ドラえもん のび太とアニマル惑星

ページ名:ドラえもん のび太とアニマル惑星

登録日:2014/07/20 Sun 20:13:20
更新日:2023/12/19 Tue 11:12:38NEW!
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ふしぎな動物の世界で、


冒険がはじまる!!!



監督:芝山努
脚本:藤子・F・不二雄
主題歌:武田鉄矢「天までとどけ」


『ドラえもん のび太のアニマル惑星プラネット』とは、『映画ドラえもんシリーズ』の第11作目及び『大長編ドラえもんシリーズ』第10作目のタイトルである。
1990年3月10日公開で上映時間は99分。
同時上映は『チンプイ エリさま活動大写真』。


●目次


【概要】

平和で完璧な環境保全を実現し、信仰の元敬虔的に生きる理想郷的な星として描かれる動物たちの星・アニマル惑星と、故郷の星を破壊してなお他の星を侵略し我が物にせんとするニムゲ同盟との対立を軸に、環境を破壊し続ける人間への警鐘というテーマを掲げている。


大長編以外の連載作やドラえもん以外の作品でも度々環境保護をテーマとして描いてきたF氏であるが、テーマがより前面的に押し出されている分、やや露骨だと評されることが多い。


しかしそうした重いテーマとは裏腹に、動物の擬人化したファンタジックな童話のような世界観(それを活かした描写も随所に見られる)、
それとは逆にジャイアンとスネ夫が体験する禁断の森や月の悪魔・ニムゲの生理的な恐怖感、巧妙極まりない伏線の回収(特に"光の階段と星の船")、
奇抜なひみつ道具の活用(→ツキの月の項目も参照)などなど、ストーリーとしても普通に良くできている。是非一度は読んで&見てほしい。


1992年にはゲームボーイでこの映画を原作とした「ドラえもん2 アニマル惑星伝説」という題名でゲーム化されている。


2009年にはシリーズ初の実写として舞台化され、2017年3月~4月にもキャストを変更して再演された。
ドラえもんはキャラの中で唯一着ぐるみとして登場し、現行アニメ版の水田わさびが声を担当している。



【あらすじ】

ある日、奇妙なピンクのもやをくぐってのび太がたどり着いたのは、動物たちが話をする不思議な世界だった。
ドラえもんに笑われ、ジャイアンやスネ夫には「幼稚園児なみ」とからかわれるが、自分の部屋で夢の中で見たホタルブクロ似の植物を発見して、「ただの夢じゃない」と疑問を抱く。


その夜、またも現れた光のもやをくぐった先にあったのは、人間と同じように二本足で歩き言葉をしゃべる動物たちが住む星、アニマル惑星だった。意外な光景を目の当たりにして、のび太の言葉を信じたドラえもん。
翌日、別の場所でまたも光のもやを見つけたのび太は、ドラえもんに加え、しずかも伴ってアニマル惑星へ。そして、怪しまれないよう、ひみつ道具でこの星の住人に成りすます。


しばらくして、その後を追ってもやに入ったジャイアン・スネ夫とも再会する。
アニマル惑星に伝わる創世神話の真偽を突き止めんと意気込むチッポとともに、冒険を始める一行。


しかし、創世神話の中に伝えられる伝説の悪魔ニムゲが、アニマル惑星を我が物にせんと攻め込んできた!
町が爆撃にさらされる中、ドラえもんたちは星を救うべくニムゲとの戦いを決意するのであった。



【登場キャラクター】

【メインキャラクター】

毎度お馴染み猫型ロボット。
ネコ耳をつける…が、相変わらずネコとは認識して貰えず。
壊れた「ネコ集めすず」は小型カメラに変更。


当初はのび太の夢の話を笑い飛ばし、ホタルブクロ似の花を見せられて「現実かもしれない」と言われてもなお「皆には言うなよ、ますます笑われるから」と発言、全く信じなかった。
しかし、のび太の後を追ってもやに入り、アニマル惑星を目の当たりにして、ようやく信じた。


