シオン・Lの砂箱

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再建計画用文書

+新企画部署概要(こたつさんコピー)-展開中……
 

中央理事会「JZ会」
Board of Directors & Speciallist  "JAPARI-Zodiac"

 

部署に関する説明:
"女王事件"を契機に発足した、特措法を根拠に成立した機密形態の取締役会代替組織です。
法的な名称を「国際戦略会社特措法による特殊取締役会」といい、従ってこの会社の形態は「国際戦略会社特措法による特殊取締役会及び指名委員会等設置会社」という分類になります。(「国際戦略会社特措法」なる法律は実在する物ではなく、全くの架空です。)
これは、指名委員会を始めとする全ての委員会を取締役とは別に株主総会で承認された監督委員で構成する代わりに、取締役は、それら社外委員と代表執行役が、取締役推薦の権利がある株を一定数以上持つ株主から推薦された人物の中から取締役を株主総会で承認された人数までを選択、承認するという手法をとるものです。
このような不透明な構造となった理由は、事件の発生当初に財界出身の役員が指揮監督を十分にできなかったことから、旧研究所の重要人物を取締役や執行役に登用して、事件の速やかな終息を試みようとしたものの、取締役・執行役が説明責任を負う事によって機密が公になることを嫌ったために世論が紛糾し、それを行政と株主が半ば強引にとりなして作られた組織であるからです。

経営本部 / 執行役
Head Office of Management / Executive Officer

言うまでもなく、我々が一つの民営会社である以上は独力で未来を決定していかなければなりません。
「研究」と「運営」といった二大軸に対して、「経営」は、時に異なる判断を求めるかもしれません。
しかしながら、サンドスターの正体も、アニマルガールたちとの良き日々も、
人一倍に考えているのが、この島の舵取りを任された「航海士」たちでしょう。

 

部署に関する説明:
経営本部(単に「本部」とも)は、経営に深くかかわる事柄を取り扱う部署を取りまとめる部署です。
委員会設置企業であるこの企業では、執行役の社内地位は経営本部に所属する物としています。(ただし、大部分の常務は他の本部長を兼任します。)
執行役を中心とした指揮系統の中で、法務、社内監査、総務、会計、人事など、必要不可欠な部署と、企業の本質的な在り方を追求するために、執行役の直下で業務を行うべき事業の部署が配属されています。

執行役について:

現行の執行役の地位と、担当する部署などを例示した表を掲載します。

地位 人数 担当
社長(代表執行役) 1名 業務の総覧(経営本部長)
副社長(代表執行役) 2名 財務担当 1名
安全管理担当 1名
専務 少数 総務担当 1名
人事担当 1名
研究開発担当 1名
パーク運営担当 1名
など
常務 少数 経営本部、安全管理本部を除く各本部長 6名
など
(執行役) 若干名 主幹子会社長・役員 少数
招聘スペシャリスト 少数

 

特殊危険生物対策タスクフォース
Counter-Action Team For (Irregular Hazardous Creature) "Celliens"

突如サンドスターの深淵から現れた生物、"セルリアン"。
大規模な障害を引き起こし、職員、来園者、アニマルガールなど広範にわたり多くの犠牲者を出したインシデント、
通称"女王事件"により、研究開発・パーク運営・安全管理の三本柱の業務は激増し、通常の業務は圧迫され続けました。
生え抜きのスペシャリストで構成されるタスクフォースが、「第二の会社」となって経営陣から独立することで、
ジャパリパークに平和を取り戻すことができるだろうか。

部署に関する説明:
数年前に発生した、「特殊危険生物大規模アウトブレイク・インシデント」(通称「女王事件」)を機に発足した、経営本部から独立した、対セルリアン特別チームです。
事件直後に経営本部の直下に「特殊危険生物対策タスクフォース」(略称:CATFIHC「キャットフィアック」)が置かれましたが、サンドスターに関する知見を持った人物が経営本部にほとんどいなかったために、人事異動が難航し、結局三大部門がそれぞれに対応してしまい、指揮系統は混乱しました。
しばらくして、取締役・執行役の総入れ替えが完了し、中央理事会制へ移行した際に、中央理事会に直接監督される形で新たな「特殊危険生物対策タスクフォース」(略称:CATFC「キャットエフシー」)が構成されました。

