Cyclum
Cyclum Puzzlesは、
Don't Starveの
アドベンチャーモードで
Maxwell(マクスウェル)が自由になってから
Don't Starve Togetherのストーリーが始まるまでの物語を補完する問題形式の漫画です。2016年4月21日から2016年4月29日にかけて 「Cyclum」というタイトルのページ で少しずつ漫画のコマが追加されていきました。漫画の途中にはいくつか問題(パズル)が用意され、物語を読み進めるためには閲覧者が漫画の中に隠された仕掛けを解く必要があります。
パズルを最後まで解き終わると報酬としてDon't Starve Togetherで使用できるTragic Torchのスキンを貰うことができます。ただし漫画を読み進めパズルに参加するためにはSteamのアカウントでログインする必要があります。
2016年5月16日でパズル及びスキンの報酬は締め切られましたが2017年4月10日をもって再びスキンを貰うことができるようになりました。(ただし一時的なものだと思われます)
パズル[]
1番目のパズル(1ページ目)[]
パスワード:Infirmus
この単語は11コマ目の背景の木に書かれています。
パスワードを打ち込むとモンスターに追い回されるマクスウェルのコマにシャドウクリーチャーが描き足されます。
2番目のパズル(1ページ目)[]
花冠[]
各コマに描かれている花を11か所クリックし、最後のコマのマクスウェルの薔薇の飾りをクリックします。
3番目のパズル(1ページ目)[]
キャンプ[]
1ページ目の最後のコマにある焚き火の煙をクリックします。するとWilson(ウィルソン)のキャンプの様子が表示されます。
4番目のパズル(2ページ目)[]
パスワード:PULVIS ET UMBRA SUMUS
(我々は塵と影に過ぎぬ:古代ローマの詩人ホラティウスの作品「頌歌(Odes)」の一節)
このページには「Ode」、「Book」、「Line」の文字が隠れています。さらにページの最下部にはマクスウェルの像のアスキーアートが隠されており「4」、「7」、「15」の数字が紛れ込んでいます。これらはユーザーごとにランダムに表示されます。
この文字と数字を照らし合わせると
Book 4 (4巻)
Ode 7 (7歌)
Line 15 (15行目)
となり上記の答えが導き出されます。
パスワードを打ち込むと3ページ目が表示され、BGMにラグタイムが流れます。
5番目のパズル(3ページ目)[]
ケバブ[]
以下の要素をクリックします(順番は自由):
- 1コマ目でウィルソンが持っている木の棒
- 2コマ目で右端にある籠が落ちた状態のトラップ
- 3コマ目のベリーの茂み2つ
- 3コマ目の焚き火
- 3コマ目の調理鍋
これにより3ページ目の続きが表示され、また2ページ目には薔薇が描き足されます。
6番目のパズル(2ページ目)[]
H.E.I.R.(後継者)- 5番目のパズルを解いた後ラグタイムが止み、モールス信号により隠れたキーワードが現れます。
2ページ目のコマの枠の一部に赤黒い線が引かれています。ページを横にして引かれた線に注目すると「ChARLIE(チャーリー)」という名前が浮かび上がります。さらにモールス信号のキーワードでもある「h」、「E」、「I」、「R」のコマに描かれている薔薇を全てクリックすることで4ページ目が隠しムービーとともに表示されます。
ストーリー[]
物語は4ページの漫画と隠しムービー1つで構成されており、マクスウェルが地上に落ちたところから始まります。落ちたそばにクモが近づき、マクスウェルは手を掲げて影の魔術で追い払おうとします。が、何も起こりません。ここで彼は自由と引き換えに今までの力が失われてしまったことに気付くのでした。襲い来るハウンドとクモの群れに彼は敗走を余儀なくされました。
逃げた後、マクスウェルは狂気状態となりシャドウクリーチャーが周囲に現れ始めます。奴らを追い払うために彼は花冠を作り、それを身に着けます。夕闇が近づいたころ、彼は遠方に明かりと煙を見つけ、危険と闇を回避するためにそこに向かうことにしました。ベリーの茂みに隠れて明かりの様子をうかがうとウィルソンがニンジンを調理し食べているのを見つけます。と同時にマクスウェルは落ちている木の枝を踏み、音を出してしまいます。これを聞いたウィルソンは驚き、斧を引っ掴むと音のなった場所を調査しに行くのでした。
キャンプの傍で隠れている者がマクスウェルだと気づいたウィルソンは斧を落とし、腕まくりをした後自らの拳で殴りかかります。マクスウェルも抵抗し互いの喧嘩に気を取られていると、ナイトハンドがキャンプの火を消そうと近づいてきます。これに気付いた2人は一旦喧嘩を止め慌てて燃料をくべに走り、ギリギリのところで何とか火が消える前に燃料を足すことに成功しました。一息ついて2人はお互いを見合わせ、どちらも現在同じ状況にあること、生き残るためには手を組まなければならないことを理解しました。
2人は野外炉のそばで特に何をするでもなくじっとしていました。こうした空気のまま数日が経過し、ウィルソンはマクスウェルがお腹を空かせているのではと気付きます。そこで彼はケバブを作りマクスウェルに提供し、マクスウェルもこれを意外そうに受け取りました。
その夜、2人は現在の状況について話し合いました。ウィルソンは、マクスウェルが悪夢の玉座から解放された後たちまち骨となって消えていった所を目撃していたためなぜ彼が今もまだ生きているのかを問いました。マクスウェルは肩をすくめ質問には答えず、逆になぜウィルソンが悪夢の玉座に捕らえられていないのか尋ねました。互いににらみ合った後、ウィルソンは語り始めました。
Don't_Starve_Together_-_A_New_Reign_Cinematic-0
Don't Starve Together - A New Reign Cinematic-0
The "A New Reign" cinematic video depicting Wilson being freed by Charlie.
ウィルソンがチャーリーによって玉座からの解放、および地上へ送り込まれたことを説明した翌朝、マクスウェルはウィルソンの拠点の箱に入っている設計図を読んでいました。ウィルソンはすぐに設計図を奪い返しましたが、次にマクスウェルは自らの所持品であるCodex Umbraを持ち出し本の中の設計図をウィルソンに提示しました。
2人は次の日からこの設計図を基に奇妙な仕掛けの製作を開始し、ついにJury-Rigged Portal(間に合わせの門)を完成させます。後はマクスウェルがウィルソンにレバーを下げるよう指示するという、ある意味お決まりな展開を経て装置を起動させます。稼働を始めた門からはWendy、Wolfgang、Wesといった面々が登場しますが、この瞬間地面から薔薇の蔓が伸びてきて門をバラバラに破壊し、Florid Postern(華のある門)へと作り変えてしまいます。そして最後のコマの空にはチャーリーの姿がうっすらと浮かび上がり、皆を見下ろすのでした。
特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。