用語集
※注意事項
- このページは強烈にネタバレなどを含んでいます
- 作者が書いたものではない上にうろ覚えもあるため正確性は保証できません
- ご指摘は相変わらず歓迎します
以下、表記とそれが指し示す意味になります。
- 本編→オープンワールド版のみを指す
- 本作→モバゲー版含む「稲荷狐と交易路」を指す
- 神人商人→オープンワールド版主人公
- 主人公→モバゲー版主人公
- 八雲の麒麟→狐姫の守り人の主人公
- 小夜→こん☆こん主人公
目次
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
あ行
茜巌岳の主の娘。茜が廃人状態になってしまっていたため、数百年卵の状態で放逐されており、見た目は妙齢の美人だが、実年齢自体は神人商人より下である。あのショタより年下だともう幼女レベルなんじゃなかろうか。
ちょいちょい北海道の空を飛んでおり、目撃例が多数ある。お菓子が好物で、日華寺の金平糖などを持っていくと喜ぶ。是非機会があればうらら庵でも食べてもらいたいものである。連れて行けよ神人商人。
茜巌岳の主にして永年を生きる不死の竜。見た目は幼いがパワーは本物で、吐息一つで石炭をコークスにするほどの熱量を保有している。多分こいつ起動すればヒグマの戦争なんて秒で終わるんだろうけど、特に生き物たちの小競り合いに参加する気はないらしい。
情熱的に人を愛するタイプで、神人商人の前世と思われる葵の父親に旅立たれた時は、捨てられた事が辛すぎて、彼の記憶を消すために自分の頭蓋を割って脳みそかき回すなどの荒行を行っている。酒ばかり飲んで自堕落に生きているのも恐らくはその時の反動で、実は記憶自体は保有しているものの精神的に辛すぎるために封印を掛けてしまっている状態だった。
現在は神人商人が戻ってきた事で無事に記憶も戻り、行動も活性化している。
余談だが北海道のアイヌ神話には龍神が存在する。一番良く知られているのはみんな大好きペドラゴン代表のカンナカムイだろうが、カンナカムイにしても他の龍神にしても、雷神であったりただの蛇神とされる場合が多いため、恐らく茜とは関係ないと思われる。ペドラゴン繋がりなのがなんか怪しいけど、きっとないのだ。
本編では蝦夷地最大の峰にして、竜の住む恐るべき山として描写される。麓にはドラゴンに魅せられた男、ダンスィが小屋を建てて日夜ドラゴンを観察している。中腹には茜と葵の住処があり、此処から降野、門別の二大交易路に向かう事が出来る最重要拠点である。
元ネタは恐らく北海道の最高峰、旭岳。旭とは朝日の事で、茜は一般的には夕日の色を指す言葉だが、俳句に於ける初日の出を表す季語が主だって四つあり、その中の一つに「初茜」がある。解釈は人によって多少変化するが、初茜の場合はまだ太陽が出ておらず、漸う紅くなりゆく空を指す。そこから明るくなってくると「初東雲」、光が差し始めると「初明り」、日が見えると「初日」となる。
旭岳は、それを含めた一帯の山々の名称「大雪山」の方が恐らく有名だろう。ゲッター3で割と有名な名前だが、実際は大雪山と言う名前の山があるわけではなく、その辺りの山々を総称して大雪山と呼んでいる。同様の呼称にボーキサイトの女王こと「赤城山」があり、Google先生が勘違いして黒檜山を赤城山と表示しているが、実際には赤城山と言う山は存在しておらず、大小様々な山が密集している。ちなみに大雪山も赤城山も、熊がめっちゃ出る事で有名。登山の際は計画的に。
本来の意味であれば、宇迦之御魂神の眷属、或いは従者として京都府伏見区を中心に、全国に信仰を持たれる狐の神格を指すが、モバゲー版では特に倉稲魂神の名前は上がっておらず、葛葉狐を頭領とする霊力を擁する霊狐の一団として存在している。
かつて中国大陸を荒らしまわった妖狐が、回り回って日本に降り立った時、玉藻の前と名乗って上皇に取り入り、傾国を目論んだために皇族は混乱。政権は公家から武家のものとなり、京都は混乱の境地に陥ったが、それらを見かねた葛葉が周辺の霊力狐を束ね、伏見に神官団を結成。更に妖狐玉藻を討ち取るための一族、土御門家をも作り出し、武家と共に玉藻を撃破。以降その神官団が伏見に根を降ろし、稲荷狐として人と共生していると言うのが粗筋。
蛍を含めた狐達は、葛葉を自らの目標として修業に明け暮れており、守護すべき人を見定めるとそれに付いていき、人の世に貢献しているのである。伏見の口減らし?知らんなぁ。
稲荷狐になるには、今解っているだけで条件が二つある。
- 十分な霊力を保有している事
- 社を立てるだけの金子を持っている事
2が無くとも、1の条件がずば抜けている場合は稲荷山側からスカウトに来る場合がある。
また、1の条件が満たない場合でも、後援者がおり2の条件がずば抜けている場合は、境内稲荷と称して家の中に祠を置き、そこで稲荷狐を名乗る事が許容されている。(多分店やビルに置かれてるアレ)
そしてどちらも無い者が稲荷を目指そうものなら、その先には地獄が待つ。その辺りの詳しくは『深草や』を参照。
伏見稲荷大社の背後にある御神体の山。細かいことはwikipediaにお任せするとして、伏見稲荷大社の参拝者が登る事も出来る。一般的に有名な千本鳥居はこの稲荷山の中腹に位置している。また、実は御朱印を貰う際、伏見稲荷大社の御朱印と、この稲荷山そのものの御朱印が別個に存在しており、稲荷山に立ち入らないと稲荷山の御朱印はもらえない。
大体一巡で120~150分程度はかかる。ハイキングをちょいとやる感覚であれば高尾山よりもお手軽だが、道が細く人が多い傾向にあるため自分のペースで歩きにくいのだけが少し疵。人が多いためかお土産屋や簡易売店なども道すがらに何軒かあり、個人的には滝行場の近くで食べられるゆで卵が何故か妙に美味しくて、行くたびに一個二個頂戴している。
本編ではお篠が稲荷神になるために一瞬だけ訪れている。稲荷狐の項目でも説明した通り、葛葉を筆頭として京都守衛の神官団を結成しており、全国の稲荷狐達の総本山としても存在している。
何故か全国の狐とその実力をある程度把握しているらしく、室町中期前後と思しき頃に、永久の姉である久遠のズバ抜けた実力を感知して北海道のキタキツネの住処まで稲荷狐のスカウトに向かっている。尚、その時久遠は面倒くさいと言う理由で稲荷狐になる事を断っており、永久の北海道出奔の遠因になっている。