タスクフォースの幹部構成員は副社長以上の権限を持ち、本来の経営陣である各執行役の同意なしに、対象の社員との直接交渉のみにより、人事をタスクフォースと経営本部管轄の間で異動させたり、経営本部を除く各本部の業務を移管させたり、一定額までの特別予算を要求したり出来る大きな権力を持ち合わせています。
タスクフォース内の部署に所属する一般構成員も、本部長に対して独立して行動ができるため、タスクフォースに配属されるのはそれに値するほどに優秀で、セルリアン対策に希望を持てる人物に限られています。

タスクフォース内の部署、または一般構成員個人にも、ある程度の自己決裁能力が割り当てられていることが多いために、目的や手段、対応は様々で、タスクフォース内で不和が生じるのもまた事実です。中央理事会内にも派閥があることが手伝ってか、方針を巡った対立が可視化されることもあります。
しかしながら、一度事件が発生すれば、多くの場合こうした競争を幹部や監視機能を唯一持たされた社長などがうまく宥和・活用し、事件を迅速に解決する事となっています。

 

階梯制度:

タスクフォースの階梯制度は、基本的には「幹部構成員」「一般構成員」に二分されます。
また、対外的に知られていない部署構成を外部に流出させることのないように、他部署への命令書のは汎用的に以下の用語が使われる場合があります。
ただし、現在は本部長や社長に類する単独代表が設置されていません。以下に大まかな分類を示します。
(時期によって別の階層や、相補的な階層が設置されることが多々あり、内部での職位は各部署の決定によります。)

大分類 詳細分類 任務 類似の職位
幹部構成員 上席役員 タスクフォース全体の取りまとめ。 副社長(少数)
役員 方針と目的を同じくした部署の長 本部長(少数)
幹部 各部署内での役割を同じくする部署の長 部長(若干名)
一般構成員 指揮者 数十名~数名の構成員の一団の指揮を執る人物。 課長~係長(相当数)
主任 類まれな技能を持つ人物。 主任(多数)

業務主幹組織の概要

研究開発部門

研究や開発、知識の取り扱いが中心となる3本部の総称です。
いわば研究所・動物公園としては本業の部分にあたる部門で、多くの専門家が、この部門に属しています。
3つの本部によって構成されているものの、常に心の中には飽くなき「自然との永遠の絆」への挑戦の心を宿しています。

先進研究本部 
Advanced Research Company

旧研究所が西之島地区の現象を観測してから、私たちは生命科学に関わる多くの進展を見せてきました。
果たして、私たちは、生命とは何なのか、自然とは何なのか。
「サンドスター」という新たな視覚が提示されている中で、私たちが見れる最深の真理を探し続けます。

 

部署に関する説明:
先進研究本部(単に「研究本部」とも)は、弊社の中で最も古い部署で、その歴史は旧国立研究開発法人時代にまでさかのぼります。環境問題、生態系問題に関心が向けられた20世紀末に発足した日本動物保護先端研究所(俗に言う「旧研究所」)をルーツに持ち、以後半世紀以上にわたり生命科学や動物学、環境学を中心に研鑽を重ねてきました。
国立研究所の切り離しという複雑な事情を抱えるこの部署は、研究開発部門の主軸となるとともに、他の部署とは異質さを極めています。民営化当初より、「特許を取得することなく、恒久的に研究所内で知識を留保する」という方針が強く、国立研究所時代と比較すると外部科学誌に掲載される論文数は6分の1~40分の1にまで減少したと指摘されます。
しかしながら、技術開発本部や教育啓発本部の活発化により、数年前から研究の成果を生かす活動が増加し、「知識留保主義」が全体で一致している主張とは言い難いものになりました。
プレスリリースされる研究内容は世界の関心を多く集め、月に1回開かれる定例会見では研究者個人にもスポットが向けられることもあります。
弊社内で最大の長期投資部署であり、最大の知的財産を保有している部署です。

現在では、生命科学や動物学、環境学に加えて、サンドスターに関しての研究が盛んで、
サンドスター研究室、環境・生態系研究所、動物研究所、生命・医療研究所の4つの研究所は先進研究本部の中でも主軸となる研究所です。