イヌのおまわりさんたちと共にニムゲに対抗すべく作戦を練り、ひみつ道具を巧みに使う等リーダーシップを発揮する。
しかし終盤にはロボットのヒステリーを起こし…


「僕はネコなんです!! いつもタヌキタヌキと失礼な!!」



クマさん。
ストーリーの発端。
アニマル惑星ではチッポと仲良くなる。
後半ではひみつ道具ツキの月を飲んだことで大活躍する。


バニーガールのコスプレ…でなくて、ウサ耳をつける。
明晰な頭脳を活かして、物語の核心となる謎を解き明かす。
今回は最後まで皆と行動を共にする。


ゴリラ。「アハハ、大して変わらないや(by.スネ夫)」
作中スネ夫とともにしばらく別行動したのだが、ドラえもんたちと合流するまでの過程で疲れ果てて弱気になってしまい珍しくヘタれる
おまけにゴリラの船長に彼の息子と勘違いされ説教を兼ねた拳骨でノックアウトされる、などと散々。
ゴリラに拳骨されようものなら死、仮に運が良くとも間違いなく骨折の一つや二つはするのに、気絶程度で済む辺り彼の凄まじい身体能力が伺える
もっとも当人曰く、「おれはケンカのプロだ!!」「敵が近づくと第六感が働くんだ」そうで。


ただし溺れかけたスネ夫を自身も体力の限界にもかかわらず必死に助けようと潜水する、
ニムゲに襲われたチッポを迷い無く助けに行こうとする(「友だちにたすけをもとめられて、知らん顔をしていられるか!!」)等、
大長編らしく決めるときは決めてくれる漢。
実は、ドラえもん達と合流する前、もやを行き来する間に、1度スネ夫とともにニムゲの星に行ってしまっていた。
それは、もやを出す機械をでたらめにいじったせい。そのせいで、地球ではなくニムゲの星と繋がってしまったのだった。


キツネ。
ジャイアンと共に別行動をとったことで散々な目にあう。
ヘタレ役をジャイアンに盗られたため、微妙に目立たない。
それでも動物ごっこぼうしのおかげで活躍はある。


裏山のゴルフ場計画反対運動に参加する、環境問題に関する本を読みあさり、のび太にそれを説くなど、(珍しく)行動的な一面を見せる。
一見本編と無関係な事をしているようだが、横暴なゴルフ場計画推進派はニムゲと似通っており、地球もまた破滅の未来に進む可能性を示唆している。


原作のみの登場。
ホタルブクロに似た、図鑑には載っていない花をのび太に見せられ、「新種かもしれない」と若干興奮しながら説明するが…*1
その後の展開を見るに、どうやらそのまま放置された模様。いつもの通り(大長編限定で)不遇。


【ゲストキャラクター】

  • チッポ

CV:田中真弓
メインとなるゲスト・キャラクター。
のび太が最初に出会ったイヌの子ども。のび太とすぐに馴染み、大親友となる。
性格は腕白。超ワンパク。そのため警察官の父から怒られることが多い。
その性格は「光の階段を探そうと禁断の森を探検する」「嵐の夜にボートを走らせる」
「はぐれたロミちゃんを一人で探しに戻る」等、随所で発揮される。
(ドラえもん)「あいわらずむちゃだなあ。」
姓は「ワンゲル」。父親はいぬのおまわりさん(CV:キートン山田)。


  • ロミちゃん

CV:西原久美子
チッポの従姉妹でガールフレンド。
ケモノっ娘…ではないけど、確かにかわいい。チッポ爆発しろ。
途中ニムゲにさらわれるが、ツキの月を飲んだのび太が救出する。


  • ゴリラの船長

CV:広瀬正志
サルベージ船の船長。
かなりそそっかしい性格で、登場の度にジャイアンを息子のゴリ郎と間違うほか、ラストでもタヌキをドラえもんと間違えた。


  • タヌキ

某青狸の真の姿…ではなくて、本物のたぬき
タヌキと間違われて御立腹のドラえもんに、「タヌキといわれてそんなに腹立つか。」 
ごもっとも。さらにラストでドラネコさんと勘違いされる。



【用語】

  • アニマル惑星

冒険の主舞台。
故郷であった月の崩壊と同時に善良な科学者の手引きによって移住の末、環境に適応・進化し、
二足歩行の体と人間と同等、もしくはそれ以上の知能を獲得した動物たちが暮らしている。


地球の22世紀すらもはるかに凌駕した科学力と、完璧な形での環境保全を両立させ、更に戦争の一切ないユートピアとして描かれている。
彼らの食事は全て機械で作られており、肉食動物と草食動物の争いが起こることも無い。
見た限りでは惑星全体が単一国家的な枠組みに収まっているらしく、「国」という概念が存在しない模様。
軍隊は存在せず、警察官も1つの町に1人配置されている程度*2
「黒ヤギさんからの手紙を読まずに食べてしまう白ヤギさん」「迷子の子猫ちゃん」など、どこかで聞いたような光景も展開されている。


