ハルカミチのサンドボックス

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モルモット

モルモット

「はいっ! お薬お持ちしました~」

 

アニマルガール概要

げっ歯類の一種・テンジクネズミ属の中ではカピバラと共にアイドル的な人気を得ている「モルモット」のアニマルガールです。愛くるしい容姿と穏やかな性格で、誰に対しても癒やしのオーラを感じさせるため、つい依存してしまいそうになるアニマルガールが後を絶ちません。

小柄で、力も弱く、野生で生きるには心もとないと言わざるを得ません。だからこそ、彼女を守ってあげなければと自主的に行動するアニマルガールは多く存在し、もしも身の危険が迫ったとしてもその危機は未然に食い止められることでしょう。

アニマルガールとなってからの彼女は、自分でも誰かに役立てられる技術を持ちたいと思い、薬の調合について学びました。その甲斐があり、今では薬剤師として活躍するまでになりました。ケガをしやすいアニマルガールたちからは、先駆者であるマーコールに迫ろうとするほどの信頼を寄せられています。

常時手にしている応急処置用の薬箱には、施設内に置いてある常備薬の他に、彼女自身がパーク内に生えている植物を採取して調合したオリジナルの生薬も含まれており、確かな効き目で副作用も出にくいと上々の評判です。

単に愛される存在としてだけでなく頼れる存在としても認知され、より多くのファンを獲得してきたパークのアイドルは、今日も多くの癒やしを届けてくれることでしょう。

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その魅力に依存してしまう傾向はアニマルガールに限らず、一部の職員たちにも強い関心を抱かれている件が報告されています。

特に、動物としてのモルモットが「実験動物」として好適な体内組織持つことを知っている某研究員には、彼女のことを我が物顔で語る言動から、行き過ぎた検査と臨床試験が行われているのではないかとの疑いが持たれています。
ただ、彼女自信には被害者としての自覚が無いのか、その事を問い質しても顔を赤らめて俯いてしまうだけなので事実は明らかになっていません。

彼女が学んだ薬の知識については独学ではなく、薬学に精通している当該の研究員と過ごした時間で身に付いたのではないかと見られていますが、研究員にそのことについて質問しても、意味深な笑みを浮かべるばかりで当を得ない発言ばかりするため、確証は取れないままとなっています。

性格

温和で心優しく、ファンを公言する中年男性の職員からは「動物界にも白衣の天使っているんだな」と評されています。

一方で臆病な面を覗かせることもあり、怖いと感じるアニマルガールや場所にはなかなか近づけないでいるようで、疎遠と感じるアニマルガールからは哀しみの声が届くことがあります。

しかし血は見慣れているようで、出血者を見ても怖がる様子はなく、普段のおどおどした様子からは想像できないほど真剣な表情ですぐさま適切な処置を行う姿は、救急士として高い適性があることを窺わせます。

 

容姿

職員が「白衣の天使」と称するよう、服装はナースにそっくりなワンピース姿です。前髪のピンク色は、元となったモルモットの鼻の周りの色と考えられています。その色が服にも出ているようです。

ただでさえ小柄な体躯を、救急箱すら重そうに前かがみで歩く姿は、周りから「守ってあげなきゃ」と感じさせるには十分です。

 

他のアニマルガールとの関係

彼女に気を遣わせまいと公言はされていませんが、親衛隊と呼ぶべきアニマルガールのチームが結成されているとの噂があります。きっと、彼女に危害を加えようとする存在がいたとしたなら、その親衛隊たちから返り討ちに遭うおそれがあります。彼女自身から被害を与えられる危険性は極めて低いですが、他のアニマルガールたちからの恨みを買うような真似をしたら非常に危険ですので、来訪者たちには安易に近寄らないよう呼びかけています。

多くのファンがいるため、下記のインタビュー記事にはごくごく一部のみの抜粋となりますが、特に彼女との関係の深さを感じさせるコメントを紹介していきます。

[モルモットについてインタビュー]

