登録日:2018/08/06 Mon 01:47:21
更新日:2024/03/21 Thu 13:20:19NEW!
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キャー!のび太さんのエッチ!
源静香は、漫画及びアニメ『ドラえもん』の登場人物の一人。
両作に於いてメインヒロインを務める。
基本的に作品内外で「しずか(ちゃん)」とひらがな表記されることが多いため、当記事でもその慣例に従う。
なお初期は「しず子」という名前で、静香という名前は「のび太のおよめさん」という話が初出である。苗字の源もこの話が初出である。
▷ 目次
演者
声優
- 恵比寿まさ子(日テレ版)
- 野村道子(大山版)
- かかずゆみ(わさドラ版)
- カサンドラ・モリス(海外版)
俳優
- すほうれいこ(舞台『アニマル惑星』08年度)
- 樋口日奈(舞台『アニマル惑星』17年度)
- 水川あさみ(トヨタ自動車CM)
概要
副主人公の野比のび太やその他のクラスメートと同じく、漫画では小学4年生・アニメでは小学5年生として登場する。
(ただし漫画版は掲載誌の都合で年齢が小学1年生〜小学6年生まで変動する)
原作では「しずちゃん」と呼ばれることが多いが、アニメでは全バージョンで「しずかちゃん」と呼ばれることが多い。
これは複数説が存在し、「呼びづらかった」「響きが悪い」などが言われるが、現在では不明である。
作中で苗字で呼ばれることや呼び捨てで呼ばれることは少なく(親や先生などが数少ない例外)、
男性陣からはいつも「しずかちゃん」と呼ばれる。
一方彼女から男性陣への呼称は時期によって変動し、原作初期ではドラえもんを「ドラえもんさん」とさん付けにしてみたり、
アニメ初期では「のび太くん」「たけしくん」と君付けにしてみたり、ジャイアンをジャイアンと呼んだり、ドラえもんを呼び捨てにしたりしていた。
現在はドラえもんは「ドラちゃん」、他の男性陣はさん付けで呼称することが定着している。
交友関係は広く、ドラえもんたちいつもの面々や出木杉、女子の友達など幅広く付き合いがある。
特にいつもの面々とは毎度毎度危険な場所に冒険に行く基本メンバーと化している。
男友達とばかり遊んでいる描写が目立つので、女友達はいないのかと言われることもあるが、エピソードによってはしっかり女子グループとして動いている。単に普段のお話の大半がのび太視点なので、そちらの交友関係が目立たないだけである。
作中に於いてかなり出演率が高い割に、彼女の設定にはかなりの謎が多い。
例えばのび太との身長差は一定せず、のび太より低い時もあれば高い時もある。
誕生日もこたつがあったりする描写が原作であると思えば、半袖だったり、日テレ版のアニメでは9月中旬ということになっていたり、
テレ朝のアニメでは5月ということになってたりする。
(まあ掲載誌がその読者の該当する学年に向けたものであることを考えると、あながち不思議でもないが…)
誕生月が「5月」は、コロコロコミックに連載された『最新ドラえもんひみつ百科』で設定され、以後は公式でもそれに準じている模様。
(ただし、2月生まれのスネ夫と同様具体的な日にち≒星座までは不明)
髪色はアニメでは日テレ版・大山ドラ時代は栗毛色だったが、わさドラからは黒髪に変更された。
基本髪はツインテールにしているが、アニメでは極まれに下ろすこともある。
三次元でのツインテールを嫌う人からは地味に「しずかちゃんヘア」として逆に認知されていたりする。
まあスネ夫の髪型ほどは人口に膾炙してないけど。
服装はスカート姿が基本で、大山版で登場した「ピンクのシャツにピンクのスカート(白線入り)」というデザインが一番印象に残っているだろう。
それでも同じスカート姿ながら違うデザインで登場することも多く、珍しいものではオーバーオール姿を披露したことがある。
わさドラ版では2017年頃からレギュラーの服装が大山版に近いデザインへ回帰したが、しずかのみピンクのシャツに赤いスカートという独自のものとなっている。
