天衣神宮付近の山岳にかかった霧の中を進むと辿り着くと言い伝えられている幽幻の街。
現世とかなり特異な空間となっており、季節や天気などの概念がなく、4時44分ごとに夜明けと日暮れが繰り返される不思議な街。
この街には正式な名前がなく、天衣神宮の人たちがあるときから「シュゲンネイラ」と呼び始めたことで、今でも言い伝えとして残っている。
常に薄暗く、霧のような白い屋根と黒い外壁が特徴的な家屋が並んでいる。すべての家屋がうねるように張り巡らされた
屋根で繋がっており迷路のような造りになっていることから、修験の先にある甍の廻る街で「修験廻甍」と言われるようになったという説がある。
街の外は、地平線の見える何一つない空間となっており、正門以外から街の外に出ようとしてしまうと「戻ってこれなくなる」という
ここで出会う人々はすべて霊体のような存在であり、自身や他人、すべての生命の「過去」と出会うことができるといわれている。
シュゲンネイラには「魂帝」という街を作り出した祖がいると云われている。街の最奥の城にいるらしく、地上からでも見えることがあるらしい。しかしどれだけ歩いても何故か近づくことができないらしく、会うことは出来ないという。
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