「メガネウラのネラです…昆虫では最大の私ですが、そこまで凄くも無いです…」
容姿
元々の動物ゆえ、身体(とそのある部分)は大きめ。時々パークに来援した子供をその巨体と後述する性格で泣かせてしまうことも…
頭部にけものプラズムによる半透明な羽が四枚。
また、自分にとっての適温を維持するため、上空ではパーカーを羽織り、大きな複眼の模様の付いたフードを被っている。
暑い時はパーカーを脱ぎ、腰に巻き付けるようだ(本人談。しかし今まで観察はされていない)
下は基本的に長ズボンを履いているが、暑い時はまくって半ズボンのようにする。
性格
「ふふ…じゃぱりまんよ、この私に大人しく食べられるが良い!」 |
---ジャパリパーク某所、昼食のじゃぱりまんに向けて---
自分よりも大きい、またはほぼ同じ大きさフレンズやヒトに対しては、自分がかつて大型爬虫類に絶滅させられたからかとても臆病。
フレンズ紹介冒頭のセリフのように、敬語かつ常に謙遜して会話をする。
しかし、自分よりも小さな物に対しては打って変わって大きな態度をとる。全盛期にはその巨体で空の王となっていたからであろう。
本人としては常にこのように振る舞いたいらしいが、それにはフレンズ化前のトラウマが邪魔をして出来ないらしい。
普段はパーク中を、上空でのんびりと滑空しつつ過ごしている。
フレンズ化前は変温動物だったので気温の変化にはとても敏感。
そのため、とても冷える夜には、いくらパーカーを羽織っているとはいえ対応出来ないので、夕方になると地上に降り、暖かい寝床を探す。
活動できなくなるまで見つけられなかった場合は、その場で寝てしまい、翌朝の日の出で身体が温まってから活動を再開する。また、冬は目に見えて活動が鈍る。
目は比較的良く、鳥のフレンズを相手より先に見つけることが出来る。見つけたら一目散に逃げる。
能力
前述の通り、頭部に半透明の羽を四枚持つ。しかし積極的に羽ばたくことはせず、一旦飛び立つとその羽を大きく広げて滑空を行う。
通常時は速度はあまり速くなく、また運動性も高いとは言えないが、大きな羽と軽い身体によりその滑空距離はとても長い。
攻撃は、その大きさによる突撃と力による抑え込みを主体とする。純粋な戦闘能力ではかなり高い方だが、前述のトラウマにがあるため、戦闘はあまり好きではないらしい。また、そこまで頭が良いわけではないので、後先を考えない攻撃をすることもしばしば…
野生開放
「昆虫だからといって…舐めないでよっ!」 「大人しく…このネラの元に跪けっ!」 |
----ジャパリパーク某所、飼育員を攫った鳥型セルリアンに対して----
野生開放時には、体内のサンドスターを消費し、それを直接噴射することにより、運動性や速度の大幅な向上を行う事が出来る。
この時の最高速度は700㎞/hにも達し、さらに運動性に関しては、現生のトンボのような超機動が可能になる。
この状態のネラとの空中戦には、猛禽類のフレンズでも苦戦するという。
その上、力も大幅に向上する。
また、この時は前述のトラウマも一時的に克服し、自分よりも大きな相手にも大きな態度で話す。ただし、あまり慣れていないからか口調が乱れることも多い…
元動物紹介
史上最大の昆虫で、羽を広げると70cmにもなる。しかし、その巨体のため運動性はあまり良いとは言えず、古生代の酸素濃度が高い環境下でしか生きることが出来なかった。
酸素濃度が下がり、さらに爬虫類といったさらに大型の生物が誕生すると、その巨体ゆえ簡単に捕食され、絶滅していった。
ジャパリパークでは、サンドスターと絶滅動物や神話生物を接触→発生したフレンズをセルリアンに捕食させることにより絶滅動物を生き返らせることが可能なため、絶滅動物や神話生物をサンドスターに接触させないよう厳重な管理が行われている。
また、万が一にも接触し、フレンズ化してしまった場合は専属飼育員による管理が行われる。
当フレンズ、メガネウラは、かつてジャパリパーク内に存在していた博物館に展示されていた化石が、女王騒動による博物館の倒壊に伴い管理下から離れ、野ざらしとなったその化石にサンドスターが接触、フレンズ化。
その後パークに人が戻ってきた際に発見、特徴からメガネウラと判断された。