稲荷狐の養成所や行場としての機能があるものの、旧き日本の典型的な上下関係や、貴族的な体制がある事が深草やの描写に示唆されている。
茶幌別にある甘味処。小春とその母が経営している。
出来たばかりの見世のはずなのだが、DLSITEの小春の紹介文に『店を頑張って立て直そうとしている』旨が書かれている。軌道に乗せるの間違いじゃねぇのかって思わずツッコミを入れてしまった。この辺りについては調査中。
お菓子を作る素材などは神人商人以外の商人から仕入れており、基本的に神人商人と経営的なつながりはない。砂糖は本土から取り寄せており、小春の思惑か、稲荷神人でも女でもない商人から取り寄せている。
北海道の半島にその名が載っている地域。絵鞆工房区がある場所はリアルでは伊達市であり、絵鞆工房区の南東にある謎の焚火のある辺りが本来の絵鞆半島にあたり、室蘭市と呼ばれている。
絵鞆半島の細かい事はwikipediaにお任せするとして、鉤爪のような地形が天然の波止場となっており、深さもあるため大型船が係留しやすく良港として有名で、フェリー発着場だけではなく、営業している釣り船の数も多い。グーグルで検索するとブリ釣りなどが引っ掛かる。
大型船が寄港できる事から工業製品の輸出入も盛んであり、工房区を絵鞆に置いた着想は此処からと思われる。
さて、本編では工房区が置かれ、蝦夷地に於ける研究や工業の一大中心地として発展している。先端研究には先端の利器が必要と言う事か、或いはヒグマ跋扈する北の大地で銃無しに歩く事が出来ないか、郷土研究家や英吉利人なども頻繁に訪れており、情報の集約地としての側面をも有している。何かと世相に敏感な玉藻が呼び付けているのかもしれない。
神人商人にしても、先端技術の情報、死の商人ルートの仕入れ先、人探しやルート開拓のための情報収集、自分勝手に出しまくっても怒られない生オナホなど、色々とお世話になっている。
本来の主である玉藻は永久の捜索のために何かと留守にしがちで、基本的にはクエストの時(意図的に探す時)でもないと見つかる事はほぼない。主だって相手してくれるのは玉藻神人の九重となる。
箱館の渡鳥商会を守護する稲荷狐。
箱館に独り立ち、縁もゆかりも金もない主人公に自らの懐から餞別をくれる有難いお狐様。端正な顔に健康的でスラリとした体躯と柔らかい巨乳を持つ、縦ロールの金髪碧眼と言うお嬢様バリバリの姿をしており、話す言葉もお嬢の気取りが見えるが、困っている人を見捨てておけず、また自らと共にある従者たちに警句を発すると言う稲荷らしい姿も見える。
けだしその従者たちの夜逃げの際に取り残されてしまい、傷心限りない所をかつて助けた主人公によって勧請され、茶幌別の伏見稲荷神社に居つく事となる。
才覚を見る事が出来るために本当にダメな人間について行く事は少ないものの、甘やかされたり助けられたり、一緒に頑張ろうと言われるとコロっと行ってしまう傾向があるダメンズウォーカー乙女気質で、渡鳥商会の夜逃げの際は穀潰しとばかりに罵倒してきた相手にすら借金塗れでも良いから一緒に連れて行って欲しかったと口こぼし、助けてくれた幼馴染の事があるとは言え、神人商人との関係については私は二番目の女で良いとか言い出す。
尚、これだけの美人でお人好しなのに処女。そうはならんやろと思うが、桜と同一人物であるのなら、ぎらついた男が苦手なので、所謂喰いに来る男が近寄れなかったのかもしれない。
元々それなりに力のある稲荷山の稲荷狐であった姫。無礼講の席で本当に無礼をかまして山を追い出され、深草やへ追い立てられる。元々強い稲荷であった鳳は修行場として有名である事しか知らず、入って修行を申し出たところすぐに客を取らされ、半ばレイプされる形で初修行を終える事となる。
元々非常に向上心が強い性格で、その後は同僚達を覗き、娼婦の技を磨いたものの、時間経過と共に稲荷に復帰する気が失せたか、蛍雪稲荷傘下の茶幌別に薄やを開場。恐らくは深草やよりはマイルドなところを目指したのかもしれないが、稲荷神人と言う本来なら来るはずのない人間の訪れからより風向きが変わっていった。
元々稲荷山の稲荷狐であったためか、稲荷になるための条件、そして伏見が如何なる場所であるかを知っているとみられ、一計を案じてお篠の稲荷狐昇格に対して神人商人を利用し、早いうちにお篠を襟藻に戻すように計らった。
茶幌別に出来た薄や(恐らく読み方は『すすきや』。ススキノのアレンジか。)で客を取っている娼婦。
まだ慣れていないので若干初々しく、術も碌に持たない、野狐に毛が生えた程度の狐として現れる。
生まれも育ちも北海道の狐で、襟藻の漁師達に可愛がって育てられたため、故郷の漁師たちの稲荷になろうとしていた。
蛍雪や桜花のように修行で強くなる者もいなくはないが、基本的に狐は人を喰って力を増すものであり、人を喰わない場合は精力を吸って霊力にする。恐らくお篠は後者のために娼館にいると思われ、神人商人のケダモノレベルの精液をお腹がパンパンになるまで吸い上げた結果、稲荷狐として遜色ない程に霊力を保有するようになる。
また、鳳の一計で稲荷狐になるために必要な金子も神人商人からまるまるもらい、最終的にはほぼ神人商人の力一つで稲荷狐になって襟裳に帰った。
か行
稲荷山に代々住まう名家『東雲家』出身の七尾白狐。京都の出身だが特に京訛りが強いと言う事はなく、どちらかと言うとツンデレお嬢様と言う趣の方が強い。純粋にいづみ上総のシナリオの狐だからか、キュウビソフトのお嬢テンプレである縦ロールは搭載されておらず、銀髪を短くカットした、サッパリした見た目をしている。
土の権能を持ち
- 岩を生み出す
- 土を起こす
- 地震地割れを起こす
- 土壌の微生物相を変相させる
など、豊穣神そのものの振る舞いをする事が出来る。他にも、
- 人の願いを受け取れど人に触れる事がなかった
- 神楽舞や祝詞なら大体全部知っている
- 自分の方が優れていても、土地神の領分を侵す無礼はしない
など、現在出演が確認されている『こん☆こん』だけではなく、キュウビソフト全体の狐の中でも最低三指に入る神様らしい神様でもある。東雲家次期当主を名乗っており、実際に七尾と言う上位狐であり、代表的な霊狐である白狐でもあるので、エリートである事は疑いようはない。
