カラカルさんちの砂箱らしいですよ。

ページ名:Caracalの箱。

ここがあのCaracalの砂箱ね!!

wikiには載せていない情報もあります。


作成したフレンズや職員一覧的なあれ


カマイルカ「ルル」※外部リンクのためJGPwikiに飛びます。サンドボックスには載せていない情報はこちらから。

ナリモン水族館飼育員「カラン」※上記同様。

・シャチ Type D「オルカ」※現在資料作成中。

・ジンベエザメ「リン」 ※現在資料作成中。


それぞれの詳細情報(プロフィール)

最新情報はwiki記載予定エリアに記載しています。

情報作りやwiki記載後の追加情報などはこのプロフィール一覧で確認できます。

ここでしか聞けない裏話もあります。


 ・カマイルカ「ルル」

+ルルの詳しい情報はこちら!-閉じる際はこちらから!

  名前:ルル

   種:カマイルカ

  愛称:ルル

  年齢:不明(若いとしか解明されていない)

  所属:ナリモン水族館

  保有管理権限:

  よくいる場所:ナリモン水族館スタジアム、バックヤード、ドルフィンラグーン、ベルーガシンフォニー

  性格:明るいけど臆病

  好きなもの:魚(特にイワシ)、カラン(ルル担当飼育員)

  嫌いなもの:刃物

  目立つ行動:水族館の外には出ないけどよく逃げ回っている

  特技と趣味:ダンスとパフォーマンスの練習、歌を歌う、水中でのパフォーマンス


動物情報


カマイルカ

 分類:哺乳綱 クジラ偶蹄目 マイルカ科 カマイルカ属 カマイルカ

 学名:Lagenorhynchus obliqudens

 英名:Pacific White-sided Dolphin

 生息域:太平洋北半の寒帯から温帯にかけての弧状の海域


この個体(ルル)の詳しい情報

 ・ルルは外海で傷を負い、ナリモン水族館近海に漂流してきた若いカマイルカの雌個体です。この個体が負っていた傷はとても許しがたいもので、背びれが欠け、身体中に無数の切り傷が付けられていました。ナリモン水族館に保護された当時は衰弱しきっていて命を落とすかもと危ぶまれましたが、懸命な治療が行われ、命を取り留めることに成功しました。この時からナリモン水族館の飼育員「カラン」がルルを担当し、回復に専念していましたが、とある日にサンドスターに接触しフレンズ化しました。フレンズ化以降は傷を負っていた影響からか、刃物に対して異様なまでの反応を見せ、少しでも目に映れば即座に逃げてしまいます。

 ・フレンズとしての姿は例外中の例外と言われています。通常は元動物の特徴が反映されますが、ルルに関してはそれがほとんどありません。髪の模様は傷だらけだったため、元動物の配色がかき消され、胸びれや尾びれは無事だったためありますが、背びれは5割以上欠けていたため反映されず、服はボロボロだったため担当の飼育員「カラン」が最優先で服の概念を教えました。

 ・経緯は不明ですがナリモン水族館所属のシロイルカのアニマルガール「ベル」を「お姉ちゃん」と呼び、極稀に一緒に遊んでいる姿が見られるそうです。

 ・ルルはほとんどの言葉を真似して覚えていくうちに声真似までできるようになってしまいました。やたらと低い声や男性ボイスが出せないぐらいで、ほとんどの女性の声は真似できますが、何度か聞かせてあげる必要があります。極稀にシロイルカの「ベル」と一緒に歌声で綺麗なハーモニーを奏でています。


アニマルガール情報


ルルはナリモン水族館内のドルフィンラグーンでアニマルガールとなったカマイルカの雌個体です。性格はとても臆病ですが、とても甘えん坊で担当の飼育員の傍から離れようとせず、若い個体なだけあって、様々な事に興味を示す、全体的に幼いアニマルガールです。話すときはテンションが高いとエコーロケーションを多用します。

 野生解放

「怖い…助けて……みんな…っ!!」

ナリモンリングスノウ

けものプラズムでボールを生成、それを尻尾で打ち上げ、上空に花火のような綺麗なナリモン水族館のマークを描き出します。そこから淡く儚く降り注ぐ雪は、ルルの周囲にいる味方のアニマルガールたちを癒します。

+もう一つの野生解放※閲覧には管理権限-4を要求します。-認証完了、情報を開示します。

 

───────その光景を見た者は少なく、奇跡的に目撃した者は皆、口をそろえてこう言った。「イルカたちに感謝を」と。────────

 野生解放

────────────────────────!!!!!!!!!!!!!

ドルフィン・リング・ブリザード

このスキルの発動条件は「大切なものを失うショックを2時間以内に2回受けること」。

条件が成立するとルルはショックにより硬直し、周囲半径300m以内にいる全てのアニマルガールや人間が感づくことのできる膨大な量の「凍てつくようなけものプラズム」を放出します。

そして上空に天使のようなリングを生成し、僅かな隙間さえあれば通り抜けてしまう「病気や傷、精神的なショック症状」などの「人やアニマルガールが伴う病」を治してしまう猛吹雪を室内や屋外、関係なく発生させます。

猛吹雪の中ではイルカたちが泳いでいるようなシルエットが確認できます。

なおこのスキルはルルに多大な負荷がかかるため、発動の度にカウントし、適切な処置を行ってください。

 

現在のカウント数:2


 

 過去と現在

ルルは外海で傷を負い、パークに漂流してきた若いカマイルカです。

とある日にナリモン水族館近海に漂着し、衰弱しきっていたところを水族館の調査隊に保護されました。

その後懸命な治療が行われ、命を取り留め、水族館で飼育されることに。

それから数か月、ナリモン水族館にサンドスターが降り注いだ日に、アニマルガールとなりました。

その後、ナリモン水族館所属となり、現在は水族館で自由気ままな生活を送っています。


交友関係のあるフレンズ達

 シロイルカ「ベル」

ルルがフレンズ化した当初から関わりを持っているアニマルガールです。「ベルお姉ちゃん」と呼び、カランが忙しい間はベルにべったりでした。今もベルと一緒に歌を歌ったり、遊んだりしていることがあります。

 ・シャチ

ベルと居るときにナンパされ、知り合いました。当時はフレンズ化したばかりで、言葉使いや行動がとても幼かったため、それを知ったシャチのお気に入りになりました。

 ・ホホジロザメ「ホホ」

館内を散策していた時にフードコート内で知り合いました。フードコートを紹介してまわっているところで刃物を見てしまい、その場でうずくまって動けなくなってしまったところをホホジロザメに慰めてもらったことから、ルルにとってはとても大切なアニマルガールと認識されています。

 ・カンザシバト「Pin」

カランがPinと同時期に病気をしPinと同じ病院に入院していたところ、ルルの野生解放によって二人の命を救い、しばらくの間、カランの病室にて一緒に暮らしていた事から仲良くなりました。今ではナリモン水族館に遊びに来ると、カランとルルがお迎えに来るほどの仲です。

 ・アキアカネ「アキ」

Pinと一緒にナリモン水族館に遊びに来ていたところ、ルルとカランの2人がお散歩中にPinとアキの後ろを通りかかり、カランと仲の良いPinがこの二人に声をかけたことで知り合いました。その日、2時間ほど4人で楽しい時間を共に過ごし、アキはPinと仲の良いアニマルガール、という事を知ったルルのお気に入りとなりました。

職員寮で一緒に過ごしている職員及びフレンズ達

 ・ナリモン水族館飼育員「カラン」

ルルがアニマルガールになる前からルルを担当している飼育員です。今も昔も変わらずカランにはべったりです。

 ・シャチ Type-D「オルカ」

カランが連れて来たアニマルガールです。ルルはオルカに睨まれても怖がらなかったため、オルカからは護られる立場となりました。カランやオルカと居るときが、ルルにとっては一番安心できるのだとか。

 ・ジンベエザメ「リン」

ルルが「お母さん」と認識しているアニマルガールです。ルルが安心して身を委ねることのできる数少ないアニマルガールです。


ルルイメージカラー


サンドボックスでしか聞けないルル作成の裏話!!

・野生解放について

ルルの野生解放は2パターン存在します。

1パターンは任意で発動できるドルフィンセラピーと似た様なものに治癒などの癒し系効果を上乗せしたもの。野生解放なしでのスキル発動を可能としていますが、野生解放なしでは癒し系の効果は発動しません(野生解放なしでのスキル発動はルルが出演するイルカショーで扱うため)。

もう一つのパターンはまだ仮設定をしたところですが、ショックにより放たれるスキルはそのスキルの効果をより強烈なものにしたようなイメージです。

なので、強烈な方の野生解放はルル自身が任意では発動できず、「失いたくない」、「救いたい」と言う気持ちがルル自身が抑えられないほど強く働いて勝手に発動してしまう、いわゆる“暴走”に近いイメージです。

これはディスコードにも載せた裏話ですが、実際にモデルとなったものは「花火」、「ドルフィンリング」、「イルカセラピー」、「イルカパフォーマンスショー」です。このため一つで済ませるのではなく、「魅せる野生解放」と「本来の野生解放」の2つを用意しました。「本来の野生解放」については「アーカイブ」にその本来の野生解放を記録したSSを実装に伴い、こちらに本記載させていただきました。後程JGPwikiにも実装いたします!


ルルの追記要素

・特技について

ルルはほとんどの言葉を真似して覚えていくうちに声まで真似できるようになりました。やたらと低い声や男性ボイスは真似できませんが、ほとんどの女性の声を真似することができます。ただし、何度か聞かせてあげる必要があります。


 

 ・ナリモン水族館飼育員「カラン」

+ナリモン水族館飼育員「カラン」-閉じる

 名前:カラン

 愛称:ナリモンの巫女、カラン

 年齢:23

 所属:ナリモン水族館

 保有管理権限:1(非常、調査派遣時:3)

 よくいる場所:ナリモン水族館スタジアム、バックヤード、職員寮、ベルーガシンフォニー

 性格:クール…?

