獣竜愛護団体

この世のありとあらゆる動物、竜などを愛し、守るために慈善活動をしている団体。レーゼのいる国が本拠地。主な活動内容は町に出没した野生動物の保護、市民への呼びかけ、さらには政府への掛け合いで法改正を求めるなど非常に精力的だが、そのほとんどは自分たちの主観、見識、偏見にのみ基づいて行われている。

要は「動物が可哀想」「餌を恵んであげよう」「殺すべきではない」など、その場限りの浅はかな正義感の集まりで、本来ならそう月日も経たずに自然消滅するような存在である。しかし、たまたま共感してしまった有力者や政治家とのコネで地味に市民権を得、実際に「獣竜保護法」を制定するまでに至ってしまった。

そうした彼らのワガママが原因で職を失う人が現われ、当時狩人だったレーゼもその例から逃れられなかった。もっともレーゼ本人はこの事態をさほど嘆いておらず、この保護法が近い内に瓦解することを確信している。

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関連項目

レーゼ