名称 コメント
カピバラ モルモットちゃん~? うん、大好きだよ♥
私と似ているところも多いからね。同じ科だとか言われてたっけ?
一緒にいると安心できる子だよね~
キズが出来ちゃったら私は温泉に入って湯治するのをオススメしてるんだけど、モルモットちゃんのお薬も良く効くみたいだし、一緒にお仕事できたらいいかもね~
マーコール あ、モルモットちゃんね。いわゆる「同業者」かしら?
お互いに、ケガしたり病気になっちゃったみなさんを助けられたらいいね、って話してるわ。最初に会った頃はまだ頼りなくて、たくさん教えてあげなきゃって思ってたけど、ぐんぐん覚えていってもうすっかり一人前よね。私も追い抜かれないようにもっともっと勉強しなきゃ。
いつか一緒に、アニマルガールによるアニマルガールのための病院を作るってのはどうかしらね。きっとみんな喜んでくれると思うの。
ライオン

モルモットちゃんか……ああ、私が絶対に守ってやるから安心してくれと伝えてくれ。
それと、出会った頃は追いかけ回してすまなかったと謝りたい。あまりに……可愛すぎてだな。
同じ寝床で寝てくれたらたっぷり可愛がってやるのに……ゲフン! おっと今のは聞かなかったことにしてくれ。

オーロックス

モルモット!?
――うう、聞いてくれよ。あいつ、俺のことが怖いみたいで近寄ってきてくれないんだ。
筋肉か!? この筋肉が悪いのか!? (腹筋をひくひくさせながら)
あいつのひ弱な身体を見ていたら強く生きていけるか心配になるから、鍛えてあげたいんだがなぁ。筋肉はウソつかねえからよ。
あいつに会ったら、俺が一緒にマッスルしようぜって言ってたって伝えてくれよ!

某研究員
(匿名希望)

ウチのモルモットちゃんについて興味があるの? ええ、なんでも聞いてちょうだい。
あ、なんでもって言ってもモルモットちゃんが恥ずかしがるようなところまでは言ってあげないわよ。二人だけの秘密だから――って何ニヤニヤしてんのよ。え、私のほうがニヤニヤしてるですって? 当然よ、モルモットちゃんの事を考えたら、こう、身体が疼いて……ってもうコレ以上は禁則事項よ、禁則事項。

 


 

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トビ

トビ

「どこかに取ってもいい食べ物ないかなぁー」

 

アニマルガール概要

鳥の子であり猛禽類である「トビ」が元となっています。

常に食べ物を探して飛び回り、駆けずり回る落ち着きのない子です。

目を皿のようにして食べ物のありかを探しているので、目つきは鋭さを感じさせますが、目を凝らしすぎて疲れ目になっているようで、どことなくショボショボしているようにも見えます。

アニマルガールになりたての頃は、食べ物を見つけたらそれが誰のものとも関係無しに突撃しては奪っていくため、多くのアニマルガールから疎まれる存在になってしまっていました。

ですが、アニマルガールになってから多くの失敗と経験を重ねる中で、他者の食べ物を奪うのではなく「おこぼれをもらう」術を身につけようと考え、元来な生真面目さも手伝って、他者が食べ残した物を後片付けする役を買って出るようになりました。食い散らかしてしまう癖のあるアニマルガールにはありがたい存在として映っており、信頼関係を築きつつあります。

食べられないゴミ拾いも率先して行うため、パーク内が綺麗に保たれているのは彼女のおかげもあるかもしれません。

アニマルガールとして大きく成長した彼女が今後、誰からも信頼され、愛される存在になっていくのを望まずにいられません。

 

性格

根は生真面目で悪意はないのですが食欲に負け暴走してしまうきらいがあり、他者が美味しそうに食べているのを見ると我慢できずに奪い取ろうとしてしまう癖があります。

本能の赴くままに行動する動物らしさと言えばそれまでですが、両手を広げて駆けずり回る姿に羞恥心は感じられず、大人っぽい体躯でありながらも子供っぽい性格をしたアンバランスな存在と感じます。

食べ物に対する執着を除けば感情の起伏は穏やかで、風の吹くまま気の向くままにさすらうため、目を離すといつの間にかその場からいなくなっている事もままあります。マイペースで天然なキャラと言っていいでしょう。

 

