登録日:2014/08/23 (土) 16:35:24
更新日:2023/12/21 Thu 10:46:01NEW!
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モンスターファーム ボス 不細工 アルバール バナナ 下品 怠け者 働いたら負けかなと思っている 長生き 戦闘民族 大猿 ハイパーボム 投げ技 モンスター解説項目 ラウー キングラウー ばくふう←ただの屁 ミサイル・ボム←ただのハ○クソ 長寿←しぶといとも言う 怠け者←例外多数 マンドリル 後継者はマジロー?
モンスターファームシリーズに登場するモンスターの一種。
現実で言うところのサルやナマケモノを模したモンスターで、伝説レベルの怠け者として名高い。
実は横幅が意外とでかい。
目次
クリックで展開
【概要】
立つことすら面倒臭いのか、常に座ったままのろのろと動き回り、
やる気の無いブサイクな表情と、一々こっちの神経を逆撫でするような下品な仕草の数々も相俟って、
見ているだけでイライラしてくるくらいのだらけムードに満ち溢れているモンスターである。
(だが、慣れるとそんな部分に変な可愛さが出てくるという上級者も多いようだ)
しかし、モンスターファームマニアによれば「相手をいからせ、その隙を突くのが得意」とあるので、イラっとさせられるのはラウー側の狙いかもしれない…。
そのなまけぶりから転じて「普段は何も考えていないらしい」と図鑑機能に書かれている。
【再生条件】
【初代】
初代では初期再生不可能な、いわゆるレア種族の一種。その中では条件はやさしい。
カララギ探検で手に入るマジックバナナを隠し味に、育成方針が超溺愛のモンスター二体を合体すると誕生する。
このマジックバナナは大きすぎて食用には適さないが、ラウー種モンスターにとっては大事なお守り。
モンスターバトルでは技の道具として活躍し、ファームでは寝床として機能する。
疲れた時は手で動くことさえやめ、バナナにもたれてゆったり。
【MF2】
初期開放種なので最初から再生可能。
また、マジックバナナが大往生を迎える時にも仕事をするようになった。
【能力】
【初代】
初代の頃は、適性としてはライフが伸びやすい一方で、丈夫さとかしこさは伸びにくい。
使用技はなかなか強力な物が揃っているが、その見た目を体現するかのように下品というかシモい技も多い。
その手の技を活用したい場合、唯一かしこさがマトモに伸ばせる奴でやることになるが…。
あとはプラントやヘンガーと並んで、長寿種族という特徴も持っている。
(コイツらの場合は長寿ではなく単にしぶといだけと評している者も)
しかし、そんなことなどどうでもよくなるくらいにラウー種はとにかく働かない、超怠け者である。
初代にはまじめ度という隠しステータスがあり、これの数値が仕事や修行での成功確率に直結している。
一般的に50を平均値にそれ以上なら高い、それ以下なら低いという見られ方がされている。
ところがラウー種のまじめ度は一部例外を除き、揃いも揃って40はおろか30も超えてないという堂々たる怠け振りである。*1
生まれたての頃は仕事に出せば失敗の連続、疲れてもいないのに休養を要求、断っても勝手にサボるなどとにかく働かない。
カララギマンゴーやつづらさそり粉で早期に忠誠度をマックスにすれば、流石に休養要求やサボりは無くなるものの、
それでも3回に1回くらいの頻度で仕事や修行を失敗するなんてのはザラである。
そのあまりの怠け者さ故に、ラウー種を育てること自体が一種の縛りプレイと言っても過言ではないくらい。
せっかく寿命が長くてもサボりや失敗分だけ無駄に消費するなんてこともザラにある。
なので初代でまともにラウー種を育成したい場合は素直にまじめ度の高いレア種を選ぶか、リセット連打覚悟で根気強くやるかのどちらかになる。
まじめ度最下位は他に譲ったが、種族ごとの平均値の低さではワースト1だ。
【MF2】
