ツキヨタケ Omphalotus guepiniformis ホウライタケ科ツキヨタケ属 毒
闇夜で光る・・・だが想像よりもずっと弱い
<外見>
ヒラタケのように柄はほとんどなく、あっても短い。ヒダは密。表面にはつやがある。肉は白色〜幼菌は黄色っぽい。不完全なつばがあることも。縦に裂くと付け根に黒いシミがあることがある。ない場合もあるのでどうしても判別が必要な場合は胞子の同定が必要。
命名の由来は暗闇で光ることだが、暗闇だけ光っているわけではなく昼にも目立たないが光っている。ただし光は肉眼ではわからないほど弱く、上の写真は長時間露出で撮ったものである。
<毒成分>
イルジンS/M
<中毒症状>
食後割とすぐ嘔吐や下痢の症状が襲い、ひどいと脱水症状・痙攣やアシドーシスを起こし死亡する。
ただ死亡確率は少ない。母数が多いからだろうか。
<備考>
日本のきのこ中毒の大半はこいつのせい。シイタケやヒラタケとかに似ているからだろう。
<似ているきのこ>
ムキタケ、ヒラタケ、ウスヒラタケ、シイタケ
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