文法:修飾詞

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ミ・デア語文法
目次
正書法と発音 - 動詞 - 冠詞 - 代名詞 - 名詞 - 修飾詞 - 後置詞 - 接続詞 - 数詞 - 造語法

本項では、ミ・デア語の修飾詞についてまとめる事とする。

修飾詞[]

修飾詞はミ・デア語特有の品詞であり、英語における形容詞と副詞、日本語においてはこれらに加えて連体詞の機能を併せ持つ単語群である。

語形[]

修飾詞の語尾は主に-eltである。これは属格接尾辞と類似しており、その為名詞属格や同種の接尾辞を付加した語が転成修飾詞として用いられる事もある。但しこの場合、動詞からの派生語を除き、語尾が-ilt、-īlt、-walt、-wayltとなっているものも少なくない。

活用[]

修飾詞は後続の単語の有無、種類によって語尾に活用が見られる。

叙述形述語内容語として用いられる形。無標。ibendačos kaspelt lifagāni. 海は大きい。連体修飾形名詞への付加語として用いられる形。語尾に-imを付加する。kaspeltim agitčos sembis lifagāni. 大きな木がそこにある。連用修飾形動詞への付加語として用いられる形。語尾に-osを付加する。kumadišen kaspeltos loysfamāni. 私はそれを大層気に入っている。限定修飾形他の修飾詞への付加語として用いられる形。語尾に-afを付加する。kaspeltaf olseltim wažžen pelifamāte 私は大層美しい花を見た。

転成[]

語尾の-ltを-šにする事により、名詞への転成が行われる。この場合、性質を示す名詞となる事が多い。

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