 好きなもの:ルル(カマイルカのアニマルガール)

 嫌いなもの:上司のナンパ(断るとめんどくさいのでいやいやながら付き合う)

 目立つ行動:ギターを弾く(職員寮内)、ルルと館内巡回(ほぼ毎日)

 特技と趣味:料理、潜水、ギター


カランのお仕事


 ・カランは飼育員としての仕事以外に特別な仕事を受け持っており、アニマルガール「ルル」と「オルカ」の監視、体調管理などの仕事をしています。普段はバックヤードや職員寮にいますが、いつでも動けるように、深夜は事務所で寝泊まりする事もあるそうです。

 ・潜水士としてベルーガシンフォニー、オルカテリトリー、スタジアムの水槽掃除をしていることがあります。このお仕事はアワナミ支部へ出張する前に行っているようです。


アニマルガール「ルル」との関係性


カマイルカ「ルル」がアニマルガールとなった当時、カランはルルを担当していました。ルルがアニマルガールとなり、その時に担当を離れましたが、ルルの自由気ままで臆病な性格と、カランを見失うと探すことから、再びルルの担当となりました。それ以来、ルルからは実の姉のように親しまれ、「姉様」と呼ばれています。


カランの意外な一面


周りが引くほど酒に弱く、一口飲むだけで酔って寝てしまいます。その他に、職員寮で趣味のギターを弾いていると驚かれるそうです。


自慢の潜水能力


カマイルカのルルとよく素潜りで遊んでいたことから潜水能力に長けており、食事の時間になると3分ほど※1ではありますが、水中でルルや他のイルカたちと遊ぶところをみられるそうです。苦しくなるとルルに指示を出し、陸まで連れて行ってもらい、一緒に陸上から餌を与えるなど、ルルとの仲の良さもうかがえるそう。

                                       ※1・ベテランの海女さん並の潜水時間

このように潜水能力に長けたカランですが、水槽の整備の時は酸素ボンベを付けての作業を行います。


交友関係のあるフレンズ及び職員

 ・シロイルカ「ベル」

カランの先輩がベルを担当していた女性飼育員だったため、ベルーガシンフォニーに顔を出した際にカランとベルが話していることが多くみられます。

 ・シャチ

ベルに話を聞いたカランが声をかけ、シャチと関係を持つようになりました。同じシャチのアニマルガールを紹介したところ、とても興味を持っていたとか。

 ・カマイルカ「カルカ」

カランはカルカを警備員として認識しており、刃物を持っていることがあるという事を知っているカランは、ルルと一緒にいるときはルルの死角になるようにしています。

 ・カンザシバト「Pin」

とある屋台で相席した時にSNS「けもノート」を介して知り合いました。当時はナリモン水族館の飼育員として接触したため、後にけもノートにて様々なパフォーマンスをしているトレーナーだという事を明かしました。アイドルのPinとパフォーマーのカランの間にはこの事をきっかけに不思議な繋がりが生まれたようです。

 ・カンザシバト専属飼育員「宇佐美 光佑」

カンザシバト「Pin」と関わりを持ったことでSNS「けもノート」を介して知り合いました。カランがナリモン水族館へ招待したところ、カンザシバト「Pin」と共に、カランが出演するイルカショーを見に訪れていたようです。

 ・アキアカネ「アキ」

Pinと一緒にナリモン水族館に遊びに来ていたところ、ルルとカランの2人がお散歩中にPinとアキの後ろを通りかかり、Pinがカランとルルの2人に声をかけたところ知り合いました。この日はカランの案内の下、2時間ほど4人で楽しい時間を過ごしており、またあの楽しい思い出をもう一度と、カランは願っているようです。

職員寮で一緒に過ごしている職員やフレンズ達

 ・カマイルカ「ルル」

元々カランが担当していた「カマイルカ」です。ルルがアニマルガールになる以前、入社して間もない頃から担当していたため、お互いに強い絆で結ばれています。ほとんどの時間をカランと一緒に過ごしているため、カランとルルが一緒にいないと不思議がる職員やアニマルガール、常連の来館者が多くいます。

 ・シャチ Type-D「オルカ」

カランが発見したアニマルガールです。オルカはカランの仕事を積極的に手伝っていますが、スケジュールによっては別々で仕事をしています。カランと共にギターユニット「Orcinus Flowers」を組んでいます。

 ・ジンベエザメ「リン」

リンを担当していた特殊動物飼育員から押し付けられる形でカランがリンを担当しています。複数のアニマルガールを担当するカランですが、リンは自主的に行動しているため、リンの事は体調面と食事の事を除いて全てリン自身に委ねています。


カランイメージカラー


カランの追記要素

・音楽関係について

TDシャチ「オルカ」と「Orcinus Flowers」と言うギターユニットを組んで活動しています。オルカにはカラン自らギターを教え、カランの夢の一つであったギターユニットを組む事を成し遂げました。Orcinus Flowersはパーク内でそこそこ名が知れ渡っており、アイドルユニットやパーク内の歌自慢のアニマルガールとコラボしたり、パーク外で有名だった曲のカバーなどをしています。カランはアコースティックギターとメインボーカルを担当し、オルカはアコースティックギターとエレキギターを曲によって使い分け、カランとデュエット曲を歌っています。ライブではアコースティックギターを弾いているカランですが、収録ではピアノやバイオリン、ドラムセットにキーボードなどの様々な楽器を弾いています。自らが作詞作曲した「NARIMON」はナリモン水族館のテーマ曲として採用され、カランとオルカが演奏し、カマイルカ「ルル」とシロイルカ「ベル」が歌っています。

ナリモン水族館のスタジアムにて行われる「Orcinus Flowersトーク&ライブイルカショー」にTDシャチの「オルカ」と共に出演しています。リハーサルトークライブではスタッフがスタジアムの客席を巡回し、観客がリクエストした曲を弾いたり、ナリモン水族館のみで見ることができる「イルカショーライブ」の練習風景などを見学することができます。13:00~14:30の部と、18:30~20:00の部に行われる「リハーサルトークライブショー」は一般公開されているため、誰でも見ることができます。両方とも途中にイルカショーのプログラムが挟まれており、Orcinus Flowersのオフボーカル生演奏を背景に、ナリモン水族館ならではのイルカショーをご覧いただけます。

また、「Orcinus Flowersトーク&ライブイルカショー」は、けもの放送局(KEMONO Ch.)の人気コーナー、ジャパリ・NOWにて、その様子が報道されたことも。

・料理関係と職員寮内の宴会場「巫女ハウス」について

仕事が早く終わったり、お休みの日はほとんどの時間を職員寮で過ごします。職員寮内には「巫女ハウス」と言われる建物があり、中はちょっとした宴会が開けるほど広い座席とテーブル席が客席エリアになっており、一般家庭向けのダイニングキッチンが玄関を入って奥側の階段手前にあります。1階の台所はカランが主に過ごしているプライベートスペースであり、カランが台所にいる時間に巫女ハウスに訪れると、カランお手製のお寿司や繊細料理などを振る舞ってもらえます。元々は宴会や打ち上げに利用するスペースだった所をカランの申し出によって改装され、カランとカランが担当するアニマルガール達が住まう寮になりました。そのため、「巫女ハウス」と呼ばれ続け、そのノリで無償でカランの料理を食べれる宴会場「巫女ハウス」として一階スペースを開放しました。

「巫女ハウス」の生活スペースは2階です。1階の店舗奥側にある階段から2階へと上がると玄関があり、2階の玄関を入ればカラン達の生活スペースとなっています。2階は3LDKとなっており、16畳のリビングダイニングと、8畳の寝室が2部屋、8畳の洋室が1部屋、6畳の和室が1部屋あり、ダイニングキッチンやトイレ、お風呂も完備しています。寝室は、ルル、オルカ、カランで1部屋、もう1部屋は帰宅時間の遅いリンの部屋となっています。カランも帰宅する時間が遅くなることがありますが、遅くなる時はいつも一緒に仕事をしているオルカとルルに事情を伝え、事務所や1階の客席エリアの座席で寝ています。

 ・シャチ Type D「オルカ」

+オルカの詳しい情報-閉じる

(現在情報作成中)

「うちに何の用や、力になれるんやったら協力するで」


 名前:オルカ

  種:シャチ

 愛称:オルカ

 年齢:不明

 所属:ナリモン水族館

 保有管理権限:1

 よくいる場所:ナリモン水族館職員寮、オルカテリトリー、ドルフィンラグーン、バックヤード

 性格:クール

 好きなもの:カランやルルと一緒に居られる時間

 嫌いなもの:ポッド(仲間)を狙う不届き者

 目立つ行動:ギターを弾く(カランとセッション)、休憩中の喫煙

 特技と趣味:ギター、カランの付き添い、ルルのお迎え、ダンス

 特徴:細いヘアピン、変わった口調


動物情報


シャチ

 分類:哺乳綱 クジラ偶蹄目 マイルカ科 シャチ属 シャチ

 学名:Orcinus orca

 英名:Orca

 生息域:世界中の海域

 タイプ:A、B、C、D

 個体群:定住型、回遊型、沖合型


この個体(オルカ)の詳しい情報

 ・オルカはType-Dと言われるシャチがフレンズ化したものと言われています。このType-Dは通常(Type-A)よりも小さなアイパッチ、短い背びれ、ゴンドウクジラに似る丸みを帯びた頭部によって認識されます。また、他のシャチとは全く別の遺伝子という事が明らかにされています。Type-Dについては4タイプ存在するシャチの中では目撃例がきわめて少なく、20██年現在も調査が進められています。

 ・この個体は沖合型と言われる何十頭もの巨大な群れを形成し、沖合に生息する個体であったことがオルカ自身の供述により判明しました。沖合型は3タイプの個体群の中で最もデータが少なく、餌についてもほとんど判明しておりませんが、傷が多い、歯がすり減っている、などの特徴から、手強い獲物、サメなどを食していたと考えられます。

 ・シャチは群れによってその家族独自の「方言」とも呼ばれるコールを持っており、それにより情報を互いに交換し合っています。その「方言」がフレンズ化の時に色濃く残り、オルカが他とは違う、特徴的な喋りになったとみられます。


オルカのお仕事


 ・オルカはナリモン水族館の飼育員である「カラン」のお仕事を手伝っています。基本的にはカランと共に行動していますが、カランが出張の時は、あらかじめスケジュールを指示してもらい、単独で仕事を行っているようです。


飼育員「カラン」との関係性


オルカはナリモン水族館沿いの港に迷い込んできたところを飼育員「カラン」により発見され、ナリモン水族館所属の調査隊によって保護されました。発見者のカランは上司の指示によりオルカの監視を行っています。


アニマルガール情報


オルカは情報の少ないType-Dのシャチであるとされているアニマルガールです。名前はシャチの別称である「オルカ」から付けられました。

 野生解放

「そこを通せ…助けを呼ぶうちのポッドの声が聞こえたんや…!!」

鯱・無双襲撃

読みは「オルカ・ブリーチング」。シャチは野生下では群れで行動し、チームワークを活かした狩りを行います。これにより、スキルは群れによる狩りを表現したものになっています。けものプラズムで分身を4体生成し、あらゆる方向から狙った敵へ襲いかかります。トドメにオルカ自身が狙った敵に跳び掛かり、自らの身体を打ち付けます。

 オルカを目撃できる時間

基本的に表側に出てくることは無いオルカですが、一日2回、決まった時間になると屋外展示エリアのオルカテリトリー、ドルフィンラグーンに現れます。また、休憩時間に喫煙所に現れ、タバコを吸っているところを目撃されています。


