IHP2-77サンドボックス

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【更新】パーク内関連施設 https://wiki3.jp/japari-group/page/11

キョウシュウエリア

・キョウシュウ茶園(Kyoshu Tea Estate)

キョウシュウ茶園(キョウシュウ・ティー・エステート)は、キョウシュウエリアの高山にある茶畑です。主に紅茶向きの茶葉が栽培されており、近隣のジャパリカフェを含む様々な店舗に茶葉を供給、パークの紅茶の4割程度を生産する一大農園となっています。株式会社ジャパリフーズが運営を担っており、AI監視を活用した栽培と最新設備による収穫、加工工程により効率的な生産体制が整っています。

【新規】キョウシュウ茶園

キョウシュウ・ティー・エステート


 キョウシュウエリア、峻険な山々が連なる高山の中に、鮮やかな緑色の絨毯が敷かれた盆地があります。かすかにかかる霧の中で、つややかな翠玉色の葉が山の斜面にたくさん並び咲いていて、青々としたフレッシュな香りがかすかに鼻をくすぐります。無数に立ち並ぶこの低木は、「チャノキ」、それも「チャイナ種」と呼ばれるもので、太く丈夫な枝に細く尖った葉を付けています。

 この「チャノキ」は、ジャパリパークのヒトやフレンズたちが飲む嗜好品、「お茶」の原料となるものなのです。茶の木の葉は熱湯で煎じることで、苦みとかすかな甘み、それに渋みとコクを持った抽出液を出します。抽出液からは、複雑で貴品あるフレッシュで甘みが混じった香りが立ち昇り、心をリラックスさせてくれます。茶葉には、新芽や第一、ニ葉を中心にカテキン、カフェイン、テアニンなどが含まれており、覚醒作用や鎮静作用、抗ストレス作用などが現れます。古来、薬用としても活用されてきたもので、ヒトの文化、習俗と密接な関わりを持っています。

 そんな茶の木がたくさん栽培されているこの場所は、「キョウシュウ茶園」、または「キョウシュウ・ティー・エステート」と呼ばれています。温帯夏雨気候の海抜約1700mの高地に位置する約6ヘクタールのお茶の畑で、ジャパリパークで飲まれるお茶の相当割合が栽培されています。

 収穫された茶葉は、そのままお湯で抽出すると、緑色の水色の苦い液体になります。これで飲んでも楽しめますが、酸素を含ませる加工を行なうことで、風味ある紅茶に変わるのです。茶葉には抗菌作用のある物質が含まれており、紅茶では酸素を含ませる酸化発酵を行ったことでテアフラビンが生まれ、さらに抗菌作用が強まって喉に良いお茶になっています。

 ロープウェイの上のジャパリカフェからそう遠くない場所にあるので、足腰に自信がある方はこの茶園を訪ねてみるのも良いでしょう。夏から秋にかけては大雨が降り注ぎ、土も柔らかく湿り気を帯びます。晩秋から冬にかけてはからっとした冷たい空気が降りてきて、わずかに霜が付く中で茶の木たちは白色の花を下向きに付けます。最も過ごしやすいのは春から夏の入り口までの頃で、強い日差しが地表を温めてくれて、すくすくと育つ茶の木の間を朗らかな陽気が漂います。

生産体制


 キョウシュウ・ティー・エステートを運営しているのは、株式会社ジャパリフーズです。21世紀中盤になって開発され、現地に安価な労働力がほぼなかったことから、ジャパリフーズ社は開発当初から多額の資本を導入。最初から機械収穫を前提としたレイアウトにしたこともあり、今や世界でも類を見ないほどに高度に機械化された生産体制を誇っています。効率的な機械収穫はもちろんのこと、手間のかかる萎凋工程では回転萎凋槽を活用し、強力な温風を均等に当てることで短時間ながらも均質な萎凋を実現。その後、振動する網の上を通して玉解き、選別を行って、酸化発酵に移ります。栽培過程についても、AIによる虫害、霜害の監視対策を導入しており、収穫期以外は人手をほとんど必要としない体制が確立されています。