容姿

茶色を主体として斑を伴った羽根が特徴ですが、地味な色合いのため印象には残りにくい姿です。

猛禽類らしい鋭い視線と、肉体美を感じさせる引き締まった身体のラインは、それに見合った立ち振舞いをしたならばとても魅力的に映ることでしょう。

しかし、常に羽を広げて風を受けることばかりに執着する習性がアニマルガールになっても抜けない彼女は、頭の羽を使って空を飛んでいない、地に足を着けている時でさえも両手を大きく広げて駆けずり回っており、やんちゃな子供を思わせてしまい、漂うかに見えた妖艶さは儚くも霧散してしまうのです。

 

他のアニマルガールとの関係

かつて、オイナリサマのお使いで持ち歩いていた「おあげ」を攫って叱られたことがある「ギンギツネ」に対しては、理路整然と諭された後におすそ分けをしてもらった縁があり、姉のような存在だと思い慕っています。

一方で「カラス」たちは動物の頃から食べ物を奪い合うライバル関係で、アニマルガールになってからも小難しい話し方で上から目線の物言いをされている気がしてしまうので苦手にしています。

先述の通り食べ物の恨みによって疎まれた過去があるために積極的に関わろうとするアニマルガールはほとんどいないのですが、スマートでクールな立ち振る舞いの「タカ」には憧れの視線を向けていて、しばしばそのようになるにはどうしたらいいのかを聞いているようです。

 

[トビについてひとこと]

名称 コメント
タカ まだアニマルガールとしての生活に戸惑ってるみたいで、なかなかうまく行ってないみたいね。
でも私の言うことをじっと聞いてくれるし、すごく真面目な子だから、早く生活になれるように応援してあげたくなるわ。
私みたいになりたいって言ってるけど、トビにはトビの、私にはない純粋な魅力があるんだから、背伸びして私を真似るようにするのはもったいないなって思うけど、それを直接言っちゃうとあの子のことだから混乱してまた変なことをしでかさないか心配だから、うまく伝える言葉が見つからないの。難しいわね。
ギンギツネ 私の言うことを素直に聞いてくれるいい子よ。うちのキタキツネにも少しは見習ってほしいものね。
良い意味で“けもの”らしさを残しているというか、食欲に素直すぎるからちょっと危なっかしいけど、最近は他の子の食べてるものを見ても我慢できるようになったんでしょう?
うーん、でもよだれ垂らしてじっとこちらを見つめられちゃうのはつらいな……
ハシブトガラス 腐れ縁……かもしれませんね。
トビをみるとつい反射的に威嚇してしまうのですが、今は安定して食べ物がもらえる環境にあるのですから、互いに仲良くし合えるようになるといいのですが何というか、どうにも血が騒いでしまって素直に相対せないままでいるのです。
ああ、最近はゴミ拾いを頑張っているようですね。私も率先してやっているつもりなのですが、早朝以外はどうも気持ちが乗らなくて……ずっと見て回っているのには頭が下がります。
 

 

元になった動物について

トビ(鳶、学名: Milvus migrans)は、タカ目タカ科に属する鳥類の一種。トンビとも言う。

ほとんど羽ばたかずに尾羽で巧みに舵をとり、上昇気流に乗って輪を描きながら上空へ舞い上がる様や、「ピーヒョロロロロ…」という鳴き声はよく知られており、日本ではもっとも身近な猛禽類である。
Wikipedia 「トビ」のページより引用

陸地の空ならば山であれ平地であれどこにでも現れては、空を悠々と旋回しているイメージがある猛禽類の一種です。

人の多い市街地でも飛んでいる姿がよく見られます。それどころか、隙を見て人の食べ物を掻っ攫う「食べ物ハンター」として、ちょくちょく被害を発生させている厄介者の顔を持っています。

上昇気流と風を翼へ巧みに受けて飛ぶため、羽ばたくことはほとんどありません。体力を浪費すること無く効率重視の飛翔スタイルは、獲物にありつけなかったとしてもより長く生き延びられるよう温存していくのに好都合なのかもしれません。

また、その甲高くもどこか哀しげな鳴き声は、多くの人の脳裏に刻まれていることでしょう。ピーヒョロロロロ~

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