メディス
アークxアイジス
「ケガも病気も私がお薬を作って治してあげる! お金を用意しておいてね!」
【本名】 ?
【性別】 なし(精神は女性寄り)
【年齢】 32歳(改造されてからは6歳)
【種族】 改造生物
【一人称】 私
【二人称】 きみ、○○くん、○○ちゃん
【好きなもの】 メープルマークの仲間、子供、請求
【嫌いなもの】 寒いところ、患者をとられること、勤めていた会社を悪く言う人
●概要
メープルマークの一員として旅をしながら各地で依頼やクエストをこなしている。
もともとはナチュラル単体の人間だったが、体を改造されたことで体組織が医薬品で構成された改造生物となった。
顔部分は赤い膏薬をオブラートで覆っており、髪は包帯やガーゼの繊維、腕は変質させた薬瓶、足は変質させた薬壺、体は粉薬や錠剤を包帯で覆って五体を形成している。猫のような耳はのど飴。
極めて明るい性格で、けが人や病人を献身的に世話する。他にも困ってる人の相談を受けたり、悩みを聞いたり、暇そうな人のために歌や踊りを披露したりととにかく世話を焼きたがる。特に子供が好きでよく世話を焼くが、本人も精神的には幼く怒ったり泣き出すこともある。
しかし何かを引き受けると、どんな状況でも対価としてお金を請求するという悪癖がある。薬の提供や相談事の対応はおろか、子供と遊んだあとや、果てはバレンタインやクリスマスのプレゼントも自分から贈ったにも関わらず代金を請求してしまうためよく仲間から叱られる。
なお金銭の請求と請求通りの金額を受け取ることが好きなだけで、お金そのものにはこだわりがないため稼いだお金はあっさり使ってしまう。好きな人のためには提供したものの価値を下回る金額を提示するし、心遣いで請求額を上回る支払いを提示されても焦った末に拒否してしまう。
戦闘用の改造生物ではないため戦いはもっぱら後方支援担当だが、作業用への転用も考えて開発されているため荷物の入ったタンスを軽々持ち上げるくらいの力はある。
●能力
アイジス能力:「メイディスン」
食事や薬の摂取で蓄積した栄養素や成分を体内で組み替えて薬を作り出す。知らない病気や毒に対する薬は作れないが、大抵はその毒を直接摂取することで覚えて特効薬を開発してしまう(摂取した毒によってはメディス自身も体調を崩すが、能力で体外に排出してしまえるのであまり問題がない)。
ちなみに合成の応用次第で逆に毒を作り出すことも可能だが、本人が嫌っているため自ら作ることはない。
アーク能力:「メディカルフォーム」
火属性の錬金魔法により、魔法をかけた対象の性質を変化させる。これによってメディスは瓶や壺、包帯を変質させて薬を体の形に成形している。瓶の手は生物のようにぷにぷにと柔らかく、体を覆う包帯は皮膚のように水を防ぐ。
魔法媒体は薬箱。魔法をかければ何でも変質させられるすごい魔法だが、メディスは魔力のコントロールが苦手で魔法媒体から切り離すことができないため、魔法媒体である薬箱にしか使えない。
一度体を形成した後は微弱な魔力で常に覆っており、柔軟な動きができるようにわずかに変質させ続けている。この時に消費する魔力は少なく、本人の回復量を下回っているので実質魔力の消費はない。普段の姿以上に大きな体を形成することも可能だが、常時発動する魔力が大きくなってしまい魔力切れを起こすのであえてやることは少ない。
攻撃を受けた際は修復に大きく魔力を消耗する。魔力が切れてしまうとそのうち動けなくなってしまうため、回復に専念するために眠ってしまう(気合で起きていることも可能)
●過去
元は技術の発展した都会の町の製薬会社で薬の研究をしていた若い科学者。そこが実は怪しい実験を企む悪い会社であり、生物改造の実験台にされてしまい薬の改造生命体になってしまった。その後は記憶や人格も改造され、会社のマスコットキャラクター「メディス」として活用されることとなった(明るく献身的で子供好きなのはこのため)
生きた人間を改造して作られたことはシークレットなため、元の名前や性別、年齢等の個人の特定に係わる記憶にはロックがかかっているが、基本的には改造前の記憶も残っている。しかし肝心の「改造人間であること」を喋らないロックが外れていたため、出自を問われて喋ってしまったことでバレてしまう。責任の追及を逃れて会社の幹部たちは全員逃亡。メディスは証拠隠滅のために中身の薬体をばらまかれて廃棄された。が、乾燥して自力で動けなくなっていたもののかろうじて生きており、そこをプルメリアに拾われて助けられた。
会社に本能的に従うように作られており、今では仲間と旅をする方が好きだが、当時の幹部が同名の会社を再度設立した際はそこに復帰するように条件づけられている。
なお科学者時代はかなりの給料を貰っていたが、その大部分を遠方の実家の家族に仕送りしていたため貧乏な一人暮らし生活をしていた。その後消息を絶ったために仕送りが滞ったことに怒った家族に行方を探られるも、会社絡みの事件がかかわっていることで恐れてあっさりと捜索を打ち切られてしまった。
何かにつけて請求を出すのは家族のためにお金を稼いでいた記憶が中途半端に本能として残ったためである。
●作者
紗々よもぎ(@sasa_danngooo)
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