交友関係のあるフレンズ達

 ・シャチ

 ・ジンベエザメ「リン」

 ・ホホジロザメ「ホホ」


オルカイメージカラー

 ・ジンベエザメ「リン」

+リンの詳しい情報-閉じる

(現在資料作成中)

「いらっしゃい!またお姉さんに会いに来てくれたの~?」


 名前:リン

  種:ジンベエザメ

 愛称:ジンベエのお姉さん、リン

 年齢:不明

 所属:ナリモン水族館

 保有管理権限:1

 よくいる場所:ナリモン水族館迷子センター受付、大水槽

 性格:温厚

 好きなもの:家族とも言える存在

 嫌いなもの:水族館の仲間たちを傷つける敵

 目立つ行動:大水槽内で優雅に泳ぐ、迷子の人やアニマルガールを案内する、呼び出し放送を行う、など

 特技と趣味:ピアノ、けものプラズムによる感知

 特徴:メガネをしている、ジンベエを着ている


動物情報


ジンベエザメ

 分類:軟骨魚綱 テンジクザメ目 ジンベエザメ科 ジンベエザメ属 ジンベエザメ

 学名:Rhincodon typus

 英名:Whale shark

 生息域:世界中の熱帯・亜熱帯・温帯(経度±30°以内)


この個体(リン)の詳しい情報

 ・リンはナリモン水族館の調査船により発見、保護され、ナリモン水族館内でフレンズ化したジンベエザメのアニマルガールです。屋内であったため経緯は不明ですが、大水槽からジンベエザメ一頭がいなくなり、スタッフが大騒ぎしているところにアニマルガールとなったこの個体が現れ、後日この個体がそのいなくなったジンベエザメだったという事が判明しました。

 ・ジンベエザメは、模様が着物の「甚兵衛(じんべえ)」に似ていることからジンベエザメと名付けられたと言われています。この個体は「名の由来」がフレンズ化の時に色濃く残ったため、甚兵衛を着ています。また、その模様が通常時はジンベイ、頭のヒレ、尻尾、野生解放時は髪にも模様が現れます。


リンのお仕事


 ・リンはナリモン水族館内にある、迷子センターの受付のお仕事を中心に、案内スタッフやジンベエザメガイドのお仕事をしています。

 ・迷子センターの受付のお仕事は大水槽内でコバンザメたちと一緒に泳いでいた名残で、フレンズ化した後も大水槽内でよく迷子になったコバンザメたちを探して回っていたことから、迷子センターの受付を任されたのだそう。

 ・迷子センターによく来るアニマルガール「シャチ」や「ルル」とは仲が良く、職員寮ではルルやルル担当の飼育員と同じ部屋で過ごしているそうです。


アニマルガール情報


「リン」はナリモン水族館でフレンズ化したジンベエザメの雌個体です。名前は学名の「Rhincodon typus(リンコドン・タイプス)」から来ているのだとか。ナリモン水族館の仲間たちからは「迷子センターのお姉さん」、「ジンベエのお姉さん」などと呼ばれています。このため、第一人称は「私」と「お姉さん」なのだとか。

 野生解放

「皆さんにお姉さんからプレゼント~♪」

ゆらゆらあったかジンベエさん

ジンベエを脱ぎ、けものプラズムにより巨大化させ、味方を覆い被せるようにして回復エリアを展開します。

 リンのフリータイム

リンは迷子センターで受付を担当していますが、時間交代制なので自由時間が存在します。この自由時間に大水槽で泳いだり、ガイドスタッフとして大水槽前に現れたり、休憩をとったりと、うまく行動しています。


交友関係のあるフレンズ達

 ・シロイルカ「ベル」

 ・シャチ

 ・シャチ Type-D「オルカ」

 カマイルカ「ルル」


リンイメージカラー


wiki記載予定エリア

wikiに載せるために一度このエリアでページの試作品を作ります

ちまちま追記したり新情報の記載などをしてるよ。

現在批評募集中の記事

シャチType-D「オルカ」(コンセプトは矛盾)そこ!矛盾してないって言わない!!

・ジンベエザメ「リン」(コンセプトはみんなのお姉さん)批評募集停止中

・ルルの野生解放追記(コンセプトは幻の猛吹雪)強すぎる故の滅多に発動できない条件付き


 

+オルカ記載予定記事(装飾無し)-閉じる

画像挿入

うちに何の用や、これから仕事やねんけど


概要

オルカは外海から迷い込み、パーク内でアニマルガールとなったシャチ タイプDの雄個体です。ナリモン水族館の港に迷い込んだところを保護され、ナリモン水族館所属となりました。


アニマルガール情報


オルカは情報の少ないタイプDのシャチであるとされているアニマルガールです。名前はシャチの別称である「オルカ」から付けられました。

詳細

 ・この個体は沖合型と言われる何十頭もの巨大な群れを形成し、沖合に生息する個体であったことがオルカ自身の供述により判明しました。沖合型は3タイプの個体群の中で最もデータが少なく、餌についてもほとんど判明しておりませんが、傷が多い、歯がすり減っている、などの特徴から、手強い獲物、サメなどを食していたと考えられます。なおこの個体については目立つ傷などはなく、犬歯が少しすり減っていたぐらいでした。担当の飼育員の話では、「傷が服のラインに当たるのではないか」とのこと。

 ・シャチは群れによってその家族独自の「方言」とも呼ばれるコールを持っており、それにより情報を互いに交換し合っています。その「方言」がフレンズ化の時に色濃く残り、オルカが他とは違う、特徴的な喋りになったとみられます。

※オルカが使う方言は泉州弁と言われる関西の特定地域で使われている方言です。

 ・音楽を好み、職員寮やナリモン水族館の一角でギターを弾いていることがあります。この行動は野生であった個体にしては珍しく、専門家を含めオルカのデータ採取を担当した調査チームは「自身が信頼できる何者かの影響を受けているのではないか」と考えています。


オルカの行動について


 ・生活

フレンズ化後しばらくは海棲で、野生的な生活を送っていました。この影響からなのか、保護され、ナリモン水族館で暮らすようになった後も極々稀に、野生下で暮らしていた頃の行動を見せることがあります。

 ・喫煙

オルカがナリモン水族館に所属してすぐの頃にあった、「データ採取時のトラブル」からはじまりました。この頃は既にオルカを担当する飼育員が決まっていたこともあり、仲間を守るためなら手段は問わないというシャチの野生の本能を見せたと考えられます。この際に、怒りに身を任せたオルカが部屋の壁を破壊して出て行ったことからデータ採取を担当していた職員は「もう二度とオルカを怒らせないでくれ!!」とトラウマになっていたほどでした。オルカが壁を破壊し出ていった先でタバコを吸って休憩していた職員は「急に隣に来て、それ一本くれと言われたのであげちゃいました。その時に愚痴やらなんやらと付き合わされましたがスッキリしたのか、オルカとはあれから仲良くやらせていただいてます」と証言しています。

オルカを担当している飼育員の当時のお話「あの時のを掘り返しますか…。まぁいいですけど……そうですね…。あの時私もデータ採取に同伴してましてその頃からずっと見てますが、オルカが本気で怒ったのは当時ぐらいですね。あの後オルカにタバコを渡したバカとオルカの二人をめちゃくちゃ叱りましたけど、タバコについては癖になったのかやめることはなかったですね。壁破壊は…そうですね、あんな頑丈な部屋が軽々と破壊されたので今度は規格外でも破壊できないぐらい頑丈にするように伝えました。またオルカにはデータ採取の主旨を伝えて、協力してもらおうと思います。未だに採取しきれてないので…。」

 ・性格

「仲間と認めていない相手」

クールで、相手に強くあたるなど、ツンとした接しにくい対応を見せます。中にはとても恐ろしくてもう関わりたくないというアニマルガールや職員がいるほど。

「仲間と認めた相手」

優しく、怒らせない限りはかなり接しやすい対応を見せます。また、自分から話しかけたり、急に話しかけられても明るく対応したりと、その表情と見た目からは信じられないほど優しく対応してくれます。

認めた相手と認めていない相手に対し正反対の対応を取ることから、二面性のある性格が表現されています。

 ・ギターを弾くことがある理由

オルカは極めて手先が器用なためか、ナリモン水族館の一角を借りてギターを弾いていることがあります。誰かがギターを教えたのか、はたまた自らの意志でギターを始めたのかは謎に包まれています。職員の証言では「オルカを担当しているスタッフがオルカにギターを教えているところを見かけた」とありますが、オルカを担当する職員は「秘密、これもお仕事だから」と、真相は謎のままです。

※掘り下げ要素です。


オルカのお仕事


オルカはナリモン水族館の飼育員である「カラン」のお仕事を手伝っています。基本的にはカランと共に行動していますが、カランが出張やおやすみの時は、あらかじめスケジュールを指示してもらい、ナリモン水族館の先輩スタッフ達と共に仕事をしています。都合上一人で仕事をしていることもあるようですが、よほど機嫌が悪い時は一人で、カランが担当しているカマイルカやバンドウイルカと気晴らし程度に遊んでいるようです。

 

オルカを担当している飼育員のお話「オルカ、ああ見えてもイルカが大好きでして、私が仕事をしている隣でずーっとあの子たちと遊んでたりするんですよ。あぁ、イルカたちを含め、この水族館で飼育している動物たちを襲うことはないので安心してください。」


飼育員「カラン」との関係性


オルカはナリモン水族館沿いの港に迷い込んできたところを飼育員「カラン」により発見され、ナリモン水族館所属の調査隊によって保護されました。発見者のカランは上司の指示によりオルカの監視を行っています。またカランとオルカは職員寮で共に過ごしていることもあって家族としての関係性を有しており、オルカはカランを「姉さん」と呼んでいます。

カランとは「Orcinus Flowers」と言うギターユニットを組んでおり、ナリモン水族館内で流れる曲や、ナリモン水族館のテーマ曲などを手掛けたり、過去に有名だった曲やパーク内で有名なアイドルユニットの曲のカバーなどをしています。ユニット名の読みは「オルキヌスフラワーズ」、「冥界の花達」と言う意味です。オリジナル曲の「NARIMON」はナリモン水族館のテーマ曲として採用されており、ピアノやギターの美しい音色と共に、ナリモン水族館に所属する歌自慢のアニマルガール、カマイルカのルルとシロイルカのベルによる綺麗な歌声と歌詞が、広大な海とナリモン大渦潮をイメージさせる曲となっています。アコースティックギターバージョンではオフボーカルでカランとオルカのギターの音色を楽しめます。


