ソーシャル・メディアで共有しすぎない方法

シェアしすぎが問題であることは多くの人が認めるところだが、幸いなことに、ソーシャルメディア上でのシェアしすぎを避ける方法はいくつかある。 投稿する内容を賢く選び、雇用主や友人、家族が嫌がるような投稿は避ける。 ソーシャルメディアを利用する際は、セキュリティに気を配り、チェックイン機能や自動位置情報機能を利用したり、なりすまし犯に悪用されるような個人を特定できる情報を投稿したりしないようにしましょう。 最後に、少なくとも毎週1回はソーシャルメディアから離れ、ニュース記事や友人の投稿への返信など、自分の生活に関する情報をあまり提供する必要のない投稿をしましょう。

知っておくべきこと

• ソーシャルメディアに投稿するときは、政治や宗教など物議を醸すようなことや、犯罪につながるようなこと、非常に個人的なことは避けたほうがよいでしょう。
• 投稿をクリックする前に、"隣に座っている人とこの内容を共有するだろうか？"と自問してください。
• あなたの機密情報を守るために、投稿内容を見ることができる人を限定し、あなたの位置情報を自動的に共有する機能をオフにしましょう。
• 他の人や職場について共有する内容にも気をつけましょう！

方法1

コンテンツを賢く選ぶ

1. 物議を醸すような話題の共有は避けましょう。政治、宗教、極論のような特定のトピックは、激しい議論を引き起こし、あなたのフォロワーの一部を疎外する可能性があります。論争に巻き込まれたり、フォロワーを失いたくなければ、これらのトピックに関する投稿は避けるか、中立的なコメントを投稿しよう。
2. あなたのすぐそばにいる人と分かち合っているように振る舞いましょう。深く考えることなく、即座に何かを投稿したりリブログしたりするのは簡単だ。 しかし、投稿しようとしているストーリーや画像、その他のコンテンツは本当に必要なものだろうか？ 誰かに直接伝えるのに適切だと感じる内容が含まれているだろうか？ もしそうでないなら、共有することを考え直しましょう。

   • あなたがオンラインで何かを共有している間、あなたの母親、兄弟、親友があなたの隣に座っていると想像してみてください。 彼らは、あなたが投稿した内容に動揺するだろうか？ 気分を害するだろうか？ 気持ち悪い？ もしそうなら、投稿しないでください。
   • あなたの判断力を働かせ、あなたが投稿しようとしている内容に偶然出くわしたらどう感じるかを想像してみてください。
3. ポジティブで礼儀正しい投稿を心がけましょう。他者とのネガティブな交流について投稿するのではなく、ポジティブな交流に関する情報のみを投稿しましょう。 たとえば、子どもの不始末や配偶者との衝突に関する内容は投稿しないでください。 代わりに、子供の成績が良かったとか、配偶者と行った楽しいデートに関連する内容を投稿しましょう。

   • ネガティブな内容を投稿することは、かなり個人的なことであり、他の人を不快にさせる可能性があります。
4. 誰があなたの投稿を見るかを考えましょう。 投稿に強い言葉を使う場合は、特定の人だけに限定するか、特定の人が投稿を見られないように投稿の設定を調整するとよいでしょう。 また、例えば両親への配慮から、あるデリケートなトピックに関する投稿の閲覧を禁止することもできます。

   • また、内輪のジョークを友人と共有したい場合もあるでしょう。 その投稿をソーシャルメディアのフォロワー全員に公開する代わりに、そのジョークをグループメッセージとして友人に直接送ることもできます。
5. 体の機能や変化に関する情報を共有するのは避けましょう。 誰もあなたの最近の排便について知りたいとは思わない。 同様に、月経、大腸内視鏡検査、排尿に関する情報（画像を含む）の共有も避けましょう。 妊娠中、減量中、風邪をひいているなどの場合を除き、体調や身体習慣の詳細を共有するのは避けましょう。

   • いくつかの身体的な状態や出来事については、センス良くシェアすることができます。 例えば、子供を出産したことをソーシャルメディアに投稿することができます。 毛布にすっぽり包まれた新生児の画像を投稿することもできる。 しかし、自分の子供が生まれている画像を投稿するのは不適切でしょう。