ドラゴン、ヘンガー、ニャー、ゴーストといった同期のレア種が相変わらずの中、どういうわけか唯一初期から開放されている種族として登場。
しぶといくらいに長い寿命ややる気の無い仕草の数々は相変わらずだが、システムの仕様変更の結果、続投組の多くが下方補正気味な中、
こいつだけは「初心者救済ポジションなのか?!」と勘繰りたくなるほどの強化を遂げた。
- 純血以外のラウーは怠け者(=ワル)ではないというか、寧ろまじめといっていい部類(=ヨイ)に入るという不可思議な事態に
- その純血もワルの程度は「激ワル」ではないので、ナーガ・スエゾー・ジョーカーSUBなモンスターに比べればブリーダーにはやさしい
- 前述の長い寿命はそのままに、ライフの高さは据え置きでちからと丈夫さをはじめ、かしこさ以外は攻守両面において劇的なパワーアップ(=オールC以上の適性に)を果たしており、パワータイプ入門にも向いている
- 攻防に関わるパラメータ面の優秀さに加えて、技スペックも優秀、かつすべての距離にちから技が入れれるようになった。下手するとナーガよりも戦闘民族している
- CDからの再生率が高く、レアモン狙いだと鬱陶しいかもしれないが、初心者でも入手しやすいことに繋がっている。石盤再生にも対応
- それでいて前述の通り初期開放種なので、入手経路さえあればロードランナーやモッチーに続く第三の初心者向けになる
…これだけの美点の代償として、場所によっては見た目適正がEという評価を下されてるが、実際の性能には関係ないので慣れで何とかなるだろう。
特に新たな派生種などの追加こそ無いが、本当に、なんでラウーがこんなところで優遇されているのかは永遠の謎である。
なお、再生率の高さについては「モンスターファームマニア」のラウーのコーナーで、
「一ヶ所に落ち着いているのであまり自立することがなく、一度見つかるといもづる式に円盤石を発見できた」という解説で伏線が張られている。
初代ではレアモンはレアモンというだけで再生率ががくんと落ちており反映されていなかったが、2ではこれが反映された。
【主な技一覧】
1・2で技は共通して全12種。上述したように高性能な技も多い中、実にお下劣な技も。
モーションの平均的なトロさは、後半戦の追い込みや自分が優勢の時に逆に利用するとよい。
それでも、普段の立ち回りで支障が出やすいことは覚悟しよう。ガッツ回復もかなり遅い方なのだ。
- パンチ/びんた(基本技/バランス技)
ラウーの基本技。初代ではパンチ名義だったが、2では平仮名でゆるいムードに。
座ったままの態勢からべし、べしと相手をびんたする。
後述するたたきつけの性能が恐ろしくて存在を忘れそうになるが、距離1から撃てる小技としては性能が良い。
地味だが、スエゾーやモッチーのバランス技と同じく申し訳程度にガッツダウンがある。連続して当たると辛い。
- たたきつけ(基本技/バランス技)
ラウーの基本技その2。
両手を振り上げて相手をぺしゃんこにするというやる気なさげなモーションとは裏腹に、なかなかの命中と威力を両立した技で、喰らうと相手もペラペラになる。
続編でも数値が据え置きで続投し、下手したら他のモンスターの上位バランス技並みの数値が並ぶという事態に。
似たような数値性能をした技として、ロードランナーの「ひっかきサマー」やドラゴンの「しっぽアタック」があるが、
下位技を前者は累計60回、後者は30回使い込む必要があるのに対し、このたたきつけは本当に最初から使える。
そんな技が消費ガッツ15(2では16)で使えるため、最悪修行をケチってこの技とびんただけでも普通に戦えてしまう。冗談や誇張など一切抜きで。
結果として寿命の節約や、エロゥさんの初対面デレ反応を鑑賞するのに最適*2という副次効果もある。
フルモン戦だとモーションの長さが微妙に気になるが、通常育成では対決するときも使う時も存在感がある。
こんな技なので人によってはさくら餅やメガネザルを育てるより先に知ってしまうと、たたきつけが恋しくなる事態もあるかもしれない…。