野生解放

「うちのポッドに手ェ出してタダで済むと思うなや!!!」

「スパイホッピング・オルカ・ブリーチング」

シャチは野生下では群れで行動し、チームワークを活かした狩りを行います。これにより、スキルは群れによる狩りを表現したものとなっています。野生解放時、けものプラズムで分身を4体生成し、あらゆる方向から狙った敵へ襲いかかります。トドメに敵の真下にけものプラズムで生成したシャチを出現させて敵を打ち上げ、オルカ自身がけものプラズムを纏い、敵の上空から飛び掛かり、自らの身体を打ち付けます。

※・ブリーチングとは:海面へ自らの身体を打ち付けるジャンプ

※・スパイホッピングとは:頭部を海面に出し、辺りを見渡すためと言われている行動

オルカを目撃できる時間

基本的に表側に出てくることは無いオルカですが、決まった時間になると巡回活動として屋外展示エリアの様々な場所に現れますが、時折、屋内展示エリアまで覗きに来ます。昼は仕事の一環としてナリモン水族館内で流れる「NARIMON REDIO」の月曜日担当MCを務めているため、月曜日のみナリモン水族館の「NARIMON SEASIDE MALL」内にあるラジオスタジオにも現れます。また、休憩時間に喫煙所に現れ、タバコを吸っているところを目撃されています。


プロフィール

 名前:オルカ

  種:シャチ

 愛称:オルカ

 所属:ナリモン水族館

 保有管理権限:1

 よくいる場所:ナリモン水族館職員寮、オルカテリトリー、ドルフィンラグーン、バックヤード

 好きなもの:カランやルルと一緒に居られる時間

 嫌いなもの:ポッド(仲間)を狙う不届き者

 目立つ行動:ギターを弾く(カランとセッション)、休憩中の喫煙

 特技:ギター

 趣味:ダンスの練習

 特徴:細いヘアピン、変わった口調


外見

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ジャケットは半袖、スーツにラインが入っている、ヘアピンが極めて小さい、と言った特徴があります。ベースが同水族館所属のシャチの服装となっていますので、遠目から見ると見間違われることがあるようです。なお髪は、右側は黒、左側は白で、右側はロング、左側はショートと、二面性のある性格を表現しています。前髪がふっくらとしていますが、タイプDならではの頭部をこの前髪に反映しました。


オルカのあれこれ

オルカに睨まれると5方向からの視線を感じ、一瞬ですが、相手を恐怖に陥れます。ですが、その反面、心を許した相手にはとても優しく、自分の事よりもその相手の事を優先する、思いやりの気持ちがあるアニマルガールです。食事については基本的に出されたものならなんでも食べる好き嫌いのない食性ですが、好物はシャチらしからぬニシンです。同じシャチという事で、同水族館所属の「シャチ」とは気が合うようです。

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交友関係のあるフレンズ達

・シャチ

・シロイルカ「ベル」

職員寮で一緒に過ごしている職員やフレンズ達

・ナリモン水族館飼育員「カラン」

・カマイルカ「ルル」

・ジンベエザメ「リン」


+動物情報-閉じる

シャチ

 分類:哺乳綱 クジラ偶蹄目 マイルカ科 シャチ属 シャチ

 学名:Orcinus orca

 英名:Orca

 生息域:世界中の海域

 タイプ:A、B、C、D

 個体群:定住型、回遊型、沖合型

 

【みんながよく見るシャチって?】

水族館やネット上の写真などでよく見かけるシャチ。このシャチはタイプAと言う、グッズ化などがなされているシャチです。このタイプAのシャチが一般的にイメージされるシャチであり、クロミンククジラなどを主食としています。アイパッチの大きさは中間的で、流氷の少ない沖合に棲んでいます。

 

【タイプDのシャチって?】

タイプDは通常(タイプA)よりも小さなアイパッチ、短い背びれ、ゴンドウクジラに似る丸みを帯びた頭部によって認識されます。また、他のシャチとは全く別の遺伝子という事が明らかにされています。タイプDについては4タイプ存在するシャチの中では目撃例がきわめて少なく、現在も調査が進められています。

 

【個体群・沖合型って何?】

沖合型と言われる個体群は、何十頭もの巨大な群れを形成し、沖合に生息します。3タイプの個体群の中で最もデータが少なく、餌についてもほとんど判明しておりませんが、傷が多い、歯がすり減っている、などの特徴から、手強い獲物、サメなどを食していたと考えられます。

 


+この情報を閲覧するには管理権限-3が必要です。-認証完了、情報を開示します。
検証データ

【検証】

██氏により行われたAG"OrcaTD"への実験と検証のデータが採取された。

全てのデータの回収には失敗したが、野生解放のデータのみを回収することに成功。

その他の採取したデータはAG"OrcaTD"により抹消された。


人のデータを勝手に見ようとしたんや、そりゃ誰でも怒るわなぁ…?

 


+職員やアニマルガールからの印象など-閉じる
"OrcaTD"に対しての印象まとめ
ナリモン水族館カマイルカ担当:最初は怖かったけど今はいいパートナーですね。

匿名希望:うーん…ちょっと怖い…。


カマイルカ「ルル」:オルカねえはかっこいいし、たよれる!だいすき!


匿名希望:よく働いてくれますし、そこまで悪くはない子なんですけどねぇ…喫煙者ってのがネックになってるぐらいでしょうか。


匿名希望:喫煙者嫌いです。


ナリモン水族館スタッフA:機嫌が悪いときはめちゃくちゃ怖い、機嫌がいい時は優しいんだけど……。

 


+オルカの音声記録を再生します。再生には管理権限-2が必要です。-認証完了、再生を開始します。
オルカの音声データ

<ナリモン水族館内喫煙所にて記録されたデータ>


オルカ「ふぅー……次の仕事…。」

██「邪魔するよ」

オルカ「なんや、邪魔すんなら帰れ」

██「あぁ…ごめん」

オルカ「冗談やって、それで何の用や?」

██「オルカの仕事ね、今カランの仕事を手伝ってるんでしょ?」

オルカ「せやけど?」

██「オルカテリトリー、担当してみない?」

オルカ「めんどいから却下、どうしてもってんなら上層部かカランにでも言うてくれ」

██「ちっ…」

オルカ「文句でもあるん?」

██「いえっ!なんでもないです!!」

オルカ「そう……じゃ、うちちょっと見回り行ってくるから」ジャラジャラ…

来館者██「…さっきでてったあのフレンズさんってここの職員さん?」

██「そうだよ」

来館者██「なんだか怖い職員さんですね…。」

██「今日はちょっと機嫌が悪いみたいでね、ごめんなさいね」

来館者██「いえ…いいんですよ」


<再生終了00:07:24>

 


+オルカとオルカと仲の良い職員のやりとり-閉じる
オルカの言動記録

オルカ:……ん。

職員1:やあ

オルカ:おう

職員1:オルカ

オルカ:ん?

職員1:よるめんやって知ってる?

オルカ:なんやそれ、知らんなぁ

職員1:そこのラーメンね、ものすごくおいしんだって

オルカ:あー…カラン姉が寄ったとか言うとったなぁ

職員1:今度行ってみる?

オルカ:えー…

職員1:ほらそんなに遠慮しないでさ

オルカ:でもそこ、試験解放区やろ?

職員1:そうみたいだね

オルカ:なら遠慮しとくわ、ごめんな

職員1:そう……あっそういえばここの近くに来ることもあるみたいだからその時にでも一緒にどう?

オルカ:ん~…カラン姉が美味いて言うとったからなぁ…考えとく、ありがとうな

職員1:うん、こちらこそだよ

オルカ:うちに感謝される資格ないんやけどな、ハハッ…。

職員1:あはは…。

オルカ:よっしゃ、ほな仕事戻ろか

職員1:うん、わかった、先に戻ってて、すぐに行くよ

オルカ:あいよー


 

 

 

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+リン掲載予定記事(装飾無し)-閉じる

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「いらっしゃい!またお姉さんに会いに来てくれたの~?」


概要

リンはナリモン水族館近海で回遊していたところを保護され、大水槽内でフレンズ化したジンベエザメの雌個体です。


アニマルガール情報


「リン」はナリモン水族館でフレンズ化したジンベエザメの雌個体です。名前は学名の「Rhincodon typus(リンコドン・タイプス)」から来ています。ナリモン水族館の仲間たちからは「迷子センターのお姉さん」、「ジンベエのお姉さん」などと呼ばれています。このため、第一人称は「私」と「お姉さん」となっています。

詳細

 ・リンはナリモン水族館の調査船により発見、保護され、ナリモン水族館内でフレンズ化したジンベエザメのアニマルガールです。屋内であったため経緯は不明ですが、大水槽からジンベエザメ一頭がいなくなり、スタッフが大騒ぎしているところにアニマルガールとなったこの個体が現れ、後日この個体がそのいなくなったジンベエザメだったという事が判明しました。

 ・ジンベエザメは、模様が着物の「甚兵衛(じんべえ)」に似ていることからジンベエザメと名付けられたと言われています。この個体はこの「名の由来」がフレンズ化の時に色濃く残ったため、甚兵衛を着ています。また、その模様が通常時は甚兵衛、頭のヒレ、尻尾、野生解放時は髪にも模様が現れます。


リンの行動について


 ・生活

冬の寒さが続く日でも基本的には夏服を着ています。このため、冬になると担当している迷子センターの受付を離れ、大水槽で泳いでいるか、または職員寮でお留守番をしています。また、体温調節が出来ない上に気温の変化に弱いため体調を崩しやすく、必ず二人一組で行動しています。また水槽内で泳ぐ際は、身体を十分に温めてから水槽内で泳いでいます。大水槽の水温はジンベエザメに適している温度のため、一度入ってしまえば体調を崩す事無く、ずっと泳いでいることができます。

 ・性格

とても温厚な性格で、母性溢れるとても優しいアニマルガールです。自分よりも遥かに小さい小型回遊魚などと一緒に泳いでいた影響なのか、子供や自分よりも小さなアニマルガールが大好きで、好みなども似たり寄ったりとなっています。


リンのお仕事


 ・リンはナリモン水族館内にある、迷子センターの受付のお仕事を中心に、案内スタッフやジンベエザメガイドのお仕事をしています。なお冬季はリンのお仕事はお休みです。

 ・迷子センターの受付のお仕事は大水槽内でコバンザメや小魚の群れと一緒に泳いでいた名残で、フレンズ化した後も大水槽内でよく迷子になったコバンザメを探して回っていたり、小魚の群れと回遊していたことから、迷子センターの受付を任されています。

 ・迷子センターによく来るアニマルガール「シャチ」や「ルル」とは仲が良く、職員寮ではルルやルル担当の飼育員と同じ部屋で過ごしています。


飼育員「カラン」との関係性

元々、リン担当の特殊動物飼育員はカランではありませんでした。ですが、問題児※1を抱えているカランがリンの体調面などを自主的に管理し始め、元々の担当者にもアドバイスなどをしていたことから、最初の担当交代の時期に、鯨類チーム所属の特殊動物特別飼育員、カランがカマイルカ「ルル」、TDシャチ「オルカ」を兼任の条件でリンの担当を受け持ちました。カランは鯨類チーム所属であることには変わりないため、カマイルカとバンドウイルカの飼育員とトレーナーを担当しています。