方法2

ソーシャルメディアで安全に過ごす

1. 個人情報は自分だけのものにしましょう。ペットの名前、祖母の名前、好きな映画などを共有すると、後々問題になる可能性があります。 銀行やクレジットカード、その他の金融情報のセキュリティ質問は、このような固有の識別情報で構成されることがよくあります。 そのため、個人情報を共有しすぎると、個人情報の盗難につながる可能性があります。

   • インターネットに投稿したものは、たとえプライバシー設定を使っていたとしても、すべてパブリックドメインであることを忘れないでください。ソーシャルメディアは友人や家族と連絡を取り合うには最適な手段ですが、あなたが投稿した内容は他の人にも見られてしまう可能性があります。
2. ソーシャルメディアのプロフィールは非公開にしましょう。 可能であれば、非公開の情報のみを投稿しましょう。 非公開投稿ができないソーシャルメディア・プラットフォームでは、できるだけ投稿を控えましょう。 例えば、気に入った記事や曲へのリンクなど、既存のネタの再投稿にとどめるようにしましょう。

   • ソーシャルメディアのプロフィールを非公開にするということは、一部の人（あなたの友人や承認されたフォロワー）としか共有しないということです。
3. 自動位置情報機能をオフにする。 多くのアプリには、あなたの居場所を知らせるための自動チェックインオプションがあります。 これは、あなたとあなたの家族にとって非常に危険です。悪意のある人がその情報を使って、あなたが留守の間に家に強盗に入る可能性もある。携帯電話やタブレットの位置情報機能をオフにすることで、あなたがどこにいて、何をしていて、いつ何をしているのかを、誰に知られるかをコントロールできるようになります。

   • GPSを使う必要がある場合は、位置情報機能をオンに戻してください。
   • 位置情報共有機能をオフにする方法については、携帯電話やタブレットのユーザーガイドを参照してください。
4. 行く先々でチェックインするのはやめましょう。 ほとんどの人は、あなたがどこに買い物に行ったか、どのドッググルーマーにペットを連れて行ったかを知る必要はないし、知りたくもない。 自動位置情報機能をオフにすれば、こうした余計な一日の詳細を共有しすぎるのを簡単に避けることができる。

   • さらに、チェックインする場所についても慎重に考えよう。 チェックインするのは、特別なイベントや旅行に限定しましょう。 友人やコインランドリーなど、特に興味のない場所に行くときはチェックインしないこと。 また、自宅から遠く離れた場所からのチェックインは、あなたがすぐに自宅に戻らないことを潜在的な犯罪者に知らせることになるので、やめましょう。
5. 休暇や不在を前もって知らせない。 多くの人がそうであるように、あなたにもソーシャルメディア上の「友人」がたくさんいるはずだが、実際には知人に過ぎない。 そのような人たちに、あなたが一定期間家を空けることを知らせると、その情報を使って強盗や破壊行為に及ぶ可能性が高まります。

方法3

トラブルに巻き込まれないために

1. 同意なしに他人の写真を共有しない。 あなたが友人や家族の写真を撮っていたとしても、彼らはその写真を嫌がるかもしれません。 もし彼らがその写真を好まないのであれば、おそらくソーシャルメディア上で全世界に公開されることを望まないでしょう。 撮った画像に写っている友人などに、ソーシャルメディアに投稿してもいいかどうか聞いてみましょう。

   • 場所によっては、子どもの画像を、たとえ自分の子どもであっても、本人の承認なしに投稿することは違法です。
   • もし子どもが、あなたが自分の写真をオンラインに投稿するかどうかを尋ねることができる年齢であれば、あなたが投稿してもよいかどうかを子どもに尋ねるべきです。
   • たとえ他の人が写真を投稿することを認めていても、投稿する前によく考えてください。 友人や子供と一緒に写っている画像を共有し過ぎると、あなたのソーシャルメディアを消費する人々がうんざりするかもしれません。
2. 犯罪につながる情報を共有しないこと。 ソーシャルメディア上では、あなたの評判を傷つけたり、法的なトラブルに巻き込まれたりする可能性のある発言が数多くあります。 例えば、昨夜どれだけ酔っ払っていたか（あるいは現在酔っ払っているか）を投稿した場合、その投稿は将来の雇用主や大学出願の評価者に、あなたという人間について間違った印象を与えるかもしれません。

