スレフィエ人民共和国のあらすじ

ページ名:スレフィエ人民共和国のあらすじ

正史との違い

  • 正史では立憲君主制の共和国→グロスクロイツの影響を受けて無血共産革命
  • 無政府共産主義を標榜に掲げるがイェッジカワード共産主義を尊重
  • 「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」

スレフィエ人民共和国について

 スレフィエ人民共和国は植物種族スレフィが大半を占める無政府共産主義の国家。
 イェッジカワード記念機構(盟主:グロスクロイツ社会主義共和国連邦)に所属しており、グロスクロイツの連邦構成国の一つ。
 外交儀礼上の国家元首の役職は諮問官。いわゆる「報道官」のような立ち位置の役職である。


特徴

 他の連邦構成国とは異なり、無政府主義体制の共産主義国家である。
 というのも、スレフィという種族には歴史的に権力者のような階級が存在しなかったことが原因である。崇拝されていたイシュメニもあくまで草本スレフィたちに対して道徳や知恵を説くのみで、権力を持たなかった。


あらすじ

 1706年、太陽(イェッジカワード)記念機構設立。
 その4年後となる1710年。大宇宙連合会議加盟前だったスレフィエではグロスクロイツとの平和的ファーストコンタクトが起こり、当時使節団の一人としてグロスクロイツで共産主義の理念に感動したウイムスミースニス・スレセニらは、「国家」という概念が存在しなかった母星スレミスの地で無血共産主義革命によりスレフィエ人民共和国を建国する。まもなくしてスレセニはイェッジカワード書記長の同志となることを宣言。
 スレフィエ人民共和国は1711年に大宇宙連合会議加盟。同年、グロスクロイツ社会主義共和国連邦の構成国となった。


政治

 国内では統制委員会の事務責任者である調整官が全国の地域委員会からの出席者たちの意見を取りまとめる。


統制委員会

 行政機関。代表委員会の決定に従って国内の事務処理、委員会の管理、人口や居住に関する統制を行っている。人口が増えすぎたら受粉防止キャップ(花粉が飛んできて子供ができないようにするための帽子)の着用を促したり、移住に問題があると制限を行ったりする。


代表委員会

 立法機関。地域委員会の代表が出席者として集まって話し合う。決まったことは各地域委員会で守らないといけない。決まりごとを破るとその個体(たち)は牢屋に入れられる。


委員会

 スレフィエ人民共和国では無政府共産主義を採用しているので、細かい階級構造がない。大ざっぱである。学校で言う係のようなもの。一定の年齢に達する(種族によって異なる)と地域委員会に入ることになる。専門的な教育を身に付け国家試験に合格するとそれ以外の委員会に入ることができる。


地域委員会

 地域単位で配給物資の生産を行っている委員会。みんな大変な仕事は嫌なのでかなり楽な労働環境になっていて、割とどこもホワイト委員会。引っ越ししてしまえばブラック委員会がやだなーって思ってても抜けられる。定期的に代表委員会に代表の一人が出席する。サボることもできるが、決まったことを守らないと罰されるので割とみんなちゃんと行ってる。


配給委員会

 国内の配給を管理とイェッジカワード記念機構同士の交易も担当。富の再分配を象徴する委員会。末端には配達員たちがいて、宇宙船やドローンを使ってスレフィエの物流を支えている。


監査委員会

 供出された配給物資の品質を管理している。地域委員会の手元に残しておく物資は確認してない。どうせ良質なモノをみんな手元に置きたいわけだから。末端には研究員たちがいて、それぞれの研究所で開発に携わっている。研究員たちは配給予算を使って開発しているので、失敗作を作りまくっていると統制委員会の無慈悲な通達によって辞めさせられてしまう。


名誉委員会

 模範的な人民を表彰する部署。国内の共産主義プロパガンダの宣伝もしていて、映画などのコンテンツやエンターテイメントを提供している側面もある。しかし映画監督やゲームプログラマーたちは配給予算を使って開発しているので、失敗作を作りまくっていると配給委員会の研究員と同じ目に遭う。


執行委員会

 犯罪者の逮捕や諜報・防諜、軍隊、兵器の生産・開発を行っている部署。末端には警官、情報職員、兵士や兵器工場の労働者がいる。軍隊は統制委員会の権限と許可がないと動かせない。戦争状態に突入すると委員会が統合されて統制・執行委員会または合同委員会と呼ばれるようになる。


福祉委員会

 インフラ整備や社会保障を担当する部署。財源は配給予算に依存する。予算を使いすぎると、統制委員会に怒られる。各委員会の中でも予算の都合上割と後回しにされがち。


経済

 スレフィエ人民共和国には配給制度が存在する。
 配給委員会が国内全土の配給を管理しており、地域委員会では各配給物資の産出を管理し供出する。そのうち地域委員会の規模に応じた少量を手元に残すことができるので、地域委員会は自らが産出した配給物資の良質なものを選択的に得られる。この時、監査委員会が品質基準をチェックする。
 また、名誉委員会によって国内で供出量の多かった地域委員会を表彰する。表彰された地域委員会は名誉を得ることができ、また配給がわずかに優遇される。ただし、戦争や災害などで経済状況が悪化すると優遇が見送られる場合もある。
 こんな感じで、微妙に平等性がないが微妙に競争力がある。


 普段、数年に一度の移住は認められているが、統制委員会によって強制移住させられる場合がある。強制移住措置が発されると数年間は自由な移住が認められなくなる。移住すると所属する地域委員会も変わる。




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