※1・カマイルカ「ルル」とTDシャチ「オルカ」のこと。


野生解放

「お姉さん、そろそろ怒っちゃうわよ♪」

「みんな大丈夫~?お姉さんが護ってあげる♪」

「ジンベエに集う小魚の舞い」

野生解放時のセリフは戦闘時と非戦闘時で変わります。野生解放を行うと共通で、甚兵衛の模様が剥がれ落ち、放出された大量のけものプラズムによって大量の小魚を出現させ、自分周囲を旋回させます。この際、状況によって様々な効果が発揮されます。

 ・戦闘時

自分の周囲、半径4メートル以内にいる味方に「被弾で剥がれる一度きりの絶対防御※1」を付与し、発動した瞬間の5秒間のみ、近づく敵に「水属性の強力なスリップダメージ※2」を与えます。効果終了後、自分の周囲に任意で攻撃するための小魚の群れを、野生解放を任意で解除するか、サンドスター不足によって自動で解除されるまで旋回させます。

※2・「ゲート・オブ・バビロン」じゃないけど、MHF-Zのジンオウガがやってくる「ニフラム(根性貫通即死技)」的な奴です。

※1・MHF-ZのG級スキル「絶対防御態勢」参照。

 ・非戦闘時

自分が甚兵衛を着ている間、自分の周囲、半径5メートル以内にいる味方の防御力を大幅に上昇させます。この時、対象の味方に疲労回復や傷の治療など、様々な回復効果を付与します。なお、野生解放を解除すると効果は切れます。

 

リンのフリータイム

リンは迷子センターの受付をしていますが、時間交代制なので自由時間が存在します。この自由時間に大水槽で泳いだり、ガイドスタッフとして大水槽前に現れたり、休憩をとったりと、うまく行動しています。なお身体が弱いこともあり、長時間ともなると体調を崩し、同館のスタッフによって担当する迷子センターの休憩スペースまで運ばれて行きます。


プロフィール

 名前:リン

  種:ジンベエザメ

 愛称:ジンベエのお姉さん、リン

 所属:ナリモン水族館

 保有管理権限:1

 よくいる場所:ナリモン水族館迷子センター受付、大水槽

 好きなもの:家族とも言える存在

 嫌いなもの:水族館の仲間たちを傷つける敵

 目立つ行動:大水槽内で優雅に泳ぐ、迷子の人やアニマルガールを案内する、呼び出し放送を行う、など

 特技:けものプラズムによる感知

 趣味:ピアノ

 特徴:メガネをしている、甚兵衛を着ている


外見

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ジンベエザメの名の由来である「甚兵衛」を着ています。


リンのあれこれ

とても優しく、温厚な性格ゆえに迷子センターに訪れる様々なフレンズ達に好かれています。ですが、同水族館所属のシャチにはあきれた様子で話しかけることも……。

「また来たのね…はぁ…ベルちゃんも苦労してるわねぇ……。」

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メガネは元々目があまり見えていなかったため着けています。また、極端な明るさに弱いため、グラスの遮光率を自動で調節してくれる便利なサングラス機能付きです。

食性については、固いものが苦手という事で、基本的に柔らかいものを貰っています。大好物は元動物の頃と変わらずオキアミやプランクトンです。


交友関係のあるフレンズ達

・シロイルカ「ベル」

・シャチ

・アホウドリ「オキ」

職員寮で一緒に過ごしているアニマルガールや職員達

・ナリモン水族館飼育員「カラン」

・カマイルカ「ルル」

・シャチ Type-D「オルカ」


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ジンベエザメ

 分類:軟骨魚綱 テンジクザメ目 ジンベエザメ科 ジンベエザメ属 ジンベエザメ

 学名:Rhincodon typus

 英名:Whale shark

 生息域:世界中の熱帯・亜熱帯・温帯(経度±30°以内)

 


+この情報を閲覧するには管理権限-2が必要です-認証完了、情報を開示します
事情聴取データ
<██日█時█分ナリモン水族館内にて突然現れたAG"ジンベエザメ" に対して行った事情聴取の音声データを再生します>

ジンベエザメ:それで~?私に何か御用かしら♪

調査員:随分と余裕があるんですね。

ジンベエザメ:だーって、人と話すのってこれで2回目だから♪

調査員:そういう事ですか。

ジンベエザメ:ふふっ♪

調査員:では事情聴取を開始しますね。

ジンベエザメ:は~い♪

調査員:██日に起こった事件はご存知ですね?

ジンベエザメ:██日と言うと、私がアニマルガールになった日よ?

調査員:では事件の事は知らないと。

ジンベエザメ:ええ♪

調査員2:[ジンベエザメに事情聴取を行っている調査員に対し、ジンベエザメには聞こえないように重要な事を伝える]

調査員:……こちらの上層部があなたと接触していたとあり、信頼に至ると判断しましたので事情聴取はここまでとします。ここでなにかやりたいことなどはありますか?

ジンベエザメ:そうねぇ~…迷子のコバンザメちゃんを探してたことも多かったから、迷子センターのお姉さんかな♪

調査員:わかりました。この音声データと共に意見を提出しておきます。おつかれさまでした。


<再生時間00:02:00>

 


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+ルルの野生解放追記分(装飾無し)-閉じる

閲覧には管理権限-4を要求。(開閉あり)

 

───────その光景を見た者は少なく、目撃した者は皆、口をそろえてこう言った。「イルカたちに感謝を」と。────────

野生解放

────────────────────────!!!!!!!!!!!!!」

「ドルフィン・リング・ブリザード」

このスキルの発動条件は「大切なものを失うショックを2時間以内に2回受けること」。条件が成立するとルルはショックにより硬直し、周囲半径300m以内にいる全てのアニマルガールや人間が感づくことのできる膨大な量の「凍てつくようなけものプラズム」を放出します。そして上空に天使のようなリングを生成し、僅かな隙間さえあれば通り抜けてしまう「病気や傷、精神的なショック症状」などの「人が伴う病」や、「アニマルガールが伴う病」を治してしまう猛吹雪を室内や屋外、関係なく発生させます。猛吹雪の中ではイルカたちが泳いでいるようなシルエットが確認できます。なおこのスキルはルルに多大な負荷がかかるため、発動の度にカウントし、適切な処置を行ってください。

 

現在のカウント数:2

 

 

リンの情報大幅追記→デザイン案も上がったのでとても時間がかかるためちまちまと。

オルカとリンのアーカイブ挿入→増えすぎるのもあれなのでアーカイブ欄にSSとして保管を検討。

オルカ→まもなくJGPwikiに実装予定、現在最終調整中。

追記は後日に。

後日カランのもう一つの設定を作成予定。

作曲勢の方「NARIMON」って曲作ってもいいのよ?

最終更新日[5/13 6:52]


スペシャルサンクス

・ふすつさん(リンとオルカの設定案)

・LiLyさん(改正案のまとめ他多数)

・shobotanTAREさん(リンとオルカの設定案)


完成までしばしお待ちを。


アーカイブ

要するにSS置き場。


+ルルカラ邂逅アーカイブ-閉じる
ルルとカランの始発点

[──監視カメラにより撮影された過去の映像データを再生します──]

 

 

──とある日の深夜、ナリモン水族館ドルフィンラグーン──

 

カラン「体調も安定してるわね、それじゃールル、ごは…んっ…?」

 

[ルルと呼ばれる、背びれの欠けたカマイルカの様子を見に来ていたカラン。上空が突然光に覆われ、パークのどこかにあると言われているサンドスター火山が噴火した事を察する]

 

カラン「ルル、ここは危ないから安全な場所まで移動しよっか」

 

ルル『キュー!カカカッ!』(おぼつかない様子で一生懸命泳ぎだす)

 

[時間は飛び、移動先の映像データを再生]

 

[安全な場所まで移動し、そこでご飯ついでに遊んでいたカランとルル。一息つこう、そう思い、休憩しようとしたその時、カランの視界を光が覆い尽くす。]

 

カラン「っ!?ルル!?大丈夫!?『ピッ』」(指示に使う笛を鳴らし、ルルを呼ぶ)

 

カラン「来ない…?いや…誰かいる…?」

 

[光は収まり、視界の確保ができた。だが、カランの知るルルの姿は無く、そこには頭に胸びれ、腰のあたりからイルカのような尻尾のある、ボロボロの青いセーラーワンピースを着た背の低い少女がぷかぷかと浮かびながら、きょとんとした様子でカランを見ていた。]

 

カラン「…あなた…大丈夫…?」

 

[カランは困惑した様子で少女に声をかける]

 

??「きゅー……きゅ……?」

 

[少女は慣れない声で応答する]

 

カラン「……ルル…?」

 

[カランは思い切って、名前で呼んでみた。]

 

??「みゃっ!!『バシャッ!』」

 

[少女は嬉しそうに両腕を動かす]

 

カラン「ルル…なのね…?」

 

??「♪♪♪(嬉しそう頷く)」

 

カラン「ルル…無事だったのね…」

 

ルル「るー…る、ぶ……じ……っ♪」

 

[ルルは慣れない様子でカランの言葉を真似する。]

 

[カランはそんなルルを抱き寄せ、相当心配だったのか、涙を流していた。]

 

[──保存されていた映像データはここまでのようだ…──]

 

+闇の果てに存在した奇跡-閉じる
闇の果てに存在した光

の果てに存在した奇跡・1/カラン視点

【──20██年█月█日午前█時██分──】

 

【先日のけもノートの騒動の最中、急に倒れたカラン。救急車で処置を受けつつも危険な状態が続く中、TDシャチのアニマルガール、オルカの手によってその生命はつなぎ止められていた。】

 

オルカ「ほらもっと急げや!!やないとカラン姉死んでまうで!!!

 

[……オルカの怒鳴り声が聞こえる。]

 

ルル「ねーさま!!目を覚まして!!!ねーさまぁ!!!!

 

[ルル……。ゴメンね……。]

 

オルカ「今どういう状況や!!!

 

救急隊員「心拍数300オーバー!!危険な状態です!!!

 

オルカ「あかん危険すぎる!!!心房細動どうにかして心臓マッサージしろや!!!

 

[的確なアドバイス……怒りの中に冷静さ…オルカも成長してルわね…]

 

【そんなやりとりが行われている中、カランの右目の眼帯から、黒い謎のサンドスターが漏れ出てきた。】

 

オルカ「カラン姉しっかりしろよ!!意識ぐらい保てや!!!