初期の頃の自呼称は『妾(わらわ)』で、妖狐野狐は悪、稲荷は善。みたいな固い考えをしていた。が、出会って数ヵ月の間に性格が真反対の久遠に影響され、レズの道に足を踏み込んd色々な意味で自分の知らない世界を知り、自分の生きた数百年を『若い』と断ずるようになったり、性格が丸くなったりしている。久遠とは何かと毎日口喧嘩をしているが、最終的には肉体言語に訴えて久遠に喜ばれたり、勝負に負けて動けなくなった久遠の顔に豊かな胸を押し付けながら謝罪要求したり、「この戦争が終わったらお前とキスしてもいいぞ」みたいな事を久遠に言われて「生き残れたら考えてもいいわ」と返してみたりと割と好意的な態度が垣間見える。こうしてみるとこの人結構スケベやんな。
尚、小夜から狐の求婚仕草である『尻尾を掴まれる』と言う事を不意にされており、最後には「こんこん、しちゃったからね。しかも全員と。」と、久遠と一緒に小夜の妻に収まった前提で物を言っている。
こん☆こんの舞台が恐らく江戸末期の岩手県の山間部にあると思われるため、本編でどのような扱いになるかはまだわからないが、一応久遠の関係者として同一世界線に現在も存命であると考えられる。
言わずもがな、物資を交換する際の媒介となり、また信用の目安としても用いる事の出来る鋳られた金属。その意味する所により、法定通貨、流通貨幣などの様々な用語で呼びならわされる。本作において無くてはならないもの。
モバゲー版では商品の売り買いに関わるだけではなく、商館の購入、市場の改名などを行う事が出来る。単位は『両』であり、補助通貨として『文』が使われている。1両は1,000,000文であり、目安として刀一単位(1本?)がおよそ12000文、絹一単位(1反?)がおよそ40000文程度、蛍一人が30両(3千万文)で取引されている。桜だったら幾らになるんだ。但し相場で結構上下する。
余談だが本来の江戸時代の刀一本の値段は安物で大体1~10両。4000文~40000文と言う事になり、1両が異常に高いことを除けば案外それっぽい値段にはなっている。蛍の取引価格もテキスト上なので、もしかしたら120,000文と言う事かもしれない。江戸時代の女衒が農村の幼女を買う値段が大体2000文、下の上くらいの遊女を身請けするとしても200,000文らしいので、それでも大概破格である。
ちなみにこのゲーム、暫くプレイしていないとある日野盗に急襲されて大体7両程度奪われる。無課金の場合どれだけ稼ぎの良い売り買いをしたとしても一度で1両の差益は出ないため、実はそれなりに痛い数字。この急襲される頻度については、恐らく蛍の尻尾の本数によって変動すると思われるが、正確な検証が待たれる。
本編では単位は『銭』となっている。本編の取引は物々交換が主流ではあるが、建築や内地との交易をする商会との取引は基本的に銭で行うのが通例となっている。全体地図のステータスを良く見ると、銭の項目に描かれた銭の絵には『君臣豊楽』と銘打ってあり、これは豊臣秀頼が方広寺と言う寺を再建した時に鋳造した梵鐘に『国家安康 君臣豊楽』と銘打って家康に言いがかりを付けられたと言う有名な熟語の半分。本編の時間軸に豊臣幕府がまだ存在する事を示唆している。
『文』⇒『銭』の変化は江戸⇒明治への変化のようにも思えるが、一応江戸時代にも一文を一銭と呼ぶ事は出来る上、銭の銘である君臣豊楽の順番が寛永通宝と同じなので、上位通貨の単位なしには貨幣から時代を推定出来ない。
ちなみに明治5年の米の価格(wikipediaを基に計算)を江戸換算すると大体1升で80文。本編での米売価が1升480銭なので北の地で宝のように扱われると言う文言が良く解る。そら美竜泉もあんだけ高くなるか…。ちなみにこの『銭』が明治の円銭の単位だった場合、1升は2銭となり、現代で東南アジアからコンニャクイモを輸入したレベルの価格差になるのだが…まぁ1両1,000,000文の世界なので、飽くまでも余談である。
本編、並びにモバゲー版主人公の職業。
蛍の言動を見るに、稲荷狐が最も大事にする類の職業であるらしい。
店を持ち一つ所に居つく商会は稲荷狐の守護するものではないらしく、店持ちになっても商会と一緒に居続ける桜が蛍に小言を言われるシーンがある。本編でも箱館の渡鳥商会は蛍雪稲荷の目には留まらないらしく、茶幌別には玉藻の配下であり、自ら船を動かし物を動かしている廿楽(つづら)尾商会が用いられる。
在庫を持ち人脈で利益を稼ぐよりも清廉な商売であることや物の移動を重視するスタイルは、倉稲魂神よりも住吉(澄之江)大神の方が近い。ここにもオリジナル設定が良く反映されている。
『狐姫の守り人』の正ヒロインにして、狐姫その人。出雲国にある白鉄山と呼ばれる山にいる妖狐の里の長。二代目の長であり、初代は母の天那。
天狐、空狐と時間を表す『刹那』が基になった名前と思われ、日本神話の神々では持ちえない程の強大な術を母の天那から継承している。性格自体は田舎のお嬢様よろしく箱入り感ばっちりで、部外者の八雲の麒麟を道すがら手当してくれただけで信頼しきったり、恋愛行為への疎さで周りの狐たちにおもちゃにされてたりする。但し世知辛さをある程度得ていたと思われる天那の教育からか、信じて用いよ、用いたら信じよ。と言う帝王学を行動で体現する片鱗が見られる。
八雲の麒麟が死ぬ度に八雲の麒麟と出会う前まで時間を遡っているが、何十回やっても絶対に八雲の麒麟と出会ってしまうし、何十回やっても八雲の麒麟は里の軍師になってしまうし、何十回やっても八雲の麒麟を好きになってしまうし、そのうち半分以上は処女を散らしてしまう。
狐姫の守り人時点でも既に大妖狐と称して問題なさそうではあるのだが、天那が白面金毛九尾の狐であったと思わしき描写があるため、成長次第では玉藻や久遠に匹敵する実力と格を備える可能性が十分にある。
狐姫の守り人のヒロインである『永久』の姉狐。世に出た順としては妹の永久の方が先だが、元々『こん☆こん』自体が過去に没になったゲームの焼き直し小説であり、設定が産まれたのは久遠の方が早いと思われる。
永久と二人、稲荷狐を輩出する事を夢見る母の下で術の訓練を受け、その稲荷山からわざわざ北海道くんだりまでスカウトが来るほどのとてつもない才覚を発揮するが、稲荷と言う在り方が気に入らずそのスカウトを袖にし、それからは自堕落と放蕩を極めるようになった。そのため妹の永久を稲荷狐にしようとした母の執念が凄まじくなり、永久が実家から逃げ出す遠因、もしくは原因となってしまっている。
