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劇場版ポケットモンスター
アドバンスジェネレーション
七夜の願い星 ジラーチ
原題
Pokémon: Jirachi Wish Maker
監督
脚本
園田英樹
製作
吉川兆二
松追由香子
盛武源
松追由香子
盛武源
製作総指揮
久保雅一
鶴宏明
鶴宏明
出演者
松本梨香
大谷育江
上田祐司
KAORI
山田ふしぎ
山寺宏一
牧瀬里穂
パパイヤ鈴木
大谷育江
上田祐司
KAORI
山田ふしぎ
山寺宏一
牧瀬里穂
パパイヤ鈴木
音楽
宮崎慎二
主題歌
「小さきもの」林明日香
撮影
水谷貴哉
白井久男
白井久男
編集
辺見俊夫
配給
公開
日本の旗 2003年7月19日
2004年6月1日
2004年6月1日
上映時間
80分
製作国
日本の旗 日本
言語
日本語
興行収入
45億円
『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ』（げきじょうばんポケットモンスター アドバンスジェネレーション ななよのねがいぼし ジラーチ）は、2003年7月19日から公開されたテレビアニメ『ポケットモンスター』の劇場版第6作である。同時上映作品は『おどるポケモンひみつ基地』。
目次
概要[]
『アドバンスジェネレーション』シリーズとしては初の映画。
今作からポケモンの引換券付き前売り券が発売。今作の場合、この券を買うとGBAシリーズのポケモンソフトのどれかにジラーチを受け取ることができた。前売り券の売り上げは100万枚を越え、興行収入45億円と大ヒットを記録し、2003年の年間邦画ランキングでは2位（アニメでは1位）の成績を残した。また、この作品から映画の予告編でロケット団のムサシ、コジロウ、ニャースが劇場前売り券の宣伝をしている。
フィルムは英語のタイトルで2004年6月1日にビデオを直接、米国でリリースされています『Pokémon Jirachi Wish Maker』。
舞台となったファウンスのモデルは中国湖南省の武陵源である[1]。
この作品から、ポケモン映画の制作委員会の名称『ピカチュウプロジェクト』の横に制作年が付かなくなり、以降は『ピカチュウプロジェクト』として統一されている。また、TVシリーズを放送しているネット局が「プロモーション協力」としてクレジットされるのも本作からであり、本作以降の予告ナレーションは、山寺宏一が担当する。タケシを演じる上田祐司と ニャースを演じる犬山犬子が次作から改名され、二人が「上田祐司」と「犬山犬子」の芸名で出演する映画は、本作が最後となる。
また、アバンオープニングで語られるポケモン世界の紹介も、本作から始まっている。本作では、過去の無印映画作品のメインポケモンたちが登場する。なお、本作から海外での劇場公開が行われないようになり、ビデオスルーとテレビ放送でのリリースとなっている。
あらすじ[]
テンプレート:不十分なあらすじ1000年に1度、7日間だけ夜空に現れるという千年彗星がよく見えるポケモン遊園地を目指して来たサトシ達。着いた先は何もない平原で落ち込むサトシ達だったが、突然現れたトラックの集団があっと言う間に巨大遊園地を作り上げる。
そこの人気マジシャン・バトラーとその恋人・ダイアンと親しくなるが、ダイアンの持っていた眠り繭の声をマサトが聴いた所から物語は展開していく。
登場人物・キャスト[]
レギュラーキャラクター[]
詳細は個別記事かアニメ版ポケットモンスターの登場人物を参照。