 

ルル「ねーさま……。………!?」ゾッ

 

オルカ「ルルどうしたんや!?

 

ルル「……黒い……サンドスター……。」

 

オルカ「黒!?うせやろカラン姉……。」

 

【黒いサンドスターと聞いたオルカの肩の力は抜け、膝から崩れ落ちた。】

 

救急隊員「オルカさん!?!?

 

オルカ(黒いサンドスター…野生下で生活してた頃に聞いた覚えあるで……█████とかサンドスター███とか呼ばれてる魔の物質や……あの病院ならなんとかしてくれそうやけど……)

 

ボソボソ… ルル「オルカねー…しっかり…(ピトッ)」

 

【力なく何かを呟き続けるオルカを慰めるように、ルルがオルカの頬に触れる。】

 

オルカ「はっ。あぁ、ゴメンやでルル…。救急隊、こっから一番近い特殊動物病院向かえ、なるべく飛ばしてや」

 

救急隊運転手「了解」

 

[特殊動物病院……ふふ、オルカ、大正解よ]

 

[と考えてても、言葉も出ないし身体も動かない状態なんだけどね、おそらく私は助からないだろうし。]

 

[あー悔しい、もっともっと構ってあげてたらよかった、今更後悔だなんて……。]

 

【カランの様態は今尚危険な状態が続く。場所はカントーエリアの試験開放区内、某特殊動物病院に向かい、救急車は走る。この後に誰も予想していなかった、ルルの本来の野生解放を見ることになるなんて。】

───────────────────


の果てに存在した奇跡・2

 

【──20██年█月█日午前█時██分──】

 

【──特殊動物病院に救急搬送されたカランは集中治療室に運ばれ、処置を受けていた──】

 

[カランが運ばれて来た集中治療室では同時に到着したオルカの指示により複数名の患者の処置が進められていた。]

 

オルカ「ええか、ここにおる者らは適切な処置せんと死んでまうで、気合い入れや!」

 

医師達「はいっ!」

 

[オルカの名は医師達の間ではそこそこ知れ渡っているのだろう、オルカの一言で場の空気が引き締まる。]

 

オルカ「んじゃ手筈通りにたの…」

 

[オルカが処置を始めようとしたその時、集中治療室を中心に病院内の空気に緊張が走る。]

 

ルル「……!ぴん…ちゃん………ねーさまの……大切な………おともだち…失う……やだ…ヤダ……ッ!!!!!!

 

[ルルの目にカランが大切に思っていたアニマルガールのカンザシバトが映る。そのカンザシバトもカランと同様、重体だったようだ。ルルの親とも言えるカランと、カランの大切な友達。その大切な2人を失うショック、それはルルの本来の力を目覚めさせた。]

 

ピューィッ!!ヒュオ〜……

 

オルカ「ルル!?

 

[オルカが気付いた時には既に遅かった。ルルの野生解放により室内の温度は急激に下がり、まるで極寒の雪国に居るかのような気温になっていた。]

 

ルル「────────!!!!!!!!!!

 

ヒュオオオオオオオオゴゴゴゴゴゴ……

 

[室内に吹雪が舞う…正確には病院を中心に吹雪が舞っていた。その吹雪の中には数頭のイルカが仲良く泳いでいるかのようなシルエットがオルカを含む医師達の目には見えていた。]

 

医師A「イルカ!?いきなり何がどうなっているんですか!!オルカさん!!!

 

オルカ「知らんわ!んなことより患者共保護せんか!!

 

『その必要はないわよ、オルカ』

 

オルカ「えっ?」

 

[オルカの耳に聞こえた謎の声。それはオルカがよく知る人物の声。オルカがその声がした方向に目を向けると、数頭のイルカのシルエットがカランに、患者たちに寄り添うように舞い踊っていた。]

 

オルカ「……せや…これってカラン姉が言ってた…。」

 

[オルカは数日前に聞いたカランの話を思い出した。]

 

オルカ「……そうか、そういう事なんやな姉さん…。」

 

[この野生解放はカランしか観測したことのない幻の野生解放。]

 

医師B「…オルカ君?」

 

オルカ「悪いな、吹雪が止んだら此処におる患者らみんな病室に戻してやってくれるか!?

 

[この吹雪が止んだ時、吹雪に飲み込まれていた者達の病は治っていたと言う。オルカはこの話を思い出し、吹雪が止んだら患者たちを病室に戻せと、そう医師達に告げた。]

 

医師達「えっ!?

 

オルカ「この話が正しければ、これ以上処置をしなくてもええはずや、ただ安定するまではちょくちょく診てやってや!!

 

医師C「ちょちょちょどういう事なんすか!?

 

オルカ「そりゃ言われへんわ、うちは特別に教えてもろうたから知っとるけどな……そう話しとる内に吹雪も止んだな……。」

 

医師達「……。」

 

[医師達に話をし終えたオルカはルルの元へ向かった。この時丁度吹雪が止んだ。]

 

オルカ「ルル、おーい」

 

ルル「………ぴん…ちゃん……ねー……さま………」

 

『バフッ』

 

[サンドスターを使い果たし、疲れきったルルはゆっくりと倒れる。オルカはそんなルルを優しく受け止めた。]

 

オルカ「っと危ない危ない……うちらはカラン姉と同じ部屋で寝るからベッド4つ用意しといてくれるか?」

 

[オルカはルルが意識を失う間際に発した言葉を聞き、後にカラン目当てに来るであろうカンザシバトの事を考え、カランを担当する医師にベッドを多めに用意するように伝えた。]

 

医師D「わかりました、ところでオルカさん」

 

オルカ「んー?」

 

医師D「その…カランさんのこと大切に思われているようなので申し上げにくいのですが…」

 

オルカ「なんや気になるんやったら言ってまえ、答えたるさかい」

 

医師D「では……カランさんが回復したら…ナリモンに帰っちゃうんですか…?」

 

オルカ「……せやな」

 

医師D「そうですか……」

 

[カランを担当する医師はオルカの言葉を聞き、少し落ち込む。]

 

オルカ「…しゃーないやろ、うちも水族館で仕事貰っとるんやさかいな。あんたはあんたや、その調子で頑張っとったらええ。うちんとこのエースやから此処来たんやろ?やったら大丈夫やって」

 

[オルカは落ち込む医師を慰める。だが話し方のせいだろう、その医師の顔に少し笑みが浮かぶ。]

 

医師D「あっ、ありがとうございます…そうですよね、ははっ……。あっ、部屋は503号室です、オルカさんの希望通り、個室にしておきましたよ」

 

オルカ「あんがとな、それじゃうち先に部屋行って荷物の整理しとくわ」

 

───────────────────

[その後、病室で目が覚めたカランはけもノートに入っていた通知を見て泣いていたのだそう。感謝してもしきれない嬉しさと、ありがとうと直接言えない悔しさで。]

 

【──闇の果てに存在した幻の奇跡──】

──fin──

 

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[ナリモン水族館・港]

オルカ「……ここか、ジンベエの姉さんが言ってたとこて…ヒトの手でキレイにされとんか…」

カラン『ねえそこのアニマルガールさん』

オ「(げっ…見つかったやんけ…)あー…?なんやねん」

カ『見た感じシャチの子でしょ』

オ「せやけど?それで」

カ『うちに来ない?』

オ「…イヤや」

カ『食事、まともに取れてないでしょ』

オ「……」

カ『その辺の保証はしてあげるから、改めて考えてみて』

オ「……(…なんでそんなんもわかんねん…)…わーったよ、あんたについていくことにする」

カ『ふふっ、あなた面白い性格ね』

オ「それがどうしたんや、ってくっ付いてくんなや…」

カ『いいじゃないの』

オ「はぁ…なんやめんどくさいのに絡まれたな…」

カ『めんどくさいとか言わないっ。これでもここの上層部とは繋がり持ってるんだから』

オ「ジョーソーブってなんや」

カ『あー…まぁいいわ、案内がてらいろいろと教えてあげる。』

オ「ふん…」

カ『気に食わないって顔ね、不満に焦り、その辺が顔に』

オ「てめっ……なんでんなもんわかんねん…」

カ『経験。これでもあなたみたいなアニマルガールの管理を担当してる身だからね』

オ「タントー…ねぇ……それでかぇ…わーった、ならアンタを信頼してもええって事やな」

カ『よかった』

オ「ただ、そのうちのタントーとかはアンタに任せる、それが条件や」

カ『わかったわ、それじゃあ少し付き合ってもらうわよ』

オ「付き合うって何をやねん」

カ『………ついて来ればわかるわよ、オルカ』

 

[ナリモン水族館・研究室]

オ「…なんや変なとこやな」

カ『……そうね……っ……』

オ「…大丈夫か?」

カ『…うん、大丈夫』

オ「……アンタはうちのポッドや、強くな」

カ『…オルカ』

オ「あー?オルカってうちの名前か?」

カ『うん、今付けた』

オ「…名前ねぇ…まーうちに名前なんぞ無かったからええけど…。で、なんや?」

カ『…ちょっと、ね…耳を貸してもらえる…?』

オ「お、おう?」

カ『えっとね……ゴニョゴニョ……。』

オ「……わーった……任せとけ…ぶちかましたる……。(なんやこのオンナんな胸クソ悪いもん任されとるんかよ…あーもーウチまで腹たってきたわ…)」

オ『……っ!』瞳に涙を浮かべる

カ「…任せとき、せめて笑ってろ」

《それではデータ採取を始めます》

オ「あー?データ採取だ?じゃあなんでうちを連れてきたそのオンナは泣いとんねん」

《えっ…?》

オ「……毎度毎度ツラい思いして付き合ってくれとるそのオンナの身にもなってみろやニンゲン共……」

《…………。》

オ「……話は終いか?……フゥー…野生解放。よーうちのポッド泣かせてくれたなぁ?!!オルカストライクッ!!」

[シャチのアニマルガールは分身を生成し、その分身の一撃で軽々と研究室の壁に大きな穴が開く]

カ『オルカ…』

オ「ふんっ…スパイホッピング」

[次は研究室の床が抜けTDシャチの頭が現れる]

オ「オルカ・ブリーチング…オルァ!!」

[大きな音と共に天井も破壊され、研究室はめちゃくちゃに破壊された]

カ『……ありがとう…オルカ……』

オ「ふん……あぁ…。」

[オルカと呼ばれたシャチのアニマルガールは研究室をめちゃくちゃにした後、その場から去っていった]

 

[ナリモン水族館・研究室通路]

