戦中見舞い
ホーリー・ボルダー :
おつかれさまです、Fugaさん。
せっかく、足を運んでいただいたのですが、
賢人の皆さんは、相変わらずです。
クルトゥネを中心に、我らも独自に調査を進めていたものの、
いまのところ、これといった成果は……。
???? :
失礼いたします。
こちらにアルフィノさんが運ばれたと聞き、
お見舞いさせていただきたく……。
マキシマ :
これは、Hogeさん。
先の戦闘でのご武勇、聞き及んでおります。
帝国の侵攻を防いでいただき、誠にありがとうございました。
ガレアン人が、何をと思われるかもしれませんが、
私は祖国を愛するがゆえに、この戦争を止めたいのです。
そのために私は、同盟軍への情報提供も行うことにしました。
むろん同胞からすれば、利敵行為に映るでしょうが、
私なりの決意の証でもあるのです。
おっと、自分の話ばかり……失礼しました。
ともかく、前線が膠着状態に陥ったようでしたので、
その合間に、アルフィノさんの見舞いをと参った次第です。
ホーリー・ボルダー :
Fugaさんの、お知りあいでしたか。
アルフィノさんのお見舞いということですね。
それでは、奥の部屋へとご案内いたしましょう。
マキシマ :
急な訪問にもかかわらず、ありがとうございました。
昏睡状態とはいえ、生きて戻ってくれた姿を、
どうしても、この目で確認しておきたかったのです。
マキシマ :
アルフィノさんは、私たち民衆派を信じ、
ともに手を取り合おうとしてくださいました。
ザ・バーンでは、ともに戦い部下を救ってもくれたのです。
昏睡の原因は不明とのことですが、
ともかく快復するよう、願っています……。
ところで……。
ここにはHogeさんのよく知る、
とある人物に連れてきてもらいました。
彼には、銀泪湖北岸で待ってもらっています。
あなたに会いたがっていると思うので、
よかったら、そこまで来ていただけませんか?
・・・・・・
マキシマ :
ご足労、感謝いたします。
とある人物とは、ご存知、エンタープライズ号の船長です。
シド :
よう、Hoge!
いろいろと大変だったようだが、
俺に声をかけないなんて水臭いじゃないか。
もっとも、賢人たちの原因不明の昏倒なんて、
俺にとっては専門外ではあるんだが……。
マキシマ :
シドさんのことは、以前より存じ上げていました。
一方的にではありましたが……。
私もずいぶんと影響を受けたものです。
帝国内では、シドさんは裏切りの逃亡者と呼ばれていました。
ですが、民衆派にとっては、侵略政策に反発して亡命し、
異国で活動を続ける革命の旗手そのものでしたよ。
シド :
へっ、よしてくれよ。
帝国からの亡命者が来たと聞いて、
力になれればと、コンタクトを取ってみたんだ。
マキシマ :
こうして、密かに尊敬していた人物に、
亡命先で会えるなんて、不思議なものです。
シド :
ところで、Hoge。
牛親父から聞いたが、ガイウスの野郎が生きていたようだな……。
マキシマ :
あの影の狩人が、かつての第XIV軍団の軍団長、
ガイウス・ヴァン・バエサルだとは、思いもよりませんでした。
何分、素顔を見たことがなかったもので……。
シド :
だが、ヤツはいまや忠誠を誓った祖国を捨てて、
アシエンを狩りつくすことに躍起になっていたそうだな。
お前に負けたうえに、アシエンにたぶらかされていたと知って、
あのクソ親父も思うところがあったか……。
もし、もう一度会うことがあったら……
ツラを張り飛ばしてやりたいぜ。
マキシマ :
そしてもうひとつ。
ヴァリス帝は会談の席で、帝国がアシエンによって建国され、
霊災を引き起こそうとしていると語ったそうですね……。
にわかに信じられず、とても受け入れがたい話ですが……
現皇帝の口から出た話ならば、残念ながら真実なのでしょう。
帝国の民は、そんなことは露ほども知らされておりません。
世界のためにも、何も知らない同胞のためにも、
アシエンの野望を打ち砕かねば……。
シド :
まったく……。
亡命したとはいえ、生まれ育った祖国が、
化け物によって造られたなんてよ……悪い冗談だぜ。
とにかく、エオルゼアだろうが東方だろうが、
帝国の再侵攻を許すわけにはいかない。
ガーロンド・アイアンワークスとしても、
「青龍壁」の件を含めて、防衛のために協力するつもりだ。
「技術は自由のために」ってのが社訓なもんでね。
同盟軍の伝令 :
失礼いたします!
「石の家」にて、Hoge様が、
こちらにいらっしゃると聞いて参りました!
折を見て、国境地帯の同盟軍本陣へご足労願いたいと、
ラウバーン閣下より、要請を言付かっております!
戦況について、共有したいとのこと!
シド :
相変わらず、我らが英雄は引っ張りだこだな。
確かにいまこそ、エオルゼアはお前の力を必要としている。
よしきた!
エンタープライズに乗ってくれ、アラミゴまでひとっ飛びだ!
こうして、エンタープライズに乗せて、
お前を決戦の地へ送り届けるのは、何度目だろうな……。
その度に、お前は偉業を成し遂げてきたもんだが……
いいか、無茶だけはしてくれるなよ。
何より、生きて戻ってくることを願っているぜ。
マキシマ :
Hogeさん、どうかご無事で……。
私も国境地帯へ向かい、できることをしてみます。
シド :
俺は社員たちと飛空艇を使って、負傷兵の搬送でも手伝うさ。
それじゃあな、Hoge!
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