原作・アニメ問わずのび太以外からも好意を寄せられることが多いため、おそらく美少女として描写されていると思われる。
F先生もしずかの描写には注文をつけていたほどであり、わさドラ版では最近のアニメファンにも受け入れられやすい美少女描写がされている。
原作でも後期では思春期を迎え第二次性徴と見られる胸部のふくらみなどが見られている。
一方で、のび太曰く学校一の美少女はしずかではなく、「河井伊奈子」という隣のクラスの女子だったりする。
性格
原作・アニメ問わず、困っている人は放っておけない性格で、彼女視点では数ある友人の一人であるのび太を、
ひみつ道具の虫スカンの影響を跳ね除けてトイレに連れて行き吐かせるなど、とんでもない精神力まで有する。
「魔女っ子しずちゃん」では、困っている少女を見つけた彼女が、ドラえもんから借りた道具で人助けする描写もある。
…とはいえ、アニメに比べて原作はやや性格が厳しくなっており、のび太に対して
「クラス一わすれんぼのあんたが?ホホホ」とぎゃはははと笑いながら指差す描写があったりする。
まあ原作はドラえもんが超絶毒舌キャラだったりするなど結構酷い描写のオンパレードなため彼女だけが美化されたというわけでもないのだが。
原作後期ではそのような描写が落ち着いたほか、単行本収録時に書き直しされて描写が減るなど、
F先生の意向で「ヒロインは好感度が大事」とされてきたこともうかがえる。
おしとやかなイメージは母親による教育の賜物でもあり、他人の目が届かない所ではピーナッツの投げ食いをしていたり、下着姿で寝転んだりとはしたない行動を取っている。
家族の留守中には深夜番組を見たりしているほど。
ピアノの演奏をサボったり、有名人に対してはミーハーぶりを見せたり、時折結構やらかしてたりする。
ヒステリックな一面も持ちあわせており、大事な人形が壊されたり、プライバシーの侵害を受けたり、
果てはのび太の「いっしょに赤ちゃんを作る」という発言を受けるとフルボッコにしたりする*1。
他にものび太とドラえもんが盗撮写真を見ていた時に出くわした時もボコボコにしている。。
また、のび太とドラえもんが道端で服を脱がそうとしたときも殴っているうえ更に、「薬が切れたことを隠されたとき 」や「シネマラン」でののび太の誤解を招くような発言や映画撮影のときスネ夫からキワドイ衣装を当てられたときも他人を殴っている。
未来世界で息子のノビスケが全然のび太と異なる腕白な性格になったことを「誰に似たのかしら」と訝しんでいるが、
どう考えてもしずかに似たとしか言いようがない。
他にも原作・アニメを問わずのび太をそっちのけてジャイアンやスネ夫の誘いに便乗してのび太をハブってしまったり、のび太のお人好しさに付け込んでひみつ道具を借りるなど、計算高い部分も垣間見える。
彼女もまたのび太やジャイアン達と同様一面的ではなく、悪い面も持っているという事であろう。
露骨に馬鹿にして笑うようなことはなくなったが、のび太をさりげなく傷付けるような毒を吐くことは原作後期でもしばしば。
上記のように悪印象を抱かれやすい面もあるが、キャラのイメージ通り心優しく他人思いな一面もしっかり持っており、困っている人や動物を見かけた際には手助けしたり、ドラえもんやのび太と共に問題解決のために尽力することも多い。
上記の虫スカンやわさドラオリジナル回「のび太の中ののび太」などでのび太が危機に瀕している際には身を顧みずに助けようとしたり躊躇なく助けに行く意思を見せたり、のび太がジャイアンとスネ夫にいじめられている際には止めに入って落ち込んでいるのび太を慰めたり、「神さまロボットに愛の手を!」では豚の姿になってしまったジャイアンとスネ夫を最後の願い事を使って元の姿に戻してあげたりと、のび太・ジャイアン同様に友達思いで強い友情を見せる描写も多い。
最終的に結婚相手にのび太を選ぶが「危なくて見てられない」という理由である。要するに駄目男に尽くすタイプ
趣味嗜好
一日3回はお風呂に入る風呂好きであり、他のキャラクターからも認知されるレベル。