オ「……そこのあんた」

職員A「な、なんすか」

オ「それ一本くれ」

職「だ、ダメっすよ…」

オ「ええから…(威圧)」

職「はっはいっ!」

オ「…ありがとな」

職「…はい…」

オ「……ちょっと話付き合ってもらえるか」

職「…?いいっすけど…」

オ「……あんた優しいんやな」

職「そ、そんな…(照)」

オ「……あの片目の女の事、アンタらは知っとんねんな」

職「片目の女…カランさんの事っすか?」

オ「…へー…カランってんかあの女…」

職「…厳しくも優しくて…この水族館を裏側で支えてくれてる人なんすよ」

オ「……」

職「その……カランさんになにかされたんすか…?」

オ「…泣いてたんや」

職「泣いて…えっ……。」

オ「本人からは嫌やったって聞いたわ……」

職「……カランさんなりの誤魔化し方なんでしょうね…」

オ「誤魔化す…?」

職「…アニマルガールのデータ採取時にカランさんが泣いてるのは毎度の事なんすけど…あの方はアニマルガールに対して自主的にデータ採取をするような方じゃ無いんすよ、上層部の指示でイヤイヤ付き合ってるんす」

オ「…ふーん、それで付き合う、って言葉で誤魔化したんか」

職「察しがいいっすね、そういう事っす」

オ「…悲しいやつなんやな…」

カ『いた!って何やってるんですか!』

オ「……もう大丈夫なんか?」

職「カランさん落ち着いて…(焦)」

カ『はぁー……先輩はあとでうちにきてお説教です。いいですね?』

職「ヒッ…」

カ『オルカ、帰ってご飯にするわよ、あたしの愚痴聞いてもらうから』

オ「………へーい(相当機嫌悪いな…あとであの部屋めちゃくちゃにした事ちゃんと謝ろ…)」

カ『ほら帰るわよ!!もー二度とこんな場所には来たくなかったんだけど!あ!先輩は研究室の補修工事とより頑丈にしておいてって上に伝えといて、あたしの名前出せば通るから』

職「はっはいっ」

オ「……(結局直すんかぃ…忙しいヤツやな………にしてもオルカ、か…ええ名前やな…気に入ったわ…。)」

カ『オルカ、その…ありがとうね、スッキリしたわ』

オ「…ええねん、ええから帰るんやろ?せやったらはよ行こうや、ここにおりたくないんやろ?」

カ『…案外優しいのね』

オ「……アンタもなカラン姉」

カ『…っ!(照)行くわよもー!』

オ「ははっ、へいへいついて行きますよっと」

 

 

[ナリモン水族館・巫女ハウス]

ルル「キューキュッ!アーーーーキュイッ!!」 

オ「なんだこの声」

カ『あたしが担当してる子の声よ、ルルー帰ったわよー』

ル「ねーさまっ!!」 

オ「んっ。」

ル「ヒュイッ!?だっだれっ…!」

カ『名前はオルカ、今日からあたしが担当するあたし達の家族よ』

オ「…ルルとか言ったっけ、ヨロシクな、ルル」

ル「うんっ!!」 

オ「かわええなぁ」

カ『でしょ?(ナデナデ)』

ル「ピューイッ♪」 

オ「気持ちよさそうやな…癒される…」

カ『よかった。』

 

【オルカラ邂逅アーカイブ~fin~】

+カランが新人だった頃のお話-閉じる

【これはカランがシロイルカを担当していた頃のお話】

 

[場所はナリモン水族館の屋外展示エリア、サンシャインハーバーにある、ベルーガシンフォニーと呼ばれている場所だ。そこである二人のアニマルガールが話し合っていた。片方は純白のアニマルガール、シロイルカ「ベル」。もう片方は白と黒のツートンカラーが目立つアニマルガール、「シャチ」だ。]

 

ベル「シャチさん」

 

シャチ「お?どうしたんだ?」

 

ベル「ルルちゃんの事なんですけど」

 

シャチ「あぁ、あの傷だらけで保護された子か?」

 

ベル「はい、実は私たちみたいに人の姿になってからの担当がまだ決まってなくて…」

 

シャチ「あれ?巫女さんが担当じゃなかったのか?」

 

ベル「先日担当を外れましたよ?」

 

シャチ「あーそういう…でもルルって…」

 

[そこに泣きながらトボトボと飼育員を探し回っているイルカのアニマルガールが通りかかる]

 

???「……ぐずっ……おねーちゃん………どこ………?おねーちゃぁん………。」

 

ベル「あっ。ルルちゃん、おいで」

 

[ルルと呼ばれたイルカのアニマルガールは、シロイルカのアニマルガール、ベルに勢いよく抱き着いた]

 

ルル「ベルおねーちゃぁぁん……!!」

 

シャチ「この水族館じゃ1番の甘えん坊なんだよな…」

 

ベル「よしよし…大丈夫……〜〜♪」

 

[ベルは、ルルを落ち着かせようと動物だった頃のルルに聞かせていた歌いはじめる]

 

ルル「おねーちゃぁん……。……!…っ。〜〜♪」

 

[すると、ルルはすぐに泣き止み、ベルの声で一緒に歌いはじめた]

 

シャチ「!?」

 

ベル「えっ!?」

 

[ベルとシャチは完璧なまでのルルの声真似に驚愕している]

 

ルル「ベルおねーちゃん…?シャチおねーちゃん…?」

 

[ルルはきょとんとした顔で2人を見つめる]

 

ベル「…なんでもないよルルちゃん。とりあえず、担当の事はまた巫女さんにお願いしてみましょうか」

 

シャチ「そうだな、今なら…」

 

[そこに、巫女服のような白衣を羽織った女性の飼育員が現れた。彼女がその見た目から「巫女さん」と呼ばれている飼育員の様だ]

 

???「どうしたの?2人とも」

 

ベル「あっ巫女さん!」

 

カラン「カランでいいわよベル」

 

[ベルに対し名前呼びで構わないと伝えたその時…]

 

ルル「おねーちゃん!」

 

[ルルはカランに飛びついた、ルルの探していた飼育員は彼女だったようだ]

 

カラン「ちょっ!?はぁ…」

 

ベル「とりあえず一つだけお話に付き合ってもらってもいいですか?」

 

カラン「えっ?あぁ、別に構わないわよ、でもルルの担当の件なら解決済みよ?」

 

ベル「えっ!?なんでそのことを知ってるんですか!?」

 

カラン「あ〜〜朝ね、この子を任せた人から連絡があってね」

 

[カランはベルとシャチに話の経緯を説明する]

 

カラン「それで今後もあたしが担当する事にって」

 

シャチ「へ〜、つーか巫女さん、担当とかは大丈夫なのか?」

 

カラン「カランでいいってば。で、先日までカマイルカ担当だったあたしの今の担当はここ。ただ既に先輩(元ベル担当)のとこに移動が決まってるから今月末までだけどね」

 

ベル「そういう事でしたか、あと随分と掛け持ちしてるみたいじゃないですか、身体は大丈夫なんですか?」

 

カラン「全然平気よ?そうそう、あの宴会会場ってあったでしょ?」

 

[カランは唐突に話を変える]

 

ベル「えっとー…」

 

シャチ「職員寮のか?」

 

カラン「そそ、そこね、あたし達の寮にしてくれるって、いつまでもベルちゃん達にお世話になるわけにもいかないしさ」

 

ベル「えー…カランさんの手料理、本当に楽しみだったんですけど…」

 

[どうやらカランは同じ寮に住まい、ベルたちに料理を振舞っていたようだ]

 

カラン「幸いベルちゃんたちの寮のお隣じゃない、だからいつでもおいで、好きなもの、なんでも作ってあげるから。」

 

ベル「本当ですか!?」

 

シャチ「マジか!!」

 

カラン「シャチはあたしへのナンパ行為が減ったらね」

 

シャチ「えーケチ」

 

[真顔で言われたシャチは不貞腐るが]

 

カラン「冗談よ、シャチもいつでも来なさい」

 

シャチ「やったぜ!」

 

[冗談と聞いた途端表情が明るくなる]

 

ベル「よかったですねーシャチさん」

 

[そんなシャチを、ベルは白い目でシャチを見つめる]

 

ルル「おねーちゃんたちっ!あそびにいこっ!!」

 

[遊ぶことが大好きなルルはそんな話を一切聞かず、マイペースに遊ぶことだけを考えているようだ]

 

カラン「はいはい……あはは…。」

 

シャチ「さっきまで落ち込んでたのが嘘みたいだな」

 

ベル「いつも歌を聞かせてあげるとすぐに落ち着いてくれてましたので、聞かせてあげたんですよ」

 

[ベルがそういうとシャチは…]

 

シャチ「へー、そうだったんだ、オレもその歌聞いてみたいぜ」

 

ベル「えー…」

 

[聞いてみたい。と言う言葉にベルは嫌がるような表情を見せるが]

 

カラン「だったらあとで聞かせてあげるわ、ルルの介護の仕事の休憩中に先輩とベルとあたしでずーっと一緒に歌ってたからさ」

 

[カランは快く承諾した]

 

ベル「ちょっとカランさん!」

 

カラン「はいはい」

 

[そんな話をしている中でルルは待てなくなったのか…]

 

ルル「おねーちゃんたちっ!いこっ!!!」

 

[と元気よく言い、カランの袖を引っ張り始めた]

 

カラン「……ルルを待たせるのもあれだし、行きましょっか」

 

ベル「…そうですね」

 

シャチ「よっしゃ、今日はどんな子が来てるかな〜♪」

 

カラン「まーたナンパの事考えてるし…」

 

ベル「もう気にしない方が楽ですよ、あはは…」

 

【そんな賑やかな雰囲気の続くベルーガシンフォニーのある日の出来事。これはルルがフレンズ化して間もない頃のお話でした。】


登場人物

シロイルカ「ベル」

シャチ

カマイルカ「ルル」

ナリモン水族館飼育員「カラン」


タグ挿入

 

+けもの放送局にて。Orcinus Flowersミニライブ!-閉じる

【カントーエリア、試験解放区。その解放区内にあるけもの放送局に普段はカントーエリアにいないはずの3人が訪れていた】

 

放送局職員:それでは本日はよろしくお願いしますね。Orcinus Flowersの皆さん。

 

【Orcinus Flowers。ナリモン水族館のテーマ曲などを手掛け、主にカバー曲に力を入れている人気の2人組ユニットだ】

【ナリモン水族館で飼育員をしている「ナリモンの巫女」こと「カラン」と、その補佐をしている珍しいタイプDのシャチ「オルカ」に加え、「カラン」が担当しているアニマルガール、カマイルカの「ルル」の姿がそこにはあった】


カラン:ええ。よろしくね。

オルカ:しっかしまさか放送局から声がかかるとはなぁ

カラン:ほんと予想外よ、急すぎて調整が大変だったわ

オルカ:そんなにか

カラン:だってリーダーに課長にチームのみんなに挙句の果てには館長にまで説明しに行ったのよ?

オルカ:ははっ、そりゃ災難やったな

カラン:他人事じゃないんだからね?

