できないというエラーが表示された場合は、開いているアプリケーションによって使用されています。とりあえずこれらのファイルの削除をスキップし、後で問題のプログラムが開いていないときに削除してみてください。
   • Macのパフォーマンスを向上させるヒントとコツは、こちらをご覧ください。

Safariキャッシュを消去する

1. Safariメニューをクリックします。Safariのキャッシュをクリアするには、まず「開発」メニューを有効にする必要があります。まず画面上部のSafariメニューをクリックします。

   • すでに画面上部のバーに「開発」メニューが表示されている場合は、ステップ5に進んでください。
   • Safariの代わりにGoogle Chromeを使ってウェブを閲覧する場合は、.NETのガイドをご覧ください。
2. 設定」をクリックします。Safariのドロップダウンメニューの一番上にあります。
3. 詳細設定」をクリックします。ここで、開発メニューを有効にするオプションを含む、さらにいくつかの 、が見つかります。
4. メニューバーに現像メニューを表示する」にチェックを入れます。環境設定ウインドウの一番下にあります。これでSafariのメニューバーに「開発」タブが追加されます。

   • これで「詳細設定」ウィンドウを閉じることができます。
5. Developメニューをクリックします。画面上部のメニューバーに表示されます。
6. キャッシュを空にする」をクリックします。これでSafariのウェブ閲覧キャッシュが消去されます。

セーフモードでシステムキャッシュをクリアする

1. 一般的に、Macのシステムキャッシュをクリアする必要はありません。システムキャッシュは、Macがシステム機能を実行するために保存する一時的なデータです。必要に応じて自動的にクリアされます。しかし、Macの動作がまだ遅かったり、スタートアップに問題があったり、アプリケーションの開発者が特定のアプリケーションのためにそうすることを推奨している場合は、Macをセーフモードで起動し、通常どおりに再起動することで、簡単にシステムキャッシュをクリアできます。

   • セーフモードで起動すると、フォントキャッシュ、カーネルキャッシュ、その他のシステムキャッシュがクリアされます。Macはその後、これらのキャッシュを自動的に再構築します。
   • セーフモードへの起動手順は、お使いのMacがAppleシリコンプロセッサかIntelプロセッサかによって異なります。プロセッサの種類を確認するには、Appleメニューをクリックし、「このMacについて」を選択します。
2. AppleシリコンMacでセーフモードに起動する。 お使いのMacがAppleシリコンプロセッサを搭載している場合は、以下の手順でセーフモードにアクセスし、システムキャッシュをクリアします：

   • Macを起動します。
   • Startup Options（スタートアップオプション）ウィンドウが表示されるまで、電源ボタンを押し続けます。
   • スタートアップディスクを選択します。
   • Shiftキーを押しながら「セーフモードで続行」をクリックします。
   • Macにサインインします。
   • 終了したらMacを通常通り再起動すると、必要に応じてシステムが再びキャッシュを開始します。
3. Intel Macでセーフモードに起動する。セーフモードで起動するには

   • Macの電源を切ります。
   • Shiftキーを押しながらMacの電源を入れ直します。
   • ログイン画面が表示されたら、Shiftキーを離します。
   • Macにサインインします（2回行う必要があるかもしれません）。サインインすると、ウィンドウの右上にセーフブートウィンドウが表示されます。
   • Macを再起動してシステムキャッシュをクリアします。

手動でシステムキャッシュをクリアする

1. Finder

   を開きます。デスクトップ画像をクリックするか、Dockの左端にある青いスマイリーフェイスのアイコンをクリックします。

   • Macのシステムキャッシュを手動でクリアすることはお勧めしません。システムキャッシュを安全に削除したい場合は、.NET Frameworkを使用してください。
   • システムキャッシュからファイルを手動で削除したい場合は、この方法を使ってください。システムキャッシュをクリアするには、以下の手順が必要です。
2. ⇧ Shift+⌘ Command+G を同時に押します。このキーボードショートカットでGo to Folderウィンドウが開きます。

   • Goメニューをクリックし、Go to Folder...を選択してもここにたどり着けます。
3. Library/Cachesと入力し、⏎ Returnを押します。このパスにはチルダ (~) がないため、クリアに使用したパスとは少し異なります。これは、クリアするファイルがシステム全体のものであり、ユーザーアカウントでサインインしている間に使用するアプリケーションだけのものではないからです。
4. 削除するファイルを選択します。Cachesフォルダには、他にもいくつかのフォルダがあり、それぞれにキャッシュファイルが含まれています。アプリケーションキャッシュをクリアするときのようにすべてを削除するのではなく、それぞれのフォルダを開いて中のファイルを削除する必要があります。これらのフォルダは削除しないでください。
5. 削除したいファイルをゴミ箱にドラッグします。削除しても安全だとわかっているファイルだけを削除してください。何のファイルかわからない場合は、削除してMacをクラッシュさせる危険は冒さないでください。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Safely Clear Cached Files on Your Mac 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。