所属:聖クリファ学園高等部 剣道部部長
年齢:17
身長:150
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国語4…古典は得意なのだが、現代文でよくミスをする。
数学3…成績は良くないが授業態度の良さでカバーしている。
社会4…歴史は得意なのだが……。
理科2…基本的にあまり分かっていない。
第二外国語(英語)3…発音が致命的に下手。
体育5…運動、座学ともに優秀。
家庭科3…できなくもないが、あまり得意でもない。
美術2…なぜ、美術に書道がないのか。
音楽4…割と合唱などが得意であるが、リコーダーなどの演奏は苦手。
◆外見
長い黒髪を後ろで一つにまとめており、大きなつり目をしており、猫のような印象のある顔立ち。
表情がころころと変わり、素直な性格をとてもよく反映している。
背格好がヴァージニアに似ているが、目の色は由馬は漆黒に近い茶をしている。
小柄な体格をしているが、筋肉量がとても多く、腕をつかむと金属繊維のような固さがある。
◆性格
直情的で素直、竹を割ったような快活な性格をしており、勧善懲悪を好む。
困っている人、弱っている人には積極的に手を差し伸べ、それで自分が苦労することも惜しみはしない。
よくも悪くも真っすぐに突き抜けた性格をしているため、幼馴染の雷火からは「馬鹿」と率直な評価をされている。
卑怯な手段を辞さないヴァージニアとは性格が真逆で反りが合わず、すぐにつかみ合いの喧嘩に発展する犬猿の仲。
実は殺人衝動を内心深くに抱えているが、「殺し続けたら殺す相手もいなくなってしまう」という理由で自分の衝動を押し殺している。
一見すれば真面目で優しく、善良であることから多くの人に好かれており、後輩たちからも信奉に近い信頼を向けられているが、実際には殺し合いの果てに死にたい、という願いを抱いていることをヴァージニアに見抜かれており、「破滅に向かう光でしかない」と嫌われている。
由馬からすればヴァージニアは強い自分を理解せず、自分が弱いと思い込んで卑怯な手を使って汚い勝利を得て満足しているようにしか見えず、その姿を見ているのが耐えられない、いっそ美しく死んでくれと思える相手でもある。
◆生い立ち
鎌倉時代に武家として起こった木之山家の一人娘として生まれた。
戦争で生き残った祖父が、「死に損なった」と言いながら生きている姿に武士の姿を見出し、自分は死ぬべき時に死のうと決めながら、誰よりもまっすぐに育った。
12歳の時に雷火の家が火事になり、逃げ遅れた雷火を助けるため燃え盛る家に飛び込み、彼女の上に乗る柱を押しのけて救出した。
この時から自分の異常なまでの怪力を自覚するようになった。
雷火には自分の殺人衝動も打ち明けており、彼女のことを信頼し、いつか自分が死ぬための戦場を用意してやる、という雷火の言葉を信じている。
「生徒会長、貴様ぁ! またやったな!」
「うぐぅ! 髪を引っ張るな……!」
「困ったな……殺したくなってきた
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