さざなみ 氷漣
?xナチュラル
「わほー!ここが新しい世界かー!」
概要
「いろんな国を旅しながら、音楽を書いてるよー!」
本名 | さざなみ 氷漣(ひれん) |
性別 | 女 |
年齢 | 12 |
誕生日 | 11/27 |
職業 | 旅する音楽家 |
故郷 | ? |
クロスxベース | ?xナチュラル |
一人称 | 私 |
二人称 | きみ |
好きなこと・もの | 音楽・楽器を演奏すること |
嫌いなこと・もの | 暑さ・辛い食べ物・大きい音・虫 |
テーマ曲 | 外部リンク(音が出ます) |
さざなみさんは,世界を旅する音楽家である。船で世界中を旅しているが,たどり着いた国で長期滞在することもしばしば。さざなみさん曰く,「旅行みたいなもの」で,結構旅を楽しんでいるらしい。
まっしろなもふもふに,ぴょこっと生えた大きな耳。特筆すべきは右目が青・左目が黄色のオッドアイであることだろうか。紫色の着物には雪と桜の模様が描かれており,彼女のお気に入りとなっている。また,最近袴を着るようになり,より活発に活動できるようになった。
年齢は12歳だが,精神年齢はやや幼気。雷などの大きい音や,虫などは大の苦手。虫は特に,見せたりすると怒る(ただし許すのは早い)。また,暑さや辛い食べ物は本当に苦手で,食べると真っ赤になるくらい。だからといってそれ以外のものが無条件で好きというわけではなく,基本的に薄味なものを好む。
作る音楽は,管弦楽がほとんどであり,彼女の音楽はそれなりの評価を得ている。なんとも,真似してたらいつの間にかできるようになっていたんだとか。いきなりアイデアを思いついて,スケッチをし始めるときもちらほら。さざなみさん曰く,「旋律が降ってくる」らしい。もちろんこの感覚は誰にも伝わらない。
能力
「私は音楽家だよ!」
さざなみさんに特記すべき能力はない。彼女のベース能力はナチュラルであるが,癒術魔法はほとんど使えない。強いて言うならば,音楽を演奏することや音楽を制作することが彼女の能力なのかもしれない。
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真の能力・経緯
「きみは、私のことを信じてくれる……?」
故郷 | 北の果ての村 |
真のクロスxベース | エルxナチュラル |
真の能力 | 天候操作(雪・吹雪) |
氷漣は,極地である北の村に生まれる。5歳の時,村の近傍に位置する大きい図書館で,聖なる泉と称される場所を発見し,興味本位で赴くことにした。
彼女が近づくにつれ,吹雪は徐々に強くなっていく。彼女は方位磁針と自らの方向感覚を頼りに,深く降り積もる雪を踏み固めながら先を急ぐ。そして,ついに視界はホワイトアウトし,1m先が見えなくなった。
氷漣は泉の中に転落してしまった。猫である氷漣にとって,水の中への転落は致死に値する。過冷却で零下まで落ち込んだ水温,唐突な水没で続かない息。彼女は,がぼがぼと溺れながら絶望した。
︙
――目が覚めた時,私は不思議に思った。なんともない。身体は擦り傷こそあれ,そんなに痛くない。天気はまだ吹雪いてたけど,寒さも全然感じなかった。私は泉への恐怖から,もう二度とこんなことはやめようと決めた。早く帰らなくちゃ!
帰る途中にも吹雪は強くなった。見てわかるほど。でも,全然強くなった感じがしない。どうしてだろう?それでも,毛が痛むから早く止んでほしいなぁ……と思った瞬間,私は驚いた。
吹雪が止んで,雲から光が差し込んできてる!私には心地いいくらいのあたたかさで,少しだけ眩しかった。太陽ってオレンジ色じゃないと確信。そしてとても綺麗。でも,どうして天気が変わったの?私はたくさん考えたんだけど,やっぱりわからなかった。面白くなっちゃって,少し期待しながら,今度は雪になれって願ってみた。すると,徐々に太陽が陰って,最終的に本当に雪になってしまった。どうも,私にはよくわからないけど,天候を操るような特殊能力があるのかもしれない。
不思議な体験をしながら,私は村へ帰ってきた。図書館にある本は嘘のことのように思えたけれど,まさか本当だとは!このことをみんなに教えたら,みんな半信半疑だった。それもそのはず,ここは常に雪が降っている。この雪が収まることは絶対にない。
帰り道に差し込んだ陽の光を忘れられずにいた。だからといって,この村の天気を勝手に変えたら困るだろう。図書館には,他にもたくさんの場所が書いてあった。どれもこれも,この雪の降る村にはない,楽しそうな場所!私のなかで期待がさらに高まった。外の世界を見てみたい。
幸いにも,旅に出ることを親は許してくれた。もともと私が変わっていて,そろそろ旅に出たいと言い出すんじゃないかと言っていた。なんとも,好奇心が人よりも高くて困ったらしい。両親からの許しを得てからは行動が早かった。急いで身支度をし,荷造りをし。最初はたくさん物を入れすぎて,重たくて持ってこれなかった。必要なものだけを選んで,鞄の中に放り込んだ。
見送りには,両親がついてきてくれた。この村を出るにはそう問題ではないが,まずは暖かい国へ行ってみたかった。そのため,最初は船での航海となった。世界中のあらゆる天気を見てみたい。あらゆる料理を食べてみたい。あらゆる地面を踏みしめたい。私は,その瞬間,世界を旅する音楽家になった。
キャラクターデザイン: レキ(@kemo_nano)・ニンバス(@via_Azure)
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