- クシャミ(命中重視技(1)/ガッツダウン技(2))
デカい図体で、相手の方を向いてくしゃみをする。なかなかの風圧と無礼さを備えた技。
初代ではちから技で命中重視技だったが、2ではかしこさ技でガッツダウン技に変更されており、変化がとても大きな技の一つ。
もっとも、初代の時点で命中重視技にしてはそこそこのガッツダウンがあり、その辺は継がれている。
- ばくふう(命中重視技(1)/ガッツダウン技・ワル技(2))
生き物がばくふうを放つって何やねん、と思うネーミングだが実態は重厚な音のオナラというお下品そのものな技。
消費こそ上がったものの、クシャミを単純に強化した性能を持つ。技の実態からしてこんなんでガッツが無事なわけがない…。
命中重視技としても、ガッツダウン技としても、ライフに与えるダメージがデカめなのも特色。
実は、ばくふうは初代ではクリティカル時の威力上昇率が他の技より高いという謎の特性がある。バグか仕様かは不明だが、この際メリットとしてありがたく享受しよう。
- つかみたたきつけ(大ダメージ技)
相手をつかんで持ち上げて、そのまま地面にたたきつけるという文字通りの攻撃。
ラウーのパワーもあって、習得条件が緩く、消費ガッツも少ない割に技威力は高い。ただし予備動作のせいか外れやすい投げ技。
続編ではぶっ放しやすさはそのままに、なんと距離2ではなく距離3から撃てる技に変化。離れた相手への追い打ちなどで使えるようになった。
- 回転アタック(大ダメージ技)
でんぐり返しをしながらそのまま相手に突撃していく。
そこまで威力があるようにも思えないが、突撃のスピードは早く、そのせいか威力は41(A表記)にまで達している。
しかも、初代では命中率もそこまで低いわけは無いという、なかなかに優秀な技だったりする。
続編では命中補正を下げられた代わりに、距離2ではなく距離4から使える技に変化。
結果、つかみたたきつけとこれを覚えると全距離をちから技で埋められるので、大体壊滅してるかしこさを無視した育成も視野に入るようになった。
- バナナブーメラン(ガッツダウン技(1)/命中重視技(2))
お守りのマジックバナナをブーメランのように投げる。狩猟道具の方に近い…というか、ほいっと投げてる。
ラウーのかしこさ技の中では最もマトモな外観だが、ナメられたと思うのか相手に対するガッツダウン効果がある。
初代ではガッツダウン技だったが、続編ではシモい技の方がふさわしいと判断されたのか、命中重視技と立ち位置を入れ替えて続投。
命中補正の優秀な技になったが、かしこさが伸びない種が多いラウーでお世話になることは少ない。
ただ、全体的な性能はいい方なのでフルモン戦やかしこさ重視型ならメインウェポンに組み込んでもいいだろう。
- ドッカンバナナ(ガッツダウン技(1)/命中重視技(2))
どこからともなく、巨大化させたマジックバナナを相手の頭上に落下させる。
初代ではガッツダウン技という分類でありながら、ダメージ表記Bの威力があるという大ダメージ技の亜種と化している。その代わり精度は悪い。
続編では命中重視技だが、ただの命中重視技ではなく、ガッツ消費の重さと引き換えに、
それなりのガッツダウンと当てた際の拘束時間を兼ね備えた逃げ切り用の技としての風格、もとい性能を持っている。
- ミサイル/ボム系(遠距離攻撃技(1)/クリティカル技・ワル技(2))
ミサイルだのボムだの期待させておいて、その正体は何と爆発するハ○クソというお下品そのものな技その2。
というか何でただのハ○クソが爆発するのかは永遠の謎。潜在能力の無駄遣いではないだろうか…。
初代でも続編でも技の数値設定にあまり変化がなく、遠くから撃てる安定した威力の攻撃。技の正体のせいかそこそこガッツダウンがあるのも納得である。
ジャンボミサイル/ハイパーボムになるとさらに命中率まで安定感のある設定にしてあるのが、相手からするとまた腹立たしい。