こん☆こんでは火の術を使うが、これは火の術がスカラーの術であり精細な調整を必要としないのが理由であり、とどのつまりは放蕩を極めたせいで術の経験値が低いと言う事でもある。とは言えひなたやカスミとは違い、権能を持たずに術をぶっ放しているので、本来は火しか使えないと言うよりは、火が便利だからそれをメインに使っていると考えられる。それこそ菊花稲荷なんて風水火地雷冥の全てで隔日くらいで天災を起こせる程のチートですし。
耳年増で何かと揶揄や誘惑をしたがるが、裏設定上は自由でありながらも一途で義理を重んじる性格でもある。実際に稲荷のスカウトはブッチしても、シュブ=ニグラスの分霊とは足かけ数十年に渡る戦いを村人のために戦い抜いてきたと言っても過言ではなく、好きな相手のためなら命を懸ける事は厭わない姿が見える。その姿をカスミに「妖狐ではなく守り神じゃないの!」と怒鳴られているが、母に愛想を付かされ、妹にもかつて半ば恨まれた事から、自らの事を低く評価してしまっている。
ひなたと小夜を妹のように思っており、叶うならば永久にも会いたいと願っている。
キュウビソフト様。本編の出演是非お待ちしております。
神格持ちであるにも関わらず、茶幌別にて社も持たず、祠一つを拠点にして独り開拓を行っていた稲荷狐。桜花稲荷により稲荷狐の庇護を必要とした神人商人を紹介され、自らの神人として動かし茶幌別開拓を協業で行う。才覚を主人公に見出して自らを売りこみ、半ば強引に伴侶になった蛍とは違い、神人商人に大した才覚を見出す事はなく、ここまで来たのだから並よりゃ体力もあるんだろ。くらいの気持ちであった。まぁ豊臣秀吉レベルの人間じゃないと認めようとしねぇからなこいつ。
見た目はロリだが結構な年で、夜這いをかけた神人商人に対して怒ると言うよりも、こんな婆に何を発情していると戸惑っていた。その感覚は結構後まで尾を引いており、この姿も化けているだけで本来は婆だぞ。それでも良いのかと神人商人に詰め寄るなどしている。恐らく、化けると言うのは化粧と同じ感覚なのだろう。
が、めげない神人商人にしこたま愛してると言われながら交尾と中出しを繰り返されて陥落。発情し、妊娠してしまう。
空那「こやつら交尾したんじゃぁぁぁぁぁぁあ゛ーーーーーっ!!!」
日本の神様らしく、嫉妬しない訳ではないものの性に開放的で、神人商人が各地で交尾路を開拓している事を知っていても、ヤンデレ化した小春に乗り込まれても特に咎めないでいる。もしかしたら婆なのに一番と断言して愛してくれると言うだけで満足してるのかもわからない。常に捨てられるかもしれない事を危惧して焦りを感じていた蛍とは大分違った性格になっている。
尚、桜花と違い、日吉丸に手籠めにされているため中古h…こんな時間に一体誰だ…。
余談ではあるが、蛍雪とは『夏の夜に蛍の灯りで勉学に励み、冬の夜に雪に落ちる月の照り返しで勉学に励む』と言う清貧と努力を褒めたたえる意味がある。
茶幌別に新しく出来た甘味処で、母親と一緒に店を切り盛りしている妖狐。ガチの幼狐らしく、BBAスキーな作者の性癖上の問題から思い込みの激しさから早めにヤンデレ化してしまうためシーン数は少ない。
今でこそよく見かけるが、当時は珍しかったであろう洋菓子を作る事が出来る。また、一見冷製の菓子でも、食べる事で身体が温まると言う効果を持たせた菓子を作る事が出来るため、実用上でも神人商人に良く利用される。
初恋、母親以外の初の味方、初経験の全てが神人商人であり、神人商人があまりにも人生に深くかかわってしまったため、神人商人に対する独占欲が非常に強い。その独占欲は蛍雪稲荷への殺意として現れるが、流石に蛍雪とは格が違い過ぎたのか、或いは解ってて好きにさせている蛍雪の態度に思う所があったのか、蛍雪が良い人だったと口にして蛍雪の殺害を諦めた。
初経験が発情期ど真ん中の中出しなので、今後妊娠イベントなどが来る可能性が残っている。
さ行
文字で表示された通りの、砂状の金。本編では取得すると9200銭をその場で取得する効果がある。
日本を指す言葉に有名なマルコポーロの東方見聞録に於ける『黄金の国』と言う物があるが、実際に日本は古くから国土の小ささに比べて金の産出量が比較的高かった国であり、そのせいか諸外国に比べて金の価値が相対的に低く、中尊寺金色堂のような純金一色の建造物すら立つ程だった。
北海道も例によって例の如く砂金は生産されており、また砂金だけではなく白金も砂金として生産されていた。具体的な地域としては以下の通り。
- 鷹泊湖(深川市)
- ピリカ湖(今金町)
- 宇曽丹川(浜頓別町)
- 暦船川(大樹町)
- 砂金沢川(新十津川町)
ぶっちゃけこれも氷山の一角で、砂金並びに砂白金の取れた地域はそれぞれ20以上はあるらしく、結構色んな所で取れている。なんなら砂金沢川をGoogleで検索するだけで北海道内に山ほど『砂金沢川』が出てくる。それくらい取れる。江戸時代は上記の理由や佐渡金山の影響もあり外国への金流出が非常に激しかった事もあり、金が枯渇した明治時代になるとこれらの地域ではプチゴールドラッシュが起こっていたらしい。
本編に於いて野舎府の砂金地域などはこれに順じており、留萌の東にある砂金ポイントは鷹泊湖のある場所であり、屈茶地域の湖は砂金が取れた宇曽丹川流域のクッチャロ湖がある場所である。反面、北海道東部での砂金採集については資料が見つからず、摩周湖や野付半島が元ネタと思われる、真周や野付有のポイントについては理由が解らない。
余談ではあるが、北海道では鉱山開発も行われており、金の採掘量トップ3として千歳鉱山(千歳市・総約20t)、鴻之舞鉱山(紋別市・総約72t)、手稲鉱山(札幌市・総約10t)の三つが挙がっている。このうち総採掘量トップの鴻之舞鉱山がある紋別市は本編で砂金を交換する門別の元ネタと思われ、八雲の麒麟が発見して安住したとされる金山の可能性も考えられる。
モバゲー版で蛍の幼馴染として登場する稲荷狐。
金髪碧眼縦ロール、女神のようなプロポーションを持ち巨乳と言う高嶺の花そのものの姿をしており、大店を抱えているため着物も良いものを着ている。ええとこキャラの意識なのか、江戸や伏見などの都会に馴染みがあるためか、話し方がお嬢。
四井商店と言う商会を守護している。西の淀屋、東の四井と呼ばれ天下を二分する大店ではあるが、単独で日ノ本を掌握しているわけではないためか、蛍には才が無いとされている。贅沢過ぎないか?