彼らの先祖であった動物たちがこの星に移住することになった発端と顛末は創世神話として長く語り継がれている。
神話はこの星の住人にとって非常に重要なものと位置付けられており、
豊かな暮らしをもたらしてくれた神の感謝の気持ちを表す大晦日の祭事などの宗教的色彩の濃い風俗も描かれている。
このように、科学力と自然、人間の豊かな精神性が理想的な形で調和しあった、まさにユートピアと呼べる世界といえるだろう。


  • ニムゲ

作中語られる「月の悪魔」の正体。
ニムゲとは、「月」と呼ばれるアニマル惑星の二重惑星・通称「地獄星」に住む地球人(ヒト)と瓜二つの異星人。(名称は恐らく人間=ニンゲンのもじり)。
「核戦争で住む星を荒廃させる」「石器時代にまで文明後退」「スクラップを再利用するしかできない惨めな暮らし」等、現代社会への痛烈な批判・警鐘となっている。


長い年月の果てに文明再建の目途を立てるところまでにこぎつけ、過去の過ちを教訓に再出発を果たそうとしている中、
「宇宙は人間のために存在する」と考える一部の過激派が秘密組織を結成し、アニマル星を我が物にしようと企てている。
いかつい外見は水も空気も汚れた星で暮らすための防護服であり、ショックガンに耐えるほど頑丈。


漫画版では「ニムゲ」という呼称はアニマル星奪取を企てる過激派組織「ニムゲ同盟」に対してのみ用いられているが、
映画版では「地獄星の地球型異星人の総称」として「ニムゲ」が用いられ、漫画版における「ニムゲ同盟」は「コックローチ団」*3という名称になっている。


戦いの末、アニマル星侵攻を企むニムゲたちは連邦警察に捕らえられ、穏健派のニムゲたちはアニマル惑星の住民たちと和解して、
平和と豊かな自然と科学の共存を実現する彼らの母星に学んでいくことを誓った。



【ひみつ道具】

  • 動物ごっこぼうし

未来の幼稚園で動物ごっこするときにかぶるぼうし。
←「チェッ、おゆうぎ会じゃあるまいし・・・これでいいかよ?」
人間のいない世界で目立たないためにドラえもんが用意。
身につけるとその動物と同じ能力を発揮できる。


スネ夫のキツネの嗅覚・しずちゃんのウサギ耳の聴力・ジャイアンのゴリラなみの怪力(←「もともと素質はあったんだよね(byスネ夫)」)など。
ただ、のび太のクマだけは能力が発揮されないまま終わった。
ちなみにスネ夫・ジャイアン・しずかの被る帽子は、短編『メルヘンランド入場券』で彼らが変身した動物と同じになっている。その時はドラえもんはタヌキ・のび太はカメだった。


  • 探検ごっこセット

禁断の森の探検のためにドラえもんがみんなに配ったセット。
内容は「みの虫式ねぶくろ」「圧縮非常食三十食分つめあわせ」「どろ水でも飲める浄水器」「糸なし糸電話型トランシーバー」「警報用打ちあげ花火」(原作準拠)。


なおアニメでは圧縮非常食がカツ丼つきになり、カラオケセットが加わるなど、
珍しくヘタレているジャイアンの気を惹くような道具も加えられている。
ただし、結局カラオケセットが使われる場面は無かった。
禁断の森の探検自体は中座したが、のちのニムゲ侵攻の際に意外な役割を果たす。


本作を代表するネタ道具。
原材料は「ゴッツゴーシュンギク」。
飲んだ者の運を一定時間だけ飛躍的に高めてくれる薬で、
平時において運が非常に悪い人間ほど効果が高い。


詳しくは当該項目を参照のこと。


  • どこでもガス

ドラえもんが話した、未来の道具。
ガスの中を通ることで離れた場所に移動できるという、どこでもドアに似たもの。
しかし、欠陥だらけで発売中止になってしまったらしい。
アニマル惑星の「もや」はおそらく別物だが、ドラえもんは、地球と繋がったそれを見て、「似たようなもの」として、これを挙げている。