しかし、かしこさ技である。普通のラウーはかしこさがさっぱり伸びないので、ボスかラウレシアンに継承するか、フルモン対戦でようやく日の目を見る類の技。
- 回転投げ/ラウースイング(超必殺技)
相手に接近して掴みかかり大きく回転しながら投げ飛ばす超必殺技。恐らくラウーが一番やる気を見せている。
初代では破壊力は回転アタックを更に上回り、命中率やGダウン性能も優れているなど超必殺技らしい性能にまとまっている。
続編では命中補正の低下とガッツ消費の増加と引き換えに、全モンスターから見ても高い一撃必殺の威力と吹き飛ばし効果を持つ大技へとイメチェンした。
成功時に甲高く響くラウーの「ウキーッ!!」という鳴き声が耳に残っているブリーダーも多いはず。
- パクパクバナナ(超必殺技・ヨイ技)
そのまんまバナナを食べてライフを回復するという超必殺技。
自分で使うとかしこさ適性の低さ、ガッツ消費の高さ、頼らなくても充分にある攻撃面もあって、あまり使い道が無い。
回復技なので、敵に使われると意外なところで逆転されたりするが、失敗すれば多大な隙を晒す。
人によってはラウースイングの取得妨害技としての悪印象を抱かれがち。ただ、あちらより優先順位が低いのでスルーは容易なようだ。
【主な派生種】
2の実情はともかくとしても、みんな揃ってだらけムード満々な見た目である。
モッチー同様に純血種の適性の良さが目立つものの、あちらと比べてバリエーションの多様化に成功しているのが美味しい。
純血種は初代だと円盤石再生できなかったが、移植版なら緑黄色社会の「sabotage(初回生産限定盤)」という、なまけもの納得のチョイスで再生が可能になった。
移植版MF2では伝説のクソゲー「四八(仮)-SHIJU HACHI-」から全パラメータとヨイワル度が48という純血種が登場する。ヒバゴン乙。
ガッツ回復が19にまで落ちた一方、移動速度が最遅→普通にまで強化され、強力な「憤怒」を所持しているので、マニュアル操作用としては強い。
しかし寿命も延びた代わりに成長タイプが晩成→早熟になっているので、ピークを見誤らない育成が求められる。
- ラウロック
ゴーレム派生。
石の体を持つが怠け者で殆ど動かない所為で、ただの石像にしか見えないことも多いとのこと。
ちなみにトーブル博物館に展示されているモノは本当にラウーを模した彫刻であり、ラウロックではない。
血統どおりにライフの適性がよく、ちからの適性は最高値だがその他はいまいち、加えてやる気もあまり無い。意外に命中適性がCもあるのだが、丈夫さはDのまま。
2では純血のちから、丈夫さ適性が上がっている影響で、こちらは比較して命中・回避適性や寿命が下がっただけと不遇気味。
純血に比べればまだまじめだが、それでもヨイワル度がそこまで高いというわけでも無い。
「固い、強い、おそい!」モンスターを合体で作る時には役に立つのかもしれないが…。
そしてこのラウロック、円盤石から特別な個体が再生できるというネタを二作続けて持っている。
初代では岩の猿という繋がりか猿岩石の「白い雲のように」から再生可能であり、この方法で入手したラウロックはまじめさ75もあり、実に普通の奴の5倍の数値を誇る。
今からでも初代でラウー種に手を付けたいのであれば、とてもオススメできる選択肢である。
一転、2だと「パンチドランカー/THE YELLOW MONKEY」というCDで特別な個体が生まれるが、
なんと寿命が100週とナーガやジョーカーをぶっちぎっての最下位を誇り、初期技のドッカンバナナもマシになったとはいえ相変わらずいまいちなかしこさ適性なコイツとはミスマッチ。
よほどのマゾヒストでもない限りおススメできない。が、こんなラウロックで名人を目指したような猛者もいるのだから世の中は恐ろしい…。
- ウッキー
ハム派生。アンバランスな長い耳が生えた。
一般的に愛らしさの増すハム派生でありながら、ラウー本来の血が強すぎてあまり可愛くない。