蛍が従者にしたがるような、欲望のぎらついた人間が苦手で、その点どちらかと言うと蛍に振り回される側である主人公に好意を持っている。と言うか結構露骨に惚れており、お気に入りの稲荷寿司を主人公に奢って共有したり、蛍の過去の話を打ち明けてくれたりする。蛍が気にも留めぬ風なので何かといがみがちだが、基本的にはお人好しの部類。
元は梓巫女と言う、諸国を漫遊し様々な情報を集めて主人に渡す忍者として旅をしていた巫女。元の本職が巫女ではなく斥候なので、弓術や体術が女性とは思えない程に強く、観察力も忍者として申し分ない程に高い。但し舞踏の類は苦手だったらしく、リズム感が無いのか、体幹が弱いのか原因は不明。まぁ忍者で体幹が弱いと言う事はないだろうけれど。
頭で考えた事を心に押しとどめる事が出来ず、相手に喋ってしまうと言う、秘密厳守の忍者には致命的な欠点があり、梓巫女としての師匠から見切りを付けられ、けだし師匠の計らいで京の神社に務める事となる。
が、やっぱり我慢の効かない性格がある意味で災いし、当代の宮司に二度バックドロップを決め、それを見ていた稲荷神から喧嘩両成敗として放逐される。
コミュ力が高く、裏表なく明け透けに物を話すためか、女性に非常にモテる。それはそれはモテる。なんだったら放逐の際、自分の品を渡して「これを私だと思ってください。」とか言われる程度にはモテる。実は容姿も久遠からすると永久さんに似ているらしく、つまり切れ目の美人さんであるので、それも含めてモテる。どこかの誰かに至っては、数十枚に渡る小夜に関する魅力をまとめたレポートを、毎月全く違うレポートで提出し続けられるくらいにはモテる。
上記の理由から、伏見稲荷大社でけっこう有名になっていると言う事がカスミの口から語られる。東雲家の箱入り娘が名前聞いている時点でかなり有名なのは間違いないだろう。
シュブ=ニグラスの狂気の世界に魂を一度奪われており、地球上の神力の影響下にて漸く魂を取り戻すに至っている。が、シュブ=ニグラスの分霊を討伐した後ですら、シュブ=ニグラスを想起すると魂を持っていかれかけると言う後遺症を患っている。これがどんだけ面倒な事象かは、全く別の作品群ではあるのだが、SCP-3007あたりを参照してもらうとノリが解るかもしれない。
最終的に狐三人娶りレズハーレムと言うそれなりに羨ましい所に落ち着く。本編中の生死は不明だが、人間を辞めた描写はないので定期的なSAN値チェックでファンブルしない限りは人間として死んだと思われる。
本来は神職の中でも下級であったり、所謂神社内の事務職・実務職的な立ち位置にいた人を指す言葉。 我らが主人公を指して呼ぶ言葉の一つでもある。 稲荷神は商人の神として認知される事が多いためか、今作では神人は商人として仕える事となっている。→神人商人
- 稲荷神に認められ、その僕として仕え、稲荷神の庇護のもとで大いに商い、富を神にお返しする事を生業とする者。
- 主人公を特別に指す時、名の代わりに用いられる単語。本項ではこちらについて書く。
茶髪をボブにしたような、女性的で、線も細く愛らしいショタショタな顔立ちをしている気性穏やかな商人。大人しい上に勤勉なため、蛍雪に限らず周囲から可愛がられている。
しかしその本性はれっきとした豪の漢であり、寒風吹き晒す雪の大地を軽装で歩く体力、50升以上の米=75キロ以上を担いで山々を昇り降りするほどの豪脚、ドラゴン二頭が疲れ果てて眠るほどの交尾をする精力、葛根湯一包だけでブリザード吹き付ける原野を徹夜で歩き続ける無尽蔵のスタミナを持つ超人である。
行く先々で女を作っては交尾に励んでおり、このままだと葬列に数十人の妾が訪れそうな業の深さではあるが、良くも悪くも単純な性格の故か、或いは蛍雪稲荷の苦労人根性のせいか、変な恨みを持たれたり、女泣かせになる事は少ない。寧ろその超人振りでガンガンお悩みを解決していくので、鳳からも素直に「お前は狐にモテるねぇ。」と称賛されている。
意外と背景情報が豊富。本人の口からは伏見から出てきた商人である事しか解らないが、周囲のヒロインから背景情報が伝わってくるようになっている。
モバゲー版で玉藻が自らを指して使う言葉。本来は麒麟、鳳凰など、天子が明君である時にそれを祝福して現れると言うのが一般的。
一応、一応九尾の狐もこれに入っているらしく、現れれば君主の徳の高さを表すとも言われているが、そもそも古文書の時点で「人を良く食う」(by Wikipedia)とされており、単純に見たら喜べる類のものではない。
本編中にフリガナは振られていないが、恐らくはススキノと深草やのもじりなのでススキヤが読みとしては正しい。多分大半の人が「うすや」と呼ぶだろうが恐らく違う。おいそこスガキヤとか言ったの表出ろ。
茶幌別に出来た遊女の娼館。妖狐が娼婦をやっている。
鳳が仕切っているが本来は本人が客を取るのではなく、客を取るための遊女が別にある。本作ではお篠が担当。
狐が人を喰うか精を吸うかで強くなる事はお篠の項で話したが、実は精を吸って強くなる事は相当難しい。
そのため娼館と言うのは死ぬか使い物にならなくなるかしないと、なかなか出る事は難しいのだが…。
本作では神人商人と言う、腹いっぱい精力を食わせる上に、神人と言う事で穢れも薄い最上質の男がボンボン中出しをするものだから、開店早々に遊女が枯渇しており、鳳が身体を張るハメになっている。
本来の狐の遊郭については『深草や』を参照。
遊女専門で身売りを仲介する業者の事を指す。ただし悪徳業者の中には誘拐して売り払うような盗賊の如き輩もいたため、職種の内容も相まって大体の時代に於いて歓迎されていない。ただし、誘拐を生業としていなければ、正当な職業として認められているものでもあった。
モバゲー版で主人公が破落戸に不覚を取り、首を刎ねられかけると、蛍が助命を嘆願し、そのために自らが遊女として売られ、女衒から支払われる金を破落戸への損害賠償とする事で同意するエピソードがある。
主人公が蛍を取り返すためにこの破落戸を襲撃し、玉藻から譲られたフリントロックで殺してしまうのだが、女衒は通常の女衒の商売をしただけの罪なき者であったために、主人公は女衒には一切手を出す事はなかった。なんなら蛍を取り返すためには、女衒から蛍を金で買い戻す必要すらあった。
ただし女衒側も蛍が稲荷狐だと思ってはいなかったため、それを知った後は流石に神様を遊女として売り飛ばすと言う罰当たりな事も出来ず、損切のような形で買い戻しが成立し、手打ちとなった。
尚、娼館の管理者である本編の鳳は女衒には当たらない。
た行
絵鞆工房区の長。商才に長け、自らの力で絵鞆の街を起こし、今も統括する敏腕狐。
那須野の殺生石の消失と共に現れ、無名の狐として京都に降り立ったにも関わらず、歳月も立たずすぐに稲荷となり、人間を連れた後北海道にやってくると言う数奇な人生を送っている。尚、モバゲー版の頃はまだ稲荷ではないらしく、自身でも妖狐と名乗っている。
モバゲー版では主人公に近付いた折に従者を横取りされると思った蛍に追い返されているが、その後も主人公をストーカーし続けて草葉の陰から見つめていたり、現れては何度も粉を掛けたりしており結構主人公大好きぽい。テキストから主人公を次の日本の支配者に仕立てようとしていた可能性がある。
