登録日:2023/04/12 Wed 00:30:59
更新日:2024/07/05 Fri 12:37:04NEW!
所要時間:約 3 分で読めるというお話
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クリア…クリア…!クリアァーッ!!
諱千ォ懈姶髫
恐竜鬼は特撮テレビドラマ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に登場する怪人である。
CV:湊竜也
身長:187cm
体重:224kg
スキン:時をかける化石
ベース:ベニツ鬼
むかしむかし:若者はコメントも気にせず自由にゲームをプレイしていたそうな…。
【概要】
ドン16話に登場。
あるゲーマーの若者の「ゲームを圧倒的にクリアする」という欲望から生まれた恐竜モデルのヒトツ鬼。
複数の古代生物の化石を組み合わせたようなスキン「時をかける化石」を纏っている。
頭部はそのままティラノサウルスの頭骨で、胸のアーマーはトリケラトプスの頭骨とマンモスの牙から構成されており、両肩にはサーベルタイガーとプテラノドンの頭骨があしらわれている。
全体的には化石そのままの赤茶けた色合いだが、頭部と両肩には古代文字のようなレリーフが彫り込まれた金色の縁取りがあり、
見ようによっては魔法使いが化石から作り出したキメラやゴーレムのような人工モンスターといった趣。
モチーフ戦隊が遠い古代から復活を遂げた戦士たちなのに対し、既に滅び去ったものの痕跡だけを現代に残す化石の姿をしているのはヒトツ鬼らしい皮肉の効いたデザインと言えるだろう。
人を超えたゲーム攻略の鬼となった若者は、ダイノ大人ながらどんどんとゲームに熱中。
しかし動画サイトでプレイを生配信するうちに承認欲求が前に出てきてしまったらしく、視聴者からの賞賛を得たいがためか強迫的にクリアを目指すものの、
結局ゲームオーバーとなり、多数の心ないコメントを浴びせられたことでとうとうヒトツ鬼に。
無差別に伝説の「ハウリングビーム」を浴びせかけては人々を完全クリアするという本来の欲求を曲解したような暴挙に出てしまった。
他にも鋭利な骨の化石をミサイルのように撃ち出す技を使うほか、ゲーム配信者だけあってかイヌブラザーの手裏剣を見切って弾き返したり、タロウ相手に真剣白刃取りを決めるなど魅せプじみたテクニカルな戦いぶりを随所で見せた。
しかしヒトツ鬼より遥かにヤバい言動を見せていたジロウを中心に話が進んでいたこともあり、色んな意味で扱われ方がぞんざい。
彼を消去しにきたかと思われたソノイは完全スルーしてドンモモタロウの方に向かい、タロウはタロウでモンスター化したままの彼を放置してソノイとの会話を優先する始末で、
挙句の果てに正気に戻ったジロウからは無茶苦茶な冤罪をふっかけられた上にドンドラゴクウアルターに翻弄され、「ライトニングドラゴンフラッシュ」を食らい爆散。そのまま恐竜鬼ングへと変貌した。
【恐竜鬼ング】
ウゥゥゥゥゥゥ……!!
全長:52.1m
体重:2136.1t
スキン:ティラノザウルス
ドロップ:ジュウレンジャーギア
倒された恐竜鬼のパワーが脳人レイヤーに積み重なって生まれる、巨大な恐竜モデルのヒトツ鬼ング。
ヒトツ鬼ングの体に恐竜鬼の頭部が融合したスキン「ティラノザウルス」を纏っている。
劇中では初めての「素体ヒトツ鬼の頭部を使い回している」タイプのヒトツ鬼ング。立ち姿が古いティラノサウルスの復元図のような両手を前に出した直立姿勢になっているのも特徴的。
特に武器は持っておらず、はるかな大地を踏みしめて恐竜のように突進する「ダイナソースキル」を得意とする。
さらに頭部からは敵を吹っ飛ばす超伝説の「ソニック衝撃波」を放つことができる。
……身も蓋もないことを言えば体当たりと単に真っ直ぐ飛ぶだけの飛び道具しか使えないということで、恐竜鬼の持ち味だったテクニカルな小技さえ失ってしまっているせいか戦闘能力はあまり高くなさそうな雰囲気。
ドンオニタイジンには得意の突進を難なくかわされ、ソニック衝撃波もみほからの洗脳おまじないを受けたキジブラザーが張り切っての大ジャンプであっさり回避。
そのままドンオニタイジンの必殺技を受けてあっという間に撃破されてしまった。
倒されると「ジュウレンジャーギア」をドロップする。
スキンの元ネタは大獣神……ではなく守護獣ティラノザウルス。
一般的な「ティラノ『サ』ウルス」表記でないのも恐らく原典のネーミングから。
【余談】
モチーフは『恐竜戦隊ジュウレンジャー』。
体を構成する5種の古代生物の化石はジュウレンジャーの各メンバーのモチーフと同一である。「恐竜」鬼なのに3/5が恐竜じゃないのも当然そのまま。一部のファンからは次回予告で姿を見せた際に「化石モチーフでマンモスがいるから恐竜鬼」と冷静に考えれば意味不明な推測をされたことも。
ジュウレンジャーがまさしく放映当時流行していたファンタジーRPGに登場するような、太古の昔からやってきた伝説の勇者達である一方、
恐竜鬼は視聴者の目ばかり気にして昔のように素直にゲームを楽しめなくなってしまい、挙句ゲームオーバーになって馬鹿にされる現代のゲーム配信者という対比もなかなか痛烈なもの。
また今回ストーリーの主軸となったジロウについても、「竜がモチーフの6人目の戦士」「レッドへの対抗心や嫉妬心から闇堕ちして一時敵対する」などブライとの共通点がいくつか存在する。
ちなみに罵倒コメントを投げていたユーザーのハンドルネームはいずれもジュウレンジャー関連を捩ったネーミング。*1
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- 番組終わっても当たり前のようにエピ項目が量産されるドンブラザーズって一体…それはそれとして、まあ当然ではあるがこの一件から獣人封印までジロウがタロウ以外から雑に扱われ続けたのような…ある意味しょうがないとは言えここまで真に打ち解けるのに時間かかった追加キャラって、そもそも立ち位置が特異な仲代先生を除いても居ないのでは -- 名無しさん (2023-04-12 14:59:14)
- この時のジロウが闇ジロウかはっきりしない。なんせ前の話で普段のジロウもヤバい奴とわかってるため。「皆さんを処刑しようかなって」とか。 -- 名無しさん (2023-04-12 16:22:37)
- 著作権保護のため、項目名をやみおちスイッチ(暴太郎戦隊ドンブラザーズ)から恐竜鬼(暴太郎戦隊ドンブラザーズ)に変更しました -- 名無しさん (2023-07-27 15:19:18)
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