おまけに下品な行動の数々は変わらずなので女性人気は低い。それでも稀に手を出す人がいるのは不思議なものだが…。
初代では丈夫さの適性がEにまで下がったが、ちからと命中の適性が増しており、よりパワー重視の能力となっている。
また、ラウロック同様にまじめさの高い個体が再生できるケースにも恵まれているので、ラウーとしては初心者向けモンスターの面を併せ持つ。
2では純血種と丈夫さと回避の適性を入れ替えたような能力。寿命は減ったがピークが普通になり、合体で誕生させてもヨイモンとして生まれるため、さらに初心者向けになった。
初代四大大会の一つ、ディスク・オブ・ゴールドの覇者、異様なしぶとさと命中精度(なんと!グレブ以上!!)に定評のある「アルバール」の種族としても登場。
初代なら安室奈美恵の「sweet 19 blues」、織田裕二「Love Somebody」、久保田利伸「BADDEST」から再生すれば、まじめさ55越え(ディノ並)で育成できるので、可能であればこのルートがおすすめ。
ちなみに移植版MF1のほうでネタ個体が再生確認されているレアな種族であり、とんねるずの「おまえ百までわしゃ九十九まで」でパラメータが100と99でのみ構成されたものが再生できる。
- ボス
ガリ派生。
純白の体にガリを模した黄金の面構えで、純血以上に言いようのない苛立ちを感じさせる見た目になっている。
初代では初期能力値がトップクラスで命中の適性が高まり、ラウー種で唯一かしこさがまともに伸びるなど、モンスターファームにおいてテクノドラゴンに匹敵する最強に限りなく近い存在であるが
それら全てを帳消しにしてマイナスにするほどのトップクラスの怠け振りの所為で、まともに育てるには相当な根気が必要となる。
一方、2ではライフの適性が少し、寿命が大幅に下がったものの、やはりかしこさの適性が上昇しており全体的にマイルドな…
というより適性の合計だけで言えばモッチーに迫るものとなっており、ラウーMAINのお陰で標準的な寿命も保証されていると、初代最強は伊達ではない性能に仕上がっている。
だがそれ以上にヨイワル度の初期値が高く、初代の怠け振りは何だったのかと言いたくなるまじめ振りを見せつけてくる。かしこさ型も目指すならお勧めの選択肢。
ガッツ補正も移動速度も欲しいという場合は純血やラウロックよりも優秀。地方が変わってもこのモンスターの潜在能力はトップクラスだ。
- ラウレシアン
プラント派生。
相手のやる気を削ぐ香りを発しているらしいが、自分もその香りの所為でやる気を失っているので全く意味が無い。というオチをつけてくる。
他にもプラント派生らしく光合成もできるが、それすら面倒で結局はブリーダーからエサを貰うことを好むなどひたすらやる気が無い。
一方でモンスターファームマニアにおいてはFIMBAの研究員が「冗談のつもりで合体させたら、意外に相性がよく一つの種として定着した」という、
生命倫理を完全に無視したマッドサイエンティストっぷりを如実に示すダークでヘビーなバックストーリーがあったりする。
…と言いたい人もいるようだが、Ima大陸の方では普通に再生できるあたり、相性の良さは予定調和だったのだろう。気性的に逆襲とかもしなさそう。
初代ではラウーの特徴であったライフ適性が更に高まり最高値となっているが、ちからが伸びにくくなってしまっている。
一方2ではかしこさ適性が上昇したものの、ライフ適性が変わらず、ちからと丈夫さ適性の減少で残念なマイルド化を起こしており、
ガッツ回復が早まったのが仇となって補正が軽くなるなど、いまいちパッとしない感じになってしまっている。
性格はヨイので手は付けやすいが、早熟長寿をいかそうにも使い込み技が少なく、しかもワル技という独特な歯がゆさがある。
- トガリア、ムッキーニ、オ・ヤージ、
三匹揃って初代のレア種。
皆、ラウーらしからぬまじめ度の高さを持っているのが特徴。
サボらずに、まじめに仕事や修行に励むラウー種を育てたい人に是非オススメしたい。