現在は基本的に野生のまま放置しつつも、専属飼育員による24時間体制での監視がタグなどを利用して行われている。
*フレンズ紹介*
「あっ、見ない顔だねっ!はじめまして、あなたはどんなフレンズなのっ?」
容姿
アルビノの個体がフレンズ化したためか、全身真っ白の服に身を包んでいる。
服装は、上には毛皮のコートを、下にはスパッツの上から短パンを着ている。
髪は白色で、そして短め(特に結んでなどはいない。)
しかし目だけは、唯一赤色となっている。
性格
「わーい、お出かけだねっ!」
↓
「ね、ねえ…ど、どこ行くの…?変なとこじゃないよね…?」
---飼育員に連れられ定期健診に向かうフェレット---
基本的にとても好奇心旺盛で、何か見たことのないものがあったらとりあえず近づいてみる。
しかしその性格は、"いつもの環境の中に"何か新しいものがあった場合のみ。全く新しい環境になった場合は、非常に臆病になってしまう。
本人曰く、「気になりはするんだけど…でも怖くって…」とのこと。
さらに、とにかく遊び好きな一面もある。遊び方も多種多様で、その場にあるもので何とかして遊ぼうとする。
何とかして遊びを見つけるさまは、これをこう使うのか、と時折見ている我々も驚かされるほどである。我々が見ても何が面白いのか、という遊びも多々あるが…
ただし、そうやって見つけた遊び、そして遊び道具には比較的飽きやすい面もあり、その結果見つけた遊び道具は、数日後には寝床の外に転がっていることがかなり多い。
だが、本当に気に入ったものは寝床に持ち帰って、そしてずっとそばに置いておく。その結果寝床の一角には大きな"宝の山"が出来ている。
その「大切なもの」は物だけでなく、他のフレンズや我々ヒトにもなる事があり、そうなると基本的に離すことはない。
その為、来園者がその「大切なもの」になってしまった場合は、[削除済]状態となる。
好きなのは、体がぴったり入るような場所にいる事…つまり、狭い場所にいる事だ。狭ければ狭いほど良く、ぴったりなら最高らしい。
また、いつもこのように狭いところに入ろうとしているため、いつの間にか身体が柔らかくなっていて、ヒトでいう新体操程度の動きは軽くこなす。
さて、このように遊ぶのが大好きな彼女だが、実はそれが問題を引き起こしてしまっている。
元々フェレットは狩りを行っていたので、自分では遊んでいるつもりなのだが相手、または設備に大きなダメージを与えてしまうのだ。
そのため、彼女のお気に入り、またはお気に入りとなったヒトやアニマルガールには少々のケガの覚悟が必要となってしまっている。
"能力"
「えっと…えいっ、えいっ!あっちいけ~!」
元々はネズミ狩りなどにも重宝されたフェレットだが、アルビノの個体のフレンズ…
つまり、ヒトにペットとして飼われていたことによって、戦闘に関する"技"はほとんどは残念ながら消えてしまっている。
そのため、戦闘はほとんど…いや、全くと言っていいほどにしない。敵と出会った場合は安全な場所まで逃げる。
追い付かれてしまった場合もにも、あくまで受け主体の戦闘となる。適当に殴る、蹴るなど…
が、彼女は先に書いたように力はあるため、実は敵にダメージを与えていることも少なくはない…(もちろん彼女は、ひるんだのを確認し次第さっさと逃げる。)
野生開放
「私の大切な■■を…奪わないで……!!」
「私に…かえしてっ!!!」
---当時の担当飼育員、■■を襲ったセルリアンに対し---
先に書いた通り、彼女は基本的に戦闘はしない。しかしそんな彼女でも、自分の「大切なもの」を奪われた、または奪われそうになってしまった場合には躊躇せずに攻撃を始める。
この時、先に書いたペット化で消えた"技"が戻る事はないが、しかしそれでも(眠っている野生を開放しているのだろうか)最低限の戦闘の基本は分かっての攻撃となる。
野生開放時彼女は、けものプラズムで構成される、フレンズ化前のフェレットの個体を多数生み出すことが出来る。
ただしこの個体群は、力や知性を、元のアニマルガールから受け継いでいる上、未知の方法で互いに意思疎通をしているため、連携した攻撃が可能になっている。
この個体群を用いて、敵が誰もいないと思っている狭い空間からの奇襲、または全員での集中攻撃などが彼女の野生開放時の攻撃方法だ。