技術開発本部
Tecnology Development Company

様々な研究の結果として蓄積された知識を確固とした技術へと昇華する事。
それは、やがて自然や社会に還元されて、大きな力へと変化していきます。
大きな可能性を秘めたこの島から引き出した答えで、この島に、この地球に、恩返ししていく最先端です。

 

部署に関する説明:
技術開発本部(単に「技術本部」、「開発本部」とも)は、平時からの研究活動や動物公園の運営、知識整理によって生まれた新たな発見を実用に耐えるような技術に転用できるように練磨する部署です。
旧研究所時代では、このような工業的見地の研究はあまり発展していなかったものの、世界のサンドスターへの興味が強まるとともに、一部分野では積極的な活用論が大きく問われるようになりました。
しかしながら、生命科学が中心の研究所では、重軽問わず工業への見識を持つ人材があまり多くなかったため、積極的な技術者雇用を民営化当初から繰り返されてきた部署です。

十年程度前では、研究部門が細分化されないまま、「白衣組の流れ作業」と揶揄されるような工業転用の遅れがみられていましたが、その当時から「特許を取得することなく、恒久的に研究所内で知識を留保する」という要求を確保するために、特定の分野の工業企業をM&Aして技術力を確保すると同時に、自己でノウハウを積み上げる取り組みを続けていました。
技術開発本部が独立して以降もその経緯から、工学・工業関連の研究所と主幹となる関連企業が都合上所属する部署となっています。直近では「知識留保主義」が薄れてきたこともあり、弊社の研究部門出身者のベンチャー企業が属する見込みもあります。

啓発教育本部
Curation & Education Company

来園者の皆さんに、少しでも動物のことを、自然のことを知ってほしい、新発見をしてほしい。
正しい現状理解を通して、自然環境に大きくまたがる環境問題について、世界全ての人々と一緒に取り組みたい。
世界最大級の動物公園を持つ私たちの、切なる願いです。

部署に関する説明:
啓発教育本部(単に「啓発本部」とも)とは、自然公園・動物公園として機能するジャパリパークの地形、地質、植生や、動物やアニマルガールといった、特徴ある存在を資料に残しながら保存・飼育し、研究の基礎としながら、パークの運営や研究を通して発見された事実を、展示やその他の手段によって来園者を始めとする世界の人々へ啓発・教育を行う事を目的とした部署です。構成員はパーク内の博物館系の施設やフィールドで来園者に展示物などの解説を行ったり、動植物、アニマルガールの管理を行ったり、展示資料などの作成を行ったりしています。

啓発教育本部の具体的な業務内容のほとんどが「来園者への自然学の解説」や「動植物や資料の管理」という共有点を持つ一方、業務形態によって対外的な呼称が大きく変わります。フィールドワーク型の物を専門とする「パークガイド」や博物館系施設を中心に活動する「施設職員(飼育員)」、アニマルガールや動物に対するサポートと観察・飼育を行う「(特殊)動物飼育員」などが存在し、来園者が見かけないような部分で、異なる方法での啓発を行う職員なども含めると、かなり多種多様と言えます。

啓発教育本部の英称を直訳すると、「知識整理と啓発の大部署」となります。構成員は学芸員のような役割を果たし、この部署はパークで共有されている知見が集合する役を演じているため、「作業員」という考えを取り除けば、博識であることは重要な素質と言えます。

 

パーク運営部門

パーク内のサービスを提供することに特化した3本部の総称です。
研究に比べると何かと「副次的」と呼ばれがちな業務を所管しています。
これらは「副次的」などというものではなく、これらの存在なしに来園者の豊かな探究活動はないと言えます。
来園者、職員、アニマルガール、島全体を力強く支える「縁の下の力持ち」です。

輸送・小売本部
Transporting & Retailing Company

この島を魅力ある場所にするにはどうしたらよいだろうか。
来園者のみなさまには喜んでほしい。驚いてほしい。
最高の体験のために、多岐にわたるサービスを提供しています。

部署に関する説明:
輸送小売本部(単に「輸送本部」「小売本部」とも)とは、島内外を行き来する交通輸送手段(バス・タクシー、輸送トラック、鉄道、海運、航空など)の手配・運営・管理を行う”交通部門”と、島内外から集められる物資の卸売から小売までを一貫して行う”商事部門”が統合されて出来た部署です。
一見、業務範囲が極めて多岐に渡るものの、実際に輸送や小売を行うのは、この部署や直下の子会社と委託契約を結び、販売員や運転手として登録された個人や法人がほとんどです。