また、既にこの時からロシア帝国(別の商人は『熊人間』と言っていた)の南下、イギリスの世界征服を既に察知しており、まだ銃が火縄銃であった日本で舶来品をリバースエンジニアリングしてフリントロックを作らせ、流通させる事で国力の増加と防衛を図り、腐敗した武士を駆逐しようとしていた。アヘン戦争を口にしたことから、時代は恐らく江戸後期から末期であると思われる。
ロシア帝国に対する尖兵としてピリカを始めとする北方異民族に目を付けており、銃を売りつけていたが、異民族がピリカ共々賊徒と化して南下拡大を始めたため、東北の武士や野狐に銃を売りつけて抑制とする一方、死の商人として両者からたんまり金を稼いでいた。
一方の本編において、北海道には人間を伴侶として来ていたはずなのだが、現在は九尾狐の九重を番頭に置くだけで、傍らに人間の気配がない。また、今作では北海道で経営をする傍ら、野山に分け入って部族と交流を持ちながら、トワと呼ばれる狐を見つけるためにキタキツネの聖地を探している。
神人商人に対しては精力的で面白い男くらいには思っているもののあまり関心がなく、どちらかと言うと茶幌別を本気で開拓しようとしている蛍雪稲荷の意気を買っているように見受けられる。モバゲー版でロシアから国を守りたい旨を宣言しているだけに、それに賛同し具体的な行動を進めているかもしれない蛍雪の行動を買っているのかもしれない。
言わずもがな、我ら神人商人と、敬愛する蛍雪稲荷大神の本拠として発展した北海道の道府。元ネタと思わしき札幌市の語源である「乾いた大河」のアイヌ語「サリポロペッ」に当て字を入れたものと思われる。「乾いた」とあるがこの時点ではまだ乾いていない事になっているようで、蝦夷島を東西に分かつ瀬戸が描かれている。
但し、伊能忠敬が測量した蝦夷島の地図を見ると、札幌の街を二つに分けるように瀬戸が走っているような描写に見える地図となっているため、全くの空想と言う訳でも無いと思われる。
蝦夷島を二つに分ける大河の岸を大橋で結ぶ計画があり、その先に第一の街を造る目的で蛍雪稲荷が開拓を始めた開拓地を起点としている。唯一徒歩でも渡る事が出来る浅瀬の岸を開拓しており、他の箇所は事実上水運や舟橋以外では渡る事が困難であるため、大橋は将来的にも西蝦夷と東蝦夷を結ぶ唯一の陸路であり続けると見込まれている。
また、本編の時点では港を擁している街が箱館と絵鞆しかなく、どちらも西蝦夷になるため、東蝦夷の物流拠点として砂金・蝦夷錦・各種海産物などを集めている。神人商人を筆頭として各種商人が東蝦夷の販路を開拓しており、将来的には歯舞諸島以北の貴重な資源をも集める事が期待されている。また、既に箱館以上の規模を持つ街となっており、結果として娯楽産業と呼べる風俗や、当時では江戸や横浜などの特区以外にはなかったであろう西洋甘味処などが生まれている。
稲荷狐と葡萄酒の時間軸では酒造商会も出来ており、各種農産物とそれを利用した二次産業も発展している事が見て取れる。
元ネタとなったと思わしき札幌には名前もズバリ『伏見稲荷神社』がある。位置的には札幌都市部の裏鬼門にあり、茶幌別開拓地に於ける蛍雪稲荷の御社の位置と類似しているだけでなく、坂に赤鳥居が並んでいる姿もオマージュされていると見られる。北海道総本宮 伏見稲荷神社の石碑が近くにあるが、蝦夷地一之宮は大抵の場合旧札幌神社こと北海道神宮が挙げられる事が多い。但し、開拓の守護神としての北海道神宮とは違い、各種産業の発展を祈念して建立されていると見られており、北海道に於ける役割は差別化されている。
『神君秀吉公』と呼ばれる、戦国を統一し太平の世を造り賜った男により創設されたとされる幕府。武家の社会を統率しているとされている。発端については、本頁の『日吉丸』を参照。
徳川が治めていないためかモバゲー版でも参勤交代などの描写が見られず、徳川に比べると比較的穏当な政治を行っていたとみられる。但しそれでも取り潰しや廃家は結構あったようで、モバゲー版では廃家した藩の浪人が破落戸になっているパターンが割とあったり、蛍を手打ちにしようとした大名が家の取り潰しになったと桜から報告されたりする。
モバゲー版の時点では割と末な事になっており、税収の少なさから倹約令のようなものを乱発している。本来、稲荷の加護で身を立てた日吉丸であれば、農民の年貢よりも商人から税を取り立てる方が儲かる事は解っていると思うのだが、何故か土地に結び付いた農業収入にしか頼っておらず、商人の蔵は非常に潤ったままで、倹約令も寺社仏閣には厳しく適用していないと言う事が起きている。
穿った見方をするのなら、蛍に対する慕情が残り、稲荷と稲荷神人を保護した政策を取ったとも言える。或いは、織田信長の楽市楽座政策を更に推進した形にもなるだろう。
しかしこれが元で武士の困窮を加速させ、武士の腐敗と治安の悪化を招いており、玉藻の暗躍に瑞獣としての正当な理由を付けさせてしまっている。モバゲー版の玉藻は豊臣幕府を消す事はしないと蛍に話しているものの、武家の政治を完全に否定する書籍『法の精神』を二束三文の破格で日本中にばら撒いており、更に次の支配者を主人公にせんとすると思わしき言動があり、明らかに政権転覆を狙っているような状態である。
ちなみに史実の豊臣秀吉が『関白』であった事は有名だが、これは本来天皇の補佐であり、太政大臣以上の地位を持つ公家の最高位に当たる。本来なら征夷大将軍となった人物達の朝廷位階よりも更に上であり、秀吉自体も征夷大将軍を朝廷から望まれていたものの、足利氏が長すぎたために征夷大将軍=足利が定着してしまっており、秀吉は信長が追い出した足利の養子にならないと征夷大将軍になれないと言う無理ゲーぶりであった。
しかし、もし家康が豊臣秀頼を倒す事を躊躇っていた場合、徳川は二代目の秀忠が無能だったために豊臣とのパワーバランスが崩れ、武家の長も秀頼に一任される可能性があったとされる。現実として家康が五大老筆頭の地位を豊臣家滅亡のために全力で使い切らなければ、朝廷は徳川よりも秀頼を優遇していたため、この可能性は低くはなかっただろう。豊臣幕府とは、家康が長寿で無かったら、有り得たかもしれない幕府の姿でもあるのだ。
絵鞆工房区で考古学嗜んでるおっさん(弥次郎?)の口から玉藻が捜索する狐として出る名前。既成の別作品にて同名の狐がメインヒロインとして登場しており、北から来たキタキツネであったことが明言されている。
その作品に於いては養母の実子である白面金毛の狐を主君として慕い、またある時はその白面金毛の狐の義姉として悪い虫が付かないように見張る、所謂お嬢様をお守りするメイドみたいな立ち位置。
お嬢様の従者と言う立ち位置故か、言葉がそっけなく感情を隠す反面、尻尾や仕草に感情が出やすい。かわいい。
当時既に齢150年以上の妖狐であり、狐姫の守り人の時代が戦国時代かそれ以前であったであろうことを鑑みると、本作上での推定年齢は500歳以上になる。
たった12人の妖狐を使いこなして数百の兵と『軍神の力を持った虎』を破った軍師『八雲の麒麟』を伴侶として隣で見ていた戦争経験者であり、時空を巻き戻す遡時の術の使い手にして、記憶を持ったまま時間を遡る事の出来る体質持ちと、書き連ねると普通にチート全開。また、昨今の新作で『ご主人様』が存命である事が判明した。
余談だがこの遡時の術、白面金毛九尾の狐たる天那すら習熟出来なかった術。実は久遠に劣らぬ術才の持ち主。
な行
は行
「こん☆こん」にて、舞台となっている山間部にある集落の土地神となっている稲荷狐。