 キョウシュウ・ティー・エステートの収穫期は、大きく3回に分かれます。まずは春先の雨の後の春摘み、続いて台風が来る前の頃に夏摘みを行い、夏の大雨が過ぎ去った後で秋摘みを行います。収穫期には人手が必要になるため、時期になるとジャパリフーズの社員の一部はワイシャツを作業服に着替えて、茶園にやって来て加工工程までこなしていくといいます。この時期には、高山に暮らすアニマルガールが手伝ってくれることもあるそうです。

キョウシュウ紅茶


 この茶園の茶葉は苦みが抑えめで、苦いものが苦手な方でもストレートでスッキリと楽しむことができます。カテキンを多く含むためか渋みはありますが、後味も良く糖蜜のような甘さが喉にからまって残ります。寒暖差が激しい高山の気候により香りは豊かで複雑に育っており、甘みの中にわずかなスモーキーさも漂います。

 収穫期によっても特徴は異なります。春摘みは、明るい水色と柔らかい香りが特徴で、マイルドな味わいです。夏摘みが最もおいしいクオリティ・シーズンだと言われており、琥珀色をした抽出液からは甘みがかった華やかな香りが立ち昇り、コクのある味わいが楽しめます。秋摘みは、「紅茶」の名の通り濃い紅色で、強めの渋みを持ちながらも豊かな味わいがあります。

 ホットで飲むのが基本ですが、夏場はアイスティーにしてもすっきりとおいしく頂けます。

ジャパリブランドとキョウシュウ・シングル・エステート


 収穫し加工された紅茶は、基本的にはパーク各地のカフェ等で消費されていきます。パーク来訪者や自家消費のために販売もしていますが、年間生産量はわずか約2,000kgと少ないため、かなり値が張ります。また、パーク内だけで紅茶葉をまかなおうとすると不作の年に不足が生じてしまうため、ブレンドの「ジャパリブランド」ブレンドティーも作られています。

  • ジャパリブランド紅茶

 ジャパリパーク産の茶葉を主としながらも、ジャワやスマトラ、ディンブラやキャンディ、ケニア、わずかにキーマン、そしてダージリンなど、世界各地の茶葉をブレンドして整えた、優しい飲み口のブレンドティーです。基本的にルースティーとして提供され、スズめっき鋼板製の缶に入れて流通、販売されています。ティーバッグの取り扱いもあり、正四面体のバッグにパークのロゴがトレードマークです。形が整わない茶葉や粉末も入っているため安価ですが、味は落ちます。また、香り付けのためにバラの花を入れたものも販売されており、オーガニック茶葉のみでブレンドしたジャパリブランド・オーガニックも存在、ギフトとしても人気です。

 原則としてジャパリパーク内のみで販売されており、試験解放区の各所で販売されているほか、ジャパリカフェ等の物販コーナーで購入いただくことも可能です。

 ストレートで飲みやすいように口当たりの良い茶葉がブレンドされており、柔らかな味わいながらも甘みとコクがあります。甘みの混じった優雅で華やかな香りを持ち、上品な風味を楽しめます。

ジャパリブランド ルースティー 100グラム缶 1,480JPC
ジャパリブランド ルースティー 200グラム缶 2,780JPC
ジャパリブランド ルースティー ギフトセット パウンドケーキとルースティー100グラム缶 2,480JPC
ジャパリブランド ティーバッグ 20袋(42グラム) 680JPC
ジャパリブランド ティーバッグ 50袋(105グラム) 1,480JPC
ジャパリブランド ティーバッグ ギフトセット パウンドケーキとティーバッグ10袋(21グラム) 1,980JPC
ジャパリブランド ローズフレーバーティー 100グラム缶 1,980JPC
ジャパリブランド ローズフレーバードギフトセット パウンドケーキとローズフレーバーティー100グラム 3,480JPC
ジャパリブランド・オーガニック ルースティー 100グラム缶 2,480JPC
ジャパリブランド・オーガニック ティーバッグ 20袋(42グラム) 1,380JPC
ジャパリブランド・オーガニック ティーバッグ 50袋(105グラム) 2,480JPC
ジャパリブランド・オーガニックギフトセット パウンドケーキとルースティー100グラム 3,980JPC