アニマル惑星の「もや」は、禁断の森に埋まっていた機械から噴出して、それがたまたま地球ののび太の家と繋がったもの。
少しして出口はなぜかのび太の家から裏山に移り、のび太達5人が通った。
のちに1度ガスが消えかけ、スネ夫がドラえもんのジェットモグラで機械を掘り出し、ジャイアンがガス量を増やそうとダイヤルをいじった結果、ガスが増えた代わりにニムゲの星と繋がってしまった。
さらに、ガス残量が0に近くなり、ドラえもんがタイム虫めがねでダイヤルを戻したことで、元通り地球と繋がるが、彼らが帰りついた直後にガスが尽きてしまった。



【余談】

映画版では、中盤(上記のジャイアンがヘタレる場面)にて謎の声が聞こえる事が度々話題に昇る。
声だけであれば各種動画サイトで聞くことができ、これだけで「ジャイアンかのび太の声では?」と勘違いする人も多い。
しかし、実際の映像と合わせて視聴すると明らかに二人のどちらのセリフでもない。
この唸るような謎の声は、場面も相まってきわめて不気味である。






前作:ドラえもん のび太の日本誕生




追記・修正はアニマル惑星に行った人がお願いします。


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  • コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-12-28 15:03:53)
  • 映画版しか見たことないけど原作と探検ごっこセットってかなり内容違うのね。同じなのは使われなかったカラオケくらい -- 名無しさん (2017-03-14 22:56:13)
  • ↑まあドラえもん史上最強の破壊兵器の出番がなかったのはいいことさ -- 名無しさん (2017-05-11 00:06:56)
  • ツキの月があったとはいえ、スパイさんはよく2人の脱出を手助けしてくれたな 2人が去った後即座に射殺される未来しか浮かばないぞ、あの状況 -- 名無しさん (2017-05-19 05:03:04)
  • 総長のイケメン度は週刊少年ジャンプ黄金期イケメン四天王といい勝負だ -- 名無しさん (2017-06-14 21:00:38)
  • リセット前のコメント欄に詳しく書かれてた悪夢のシーンが怖かった -- 名無しさん (2017-07-18 00:58:41)
  • ニムゲの連中は緑豊かな素晴らしい星が、欲しくて侵略にきたのに、平然と森を焼き払ったりするところを見ると、アニマル惑星とクリーンな科学技術を手に入れても、あっという間に資源を食い潰したり、欲望の赴くままに自然を破壊したりと、環境汚染で自滅した故郷と、同じ末路を辿りそう -- 名無しさん (2017-09-21 22:49:05)
  • アニマル惑星の工場で作られてる合成食物が子供心にすごく美味しそうに見えたなあ -- 名無しさん (2017-09-21 22:54:26)
  • 動物が知的生命体になって現在の文明社会になるまで何万年もかかったろうに文明の復興ぜんぜんできてないニムゲはどんだけダメ人間なんだ -- 名無しさん (2017-09-21 23:31:56)
  • ヒス時の魔法使いか神様かってドラえもんのセリフだけどぶっちゃけたいていの場合小指の先だけで戦ってるくらいの舐めプだよね ジャンボガンとか出しても片手にすら及ばないレベルの力を持ってるから何とも(本気を出せば歴史改変すら出来るのは鉄人兵団で証明済み) -- 名無しさん (2017-12-20 20:55:49)
  • ブリキと並んで世界観のデザインが優秀な大長編だと思う -- 名無しさん (2018-01-29 01:00:45)
  • ジャイアンとスネ夫、防護服無しでニムゲの星に行ったのに、なんで平気だったんだろ? -- 名無しさん (2018-04-03 22:19:11)
  • 最近まで連星を衛星だと思ってた、アニマル惑星はニムゲの星の衛星かと -- 名無しさん (2018-05-14 19:23:23)
  • 声だけ聴いてたら怖いけど、映像と供に観てたらそんなに怖くは無いと思うけどな・・・それよりも、ジャイアンとスネ夫が彷徨ってる際に不意にピンクの靄にニムゲが現れたり、その時の騒動で潜り込んでしまったニムゲの偵察が、チッポやドラたちが知らない間に行われてたの方が怖いよ・・。さらに付け足すなら・・・あの時・・・チッポが森のおばけの話をしてた際にジャイアンが仰天してた場面がありましたよね・・・あれがジャイアンの気のせいじゃなく、ホントにドラたちの背後の窓でニムゲが覗き込んで・・・。 -- 名無しさん (2018-09-23 00:23:12)
