ヨバト

かつて有名だった女優と、一般人から生まれた隠し子。

 

マスコミにバレたら芸能人生が終わってしまうため、まだ物心が着く前に捨てられてしまった。

 

奴隷商人に拾われ、奴隷小国の奴隷となる。

 

部屋は男と女で隔離されていて、この時点でヨバトは女を見たことがないまま成長していく。

その中で女々しい体つきを理由に周りの奴隷から虐められてしまう。

 

ある日、とある大男に買われる。その男は｢男の娘｣が性癖で、女々しい体つきのヨバトは真っ先に選ばれた。

 

男の家に着くと、スグに女装をさせられた。

そこでも酷い扱いを受ける毎日であったが、そんな中一人の女の子に恋をした。それは、ヨバトにとって初めて見た｢女｣であり、本能的に一目惚れをしてしまったのである。

 

しかしそれは、鏡に映る女装をした自分であった。勿論その事は知っていたが、自分の好きな相手(女装した自分)が鏡の中で思い通りに動くのが快感で堪らなかった。

 

そうしているうちに、女装した時は自分とは別の存在としてなりきるようになった。人格が変わったわけではなく、あくまでも｢なりきっている｣だけである。

 

それ以降は女の子として堂々と振る舞う様になり、やがて大男に飽きられたヨバトは、奴隷国家メウレイに売り払われた。そこで左手の甲を焼かれ、奴隷Ｎｏ．【J538】と彫られる。

 

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• 作成：まる（@malpal0812）