そのせいでのび太がどこでもドアなど様々な道具で源家に向かうと、まず間違いなく入浴中のしずかがいる風呂場に出くわす。
風呂場はともかくなぜタイミングまで合うのだろうか。もはや「ひみつ道具で源家に向かう→入浴に出くわす」がフラグと化している。
大抵前述のヒステリックな性格が発現し、「のび太さんのエッチ!」といって水をかける、洗面器を投げつけるなどの実力行使に出る*2が、
あまりに毎度毎度出くわすためにのび太の方も「アヤカリンで幸運を」では遂に「どうしてそういつもお風呂にばかり入ってるの。(中略)人の都合も考えてよ」と逆ギレしたこともあれば、「かぐやロボット」や「カチンカチンライト」では、しずかがお風呂に入っていることを前提に訪ねたこともあった。
ただ、ひみつ道具でしずかの裸を見ていたりするのび太もたいがいだとは思うが…。男だからしゃーないか。
風呂好きの描写は大長編ではミルク風呂、空中の風呂などサービスシーンに活かされたり、
それどころか「入浴中に敵に出くわす」「奴隷商人に拘束されている時に入浴を要求する」などもはやしずか=お風呂のレベルになっている。更に、わさドラでは初登場の場面が入浴シーンである。
しまいには入浴中に入ってきた敵を石鹸を浴びせて倒し、敵の弱点が石鹸であることが重大な伏線になるほどである。
(公式ガイドブック曰く「アルキメデスの浮力の発見に並ぶ人類が風呂で得た最大の知識」)
ヴァイオリンの演奏が好きで、逆にピアノは親から言われるからやるというだけで嫌い。
一方母親はしずかを将来ピアニストにしたいらしく、無理矢理ピアノを習わせている。ただし欲しいものに電子オルガンを要求したこともあり、この辺はブレブレ。
ただしヴァイオリンの腕はオバケのQちゃんや『キテレツ大百科』のミヨちゃんに匹敵、ありていに言えばジャイアンの歌と比較されるほどに酷い*3。
一応ヒロインである事や声さえあれば歌える歌と違って演奏にヴァイオリンが必要な事等から音波兵器扱いされる事は少ないものの、わさドラの「ドラえもんvsドラキュラ」で満を持して使用された際にはジャイアンの歌をも完封してみせたひみつ道具をいとも容易く破壊し、ドラキュラロボットを苦しめるという驚愕の戦果を挙げている。また、わさドラの「どら焼きが消えた日」ではヴァイオリンの音色で宇宙人を撤退に追い込んでる。更に、ゲーム作品。ドラえもん月の王国でも合体技がバイオリンになっている。
ちなみに母親がしずかにバイオリンの練習をやめろと言い出すのは周囲からガチで苦情が来ているかららしい。
他にも編み物が好きだったり、料理をすることも多い。
ドラえもんがどら焼き、のび太がホットケーキが好きという描写があるように、しずかは焼き芋が好き。
ただし藤子・F・不二雄先生の世界における焼き芋とはおなら誘発100%のシロモノであり、故にあまり明かさない。
そのため嘘をつけない「アンケーター」の彼女すら2番目に好きなチーズケーキや3番目に好きな寿司を大好物と称して、1番好きなのが焼き芋であることをなかなか明かさなかった。
わさドラ版オリジナル回「ヤキイモの気持ち」では、幼少期から好きであったのにもかかわらず周りに隠し通す為に「大嫌い」と嘘をついてしまっている。
意外と嫌いなものは多く、カエルや蜘蛛・ゴキブリ・トカゲなどの嫌な生き物(特にカエルに関しては忍者ハットリくん並みのリアクションを見せる)、男の子が好きそうなヒーロー番組などの争いがあるもの、地震、歯医者、そしてデリカシーのない人や暴力を振るうときののび太が嫌いだったりする。
さすがに大長編等で「やむを得ない事情で戦う事になったのび太が嫌い」ということはないと思われるので、おそらく「秘密道具で増長したのび太」の事であろう。
逆に言えば、普段のび太を「暴力を振るうことのない優しい人」という評価をしているようである。
勉強
勉強に関しては、出木杉やガリ勉くんと違い順位は明かされないが、先生から褒められたりとクラスでも上位であるようだ。
スネ夫と異なり学習塾には通っていないが、家庭教師をつけているようである。
ただ、その家庭教師も変にしつこかったり(「身がわりバー」)、妙に馴れ馴れしかったり(「にっくきあいつ」)、人選に問題がある気がする。
