異界遺構 シルクス・ツイニング

ページ名:異界遺構

ガーロンドデータログ2.5

滅びの運命に抗うためには、
封じられしクリスタルタワーの再起動しか道はない。
だが、簡単にあの扉は開いてはくれなかった。
我々に遺された手がかりは、
聖コイナク財団が遺した「ノアレポート」を始めとする、
初代「シド」が関与した、いくつかのデータログだけ。
だが、長年にわたる苦難の末に、ついに扉は開かれた。
そこで我々は、出会うことになる。
塔と共に、眠りについていた伝説の人物と……。


かつて、闇の世界と呼ばれた「第十三世界」への門が拓かれた、
「始皇帝の玉座」の解析は、我々に大いなる知識をもたらした。
とはいえ、これだけでは目的の達成は遠い。
なぜなら、第八霊災と密接な関わりを持つ、
「第一世界」に渡るだけでは、歴史を変えられないからだ。
これに加え、時の逆行が必須事項なのである。
幾世代にも渡る研究の末、解析を完了させた、
時を超えし蛮神との戦いを記録した「データレコード」……
その知識を具現化するときが来たのだ!


「異界」への移動と、「時間」の制御……
難題であった、このふたつの技術を確立してなお、
「次元の狭間」への潜行には、問題が多かった。
あらゆる時間と空間がもつれた次元の狭間では、
すべての事象が不確かで、まさに混沌と呼ぶべき状態だ。
この狭間を、正しく越えねば目的は達成できない。
過去、次元の狭間を完全に掌握した唯一の存在、
「オメガ」に関するデータログが、解決の糸口となるだろう。
これより、計画を最終段階へと移行する!

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