  • ↑3ジャイスネがニムゲの星に行った時とのび太が行った時の違いはのび太が臭がってた時雨?が降ってたらしいがそれが関係してるんじゃないかな -- 名無しさん (2018-09-23 00:56:38)
  • 人間が敵として出てきて人間がそれと戦って人間に助けられて最後に天までとどけって人間賛歌が歌われるのいいよね -- 名無しさん (2019-07-14 06:48:38)
  • ゴルフ場が自然破壊と言われるけど、実際は敷地内の緑の管理がされるからむしろ自然公園と同等の保護になってるんだよな。むしろ人の手の入らない山のほうが地滑りとかが起こりやすい -- 名無しさん (2019-08-26 18:40:15)
  • ドラえもんでエコを叫んでも「でもネズミのために地球破壊しようとしてたよなあ・・・」と素直に頷けなかった少年時代 -- 名無しさん (2019-08-27 07:49:56)
  • ディズニーの「ズートピア」を見てついついこの映画を思い出した -- 名無しさん (2019-09-22 21:46:04)
  • チッポたちは自分たちが作られたものだという事を知らないまま。もしも知ったらどうなるか。リメイクするならチッポが真相してしまう希望。 -- 名無しさん (2019-10-13 18:16:12)
  • ↑元々ニムゲの星にいた動物を移住させただけなんだから作られたものではなくない?神話に「チエの実」なるものが登場するから後天的に知能(と身体能力)を与えられたことも伝わってるだろうし。 -- 名無しさん (2020-02-23 12:15:07)
  • ニムゲの星はナウシカの腐海みたいな即死レベルのものじゃなく「体に悪い」程度だから短期間なら大丈夫なんだと思う。 -- 名無しさん (2020-02-23 12:16:27)
  • ↑元から住んでた野生動物からしたら勝手に森切り開かれて住処奪われるんだから環境破壊以外の何物でもないだろ。自然の動物に取っちゃ手が加えられない自然のままの方が何よりに決まってる。勝手に手を加えて破壊して保護なんてのは人間のエゴでしかない。 -- 名無しさん (2020-03-19 21:26:10)
  • マンガだとアニマル星の住人の骨格は進化では絶対ありえないって言ってたから科学者が作り替えたんじゃない?知恵の実とお守りはなんだったんだろうね -- 名無しさん (2020-04-22 20:11:13)
  • ニムゲの宇宙船が撃墜されてることについて「乗組員は全員防護服着てるから大丈夫」って意見を昔見ことあるけど実際どうなんやろか -- 名無しさん (2020-06-17 19:24:20)
  • ↑9 劇中で山林保護に集まった人たちのセリフにもあるけど、ゴルフ場って農薬使うから水質汚染の原因にもなってるんだぞ。地すべりが起きないから山の保護になんてのも、あくまでも人間の生活圏の保護に繋がることだからメリットになるという話であって、ゴルフ場開発がただの環境破壊に何ら変わりないことは明白 -- 名無しさん (2020-07-14 21:48:30)
  • ひねくれた見方かもしれないけど、アニマル惑星の方もあれはあれで不自然で歪んだ世界にも見えるんだよね。上のコメにもあるけどあの動物達が本当に自然に進化したのかどうか分からないし、食糧生産プラントにしても動物達が自分で管理運用してる描写がないから、自動的に稼働してるシステムで「飼われてる」ようにも見えてしまう。そもそも肉食動物と草食動物が仲良く暮らしてるというのが… -- 名無しさん (2020-07-27 20:40:06)
  • 今さらニムゲが人間のもじりだと気づいた -- 名無しさん (2020-09-02 22:54:30)
  • 正直、久々の新鮮な空気を連行中の犯罪者に先越されたらイラっとする気持ちわかる -- 名無しさん (2020-10-14 13:11:48)
  • この映画を見直すといつも思うけどニムゲとの戦争のあとに今後このようなことがないように軍備を整えないとならない!って叫ぶ獣人が絶対いると思うんだよな。で、軍や役人が生まれた結果、宗教戦争が起こらないか不安になる。ただでさえ、このアニマル星は創世神話を妄信してる連中ばかりだし -- 名無しさん (2021-04-05 17:27:14)
