シノビガミ＿オニコエ

 

　戦国の世も終わりと告げんとするころ。一匹の妖魔があった。
　戦乱の中で女を奪い、深き森の中でこの世への怨嗟を吠えるモノ。
　隠忍と呼ばれる妖かしすら越えるモノ。
　暴虐の王。妖魔オニコエ。

　その凶王も太閤秀吉によって討たれた──はずだった。
　しかし人々は語る。
　彼の妖魔はいずれ復活し、この彩北の地に災いをもたらすだろうと──。

　忍術バトルRPG　シノビガミ
　　「　オ　ニ　コ　エ　」

 

概要

• タイトル：オニコエ

• 制作者：Isaak.S様

• 人数：3人

• 時間：テキストセッションで10時間（終日1回+夜1回／夜4回）

• リミット：2サイクル

• タイプ：特殊型

• レギュレーション：現代退魔編

• その他：シナリオで配布されたプライズの【秘密】への情報判定は不可。譲渡もできず、また戦果としても奪取する事ができない。

• 採用する選択ルール

  • 下位流派（基p41）
  • 特殊な戦闘乱入（基p64）
  • 特殊な回避判定（基p66）
  • 忍びの霧（基p79）
  • 背景（基p121）※背景「師匠」は使用不可
  • 特殊忍具（基p139）
  • 奥義開発（基p158）
  • 従者（基p162）

 

サイクル進行

サイクルの進行は以下の通りとなる。

• 各サイクルの最初にNPCが行動する。
• 各サイクルのPC2、PC3のシーン終了時に、PC1が持つ「プライズ：真実の瞳」が発動する。
  その際に、マスターシーンが発生する。

 

CS作成

• 新規継続どちらでもOKだが、新規推奨。

• 階級は中忍。背景は長所一つ、弱点一つのみ。

• 背景により追加された功績点のみ使用OK。他の功績点は使用不可。

• CS作成前にハウスルールを確認する事。

• 継続PCで参加したい場合は以下の処理になる。

  • 階級が中忍頭以上だった場合、このシナリオのみ階級を中忍にする。
    シナリオが終了したら、元の階級へと戻る。

  • 所持している背景がそれぞれ二個以上ある場合は、長所と弱点から一つずつ選択する。
    選択した背景は残し、選択しなかった背景は一度GMが預かる事になる。
    シナリオが終了したら、GMが預かっている背景は全て返却される。
    ※ただし、功績点の差が「1」以内になるように長所と弱点を選択する事。

 

公開HO

PC1	推奨：ハグレモノ、男性 彩北高校で起きた集団昏睡事件。それ以来、あなたは不思議な出来事に悩まされている。 視界の端に超高速で動くナニカが見えたり、毎夜悪夢に襲われたり。 そして今度は時代劇の中から出てきた様な巨漢に絡まれたり――。 あなたの日常は、今終わりを告げる。 あなたの【使命】は、オニコエを捕らえ、自分の日常を守ることだ。
PC2	推奨：私立御斎学園、女性 彩北高校で起きた集団昏睡事件に妖魔オニコエの影を見たあなたは彩北高校に編入した。 編入したクラスで待っていたのは、幼なじみでありあなたの憧れの相手でもあるPC1。 怪異は彼の周りで起きているらしい。それは果たしてオニコエの仕業なのか。 あなたの【使命】は、妖魔オニコエを倒すことだ。
PC3	推奨：鞍馬神流、女性 妖魔オニコエ――"隠忍を越えるもの"。 奴はいつか復活し、滅ぼしたあなたの家に復讐を遂げるだろう、そう伝えられてきた。 時は今、オニコエ復活の”しるし”があなたの身体に刻まれた。 鞍馬神流頭領、柳生三厳はあなたに問う。「座して死を待つか？」と。 否。あなたの鍛錬は、オニコエを狩る為にこそあったのだ。 あなたの【使命】は、妖魔オニコエを倒すことだ。

 

NPC	NPC：オニコエ 戦国時代に討伐され、現世に復活したとされる妖魔。 その姿は黒い闇につつまれ定かではない。ヒトのようでもあり、獣のようでもある。 女を漁り人々を虐げる様は酒呑童子の再来かと恐れられたという。 あなたの【使命】は、現世に復活し、復讐を果すことだ。
NPC	NPC：柳生三厳 鞍馬神流の頭領。柳生三厳、本人である。 妖魔オニコエの復活を知り、PC3と共にここ彩北高校へとやってきた。 怪異に襲われるPC1の成長を見守りながら、その隻眼は妖魔オニコエを狙う。 あなたの【使命】は、妖魔オニコエを倒すことだ。

 

プライズ	プライズ：真実の瞳 この世ならぬものが見えると言われる瞳。PC1が保持している。 このプライズの発動時に、PC1はプライズの【秘密】が開いていないキャラクターから自分以外の１人を選び、シーンに登場させる。 選ばれたキャラクターは保持しているプライズの【秘密】を公開すること。
プライズ	プライズ：柳生秘伝帳 柳生家に伝わる古文書。今までに鞍馬神流が戦った妖魔についての情報が書かれている。 柳生三厳が肌身離さずに持っている。

 

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