(小売価、大口購入は応相談 1JPC=1円)

 

【おいしい飲み方】

○ルースティー

1杯あたりの分量 茶葉をティースプーン1杯(約2グラム)、お湯を約150ml。

汲みたての水道水を沸騰させたお湯をそのまま、予め温めておいたポットに一気に注いで下さい。ティーコジー等でポットを保温して、3分間蒸らしたら、茶こしでカップに注ぎます。

 

○ティーバッグ

予め温めておいたカップに沸騰したお湯を注ぎ、すぐにティーバッグを入れて、蓋をして下さい。約1分半蒸らしたらティーバッグをそのまま取り出します。

※ティーバッグを取り出すときに、スプーン等で絞ることはしないで下さい。

※香り高いお茶ですので、レモンティー等はおすすめできかねます。

 

  • キョウシュウ・シングル・エステート

 キョウシュウエリア以外では販売されていない、キョウシュウ・ティー・エステートの茶葉のみが入った単一茶園の茶葉で、基本的に夏摘みが中心です。ロープウェイの先のジャパリカフェでいつも使われているのはこの茶葉ですが、高額なこともあって他ではあまり見かけません。

 花の蜜を思わせる柔和な甘みと自然のままの味わいが特徴的。時期とその年の気象によって味わいが大きく変わるため、季節ごとに味わいや香りが移り変わって行く一期一会の紅茶葉です。特にFOP以上の等級のものはティッピーを多量に配合。花の香りのような高貴な香りがはっきりとしており、飲みやすさはそのままに、優しくも強い目が醒めるような味わいを持ちます。

キョウシュウ・シングル・エステート OP 50グラム缶 1,380JPC(収穫期と年により変動)
キョウシュウ・シングル・エステート OP 100グラム缶 2,480JPC(収穫期と年により変動)
キョウシュウ・シングル・エステート FOP 50グラム缶 1,880JPC(収穫期と年により変動)
キョウシュウ・シングル・エステート FOP 100グラム缶 3,480JPC(収穫期と年により変動)
キョウシュウ・シングル・エステート FTGFOP 50グラム缶 3,480JPC(収穫期と年により大きく変動)
キョウシュウ・シングル・エステート FTGFOP 100グラム缶 6,580JPC(収穫期と年により大きく変動)

(すべてルースティー 小売価、大口購入は応相談 1JPC=1円)


【おいしい飲み方】

1杯あたり茶葉をティースプーン1杯(約2グラム)、お湯を約150mlの分量です。

汲みたての水道水を沸騰させたお湯をそのまま、予め温めておいたポットに一気に注いで下さい。ティーコジー等でポットを保温して、2分半蒸らしたら、茶こしでカップに注ぎます。

 

+職員向けの情報 以下の情報へのアクセスは管理権限:1を要します。-

キョウシュウ茶園の紅茶葉は、北インドのダージリンと同様、酸化発酵を完全には行っておらず、厳密には紅茶というよりウーロン茶に近い性質を持ちます。茶園開業当初は完全な酸化発酵を行っていたものの、苦みが強く香りも単調なものでした。それを、あるアニマルガールの勧めに従って半酸化発酵に切り替えたところ、複雑で豊かな香りが出たことから、全生産量を半酸化発酵に切り替えたのです。しかしブランド維持の観点から、紅茶葉として流通・販売されています。

 

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コメント

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名無し

JGP潰し

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2018-09-28 17:01:32

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