済世神言 / Divine Benediction

創世の父は星空から降り立ち、その血をもって生物を育み、その骨をもって規則を記した。
万物は本来、父神の規則に従って行動し、父神の御心のままに生きていた。
しかし、時が経つにつれ、神言は砕け、父神の規則は遂行されず、父神の御心は地に届かなくなった。
万物が苦難に満ち、災難が絶え間なく生じた。
蒼白の主よ、我は世を救う神言を再生し、衆生を率いてこの悲苦を消し去ろう。
我が骨血が尽き果て、魂が天に還るまで、万物の苦しみ、罪、悲しみを取り除こう。
第一の神言が響き、肉体の欲望が超克される。
ここに、色欲は消え失せる。
第二の神言が響き、生者が快楽に溺れなくなる。
ここに、暴食は消え失せる。
第三の神言が響き、貪欲の魔がその口を封じられる。
ここに、貪欲は消え失せる。
第四の神言が響き、世に日々を無為に過ごす者がいなくなる。
ここに、怠惰は消え失せる。
第五の神言が響き、世に理不尽な行いをする者がいなくなる。
ここに、憤怒は消え失せる。
第六の神言が響き、理不尽な死に執着する者はいなくなる。
ここに、嫉妬は消え失せる。
第七の神言が響き、衆生が万物を敬い尊ぶようになる。
ここに、傲慢は消え失せる。
我は父神の骨をもって、父神の権能を代行する。
願わくは、父神の光が万物を照らさんことを。
願わくは、世を救う言葉が永く世に留まらんことを……