かつて”女王事件”からの復興期、およびパークの営業再開当初は、迅速な意思決定を重視するため、エリアごとに各種小売業・輸送業に関連する部署が分立していました。当部署が設立された現在は、輸送機材や商用物資の一元管理により、コストカットに成功しています。

公園整備本部
Park Maintenance Company

お客様が快適に、パークでのひと時を楽しめるように。
そうした願いから道が生まれ、ライフラインが形作られて行きます。
「超巨大総合動物園」かつ「自然と調和したくつろぎの場所」であるために。

部署に関する説明:

公園整備本部(単に「整備本部」とも)とは、パーク内の都市機能、自然機能の整備を行う部署です。主な業務として、電気・水道などのライフラインの構築と土建業などが目につきますが、各地の清掃や自然地形の保全や園内広報など、その範囲は多岐にわたり、単純に「園内業務」として認識している人物が多く、時としてその区分が前述の輸送・小売本部と曖昧になることがあります。

そのため、一時期は輸送・小売本部と統合しエリアごとに事業部制を取ろうとする見方もありましたが、管轄を縮小できる一方、"女王事件"などを含めて幾度かの障害発生時にエリア間の連絡が不十分に陥ることがあったために、現在は事業部制を取らないという意見が強くなっています。

現在では公園整備本部は主に「職員や来園者に対して必須のもの、社会インフラに類するもので、利用者を特定し難いもの」として輸送・小売本部とは分離されています。そのため、交通や放送など、「サービスの基礎」となる設備を公園整備本部が管轄し、その運用を輸送・小売本部が管轄するなど、「生成者」と「加工者」の上下分離が随所で行われています。

 営業企画本部
Bussiness-development & Planning Company

夢を見続けるためには、生き続けていかなければならない。
お客様に素晴らしい夢の国・ジャパリパークを見せ続けること。
それは、我々が、そして人類が目指す大いなる夢を叶えるために必要なことなのです。


部署に関する説明:
営業企画本部は、ジャパリパークの“テーマパーク”としての側面を、あらゆる手段を以て国内外にアピールし、来場者数の増加、および来園者の満足を追求することを目的とした部署です。業務としては、以下のようなものがあります。

・旅行業者と提携し、島内の主要な観光地やアニマルガールのもとを訪れる、団体あるいは個人向けのパッケージツアープランを立案、提供する。
・アニマルガール専門芸能プロダクションの運営。素養のあるアニマルガール達をスカウトし、芸能活動に従事させる。アイドルとしてプロデュースし、パークの広告塔としたり、楽曲や映像作品をパーク外に発表、流通させて資金源とする。
・パークを挙げての季節イベントを始めとした大規模イベントを計画する。
・輸送小売本部と協力し、パークのノベルティグッズや、エリアの特産品、ご当地グルメなどをプロデュースする。
・取引先の外部企業はもとより、環境保護団体、時には日本や海外の要人との交渉を行う。

他の多くの部署が、「ヒトと自然、ヒトとアニマルガールとの共存」を根底に置いて業務を行っているのに対し、営業企画本部では、この島のあらゆるモノはカネを生む“観光資源”であり、“商売道具”に他ならないという、人間本位のシビアな思想を持つよう、職員には指導がなされます。
そうした思想は社内で賛否両論あるものの、職員達の多くは誇りを持って業務に従事しています。なぜなら、世界中の動植物の保護という壮大な目標、アニマルガールと共存できる社会の構築、サンドスターの謎を解き明かすための研究、そのいずれも、このジャパリパークが多くの人々を迎え、喜ばせ、その対価として得られる資金なしには、成し得ないことであるからです。

安全管理部門

日ごとに研究の成果があふれ、日ごとに公園を動き回るヒト・モノ・ケモノが増え、
日ごとにデスクワークも増加していくような今日のジャパリ・インコーポレイテッドに必要なのは、
その動きを厳しくチェックして、大きな事件・事故を引き起こす前に改善を促すサポーターです。
様々な分野のスペシャリストが変わらない毎日に一役買っています。

