稲荷狐と葡萄酒
なぁにそれ
読んで字の如し。稲荷狐と一緒に葡萄酒作るゲーム。
サラッと茶幌別とか地名出てくるので恐らく交易路と同一世界線。ただ茶幌別が発展してからだいぶ経ってそう。
おたるワイン?いや多分十勝ブランデーだと思うぞ。
面白かった?
30%クーポンで買ってみたけどそれでも分量的には高い。
今の稲荷狐と交易路がこのお値段なら、多分500円あれば十二分の分量。
ちゃんと考えないと難易度高いので、その辺りはそこそこ面白い。でも頭の良い人なら30分足らずで終わる。
丸くて赤い物体を見て『ば な な (゚∀゚)』とか言ってると多分一生終わらない。
僕は丸くて赤い物体を見て『りんごだ』としか思わないのでメモ帳とにらめっこして普通にン時間かかりました。
以降簡単な解説。
当たり前のようにネタバレする予定なので、オッケーな人だけ下の隠し扉開けてくださいな。
概要
目的:4年目9月までにブランデヰを完成させること。
粗筋:茶幌別の杜氏兼酒精商会に所属していた男、主人公が、その商会の守護稲荷狐ミレイと『両片思い』に。後は告白するだけだったのに、しかしミレイは商会の若旦那に見染められており、若旦那に求婚されたものの主人公を理由に断ったせいで、主人公は酒精商会を追い出され僻地の田舎へ。そして何故かそこにいた稲荷アキに酒造れ!と言われて酒造の魔道を突き進む。
登場人物
アキ
主人公の村の稲荷狐。商人の繁盛ではなく農業の豊作に尽力する、宇迦之御魂や豊受大神の旧き信仰に基づくようなこのメーカーでは極めて珍しい稲荷狐。しかし活動が地味なのか、村の人間にあまり信仰されておらず、数年以内に伏見に召還される事が開始当時で既に決まっている。
人の心を読む事に優れ、主人公の頭の悪さと、勘違い甚だしい欲望と、そして酒造家としての才能を見破り、主人公の稲荷狐として伏見に戻るまで随伴する事になる。かつて他の稲荷(多分ミレイ)からブランデーを振る舞われており、葡萄酒の神髄として主人公にそれを造るように命じる。
後述のミレイとは何かしらの腐れ縁であるらしく、モバゲー版の蛍と桜みたいな掛け合いが発生している。
推定ではあるが、名前の由来は石狩挽歌をカバーで歌った『八代亜紀』から。
主人公
北方開拓村の農家の次男として生を受け、酒造家に奉公に出たどこにでもいるような男。
何故か杜氏になれば女を侍らせられると言うばななレベルの勘違いと欲望にまみれていたが、後述の稲荷狐ミレイを巡り丁稚先の若旦那に一方的に恨まれた挙句に追放され、実家に戻った後は葡萄畑と、放棄されていた稲荷祠兼納屋を与えられる。
一応酒造自体は割と好きでやっていたのか、葡萄を生薬としてしか見ていなかったものの、糖分の高さからか?葡萄酒を作れないかと思案していたところ、地元村の稲荷であるアキに見染められる。葡萄畑の豊作を司る稲荷狐が不在になる事を恐れたため、見たことも聞いたこともないブランデーの酒造要請に首を縦に振ってしまった。
実は経営家としても一線の才能があり、ミレイには恐らくそこを好かれていたものと思われる。
あと妙なところで変なこだわりがあり、処女じゃないと葡萄踏んじゃいけないらしい。まぁ結局アキの処女破るんだけど。
ミレイ
臙脂髪、巨乳、お嬢口調の稲荷狐。多分親類に桜花稲荷がいると思う。
追放された主人公を想い続けており、主人公と関係を持つために主人公の故郷への販路を金で買い付けると言う思い切った事をやって乗り込んでくる。若旦那の一件で商会との縁が切れているのか人間の影が無く、自らが商人となって主人公の造る酒を買いに来る。
アキが発情期を迎えて主人公を襲った逆レイプ未遂事件の後は大層怒っており、取っ組み合いの喧嘩になっている。主人公が変な僻みを持っているせいで、若旦那の一件がミレイの悪意で起こったものと主人公に勘違いされており、折角の両想いだったものが主人公には突き放されてしまっている。
シナリオ上では主人公はアキと結ばれてしまうのだが、どうせならどっちとも赤ちゃん作れと言ってやりたい。
やはり推定ではあるが、名前の由来は石狩挽歌を歌った『北原ミレイ』。
あとすっげぇどうでもいいことだけど、管理狐は石狩挽歌空で歌えたりします。本当にどうでもいいなこれ。
攻略情報に似た何か
酒の昇格は
ブドウ果汁→新酒→葡萄酒→スパークリングワイン→ブランデヰの順。
ブドウ果汁が1樽で売価8,000文。新酒が1樽で売価10000文。葡萄酒で12000文。葡萄酢になったらリセット。
つまり基本売価が1樽8000文で、発酵が1月で2000文の価格上昇。
火入れの後は熟成が1月で1000文の価格上昇。
加糖再発酵(スパークリングワイン昇格)で17000文上昇。
蒸留(ブランデヰ昇格)で17000文上昇となる。
・1年に作れる樽の数が8つと決まっている
・1つの樽を1年放置出来れば熟成だけでも10000文価値が上昇する
・1月過ぎる度に10000文が必要経費でかかり、貯蓄が尽きるとゲームオーバー
・加糖再発酵施設には100000文、蒸留施設には200000文が必要
・買い手であるミレイは3月から8月までしか来られない
・アキが伏見に連れ去られるのは4年目の9月
すなわち。
・必要経費の故に全ての樽を1年持ち越す事はほぼ不可能
・施設投資の際は損益分岐点のようなもんを見定めた上で、来年まで生きられる算段を構えて行う
・なるべく熟成させるのは当たり前だが、それだけだと時間制限で死ぬ
と言う割と攻めの経営を真面目に考えないと普通に死ぬゲームである。
農業系だからスローライフだと思ったか?残念だったな!
だいたいは以上。思いついたらまたなんか書きます。
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