ディザレアを取り込み、ディザレーターとなることもできずに身体的変異をおこした生物の成れの果て。
基本的に爆心地付近の高濃度汚染区域に生息し、体組織の歪な結晶化や大型化、気性の変貌が発生しており、中には複数の生物との融合種や複数人格を持ち合わせる種も存在している。中でも災害レベルの超巨大な浸食新種に対しては指定駆除対象と指定し、可能な限りの無力化や討伐が行われる。
浸食新種となってしまった種は、以前とはまったく違う生態系に変貌してしまっている。しかし不思議なことに変貌した生物の形状や生態には規則性があり、種として生殖し食物連鎖も行われている、れっきとした「新種生物」として存在している。
まるで、ジンルイが発展する前、原初より以前の世界の生態系に戻っているかのような…………
浸食新種危険度レベル判断制定
全世界共通で平等に協議され制定されている危険度判断制定。危険度レベルに応じての対処方法の基準として使われている。このランク付けは現時点での影響力で判断されているため、大量発生や活性化などによる脅威の増大や新たな特性の発見、または無力化済みになったものなどで随時ランクの調整がなされる。
レベル0:CLクラス
清浄原種と呼ばれる、 ディザレア実験のために極めて清浄なまま系統維持されている特殊個体。
レベル1:SEクラス
現時点でジンルイに対する敵意、危険性が低い、または確認されていない生物種。
主に植物や狂暴化の症状が現れていない動物、ディザレア汚染影響力の低い浸食新種に与えられる。
レベル2:CTクラス
狂暴化などでジンルイに対して敵意を向け、ある程度の危険性が確認されている生物種。
少人数で対処できる程度の個体、単体でのディザレア汚染影響力も低い浸食新種に与えられる。
レベル3:DGクラス
大規模災害を引き起こす危険性のある生物。すでに一定以上の犠牲者を出している場合や、巨大または特殊な能力が確認されている場合、深刻なディザレア汚染を引き起こす可能性のある生物に制定される。
また、CTクラスの生物が活性化や大量発生を起こした場合に一時的にDGクラスへと格上げされるという場合もある。
基本的に許可なしでの接触を禁じられている場合が多く、遭遇した場合は特殊な場合を除き速やかなる退避が求められる。活性化や領土侵攻を起こした場合は、大隊による速やかなる撃退、排除が求められる。
レベル4:DSクラス
ジンルイの存亡に関わるほどの大災害を引き起こす可能性のある生物。DGクラスから特に現在危険視されている生物に格上げとして制定される場合がほとんど。各国の厳重な審査により決定されるため、制定されている個体は少ない。
ジンルイの接触は特殊な場合を除き厳禁とされており、一定区域内での隔離が施され厳重な監視、観測が行われている。
活性化が確認された場合は、勢力関係なくいかなる状態であっても連携を取り合い、ジンルイの持てるすべての力を尽くし最優先で殲滅、無力化をはからなければならない。
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現在制定個体数:0 現状のみならず今後のジンルイの発展も考慮した上で、総力を尽くしたとしても対処が絶望的、不可能な「最上級脅威個体」に制定されるという
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