サトシ声 - 松本梨香本作の主人公。ピカチュウ声 - 大谷育江サトシの最初のポケモン。タケシ声 - 上田祐司世界一のポケモンブリーダーを目指している少年。ハルカ声 - KAORIトウカジムのジムリーダー・センリの娘であるポケモンコーディネーター。姉としてマサトとジラーチを見守る。マサト声 - 山田ふしぎハルカの弟。本作で重要な役割を果たす。眠り繭状態のジラーチのテレパシーを感じ取ることができた。ジラーチとは親友のように接する。ムサシ声 - 林原めぐみロケット団の一員。コジロウ声 - 三木眞一郎ロケット団の一員。ニャース声 - 犬山犬子ロケット団の一員。2足歩行して人間の言葉を喋る珍しいポケモン。アチャモ声 - 西村ちなみハルカの手持ちポケモン。ゲストキャラクター[]
バトラー声 - 山寺宏一、野島健児（少年時代）ポケモン遊園地の人気マジシャン。昔はマグマ団で研究員を務めていたが研究を認められず、ジラーチの強大な力を使い研究を認めなかった人間達への復讐を企む。『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』のエンディングにも登場する。手持ちポケモングラエナ声 - 坂口候一ボーマンダ声 - 小西克幸キルリアサマヨールダイアン声 - 牧瀬里穂、吉原ナツキ（少女時代）バトラーの相方であり恋人。バトラーの計画を知り、昔のバトラーに戻って欲しいとサトシ達に手を貸す。『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』のエンディングにも登場する。ボギー声 - パパイヤ鈴木ヒッピーのような格好をしているポケモン遊園地のメンバーの1人。ハルカに「ウィッシュメーカー」というものを売る。バトラーとダイアンは、本作公開の3年後に発売された『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』にもエリートトレーナーの姿で登場する。名前や対戦前後のセリフはもとより、持っているポケモンも本作と同じ（ゲームではバトラーがボーマンダとサマヨール、ダイアンがグラエナとキルリアを所持。本作では4体ともバトラーのポケモン）。
ゲストポケモン[]
ジラーチ声 - 鈴木富子今回のメインとなるポケモン。腹にある「真実の目」と呼ばれる目には強大な力が宿っているらしい。テレパシーのようなもので会話をする。一人称は「僕」。故郷はファウンス。1000年に1度、眠り繭から目覚め、7日間だけ行動することができる。声優の鈴木富子は同年7月7日に急性心不全のために亡くなっており、このジラーチが声優としての最後の仕事となった。奇しくもジラーチは彼女の命日となった七夕をモチーフにしたポケモンである。アブソル声 - 林原めぐみ バトラーの計画を阻止するため現れたポケモン。サトシ達をファウンスへ案内する。メタ・グラードン声 - 小西克幸バトラーが生み出したグラードンのような巨大怪物。ファウンスのポケモンたちファウンスに住むポケモン。声優は以下の人物が担当。- 伊東みやこ
- 白石涼子
- 山口隆行
- 白倉麻
- 加藤木賢志
- 高橋良吉
- 比嘉久美子
- 倖月美和
- 川瀬晶子
スタッフ[]
- 原案 - 田尻智、増田順一、杉森建
- アニメーション監修 - 小田部羊一
- エグゼクティブプロデューサー - 久保雅一、鶴宏明
- プロデューサー - 吉川兆二、松追由香子、盛武源
- アニメーションプロデューサー - 奥野敏聡、神田修吉
- アソシエイトプロデューサー - 川原章三、辻幹男、山内克仁、田中雅美、永田勝治、千田寿幸、吉田紀之
- アシスタントプロデューサー - 岡本順哉、島村優子、福田剛士