なお、母親は妙に教育に厳しいらしく、テストが85点で「もっと勉強しろ」と叱ったことがある。30点でも褒めたのび太のママとの差がすごい。
日テレ版のアニメでは体育が4で、あとは5であることが明かされている。
運動神経
TC42巻収録「男女入れかえ物語」でのび太と心を入れ替わった際は念願の木登りを敢行し、一度も落下せずてっぺんまでたどり着いている。更には一度やってみたかったとジャイアンたちの草野球に参加し、高めの打球を大ジャンプでキャッチした上にさよならホームランを決めるなど、運動神経はかなり高いようである。
前述のとおりノビスケの腕白っぷりや運動神経は間違いなく母親ゆずりであろう。
正確グラフでは体力はのび太以上スネ夫以下。まあ、夢風鈴で寝ぼけていた時ですら相撲でのび太を秒殺していたくらいだしまず間違いなくのび太よりは強い。指相撲でもカウンターでのび太に勝利した
『ワンニャン』では予備知識なしでトラックの運転を行っているところを見ると、車の運転も得意のようだ。
大長編での扱い
ヒロインポジ全開。
『ドラビアンナイト』では攫われる、『宇宙小戦争』『銀河超特急』では入浴中に襲われるといったヒロインの役目をしっかり果たし、
女性のゲストキャラとは多くの場合交流を持つことが多い(ただし女性ゲストキャラがメイン格の場合はのび太と交流することになる)。
また、『創世日記』では小学生ながらかなり核心をついたことを発言したり、
いくつかの作品では機転をきかせてトラブルを解決することもある。
ただし全体的にはヒーローのような活躍をするのび太や、戦闘をこなすジャイアンと異なり、
サポートキャラとしての一面が多く見られる。あとパンチラや入浴などのサービスシーン*4が多い。
とは言え『海底鬼岩城』ではメンバー中ただ一人バギーと仲良しになりそれが切っ掛けでラスボスのポセイドンの撃破につながり、
『鉄人兵団』では初期からザンダクロス建造計画に参加してリルルとはのび太と同じくらいに心の交流が描かれるなど、決してサブばかりではない。
ただ、しずかがメインで交流を持ったメインゲスト(バギーやリルル)はいずれも戦いの最中、しずかの目の前で犠牲になっており、そういう意味では悲劇のヒロイン補正も受けてしまっていると言える。
家族・親類
父親と母親、画家をしているおじ、そのおじさんの妻ではないと思しきおば
子孫にのび太と結婚した場合のノビスケ、ノビスケの子
孫の孫としてセワシがいる*5。
また、エピソードによってはペット(大型犬か小鳥である事が多い)を飼っていたり従兄弟・従姉妹がいる描写もある。
というわけでわかる範囲内で解説。
CVは大山版/わさドラ版の順
- ママ
声優:よこざわけい子→松原雅子/折笠愛
何気ない場面でよく登場するが、原作とアニメで大きく姿が異なっている。…まあ、原作でもしょっちゅうイメチェンしているが。
アニメの姿はTC1巻収録「コベアべ」に登場した時に似ている。
一見優しそうだが前述の通りテストで85点で説教したり嫌がるしずかに無理矢理ピアノを習わせたり、友達が遊びにきているにもかかわらず庭の水撒きを手伝わせたりインクが倒れているのをみてしずかのせいと決め付け謝罪を要求したりしている。(実際に倒したのはしずかのパパだった)
ただ、しずかに厳しく当たりすぎたと反省するなど玉子やスネ夫ママ同様本当はとてもやさしいママである。
ちなみに『ザ☆ドラえもんズ スペシャル』では20年前(中学生くらい?)の姿で登場しており、外見はただしずかちゃんを成長させただけ。
本エピソードではバイオリンコンテストで優勝したというとんでもない設定が明かされており、
そのことを知ったのび太からは「仮に子供が生まれても絶対にバイオリンを習わせないでくださいね」と懇願されている。
- パパ
声優:加藤正之→池田勝→久米明/田原アルノ
本名は「源義雄」とされている。(TC28巻「入れ替え表札」)
あまり登場しないことに加え、大山版では外見が安定しておらず*6毎回違う人物になっている。