安全管理本部
Security & Risk-management Company

部署に関する説明:
安全管理本部(単に「安全本部」とも)とは、パーク内部や自社で行われる様々な行動を監視・監察し、重大な事故を防ぐためにリスクマネジメントする業務です。主要な業務としては警備が最も知られていますが、安全管理本部は、経営本部とほぼ同等の監察機能を有していて、業務を監視し、各本部やそれ以下の部署から提出される業務予定に目を通して、セキュリティ上の問題がないかチェックします、特に研究開発部門に対しては研究や展示の内容に対して倫理的、思想的な問題がないか検討することや、パーク運営部門に対しては心身にとって危険な業務体制になってないかを監視しています。

リスクマネジメント全体を管轄しているため、その具体的な内容は社内のハラスメント対策や施設や設備の構造審査、アニマルガールへのカウンセリング、倫理安全教育、データ管理のリスクマネジメントなど、様々な側面を持ち合わせ、その道に明るいプロフェッショナルをそれぞれ必要としています。

 

+中央理事会について未整形草稿・かきかけ-展開中……中央理事会について

 

 ジャパリパーク運営事務局中央総括理事会(中央理事会)は、ジャパリグループ内の業務執行における、最高の意思決定機関です。取締役会長である「鷹峰 遥」氏を理事長として、20██年現在、理事長ならびに全12名の理事によって成り立っています。
 
 理事はジャパリグループ内部の人間から選出されますが、必ずしも社長や局長級など役職の高い者から順に選ばれるとは限りません。博士・主任研究員や上級飼育員から選ばれる場合もあると言われています。サンドスターをはじめとした、ジャパリパークに秘められた超常存在のすべてを知り、それらを扱うに相応しいとされる者の中から、その時の中央理事会メンバーによって推薦されるのです。
 中央理事会の創始時から、実際に何名かメンバーの入れ替えがあったと言われていますが、その詳細は公開されていません。
 

◆12人の理事と識別名について
 
 トップである鷹峰理事長を除いて、残りの理事12人が誰であるかは極秘情報とされています。普段は表の仕事(元の役職の仕事)をカムフラージュとして行っており、必要な時に音声のみの理事会が招集されます。理事同士が直接対面することは、パークの非常事態を除いて稀です。理事会の声明は、通常、理事長の名義で行われます。
 中央理事会メンバーは、互いの識別のため、個人名の代わりに、日本の十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)のひとつを識別名として割り振られます(「子」理事、などのように呼ばれます)。このことから、中央理事会は通称"Japari Zodiac"……JZ会とも呼ばれています。この識別名は、メンバーの入れ替えがあった場合、および、ジャパリグループ内において重大なインシデントが発生した場合には、シャッフルが行われることになっています。現在誰がどの識別名を持っているかは、中央理事会メンバーのみが把握しており、たとえ現ジャパリグループ代表取締役社長であっても、メンバーでない限りは、知ることはできないのです。
 
 
◆中央理事会の成り立ち
 
 元々、ジャパリグループの最高意思決定機関は、一般的な株式会社と同様に、「株主総会」の形を取っており、株主の発言力が強く、サンドスター等の未知の事象に関して多くを説明できない取締役会の立場は弱い状態でした。
 しかし205█年、特定特殊生物による事故の多発によるジャパリパークの一時閉鎖が行われた際、「鷹峰 遥」氏が中心となって、当時のアニマルガール飼育員やサンドスター研究者の中から優秀な者を顧問として取締役会に参加させ、「特定特殊生物対策委員会」を組織しました。そして株主に対し、事態への迅速な対処を█年以内に行うと公約する代わりに、対策委員会に対して、情報公開の制限と、会社の組織・運営・管理における非常に強い権限を要求しました。これが、中央理事会の基盤となったとされています。
 そして205█年██月██日、対策委員会は公約どおり、特定特殊生物の根絶および事態の収束を宣言。対策委員会に集約されていた権限のうち、特に会社運営に関する部分を取締役会に分離し委任。「事故再発防止に向けた措置」を理由に、引き続き情報統制能力を持つジャパリグループの最高意思決定機関として、中央理事会と名を変えて残ることとなりました。

 

 

 


職員


 


 

tales


 


オリジナルフレンズ


 

オリジナルセルリアン


 

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