設定や外観の個性は実に豊かで、トガリアは誠実で怠け心を持たない生真面目タイプ、
ムッキーニは活発でおしゃべりで♀しか見つかっていない(♂しか見つかってないワーム種のベニシャクトリとは真逆である)、
オ・ヤージは文字通り親父臭く、加齢臭と口臭がすさまじく女性からは鼻つまみ者だが、本人は反省の様子もない。なお冷え性もち…というキャラ付けがなされている。
全種に共通するのはその気性からか「ラウーの進化した種族」とか「人間とのミッシングリンクではないか」とか言われる、人間性をにおわせる点。
いっしょくたに紹介しているのも大体それで図鑑の内容がまとまっているからなのである…。
…オ・ヤージはその真面目さを感じさせないキャラ立ちから心配になるが、とりあえずまじめ度はディノ並みにはあるので安心してよい。
トガリアは井上陽水、奥田民生の「ありがとう」から再生可能。
移植版ならいきものがかりの「ありがとう」や、色々とピッタリなMONKEY MAJIK「ただ、ありがとう」に加え、グラサン繋がりとしか思えない「マトリックス」のオリジナルサントラ等からも再生可能。
極めつけはスピッツの「見っけ(初回限定盤/Blu-ray)」からパラメータALL3というすさまじい個体が見つかっている。何故見つかった
ムッキーニはジュディ&マリーの「そばかす」から再生可能。
移植版だとRADWIMPSの「人間開花」、土間うまる(田中あいみ)の「かくしん的☆めたもるふぉ~ぜっ!」など、元気の出そうなタイトルの曲名からそこそこ確認された。
オ・ヤージはジェームス・ブラウンの「ライヴ・アット・ジ・アポロ」から再生可能。く、苦しい文字りの気配が…。
移植版だとさだまさしの「親父の一番長い日」、竹原ピストル「よー、そこの若いの ep」、渥美清「男はつらいよ」他、無自重そのもののラインナップである。
このように以上のCDやデータベースから再生が可能。
特にトガリアの見た目はそのまんまである。
(トガリアを逆から読めば……)
- ゴールドダスト
2でのレア種。
全身が金色の体毛で覆われたラウーで、退廃的な雰囲気を醸し出しているが、意外と努力家な面を持つとされる。
だが「マニア2」によれば、そこまで光り輝くほどでもなく、他のラウー種と大差ない目で見えてしまうのが不満なようだ。
イエローで猿ということで「Bunched Birth/THE YELLOW MONKEY」からバナナブーメラン持ちで、中身がウッキーの個体が、
やはりモンキーなので、「PUNCH THE MONKEY!/オムニバス」からはボム持ちで、中身が純血種の個体が再生可能。
移植版MF2ではラウロック以来となる猿岩石「ゴールデン☆ベスト」や、サイヤ人っぽい設定を買われてか、
ドラゴンボールGTの主題歌「DAN DAN 心魅かれてく」や映画「ドラゴンボール超 ブロリー」オリジナル・サウンドトラック等から再生が確認されている。
- キングラウー
レアノラモン。ソンナ・バナナの販売開始と同時にパレパレジャングルに姿を現し始める王者。*3
ウッキー同様に女性のブリーダーに飼われており、その元でちゃんちゃんこを自前で用意したり、
鏡の前で頑張ってヒゲを描くなどオシャレに挑んでいた。結果、あまりのセンスのなさに捨てられたという。
移植版では目玉要素の一つとして、モンスターカードを獲得した後に再生が可能に。
丈夫さ型とかしこさ型がいて適性が大きく変化しており、共通しているのは「命中C/回避D」のみ。
直球な「猿の惑星/新・猿の惑星」のサウンドトラックや、納得の「太閤立志伝V」、自虐ネタなKinKi Kidsの「会いたい、会いたい、会えない。」等からは、
ハイパーボムが目印で、「ライフA/丈夫さA/ちからB/かしこさD」を誇る、ラウロックを進化させたような丈夫さ型が再生できる。
また、コーエーの「デストレーガ」からは、ハイパーボムではなくバナナブーメランが目印の、