しかし今では初登場で見せた姿が主流であり、彼は「のび太の結婚前夜」という大きな見せ場が存在する為、知名度はそれなりに高い。
初期のエピソードで家にまで仕事(書き物)を持ち込んでいるが、上記の名場面でもわかる通り非常に優れた表現力と感性を持っているイケオジである。
妻には真珠のネックレスやオパールの指輪をプレゼントしているが、だいたいいつもしずかちゃんが勝手に持ち出し騒ぎを起こす。
あと、キャンプに行ってアクビした時口の中にカナブンが飛び込んだ。
- ペロ
白い大型犬。赤ちゃんの頃からしずかちゃんと一緒だった愛犬(つまり人間だと老人並みの年)で、野良犬からしずかちゃんを身を挺して守るほどの名犬。
[[しかし初登場でいきなり死亡という悲惨な扱いであった。>ペロ!生きかえって(ドラえもん) ]]
原因は病死だったようで、峠を越す前にタイムマシンで戻ったドラえもんが「万病薬」を飲ませたことで奇跡的に息を吹き返した。
時々作者が名前を忘れていたのかシロだったりチロだったりする。
TC14巻「ヨンダラ首輪」では息子(娘?)と思しき二代目ペロが登場しており、こちらはまだ子犬。
- 鳥
しょっちゅう逃げる。寿命でご臨終なんてまだいい方で、挙句野良猫に食べられたこともある。種類は文鳥、ジュウシマツ、インコ、オウム等。
最終的にカナリアのピーコが最後まで出張るが、のび太に22世紀の生態研究所に連れていかれて世界最強のカナリアにされた。
- ハツカネズミ
ネズミ年に飼いはじめ、頭に乗るまで芸を仕込んだ。
(ドラえもんの苦手をタッチさせられた)のび太を一発でダウンさせた。わさドラでは、ハムスターに変更されている。
- おじさん
TC10巻収録「ロボットがほめれば?」登場。
パパに似た外見のヒゲがおしゃれな画家。スネ夫の絵を見て「下手だが伸びしろがある」と高く評価する。のび太のは「幼稚園児の頃描いた絵かい?」と本気で聞いていたが
- おばさん
TC27巻収録「細く長い友だち」、TC43巻収録「宇宙戦艦のび太を襲う」に登場。
「宇宙戦艦のび太を襲う」では飛行機が墜落する夢を見たので旅行の予定を延長したら自分の乗る予定だった飛行機が墜落した。
わさドラでは「観光予定だったヨーロッパのお城が崩壊した夢を見たら正夢だった」に変更されている。
- 従妹(従姉?)
TC8巻収録「見たままスコープ」登場。
しずかちゃんとはあまり似てないが結構美人。
お正月に来ていたところをのび太がジロジロ見ていた(ことが後で発覚した)のでしずかちゃんは不機嫌になっていた。
- よっちゃん
TC+5巻「ウルトラ・スーパー・デラックス錠」に登場した従弟の赤ちゃん。
まだ幼くイクラちゃん並の語彙しかないが、のび太が通販で頼んだウルトラスーパーデラックス錠を飲んでしまい世界最強の赤ちゃんになってしまった。
なぜこうしずかちゃん関連には世界最強が頻発するのか。
なお日テレ版のアニメでは田舎からでてきたボタ子というお居候(原作ではTC3巻に出た一発キャラ)が住み着いている。
原作のボタ子同様小太りな少女で、日テレ版ではいなかったジャイ子のポジションを担うキャラクターでレギュラー化。
うそつきかがみやのろいのカメラなどの作品ででしゃばっている。
初期のジャイ子の代わりだけあり粗暴なキャラクターだが捨てられた赤ちゃんをみて「赤ん坊さ捨てるなんて許せねえ」と怒るなど良識的な面も。
更に途中からガチャ子まで居候することになった。ガチャ子に関しては当該項目を参照。
名言・迷言
- 『いくら四月ばかでも、喜ばせといてがっかりさせるのはかわいそうよ。それより、びっくりさせといて、あとでほっとさせるほうが、親切だわ。あたし、親切なうそついてあげよう』
「ハリ千本ノマス」より。エイプリルフールネタ。
「結局だますんじゃないか」とジャイアンが的確な突っ込みをしている。
なお、この後のび太に「あんたの家が火事よ!」となかなか酷い嘘を発する。
- 『クラスでいちばんわすれんぼのあんたが?ホホホ』
「アンキパン」より。腹を抱え、指を指して将来の旦那を『あんた』呼ばわり。流石にのび太もかなり激昂している。