  • ↑4 分かる気がする。ドラえもんは地球以上に高度な科学文明が発達していると言ってたけど、それにしては肝心の生活は前時代的過ぎるというか -- 名無しさん (2021-08-17 18:53:20)
  • アニマル星の住人にとっての唯一の宗教は創世神話だけじゃん。群や軍人が出てきたら宗教戦争って、何と対立すんのよ。それに創世神話を妄信レベルで深く信じてるのならそう簡単に軍備拡張なんて話にならんと思う。軍備拡張も何も、宇宙船はおろか武器すら作ったことないんだし -- 名無しさん (2021-08-18 15:17:23)
  • なんか世界観に既視感あるなって思ったら、火の鳥 望郷編に出てくるエデン17だな。住人はみな純朴で働き者で、欲得や快楽という概念すらもなく、争うことなく平和に暮らしてる。アニマル星の住人もほぼ同じだよな。
    エデン17に悪徳を蔓延らせて滅亡の原因を作った悪徳商人みたいに、武力ではなく悪知恵にたけた奴に外部から付け込まれたら簡単に内部崩壊してしまいそうな気がする。-- 名無しさん (2021-08-18 15:26:39)
  • どこでもガスのボンベや宇宙船が生き残ってたりするあたり動物がありえない進化するほど移住から時間は経ってないと思うのよな。自然の進化ならドラえもんの言う通り不自然すぎるし。第一、人間型に進化しなかった動物はどこいった?ゴキブリ団団員が言うには文明が栄えてたのは数千年前らしいからそれくらいは経っているようだが。ニムゲに忘れ去られたジャパリパークなのだ! -- 名無しさん (2021-09-10 01:48:56)
  • ↑3現実世界だってキリストは一人しかいないのにキリスト教徒同士でしょっちゅう戦争しとるで。宗派が別れれば同じ宗教同士でも対立するよ。 -- 名無しさん (2022-02-10 05:00:44)
  • でも作中で宗派の違いは描かれてないし、仮に複数の宗派があったとしても、ニムゲ世界の戦争を反面教師にして動物たちは進化させられてるだろうし、対立を生むような思考回路自体を持ってないんじゃないかな。 -- 名無しさん (2022-03-20 20:27:27)
  • 環境保全といっしにガリバー旅行記のフウイヌム(賢く穏やかな馬型生物)とヤフー(狂暴で野蛮な人形生物)みたいな印象を感じる映画。 -- 名無しさん (2022-03-20 21:42:17)
  • ニムゲ侵略以降は人間との交流も始まりそうだから、人間の歴史がいい反面教師となってくれるんじゃないだろうか -- 名無しさん (2022-03-20 21:47:24)
  • ↑3 警官ですら1つの街に1人しかいないそんな世界で宗教戦争なんて起きてたら平和なユートピアもくそもないわな -- 名無しさん (2022-11-24 10:33:12)
  • ニムゲの総長がマスク外したらイケメンでしたって、ある意味ギャップ萌えだよな。部下の男は皆イカつい強面だったのに、ボスだけはなぜか超イケメンだし。悪い侵略者のボスが、顔だけは良いって皮肉 -- 名無しさん (2022-12-25 10:39:11)
  • 長編の中では割と平和な話だったな。のび太達が殺されそうになるような危機はなかった記憶が。 -- 名無しさん (2022-12-27 01:08:09)
  • いつもタヌキと間違われてキレるのがお約束のドラえもんだけど今回は逆にタヌキの方がドラえもんと間違われてる -- 名無しさん (2023-02-13 15:07:39)
  • ニムゲはドラえもんにもう打つ手がないとまで言わせて追い詰めた隠れた強敵 -- 名無しさん (2023-03-04 13:11:34)
  • F先生が「ちょっと説教臭くなった」と反省したこの作品に、清々しいまでに真っすぐな人間賛歌をぶつけてきた武田鉄矢。「少年期」とかの人気曲に押されて影薄いけど、「天までとどけ」はF先生が武田鉄矢を放そうとしなかった理由が一番詰まってる曲だと思う。 -- 名無しさん (2023-03-29 21:44:57)
  • 舞台版にも、タヌキさんは出てくるんだろうか -- 名無しさん (2023-06-03 16:23:06)

#comment

*1 新種の植物を見つけたら大発見なので、のび太もちょっとその気になっていた。
*2 武器は麻酔銃のみであり、普段は迷子の案内などかなり平和である様子。
*3 アニメ版での名前は「コックローチ団」、つまり黒いG。ちなみにアニメ版でのみ明かされる総長の素顔は結構イケメン。

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