【放送局の職員に案内されながら目的のスタジオへ向かう途中、カランは相方であるオルカに愚痴を漏らしていた。その隣では】

ルル:ねーさまっ、おやつ!

オルカ:ん、姉さん、ルルのおやつは?

カラン:はいこれ、今日は水分を多めにね。

【カランの手からはルルの好物であるゼリーが入った袋がぶら下げられていた。オルカは袋を受け取り、中身を確認する】

オルカ:ゼリーか

カラン:近くにプールがあれば話は別なんだけど、今日はないからね。

オルカ:そか。ルル、今日はゼリーやってさ。ほれ

【オルカは袋からゼリーを一つ取り出し、ルルに食べさせる】

ルル:あうっ。んっ♪

【あっという間に丸呑みにしてしまったようだ】

カラン:おやつを食べるのは良いけど、この後のコーナーに出るんだから食べすぎないようにね?

ルル:うんっ!

放送局職員:こちらです。Orcinus Flowersの皆さんは司会者が呼んだ時点で準備が完了している状態にしておいてください。皆さんの出番になった時に中継でこことスタジオを繋ぎますので、よろしくお願いします。

【カランとオルカがルルにおやつをあげている間にOrcinus Flowersとルルがミニライブを行うスタジオに到着していた。カランとオルカは即座にセットアップ作業に移った】

オルカ:ルル、わりぃけどここでおとなしく待っててな。すぐ終わらすから。

ルル:キュィッ!

【ルルはオルカの声にイルカの鳴き声で応える。その鳴き声は放送局内に響き渡り、カランたちが出演する番組が行われているスタジオにまで届いていた】

 


——————————————————

 

【時間は飛び、セットアップも終わり、いよいよカランたちの出番。ルルの準備も整っており、カランたちのスタジオにいるスタッフが声をかける】

放送局スタッフ:本番までー5、4、3、2……。

女性番組司会者:Orcinus Flowersのみなさーん?

カラン:はーい!
オルカ:はーい!

女性番組司会者:無事に繋がったようですね。

カラン:はいっ!

女性番組司会者:という事でナリモン水族館のテーマ曲を手掛け、カバー曲を中心に活動している2人組の人気ユニット、Orcinus Flowersの皆さんです!

カラン:本日はようこそけもチャンをご覧の皆さん!Orcinus Flowersのカランと!

オルカ:オルカです!

女性番組司会者:ありがとうございます~本日は遠いところからようこそお越しくださいました~このコーナーではOrcinus Flowersの皆さんによるミニライブをご覧いただこうと思います。CMのあとに、Orcinus Flowersの代表曲「NARIMON」、「Sky Aquarium」とカバー曲、「空奏列車」、「がらくたの僕に」の4曲続けて、お聴きください。

【ここで番組はCMに入り、スタジオにはルルが登場する】

カラン:ルル、準備はバッチリ?

ルル:うんっ!

オルカ:NARIMONは普段ベルが歌っとるとこをうちが歌うんやったな

カラン:そ、Sky Aquariumはいつも通りに、空奏列車はあたしとルルのカラオケの時みたいな感じでいいわ。がらくたの僕にはこの間のライブと同じように。準備OK?

オルカ:おう

ルル:うんっ。

カラン:よし、じゃあCMが終わったら演出と一緒に本番開始ね。

【この時丁度番組のCMが終わり、演出が始まる。最初の曲、ナリモン水族館のテーマ曲であるNARIMONはナリモン水族館のイルカショーの映像を背景に演奏が始まった。Orcinus Flowersとルルが歌い始め、番組を眺める視聴者と番組スタッフたちを魅了した。最初の曲が終わり、カランはギターを置くと…】

カラン:ありがとうございました。改めまして、Orcinus Flowersです。いきなりもう一人のOrcinus Flowersが登場して驚いている方も多いと思いますのでこの子も紹介させていただきます。NARIMONを歌ってくれたこの子ですが、私が担当しているアニマルガールで、カマイルカの「ルル」と言います。NARIMONの他にはカバー曲を多く歌ってくれている子なので、それで知っている方は多いんじゃないでしょうか。と話している内に次の曲の準備ができたようですね。ルル、また後でね。

ルル:うんっ!ばいばーい!

【ルルは画面から消え、待機場所に移動していった】

カラン:では参りましょう続いてはOrcinus Flowersの新曲、Sky Aquarium。

【カランの声で2曲目の演出が始まる。Sky Aquariumは壮大な空撮映像がスタジオに映し出されていた。カランがメインボーカルを務めるこの曲は海と空の魅力を盛大に描いた曲だ。Orcinus Flowersはこの曲をここにきて初めて公開した。そして曲が終わり……】

カラン:ありがとうございました~このまま続いて私がメインボーカルをしているカバー曲へ移りたいと思うのですが。その前に!再びあの子を呼びたいと思います。ピューーィッ!!

【カランは犬笛を長く吹き、ルルを呼ぶ】

ルル:はーーーーーーーいっ!!!!!!!!!!!!!

【するとルルがすごい勢いで走ってスタジオに戻ってきた】

カラン:それじゃあ私とルルのデュエットカバーと行きましょうルル~?

ルル:空奏列車ーっ!

【3曲目、空奏列車。オルカのエレキギターの演奏と共に「願ったんなら叶えてしまえや」と言う文字が一瞬見え、すぐに暗転し、演出が始まる。空を題材としたこの曲はカランがメインで歌い、ルルがサブボーカルを務めるカバー曲となっていた。移り変わりで歌うカランとルルの演出に番組の視聴者や番組スタッフはすっかり魅了されていた。そして最後の曲へ……】

カラン:ありがとうございました~さぁいよいよ最後の曲となってしまいました。続いての曲は数日前に私が思わず泣かされてしまったルルから私へのプレゼントです。あの日の事は絶対に忘れません、本当にありがとうございました。皆さんの思いをしかと受け止め、ルルと私たち、Orcinus Flowersから視聴者の皆さんへの恩返しとしてこの曲を選ばせていただきました。それではお別れです。がらくたの僕に。

3人:ありがとうございました~~!!

【最後の曲、がらくたの僕に。オルカのエレキギターの演奏と共に曲が始まり、数日前にナリモン水族館で行われた「NARIMON AQUA LIVE」の様子が背景に映し出された。そのライブの最後の曲としてルルがカランへサプライズとしてプレゼントしたカランの大切な曲だ。この曲の途中、番組視聴率は過去最高を記録していた。そんな数多くの人々を魅了させた最後の曲が終わり、番組が行われているスタジオとの中継が切断されると、オルカ達はすぐに片付けを終わらせ、スタジオを出る】

放送局職員:本日はありがとうございました。

カラン:ありがとうございます、あたしたち、また明日から通常業務に戻らないとなので早急に失礼しますね

放送局職員:はい、おつかれさまでした

オルカ:おつかれさん、頑張りや

ルル:おつかれさまっ!ねーさまっ、おなかすいた!

放送局職員:ルルちゃん、とても元気ですね

カラン:えぇ。本当に。ってわかったから引っぱらないで~!

オルカ:あはは…じゃ、ファミリアリスにでもよって帰るか

カラン:そうね、以前から目を付けていたから、そこでお昼にして帰りましょっか、確かルルの好物は置いてなかったはずだけどね

ルル:おさかなないの~…?

カラン:ドッグカフェだからね……。あ、だったら魚介系をメインに扱ってるレストランのオーシャンってこのあたりにあったはずだからそこに行く?

オルカ:お、ええやん、ちょうど来る途中にあったの覚えとるで

カラン:よしっ、じゃあそこで決まり!マネージャーさんはもう車で待ってるはずだから急ぎましょ!

オルカ:おうよ

ルル:ねーさま!まって~~!!

 

【騒がしい3人はけもの放送局を後にし、マネージャーが待つ車へと急ぐ。ナリモン水族館のアイドルユニットと化してきたOrcinus Flowersはパーク中のアニマルガールや職員達、来園者達に自然の魅力をありがとうと共に伝えるべく、新しい演出を模索し続けているのであった。】

 

 

「この世界が仮想だとしても、その笑顔が嘘だとしても、初めて知ったこの幸せな日々を、僕は忘れたくない。」


登場人物

Orcinus Flowersの2人

ナリモン水族館飼育員「カラン」
TDシャチ「オルカ」

カマイルカ「ルル」

けもの放送局のみなさん


タグ挿入

 


各動物の情報置き場

カマイルカ、シャチ Type-D、ジンベエザメなど


(まだ集めてる最中だよ。少しずつ記載していくよ。)

+シャチ Type-D-閉じる

稀少なシャチ“タイプD”、実は新種?

その異形な姿から、遺伝子異常と考えられてきた「タイプD」のシャチ。最近の研究で新種の可能性が出てきた。

南洋に生息する「タイプD」は4タイプに分類されているシャチの1タイプ。この度、1955年に博物館に寄贈された骨格を用いて、ゲノム解析が実施された。

 タイプDが初めて確認されたのは1995年。ニュージーランドの海岸に群れごと打ち上げられていたが、普通のシャチと異なる姿形が注目を浴びた。通常のシャチ(タイプA、B、C)の身体は流線形で、両目上方にアイパッチと呼ばれる白くて大きな模様がある。タイプDはアイパッチが小さく、大きな頭部は球根のように丸い。

 座礁していたタイプDの群れは数枚の写真が撮られ、1体の骨格が北島ウェリントンにあるニュージーランド国立博物館テ・パパ・トンガレワに収蔵された。

 米国海洋水産局の海洋生物学者ロバート・ピットマン氏によると、タイプDの目撃例はほかに存在せず、最近まで突然変異個体だと思われていた。

 しかし、座礁事件から50年以上過ぎ、ピットマン氏ら研究者が資料の本格調査を開始。異形なシャチの報告書が他にも見つかり、ニュージーランドの群れが唯一の目撃例でないことがわかった。

 「実際には南極水域のいたる所で写真が撮られていた。この海域は常に天候が悪く、科学者による調査が難しい。稀少とされてきた原因だろう」と、ピットマン氏は説明する。新たな発見を受けピットマン氏のチームは、2010年にタイプDのユニークな体型に関する研究成果を発表した。

 普通のシャチとの身体的な違いは明らかだが、新種かどうかの見極めには遺伝子検査が不可欠だ。しかし、目撃例が少なく、新鮮な組織の入手が難しい。


実験検証エリア

いろいろと覚えるために作った。


表練習

検証データ

検証

██氏により行われたAG"OrcaTD"への実験と検証のデータが採取された。

早々に失敗はしたが、野生解放のデータのみを回収することに成功。

その他のデータはAG"OrcaTD"により抹消された。


人のデータを勝手に見ようとしたんや、そりゃ誰でも怒るわなぁ…?

 

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