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GSVフランチャイズ・ワールド

　数ある世界線の一つ。見過ごすほどの小さなズレがやがて世界を揺るがし、まったく別の世界を作り上げた。1710年に成立するはずのサーヴァリア企業連合は1645年にすでに誕生しており、企業連合体で国力を蓄えた企業連合はジエール・サーヴァリア戦争の結果を大きく塗り替えてしまった。
　サーヴァリア企業連合の勝利により、第一次宇宙大戦はほぼ真逆の形で終結した。レーウス宙圏ではサーヴァリア企業連合が台頭し、一方ゲルデンの大国、ベリオン共和国はレーウスの大国ジエール帝国連邦とともに沈んだ。グロスクロイツ社会主義共和国連邦が大きく台頭すると、世界はサーヴァリアの主導する「研鑽主義」とグロスクロイツの主導する「共産主義」により二分されてしまう。

　この大きく歪んだ世界では、多くの国がこの二つの大勢力に屈し、世界の分断に飲み込まれた。辛うじて独自路線を維持している国も、一時の油断が命取りになるだろう。別の世界で名を挙げた英雄たちも、この歪みに飲み込まれ、まったく別の運命をたどることになるだろう。ある者は変わり世界に屈し、ある者はもがき間違った世界に抵抗する。
　そんな英雄たちのもう一つの物語……

　このwikiは創作世界観『大宇宙(Gionshantveed)』の「ジエール・サーヴァリア戦争」でサーヴァリアが勝利したIF世界であります。本編に関しては、リンクからご確認ください。