ただしこの行動にはかなりのサンドスターを消費するらしく、野生開放後はしばらく動けなくなってしまう。ハイリスクハイリターンな技、と言えるだろう。
JAM-1(AW609改)
全長:13.5m
全幅:18.3m
全高:4.5m
主ローター直径:7.9m
空虚重量:4.7t
エンジン:P&Wカナダ PT6C-87 ターボシャフトエンジン(出力 2,350軸馬力)2基
乗客:最大10名(展望席一名含む)
(操縦士:2名を搭乗させる場合は乗客は26名となる)
機首に展望席(後述)を設けた影響で、全長が少し伸びている。
機体からは与圧設備を外し、整備性の向上を図った。
他にも与圧設備を外したため、展望の向上のために窓を張り出させている。
また、10人分の座席は全て窓側に位置し、前述の展望用設備を組み合わせてとても広い視界を得られる。
この機体の最大の特徴は、機首に設けられた展望席だ。機首レドームを、アクリル製の半球に換装し、元々レーダーが位置していた場所に座席を設置した。
これによって、一名分だが最高の視界を提供できる。
JBM-1 (V-22改)
全長:22.4m
全幅:25.54m
全高:6.63m
ローター直径:11.6m
空虚重量:15.03t
エンジン:ロールス・ロイスアリソン社製T406×2基(最大定格出力:4,586kW(6,150shp))
乗客:最大32名(座席は2-1配置)
(操縦士:2名を搭乗させる場合は乗客は26名となる)
こちらはパーク内の中距離輸送のための機体で、JBM-1に搭載された展望席は設けてあるものの、座席の張り出しは設けていない。
また、本機は与圧設備も搭載している。これによってパーク内中距離輸送を行う。
両機に共通する特徴として、完全なAIによる制御が可能になっていることが挙げられる。
初期ロッドの機体ではこの機能は存在しなかったものの(よって操縦士2名による操縦が必須だった)、「ラッキービースト先行臨床試験型(LB-T5X00/C)」に自立型AI、
「LBOS(ルボス)」システムが搭載されたのに合わせ、製造番号24/1(JAM-1)、12/2(JBM-1)より導入を開始、また既存機も搭載改修が行われた。
後に「LB-G7X00」、並びに「LBOS2」へのアップデートが行われたのに合わせ、本機の制御AIも「LBOS2」へのアップデートが行われている。
本機の開発について
203■年、ジャパリ重工の設立に伴い、パーク内の観光並びに中距離輸送のための設備の開発が求められた。
この時の要求事項は、
1:パーク内の生態系を出来るだけ維持出来ること。
2:キョウシュウエリアからホッカイエリアまでの所要時間が一時間以内である事。
3:乗客へ良好な視界を提供できること。
4:良好な低速安定性を有していること。
これらの条件を満たすべく、当時V-35の投入によって過剰になってきていたV-22を買い取り、改造する形でJBM-1が製造された。が、仕様決定の際に本機では大きすぎる、
という問題が浮上。急遽アグスタ社の協力を得つつ、AW609を同様に改造、JAM-1が製造された。
しかし、ジャパリ重工は航空機設計を行うのが初めてのため、開発は難航。203■年、4年の歳月を経てJAM-1の初飛行が行われた。続けて3か月後、JBM-1の初飛行も成功。
3年の試験の後、204■年にパークへ投入された。
初期投入はJAM-1が8機、JBM-1が4機となっていた。
両機は開発当初より「LBOS」システムの搭載を想定して開発されているが、開発が間に合わなかったため、前述の通りJAM-1では24/1、JBM-1では12/2までの機体にはコクピットが搭載されている。(そのため、初期は定員が2名少なかった)
「LBOS」システムの搭載に伴いコクピットは取り外された。が、簡易コクピット(ジョイスティック、並びに計器類を表示する液晶が2つ)が最前列、左側席に搭載されている。
205■年現在、パークではJAM-1が42機、JBM-1が24機納入されている。
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