- キャラクターデザイン - 毛利和昭、松原徳弘、一石小百合
- 総作画監督 - 毛利和昭
- 作画監督 - 松原徳弘、松本卓也、井ノ上ユウ子、沢田正人、佐藤陵、田口広一
- 動画チェック - 榎本富士香、斎藤徳明、室岡辰一、笠間陽子
- 色彩設計 - 佐藤美由紀、吉野記通
- 美術監督 - 秋葉みのる
- 撮影監督 - 水谷貴哉、白井久男
- 音楽 - 宮崎慎二
- 音楽プロデューサー - 篠原一雄、斎藤裕二
- 音響監督 - 三間雅文
- 音響プロデューサー - 南沢道義、西名武
- 制作 - 小学館プロダクション
- アニメーション制作 - O.L.M Team Koitabashi
- 監督 - 湯山邦彦
- 製作 - 亀井修、陣内弘之、富山幹太郎、芳原世幸、阿部輝彦、田辺滋、八木正男、ピカチュウプロジェクト
原画[]
松原徳弘 沢田正人 宮田忠明 久高司郎 栗尾昌宏
佐藤陸 佐藤和巳 井ノ上ユウ子 田口広一 一石小百合
青木昭仁 秋元勇一 芦野好春 池平千里 市川吉幸
入好さとる 小林ゆかり 古山匠 今野博司 才木康寛
斉藤英子 佐藤雄三 篠原真紀子 高倉佳彦 谷口繁則
田村勝之 辻初樹 長縄宏美 奈須川充 新岡浩美
西尾公伯 平野修司 枡田浩史 丸山友 森悦史
柳伸亮 渡辺浩二 青木美穂 原田美枝 鵜池一馬
原画協力[]
入江敏文
スタジオムサシ ミミックナイト窃盗
動画[]
榎本富士香 斎藤徳明 笠間陽子 植竹貴子 栗林美季 室岡辰一 田島瑞穂 渡辺淳子 齋藤友希 百寿美香 亀井大祐 永井久美 宮崎大輔 福地純平 二宮壮史 菊池勝則 石井将人 大橋俊明 大野美葉
岡崎直子 木口準 山下聖美 益子啓道
バッキーの惑星阿部由帆 井上美代平 阿部一子
パールから飲む西牧徳 横田清子 細川達之 手島典子
動画[]
魚の握り中村圭吉 西村浩司
山のスタジオフラッシュ田口博資 盛田昭夫
スタジオミレニアムサーファー伊藤裕聡 稲吉朝博
告白の裏切り者我々はバウンスが見つかり
動画協力[]
A.P.P.P スタジオライブ OH!プロダクション スノーライトスタッフ アニメアール アゼータピクチャーズ アニメスポット 菁画舎 アニメハウス ダンガンピクチャーズ アニメ浪漫 デセル アングル 東京アニメーションセンター ウォンバット ドラゴンプロダクション エムアイ スタジオ九魔 きのプロダクション 中村プロダクション スタジオギムレット ノーサイド 作楽クリエイト フロントライン 動画工房 夢弦館 ジェット ムサシノスタッフ スタジオ牙鳴 武蔵野制作所 スタジオダブ ラジカルパーティー スタジオMAT ラストハウス スタジオライン タツノコプロダクション スタジオワンパック
仕上
西上智美 平嶋明美 中上朱美
小川昌子 松永純平 本田辰
大野厚志 志村英吉 新岡秀明
馬場浩美 宮川俊子 深沢純平
吉田昭仁 辻夫美子 佐藤初樹
諏訪英郎 本舘千里 中村公伯
仕上
魂のサーファーの生産
岡分信一 国橋浩明
高澤芳典 丸上克久
高橋昌弘 阿部洲太
デジタル図形
渡辺みず恵 伊藤恵美子
中尾敦子 斎藤朱美 相澤隆行
堺忠明
アシスタントプロデューサー - 本城真之, 渡山由紀子, 中田美由紀
背景おしゃぶり
井上敦子 山口真由美 水野旭
色彩設計: 須藤華菜子, 清井美佳, 福山繁則, 酒村博幸, 山原謙治
視覚効果アーティスト 室坂辰吉, 川田友俊, 板中智昭
プロダクション マネージャー 古元誠一, 大水美太フォーリー ミキサー - 金辺正介, 辰熊宗徳, 富村和美子
