ぼくらのお稲荷様

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ぼくらのお稲荷様

非想天則?魔法戦士?

お稲荷様です。おきつねちゃんです。

ヒーロー養成学校にもおきつねの一人くらい居ても良かったんじゃなかろうかとは思いますが。

 

で、どんなゲーム?

お願いを叶えるゲーム。

一部の歪んだ性癖の人は、「病気を治してください。」と言う願いに、「悪い血を全部抜く」と言う回答を期待している事かと思いますが…。当たり前のように目の前にバカスカそんな選択肢を出されるゲーム。

朗らかゲームみたいな雰囲気作ってるんで、「てへっ☆やっちゃったぜ☆」みたいな感じ出してるけど、割とサンズに直接くびり殺されてもおかしくない選択肢あったりする。

僕Gルート無理系なので、そっち側は皆様が直接見てください。

 

面白かった?

普通にやったらゲーム性は皆無。基本的には周回してれば周回特典の累積でグッドエンディングに到達出来るように出来ている。但し何某かの縛りをぶっこめば十分ゲーム要素足り得る部分は持っているので、慣れたらそう言う遊び方でもいいかもしれない。

個人的には狐姫の守り人の主人公である八雲の麒麟と空那の里の狐のその後が解ったのが嬉しかった。またこのゲームをやったことで、狐姫と交易路の世界が完全同一時空なのも確定化。あと稲荷=善狐は完全に崩壊しました。

色々な選択肢で色々なテキストを見て色々楽しめると言う点では3周4周くらいは平気で楽しめるかもしれない。

 

 

以降簡単な解説。

当たり前のようにネタバレする予定なので、オッケーな人だけ下の隠し扉開けてくださいな。

 

+以下、超絶ネタバレ解説-
 

概要

目的:1年(52週)の間に稲荷神社の改装改築を11回以上行う事

粗筋:主人公はとある稲荷神社の神職の三男だったが、神社は朽ち寂びれており真っ当な収入もないため、口減らしのために奉公に出されていた。しかし宮司であった父、並びに長男が揃って逝去し、次男が行方不明になってしまったため、母により神社を継ぐように要請される。大商いに優れ、大店を任されるのも目前だった主人公だったが、幼馴染にして、姉代わり、更には初恋の相手でもあった祭神・菊花稲荷の一大事であったために、その全てを捨てて神職となり、菊花稲荷を補佐する事になる。

 

登場人物

 

菊花稲荷

本作の舞台となる稲荷神社の祭神。山間の中にある寂びれた社の神で、長年稲荷をしている。御年は完全に不明だが、400年以上は生きているのではないかと予想される。

どんな願いでも体力がある限り叶えることが出来ると言う稲荷狐界のチートオブチート。その効用はあまりにも幅広く、怪我を治す、豊穣を起こすのは当たり前。村ごと全員即死させる、アイデアや閃きを人の頭に起こす、人の中に特定の感情を起こす⇒惚れさせる、恐怖させることも可能などなど、大体やろうと思えば何でも出来る。数少ない制約は、他人の願いを叶える事しか出来ない事と、願いの解決策が大掛かりだったり繊細だったりすると体力を大幅に失うため、体力上限内で出来ることしか叶えられない事。

元は山の狐であり、人里で子供たちと遊んですごしていた無害な野狐だった。しかし戦によって村の全員が虐殺を受けた光景を目撃し、小さな子が平和に生きていきたいと思う、ささやかな願い一つ叶わない事への悲しさから一念発起。260年の歳月をかけて稲荷狐となる。

しかし稲荷狐となった後は、高座に祀られる事を神職に『願われた』ため人との関わりを失くす。そのためか、また他にも理由があるのかは不明だが、人の善悪や心の機微が解らなくなり、願いを歪んだ形で叶える悪霊のような狐になってしまった。最終的には『参拝客の願いを叶えるな』と前宮司なる主人公の父に願われてしまい、完全に利益のない野狐同然の扱いに実質上貶められてしまった挙句、本当に稲荷狐の資格を剥奪されかける。

どうして人の里で人の心に触れ、人の心を得たが故に稲荷狐になった者が、人の心の機微なんて忘れるんだろうね?

余談として、菊花は天皇家の家紋に使われる大変位の高い花ではあるが、江戸時代までは一般の使用が禁じられることもなく広く民衆に浸透した花でもあり、人懐っこいチートの象徴には結構合っていたりする。

 

主人公

上でも記した通りの神職の三男であり、初恋の相手を助けるためにそれまでの地位、努力、金銭を全て引き払ってからやってきた漢の中の漢。が、割と残念な漢の中の漢であり、具体的には少しパロディ寄りの男性版の永久さん(狐姫の守り人ヒロイン)と言うような性格をしている。

その永久さんっぷりは雑コラを作っても違和感が捜索願を出されるレベル。尻尾が無くて良かったね!!

+ここを開くと雑コラ-

まぁ要はツンデレだと言う事です。にやにや止まんねぇ。

尚、全てを投げ打ってでも守りたい初恋の相手であるはずの菊花稲荷への呼称は『駄狐』である。

タダビトの身ではあるものの、菊花稲荷に掛けられた前宮司の呪いを何も考えずに一瞬で消し飛ばしたり、先祖の代から歪み続けていた菊花稲荷の性向を一年足らずで矯正したり、村人へのやらかしから長年菊花稲荷が恨まれた原因を謝罪一つで解決するなど、大店の番頭を任されるのも納得できるかなりの切れ者。

商人としての活躍はゲームの性質上余りクローズアップされないことから、背景情報がほぼ菊花稲荷の背景情報に飲まれてしまう。ただその理由として、『友が居なかった』事が挙げられており、商人時代は金になる事を存分にやり遂げたため、相応に恨みや嫉妬の対象になっていたとのこと。

 

陽狐・月狐

新カテゴリー『霊狐』として現れる菊花稲荷の古くからの友人。妖狐になる前、里で遊んでいた頃からの友達であり、現在でも10年前後に一度は会っているとのこと。おいそこカービィのボスとか言うんじゃない。

霊狐の説明として菊花曰く、野狐のように悪い事をしないが、稲荷のように祀られているわけでもない者らしい。ニュートラルな妖狐と言う事かもしれない。

善狐ルートの場合は誰から見ても番にしか見えないのに否定ばっかりしてる主人公と菊花を見て、五年後にお前ら子供の一人もおらんかったら覚悟しとけよ?みたいな話をぶっこんでくる。悪狐ルートはわからんです。

 

攻略情報に似た何か

いや要るかこれ?いらんやろこれ。

取り敢えず周回しよう。話はそれからだ。

 

 

だいたいは以上。思いついたらまたなんか書きます。

 

 

 

 

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