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『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士 ケルディオ』(げきじょうばんポケットモンスターベストウイッシュ キュレムたい せいけんし ケルディオ)は、2012年7月14日から公開されているテレビアニメ『ポケットモンスター』の劇場版第15作目の作品。
公式サイトでは「15周年記念超大作」と紹介されている。
当初発表されたタイトルは『キュレムVS聖剣士』であり、本作で初公表となるポケモン・ケルディオの名が伏せられていた。また、「劇場版で(後に正式タイトルに組み込まれる)主役となるポケモンはそれまでゲーム版で公開されていなかった初登場のポケモン」という慣例が、2010年『幻影の覇者 ゾロアーク』以来2年ぶりに復活した。
本年は映画15周年を迎えることを記念して『おどるポケモンひみつ基地』以来9年ぶりとなる短編映画『メロエッタのキラキラリサイタル』が制作、同時上映された。そのため、短編作品が廃止された『裂空の訪問者 デオキシス』以降の作品に比べ、本作単体の上映時間は短くなり、70分程度となったのは、『七夜の願い星 ジラーチ』以来である。
本作公開当時にはTVシリーズが『ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2』に移行していたが、本作では移行前の設定[2]であり、シリーズタイトルも移行前のものである。ただし、オープニングはシーズン2の主題歌「やじるしになって!」が使用された。
前作まで必ず台詞付きで登場していたロケット団が台詞付きで登場しないのは本作が初めてである。林原めぐみと三木眞一郎は別の役で出演しているが、犬山イヌコは初めて長編作品に未出演となった(同時上映『メロエッタのキラキラリサイタル』にはニャース役で出演)。
本作からメディアファクトリー(2013年10月1日、KADOKAWAに吸収合併され(角川グループホールディングスは同年6月22日にKADOKAWAに商号変更した)、ブランドカンパニー(社内カンパニー)となった)が外されたのは、『劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇』以来である。劇場版は現在に至るまで本作に参加した7社が製作している。
2012年12月19日に本編のDVDとBDが同時上映『メロエッタのキラキラリサイタル』と同時収録される形で発売された。また、前作までの販売元はメディアファクトリーだったが、本作の販売元はソニー・ミュージックディストリビューションに移行している。
2012年12月8日にアメリカで『Pokémon the Movie: Kyurem vs. the Sword of Justice』のタイトルでカートゥーン ネットワークで放送された。
全国357スクリーンで公開され、2012年7月14、15、16日の初日3日間で興収7億5,376万100円、動員72万4,067人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第2位となった[3]。最終的な興行収入は36.1億円で同年公開の邦画で7位となった[1]
本作の前売り券に付属する引換券で入手できるポケモンはケルディオであり、6月23日より引き換えが開始された。このケルディオは『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』に連れて行くことで「かくごのすがた」にフォルムチェンジすることができる。
また、劇場ではメロエッタが『ポケットモンスターブラック・ホワイト』及び『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』を対象に配信される。
本年の予告CMにおける前売り券の宣伝はニャースが行っている。
テンプレート:要あらすじ
詳細は個別記事かアニメ版ポケットモンスターの登場人物を参照。
サトシ声 - 松本梨香アイリス声 - 悠木碧デント声 - 宮野真守サトシのポケモンピカチュウ声 - 大谷育江ミジュマル声 - 福圓美里チャオブー声 - 水田わさびツタージャ声 - 林原めぐみズルッグ声 - 渡辺明乃ガントル声 - 石塚運昇アイリスのポケモンキバゴ声 - 津田美波エモンガ声 - かないみかデントのポケモンヤナップ声 - 藤村知可イワパレス声 - 三木眞一郎マッギョ声 - 石塚運昇ロケット団(ムサシ・コジロウ・ニャース)今作ではオープニングとエンディングのみの登場で、台詞は無い。ジョーイ声 - 藤村知可オババ様声 - 水田わさびテンプレート:ポケモンの映画テンプレート:ポケットモンスター
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