総作画監督 松上徳美, 山村研子, 林口広勝, 中縣裕司, 木口隆一, 大口健一, 清中淳司, 佐山修一, 高口優子, 西田俊一
原画 - 高日仁美子, 谷巻英重, 中村裕子, 石水直太,
黒山裕太郎, 清蒲悦彦, 山名喜男, 磯水高治,
高藤典一, 吉留直弥, 永谷友之, 渡口健隆,
高水晴洋, 冨山和行, 山井研郎, 市岡敬行
動画チェック - 森山正生, 門森洋敏, 村沢博介, 鶴藤仁巳, 斉井和久
動画 - 宮本智子, 村岡岳保, 石浦秀久, 片村明泰
佐沢真美, 加村秀武, 川原和貴, 久保島宗史
竹原昭男, 金村徹彦, 池本新一郎, 堀谷昭司
宮田昌弥, 下野基晴, 水山英光, 酒田豊寛
大藤伸之, 梶畑智郎, 田口伸夫
動画 - 舟原俊治, 市岡浩里子, 吉藤裕由美, 竹島史和
高林麗利, 榎崎隆也, 深中由里実, 中本正介
深本靖之, 戸本亮代
バーティカル ・ リミット
渡野忠己, 三中愛香, 川野孝子
川本由佳, 曽禰熊勤一アンブレイカブル
動画 -身をかがめるトラ隠しドラゴンスタジオ
鈴山美幸, 小藤陽誠, 渡岡高典, 石元洋治
笹藤雅子, 森谷知合子, 坂西敦俊, 渡藤貴輔
石山正史, 橘田篤憲, 古本達子
長谷岡美也, 横藤隆明, 橋野千一, 吉澤徹吉
村下仁大
動画 - 久藤昭茂, 高永洋徳, 永澤篤和
安藤貴一, 芹澤雅俊, 長田淳晴, 山中尚一郎
主題歌[]
広告プロデューサー 村原雄彦, 寺村伸史音響制作デスク 稲田勝治オプチカル 安井礼二, 永田浩幸フォーリー 川元香織, 池田妙子制作担当 森藤明美, 平山知美製作 小学館 (菊川真百合), 小学館集英社プロダクション (石山久太郎), メディアファクトリー (宮村知明)背景 - 西林和廣ADRエディタ 清本隆展オプチカル 岡野雅史絵コンテ 吉田智美CGアニメーションクピド・フェア内島宏一 高田正希検査Wish (白川史一, 横原和徹, 篠原拓海)宣伝担当: 井坂康子, 宮井清介動画スタジオを戦うために生まれてください。山村健美 安井智香子 砂川宏樹犬を愛する必要があります 稲村昌広 長田文和 ビデオ サービス 平上隆子, 津田義憲Tokuhiro Matsubara XII[]
劇場版では初めてオープニングテーマは無く、移動遊園地の組み立てシーンにクレジットが流れる。3D Paint森川正仁 池本里美3 D ペイント スーパーバイザー 古島剛光レイアウト監修 齋藤浩二レイアウト デザイナー羽山慎 八木下辰男ADRエディター 池上久男 3D アニメーション監督 石井和久エンディングテーマ「小さきもの」作詞 - 三浦徳子 / 作曲・編曲 - 山移高寛 / 歌 - 林明日香英語版の映画では「Make a Wish」という曲名で歌詞が英語にアレンジされたものが流された（歌っているのは林明日香ではない）。映画の内容を意識して、エンディング映像には星座が使用されている。映像ソフト化[]
- 本編のDVDは2003年12月19日発売。
- 映画10周年を記念して発売された「劇場版ポケットモンスター PIKACHU THE MOVIE BOX 2003-2006」に収録されている。
脚注[]
テンプレート:脚注ヘルプ
- ↑ 本映画のパンフレットのコンテンツ"PRODUCTION NOTE"より。
受賞歴[]
- 第21回ゴールデングロス賞 日本映画部門 優秀銀賞
関連項目[]
- ポケットモンスター (アニメ)
- ポケットモンスター アドバンスジェネレーション
外部リンク[]
- 映画紹介ページ
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