のぶドラ版1回目(帯番組時代)はそのまま残っていたが(笑い声は『アハハ』)、のぶドラ版2回目はそのシーンその物がカットされ、
わさドラ版ではそのシーンが存在しているも大笑いせずにマイルドになっている。
ちなみに、のぶドラ版1回目では『あなた』、わさドラ版では『のび太さん』と呼んでおり、いずれも『あんた』呼びをしていないのが分かる。
- 『あんたは、クラスでも有名なへたくそなのよ』
「自信ヘルメット」より。『あんた』呼ばわり再び。
「へたくそ」なのはのび太の絵のこと。まあ確かにそうなんだけど。
ちなみにこの話はてんとう虫コミックス未収録である。
- 『ウッソー!のび太さんの顔はもっとおもしろい顔よ。』
「顔か力かIQか」より。なにもそこまで否定しなくても。
- 『人間のねうちは、テストの点数だけできまるものじゃないのよ。のび太さんは優しくてすなおないい人だわ。テストが0点でもいいじゃない。力を落としちゃだめよ。このつぎ、がんばってね』
「な、なんと!! のび太が百点とった!!」より。
「もしもぼくが百点とったといったら…。信じる?」というのび太の質問に対する返答がこれ。
のび太を励ましているように見えるが、実際の所は回りくどいディスりである。のび太の質問や「テストが0点でも~」以降の台詞を何故かカットして、心に沁みる名言と持ち上げられるのもお約束である。
- 『あたりまえでしょ!!お友達だもの!!』
『しずちゃんさようなら』より。
虫スカンの過剰摂取により瀕死に陥っていたのび太をしずかが助けた際の「そんなに心配してくれたの?ボクのこと」というのび太の問いに対する返答。
彼女の困っている人は放っておけない優しさに溢れたセリフ。
この直後に「あなた弱虫よ!!先生にしかられたくらいで…」と泣きながら叱責しており、のび太を大切な友達の一人として本気で心配していたことが窺える。
- 『私、忘れないわ。バギーちゃんのこと…』
『海底鬼岩城』より。自らを犠牲に地球を救ったバギーへの想いは彼女が大人になっても消えることはないだろう。……バギーちゃんが後に復活したことをしずかちゃんは知らない。
- 『ときどき理屈に合わないことをするのが人間なのよ。』
『鉄人兵団』より。小学生でここまで悟っているあたりがとんでもない。
- 『私たち人間は、自分たちの生活を豊かにすることだけに夢中で、周りの事を全く気にかけなくなっていたんです。でも今は違います。自然を大切にしなくちゃと気がついた人たちが増えてきたのです。地球を守ろうという運動も広がっているのです。』
『雲の王国』より。審判という名の地上人公開処刑の場にいきなり呼び出されてこの発言は凄い。
- 『困ったのが宗教戦争ね。どっちも神様のためにと言いながら殺し合ったのよ。あたし、そんな事頼んだ覚えも無いのに。』
『創世日記』より。神様視点で宗教戦争を否定している。
追記・修正は焼き芋を食べ、お風呂に三回入り、どこでもドアで同級生に来訪される方にお願いしています。
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*2 ちなみに原作では類似のセリフこそあるが、完全一致のセリフは一度もなく、アニメ版で付け足されたものである。逆に、原作版では裸を見られても冷静な反応を見せることも多い。
*3 例外なのは本当の初期の初期だけ。
*4 ただし、わさドラ版ではお色気シーンは規制される傾向にある。全く無いという訳ではなく、2008年10月31日に放映された「時間よ動け~っ!!」では、わさドラ版では非常に珍しくしずかのパンチラが描かれている。
*5 第1話でのセワシの説明を見る限り、のび太の孫の孫であるセワシには静香の血ものび太と同様に1/16流れることになるはずである。無論これはジャイ子も同じこと
*6 痩せており面長ちょび髭でどう見てもモブ顔のおっさん、頬が出張った逆三角形の顔のおっさん、眼鏡をかけた顔が大きなのおっさんなど。
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