「ライフB/力B/かしこさB/丈夫さB」という、ボスを進化させたようなかしこさ型が再生できる。
どいつも激ワルななまけ者だが、バトルでは「本気」を出すというあたりが、実にラウーしているかもれない。
ただしかしこさ型は激ワルすぎて底力型にはできない。逆上でせめてガッツ回復の加速でも狙おう。
最序盤からプールで泳がせても成長が期待できる丈夫さ型もすごいが、かしこさ型も不得意な能力が回避しかないため、普通に優秀。
型を選ぶ際には、オートバトルでどちらの技を暴発してほしくないか、くらいで決めてもいいだろう。
ただし寿命は360~370週しかない(丈夫さ型の方が長め)。ボスよりは長生きするが、純血種のようなノリは捨てておこう。
【1・2の大会に登場するラウー】
見た目に反したポテンシャルの高さを持つラウーであるが、
敵モンスターとしての登場はそれほど多くなく、種族解放条件とかにも関わっていないため影が薄めかもしれない。
- ソンム(1)
グレードBの特殊なモンスターと戦える大会、秋のチャレンジ杯に登場する純種のラウー。
破壊力に定評のある(ホリィ談)ドラゴンのマッカムに通ずるものがある、400超えのちからに300後半のライフに丈夫さと、
やはり同グレードのモンスターよりも頭一つ抜けたステータスを持つ。
技の方も多くないとはいえ、つかみたたきつけと回転アタックを修得済みのため、近距離では特に注意が必要。
命中、回避、かしこさは並以下のため、遠距離でなら比較的安全に戦える。
- アルバール(1)
グレードSの四大大会の一つ「ディスク・オブ・ゴールド」のボスキャラにあたるウッキー。
四大大会のボスたちは、それぞれ違ったコンセプトを持っているのだが、コイツの担当は耐久特化。
700超えの命中とライフを筆頭に、丈夫さと回避も400後半ととにかく防御関連のステータスが高め。
そこそこ避けてしぶとく耐えて、高い命中に物を言わせてチクチク削って判定勝ちを狙ってくる。
攻撃ステータスは両方とも200台とグレードSのモンスターにあるまじき低さなのだが、それを感じさせない強敵となっている。
また、初代のラウーは技が全体的に強力。技の威力、持ち前の耐久力、地味にあるガッツダウンからライフ差を広げられ、判定負けに持ち込まれる恐れがあるので時間切れまで油断は大敵。
とにかく相手のペースにハメられない内に、大技を一発は当てておきたいところ。
2の二大大陸対抗戦に登場する「アバーレル」は純血ゴーストだが、ライフと命中の数値がコイツと全く同じで名前も似ている。
グレードAやBに登場するレドンド、グレブが二代目だと仮定するとひょっとしてこいつは…と、考えるブリーダーもいるようだ。
- ワーランモ(2)
グレードCに登場するラウレシアン。バナナキング。
ライフとちからに優れているが、このグレードだとちからと技威力ならロクガイガー、ライフ+αならピボルスと、他にも特化した相手がいるため、印象は薄い。
しかし重量級だとバナナブーメランの地味なガッツダウン、軽量級だとたたきつけのなかなかの威力で押され負けたりするので、できれば苦手な距離を避けて闘った方がいいだろう。
そしてCPU用モンスターの特権を利用して、グレードCでは覚えられないはずの超必殺技・パクパクバナナをひっさげてくるというズルい設定をしている。
当然、ライフが減ると使用するのだが、消費ガッツが大きすぎる上に成功率も低いので、自ら多大な隙をさらしてくれる。ハッタリだった。
移動速度の速いモンスターなら先制で削る→遠く離れて使わせ、スカらせる→使わせた後にライフやガッツを削って逃げ切る、という手を試すといいだろう。
何、パクパクバナナを使わせようとしたら、渋られて終了間際に使われて成功されて逆転負け? きっと同じような経験した人はいるはず…。
- オットー(2)
グレードF(フリー)のヒールズ杯に登場する純血種。阿呆猿。
モンスターファーム2マニアの方もひでぇ通り名をつけたものだと思うが、実際かしこさ45(Lv1)というグレードEでも見ない数値だから仕方ない。