- 自ら村の為に働き、願いを聞いて回る優しさ。
- 財も精もない住処を追われた野の子狐だったのに、十年で稲荷狐に就任する天才。
- エリートコースをぶっちしてクソ田舎の開拓土地神になった世捨て人。
- 伏見稲荷大社を恐怖のどん底に叩き落した病まないヤンデレ。
- 幼馴染のお姉さん大好き結婚したい。
- 現在でも変身を解くと子狐。ババァ抜きのロリ属性。
- 建築土建なんでもござれ。でもお作法とかわからない。実は脳筋パワー娘。
と言う、クトゥルフでもないのに情報量過多に陥りそうな属性過多娘。多くは語らないがSAN値チェックにファンブルすると尊死するので注意が必要である。
土地神としての自らの力の有効範囲が決まっており、人間の信仰の多少によって拡縮する。目安としては集落一つでその集落を覆う程度。元来なら都心部などの方が強力に人間を守護できるタイプの狐だが、立場や横槍に囚われず幼馴染のお姉さんと結婚したい一心で過疎地にまでぶっ飛んできた挙句、幼馴染のお姉さんを専属巫女にしろと伏見稲荷大社に毎月数十枚の嘆願書を送っている。おかげで何処かの誰かが宮司を頭から叩き落した際の左遷先は、処分検討前から半ば決定していた。
が、根は真面目で良い子なのでしっかりと村の発展に寄与した挙句、元来の村の守護神である久遠や、妖狐討伐にやってきたカスミに小夜との二人きりいちゃラブタイムを掻っ攫われていると言う可哀想な子。で、やっぱり根が真面目で良い子なので二人を邪険にせず、奈落のような愛と業の深さにも関わらず嫉妬で包丁を持ち出す気配は一切ない。
小夜が亡くなった後の彼女の行動についてはまだ語られていない。稲荷狐でいるための最大のモチベーションである事は疑いようもなく、その後の行動が気にかかる。モバゲー版では舞台と思われる岩手~青森にキタキツネが玉藻の銃を使って盗賊を繰り返しているため、これを撃退している可能性は高い。
モバゲー版、並びに本編でかつての蛍の従者として語られる者。
モバゲー版の桜曰く、200年前に、伏見で欲望丸出し(間違ってはいない)の目線で稲荷を漁っていた所、蛍に見立てられ従者となるものの、半年で今川家臣となり、その後の消息は不明とのこと。
但しその後蛍から、半年で蛍から与えられた支度金で一財産を築き、士官の道を開いて精進した後、織田に仕官先を変えて木下と姓を変えたと言及がある。
本編では300年前に生き別れたとされているが、当時の蛍雪が「いつか太平の世が見たい」と口こぼしたため、「蛍様の夢叶え候」と書き置いて出て行ってしまったと桜花から伝えられる。
本作に於いては徳川幕府が存在せず、所謂江戸時代末期の年代に於いても、豊臣幕府と言う形で『神君秀吉公』の太平の世が残され続けている。そしてそれを玉藻がぶっ潰そうとしている。
余談だが、史実の日吉丸も伏見に縁のある人間であった模様。
アイヌ語で「美しい、可愛い」を意味する言葉。美利河山のある辺りを現実の北海道地図で探すと、ピリカヌプリと言う山があり、美しい山と訳されている。
モバゲー版のシナリオでは蝦夷島のキツネの一人と明言されており、北方異民族の標準的な特徴として、金髪に灰色の瞳を持っており、その髪を手拭いでまとめあげている。北方異民族をまとめ上げる立場にあるらしいが、本州の村を襲撃して金銭を強奪する野盗のような真似をしていた。当時から銃を買い漁っており、軍資金集めの一環だったと思われる。主人公と蛍もこの野盗紛いの真似に巻き込まれて金子を失っている。
後日、銃器を売る玉藻との商談のためにやってくるも、同じ宿屋に泊まっていた主人公の部屋に誤って入り込み、色々ばらしたりやらかしたりしたため、ペナルティとして、玉藻から銃器の値段を割増にされた挙句、本来ピリカに納品する銃を主人公に2丁、無償で譲渡させられてしまう。
本編では狐部族の本貫地である雄晴に常駐しており、神人商人との取引を歓迎してくれている。姿は銀髪のエメラルドグリーンアイになっており、同名ではあるが同一人物であるかまでは不明。性格も随分人懐こい雰囲気を持っており、モバゲー版の頃のヤンチャ振りはまるで見られない。
2021年現在、攻略対象になる予定として名前が挙がっているが、現在は攻略イベントは無い。
深草とは伏見北部にある地名。風俗が多く、治安がよく検索される。これを元ネタにしたのか、『稲荷山に登れない狐』=『稲荷になれない霊力の弱い狐』が霊力を人から集め、奉仕による徳を積んで稲荷狐になるために遊女に身を落とす『谷』とされた場所。
メタな事を言えば、R-18のソフトやCG集、漫画などを取り扱い、一部は無料で見る事も可能なキュウビソフトウェアの公式サイトその2である。
稲荷としての能力を持たない狐達が日々人間との交わりに明け暮れており、場所に拠っては最早遊郭とも名ばかりの、哀れな狐を一方的にオナホにするだけの溜まり場と化している。現実の遊郭もその辺りは近しい部分がある。
訪れる人間も比較的邪な者が多く、また稲荷失格の落伍を受けた狐側も焦りや野心があるために、何かと交わりに穢れが生まれやすく、また悪狐ではなく善狐として生きようとする身では人食いなどの穢れを放つ場所もなく、狐同士で穢れをなすり合い、まるでソウルジェムに穢れを貯めて砕くが如く谷へ蹴落とすなどの行為も頻繁に見られる。
勿論これでは徳が積めようはずもなく、仮に霊力を携えて山に行けども、徳から来る力も無ければ、修行もしていないため術も使えずリタイアして深草やに戻ってくる者は決して少なくないようである。
そんな中でも野心を持たず、ひたすら人の穢れを一身に受ける事で徳を積み、霊泉と呼ばれる能力で集めた穢れを相殺し続ける狐が稀におり、『忌み狐』と呼ばれている。ただしこの忌み狐も今上の代は周囲の狐に自分が気に入った狐を虐めさせて穢れをその狐に集め、それを自分に移させて浄化する事でたった一人の味方を演出して身体と心を掌握しようとしている狂気の姿が描かれている。
以上で解る通り、元来の娼館とは稲荷を目指す者にとっての地獄であり、死や悪狐落ちも生ぬるい。谷に落ちた者は、その心身が腐りきるまで谷にいるのが普通であり、ほとんどの者がそこから逃れる事が出来ない。
また、鳳に至っては稲荷山の稲荷狐により、報復のためにこの深草やに落とされたと思わしき描写がある。貴族の生活を知っていて尚、稲荷狐と名乗らずに山野に住まった天那の例もあるため、稲荷狐が善狐であるとしても、善なる者であるとすることには一定の疑問が差し挟まれる。
2022年5月現在、キュウビソフトウェアが『深草や繁盛記』を開発している。先行キャラクター紹介にて、稲荷の試験を敢えて落第し"衣食住の保証された"深草やに希望してやってきた狐の存在が明記されたため、別の一面も今後明らかになると思われる。
モバゲー版に於ける主人公の相方なる稲荷の名。北国にまだ行っていない故か、雪の名は冠していない。
破天荒にして勧善懲悪を吉とし、荒事あれば首を突っ込む向こう見ずな行動が多く見えるが、機転が利くため大抵の事はどうにかなってしまう。けだし主人公が浪人の破落戸に不覚を取ると、その命を救うために神格たる自らを女衒に売り飛ばした。
パッと見、竹を割ったような性格をしており、言動に遠慮も容赦もない。しかし惚れた男に対しては、良く言えば良妻、悪く言えば都合の良い女と言う性格をしており、惚れた男を従者として引き上げ、いじらしく嫉妬するも、本人の決定には決して逆らわない妙な従順さが見て取れる。但し、主人公が桜や玉藻にもかなり露骨に好意を向けられるため、自分が捨てられる事を危惧してはそれを否定するように自らに言い聞かせたりしている。