   • 雇用主や大学はソーシャルメディアのアカウントをチェックすることが多いので、物議を醸すような投稿をすれば、仕事や学歴を失うことになりかねません。
   • 同様に、あなたが不法移民である場合、現在の国に来た経緯や現在の法的地位に関する情報を投稿すべきではありません。
3. 仕事に関することは投稿しないこと。 同僚や雇用主、従業員について批判的なコメントを投稿すると、炎上する可能性があります。 しかし、良いことを投稿しても、トラブルに巻き込まれるかもしれません。 例えば、あなたが仕事の代わりにソーシャルメディアを使っているのを雇用主が見たら、怒るかもしれません。 ソーシャルメディア上では、仕事の経験に関することは一切シェアしないようにしましょう。

   • あなたが望むなら、どこで働いているかを共有することはできますが、勤務中の話をソーシャルメディアに関連付けることは決してしないでください。
   • 雇用主はあなたのソーシャルメディアへの投稿をすべて見ていると思いましょう。

方法4

共有を制限する方法を採用する

1. ソーシャルメディア以外の友人と話す。 ソーシャルメディア上で友人と言いたいことをすべて共有するのではなく、後日友人と連絡を取り、あなたが伝えたいことが何であれ、会話を始めましょう。 ネット上の内容でも、現実世界の状況やアイデアでも、友人とコミュニケーションすることができる。 例えば、友達に見てもらいたい面白い動画があれば、会う約束をして「面白い動画があるから一緒に見よう。 一緒に見ましょう」と言う。

   • 多くの人はソーシャルメディアからたくさんの情報が入ってくるので、すべてをチェックする時間がないのだ。
   • また、ソーシャルメディアへの投稿が1つ減るので、シェアしすぎを避けることもできる。
   • 対面や電話での会話の重要性も忘れずに。
2. 他の投稿に反応する。 ソーシャルメディアには、自分の生活について自分のコンテンツを投稿するだけではありません。 ニュース記事を閲覧したり、友人のページにコメントしたりすることで、共有しすぎるリスクを抑えましょう。 ソーシャルメディアに「ソーシャル」を入れるようにしましょう。

   • 特に、心からの心の痛みに関する友人の投稿に反応することは重要だ。電話や訪問もするとなお良い。
   • いくつかのソーシャルメディア・プラットフォームでは、他の投稿に反応する場合、内蔵の承認インジケータを使うか、共感した投稿、楽しかった投稿、面白かった投稿を再放送するのがベストである。
3. しばらくプラグを抜く。 毎週少なくとも1日か2日は、ソーシャルメディアを全く使わない日を作りましょう。 そうすることで、ベテランのウェブ・ユーザーでも陥りがちな情報過多から解放されます。 ソーシャルメディアから離れることで、ソーシャルメディア・ストリームに新しいコンテンツを投稿しなければならないというプレッシャーが軽減されます。

   • 仕事、学業、実際の社会生活に支障をきたすほどソーシャルメディアをチェックしていることに気づいたら、ソーシャルメディアの利用を大幅に減らしましょう。
   • ソーシャルメディアで共有しすぎる代わりにできることはたくさんある。 例えば、友達と野球をするのもいい。 家族を誘って森をハイキングするのもいい。
   • ソーシャルメディアから離れて一人で過ごすのが好きなら、読書をしたり、新しいレシピの作り方を学んだりするのもいい。
   • 自分の好きな趣味をいくつか考え、ソーシャルメディアでシェアしすぎるのではなく、その趣味に時間を費やすようにしましょう。
4. ソーシャルメディアやインターネット中毒の兆候に注意する。ソーシャルメディアやインターネットは、麻薬と同じように脳に報酬を与えます。ソーシャルメディア以外の生活や興味を持つようにする必要があります。 常にアカウントをチェックしていたり、シェアしすぎで悩んでいるようなら、依存症の症状を探してみましょう：

   • 罪悪感
   • 不安
   • 抑うつ
   • 不誠実
   • コンピューターの前にいるときの多幸感
   • スケジュールが守れない
   • 時間の感覚がない
   • 孤立感

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 ソーシャルメディア上で共有しすぎない方法 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。