ところが、ライフとちからはバルーム並、命中や回避はリキエル並に高く、こちらを追い詰めると「本気」を出して仕留めにかかるなど、阿呆と侮れる相手ではないので注意。
ヒールズ杯の対戦相手の中ではラガマームに次ぐかタメを張るくらいには強く、グレードB上位くらいの強敵。
しかし、かしこさ技をそこそこ覚えているのが運の尽き。距離4まで離れて、全然痛くないボム系を使わせて消耗させ、そこから反撃に転ずれば楽に勝てる。
回避が高いなら距離3でつかみたたきつけをかわすというルートから攻めても良い。特にガッツ回復の遅いアーケロ種あたりはこっちの方が得策かも。
追記・修正は超溺愛されて、そこから戦闘民族に生まれ変わってからお願いします。
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▷ コメント欄
- 寿命長い・適正高い・技が優秀と2ではかなりの良モンスター。腕次第では最初の一匹で殿堂入りまで充分いける。 -- 名無しさん (2014-08-23 17:27:24)
- 寿命400週で最低適正がひとつだけは驚異だな。 -- 名無しさん (2014-08-23 21:39:25)
- 基本技だけでBランクを勝ち抜けたのはいい思い出 -- 名無しさん (2014-08-23 23:07:14)
- ラウレシアンでSまで行った事あったけどそんな評価低かったのか -- 名無しさん (2014-08-24 02:12:42)
- 2で一定時期を過ぎるとキングラウーが出現しなくなるのは仕様と言われても納得できる。 -- 名無しさん (2014-08-24 07:52:25)
- 「初期解放種で適性寿命共に初心者にも最適クラスだが、見た目適性がE」なんて2chなんかでは揶揄される。 -- 名無しさん (2014-08-27 03:00:58)
- パワータイプの割に命中低くないんだよね。バランス技もダメージCクラスという鬼畜 -- 名無しさん (2015-07-22 17:00:02)
- 「たたきつけ」系の技の強さに気が付くと怠惰というよりゆっくり迫りくる恐怖のようなイメージが…性能面では、だが。 -- 名無しさん (2017-08-26 13:38:13)
- ガリ共々、2におけるヨイワル度という尺度のおかしさを突きつけてくるモンスター。 -- 名無しさん (2018-11-07 22:03:10)
- 「回転アタック」「つかみたたきつけ」「たたきつけ」「びんた」とちから技4つで4距離埋めれるのは地味に嬉しい、もしくはエグい -- 名無しさん (2018-11-19 21:45:28)
- 敵に回すと、やたらバナナばっかり食ってるイメージがある -- 名無しさん (2020-08-03 16:39:00)
- キングラウーなんてのがいるのなら制作中は隠し種族にする予定もあったのかな? -- 名無しさん (2020-10-24 09:26:09)
- ↑なるほど、他のグレードSノラモンは全員要解禁種族だったからその可能性もあるのか…。 -- 名無しさん (2020-10-24 09:40:31)
- 初代のレア種でサブになってないのはもうラウーだけなんだな。ゴースト?あれは手の込んだ手抜きだからノーカウント -- 名無しさん (2023-10-14 22:00:35)
#comment
*2 ブリーダーランク6段になってはじめて「修行」を選ばないと見れないため、バランス技の性能がよほどよいモンスターでないと厳しい。
*3 ただし、「ナギールの販売開始」と同時に出現フラグが消滅してしまうので、4年のタイムリミットの間に頑張らないとまず会えないので要注意。移植版ではバナナが売りに出されたらいつでも出現するので安心してほしい。
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