主人公に対して日吉丸と同等の才覚があると言って憚らない。才覚を見抜くことに非常に長けており、基本的に声を掛けて回る相手は日ノ本を取れるレベルの相手が多い。ただし、声掛けの仕方が「お前は才能がある。儂と一緒に天下を取ろうぞ」と言う声掛けの仕方なので、大抵は胡散臭く思われたり、大名に対して「お前に大名の才能なんてない。私と一緒に行商になれ!」みたいな言い回しを平気でするために、手打ち寸前になったりと、相方を得る事が難しく、過去の相方は日吉丸のみ。
余談だが、キュウビちゃんのツイッターにあった『キュウビソフトウェアエンジニアリング株式会社の狐オールスターズ』には描かれていない。桜は入っているのに。リプライを参照するとリデザイン中とのことだが、本編の蛍雪稲荷もそこまで姿かたちは変わっているように見えない。
ま行
モバゲー版では専ら『店』と書いて『たな』と言う読み方がされており、本編では『見世』と書いて『みせ』と読ませている。
どちらも古語として使われていた単語で、元々商品を置いてある『置き棚』の事を転じて『店(たな)』と呼び、見本や非売品を置く『見せ棚』が転じて『見世(みせ)』となったとされる。ある時期からは一定以上大きいものを『店』、それより小さいものを『見世』とする。
現代でも浅草の『仲見世通り』など、名前が残っている地域がある。現代語に翻訳すれば『商店街』と言ったところだろうか。ドストレートなネーミングが、逆に往年時に文化の本場であった事を彷彿とさせる。
や行
『狐姫の守り人』に於ける主人公を指す呼び名。元々は出雲国を治める大名の参謀軍官の地位にいた武将だったが、雪虎なる僧兵を主軸とする仏門衆『天蓮寺』の攻撃により、国諸共滅亡する憂き目にあった。落ち延びの道中に、仏門衆に襲われ怪我をした狐を見つけ、これに噛みつかれながらも手当てをした縁から、狐の里に保護される事となる。その後、同じく天蓮寺の標的となってしまった里の狐たちと共に、狐の里を守護するために再度軍師となった。
仔細は省くが、この戦いで里の長である白面金毛の狐『空那』、キタキツネの流れ者にして里の副長であった『永久』の二人の秘術により、時間のループを繰り返している。その結果、人外級の反応速度と瞬発力(或いは、時間の流れを非常に鈍重にする能力)を持つに至る。能力が人体の限界を超えてしまっているために、本気で戦ってしまうと身体が潰れてしまう程だが、この能力で最後には雪虎を倒し、焼かれた古里を放逐して集落の狐達と共に放浪の旅に出た。
以降の足跡が2022年時点の新作『ぼくらのお稲荷様』にて明かされている。それによれば、若き日の豊臣秀吉に武具を売った後、北の蝦夷地に向かい、金山の近くにて一族諸共安住。本編現在も存命中とのことである。狐姫の守り人の時点で既に成年して結構経っているため、本編時点での年齢は350歳前後と見込まれる。
永久さんを孕ませた事など含め、もしかしたら身体が妖狐に近付いているのかもしれない。八雲の麒麟本人に話を聞いた者はその話を墓場まで持っていくと決めたため、玉藻が絡まない限り子細な足跡はこちらに届かないと思われる。
読んで字の如く、野の狐。一般的には野山を走る普通の狐を指し、本作でもそのような使われ方をする場合がある。キュウビちゃんがツイッターで上げてるようなのびーしてる狐とかきっと野狐。
但しモバゲー版では人を喰う・襲う狐なども野狐と呼ばれたりする。そのため、本作に於いてはどちらかと言うと悪狐としてのジャンルに入る言葉。破落戸浪人に絡まれた商人を助けるため、蛍が野狐のフリをしてすんげぇ悪辣な顔して追い返すと言う一幕がある。
日華寺の法僧をしている妖狐。一応仏教僧なのだが、名前が出雲大社教の『顕幽一如』を彷彿とさせる。
幽と言う言葉は微か、僅かと言う意味があるのだが、そんな名前に反して股間の一本が非常に大満足でシンボリックである。どれだけやべぇかと言うと、神人商人の腹の上にでも置こうものなら、ヘソの上にドシンと乗っかるくらい。しかもイヌ科であるため、興奮すると膨らんで栓になるコブ付き。興奮時のコブの太さは神人商人の手首を超える。
性的なポテンシャルとしては神人商人の更に上を行く凶悪さを持っており、ワンチャン寝取りキャラとして成立しかねないのだが、神人商人の尻穴以外に全く興味を持っておらず、神人商人に「おんなのこ」を強制して致す事を至上の喜びとしている。そして絶頂後に動けなくなった神人商人を抱えて勝手に二回戦目を始めると言うサイコパス甚だしい交わりをする。
がっつり破戒僧をしているが、一応仏教僧としての自覚があり、二度ほど神人商人を犯した後は仏教側の修行に戻る。
化け狐一般を指して使う言葉。本作や狐姫の守り人でも同様な使われ方をしている。本来は善狐、悪狐の区別なくこれを指すが、善狐の場合何かしらの地位が与えられている事も多く、稲荷狐、天狐、九尾の狐など違う呼ばれ方をされがちなため、それらの地位が無い野狐に近い化け狐を指す用語になりつつある。また、"善狐ではないもの"と言うニュアンスで蛍や菊花稲荷が用いる事がある。
ちなみに狐姫の守り人に於いて、永久が『私は妖狐から生まれた生粋の妖狐』と言うシーンがある。そのため、化け狐から生まれた狐は生まれた時から化け狐として存在すると思われる。
また、永久曰く、本来なら人間と妖狐の繁殖はほぼ不可能とのこと。哺乳類どころか爬虫類すら孕ませる何処かのショタって本当に規格外の存在なんだなってよーくわかります。まぁ八雲の麒麟も永久さん孕ませてるんだけどね。八雲の麒麟は人外化していたようなのでバックボーンがあった事が判明、本格的に神人商人が規格外な事がわかりました。
ら行
一般的に、西洋竜の事を指す言葉。東洋の方は龍と表記され、多民族国家のシンボルとされている。
一般的に火を吐き、硬い鱗を持ち、凄まじいパワーを持つとされる。本編でもこの辺りの設定で概ね通じており、鱗で作ったお守りを持っているとカイロの代わりになって凍傷を遅れさせることが出来たり、石炭を吐息で瞬時にコークスにしたりする。恐れられる反面憧れられる存在でもあり、飛んでいる姿を見られるだけで怖がられる事もあれば、檀氏などの研究家が茜巌岳周辺で日夜観察していたりもする。
本編の竜は発情を自らの意思で自由に行う事が出来る。但し一般的な発情期のように排卵により強制的に身体が盛るのではなく、猫のように排卵の準備段階に入って盛る事を発情と呼んでいる。発情状態から更に性感を高めて絶頂を引き起こす事で排卵が行われ、子宮口が大きく開くようになり、子宮内射精をされることで繁殖が成立する。貴重な卵子を無駄にしないための竜の生態であると思われる。
わ行
注釈
組織や儀式を改悪し、金の亡者に走った挙句、見習い巫女にパワハラでレイプしようとしたゴミクズ。バックドロップを決めたのは、恐らくだが、神前で巫女が宮司を訴えた時の事。
現代では神社に於ける最高神職。近代では官国幣社の長を示す名であるため、社格が高いと言う情報を含む可能性がある。
『太上天皇』を追号された足利義満すらも准三后太政大臣 ▲
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