No135 障壁体投射銃（バリアカノン/ブレード）

概要

魔力による攻撃に特化した魔法少女専用の対魔法少女火器。
魔法少女の防御システムであるバリアコーティングと同様の技術で、レール上に棒状の投射体を生成し高速で発射する。
グリップ部分に大容量魔力カプラを備えており、魔法少女の掌部を介して魔力の供給を受ける。
投射体は３層構造になっており、外側から干渉層、反応層、魔力層となる。干渉層は目標物への着弾時に相手側のバリアコーティングへ干渉し瞬間的に無効化する。反応層は内側の魔力層からエネルギーを受け取り、極めて強い衝撃を発生させる。魔力層は干渉層及び反応層、または推進力として使用されるエネルギーを供給する。

一撃の破壊力が高い一方、再装填に３秒程度を要するため、連射性能は極端に低くなっている。この欠点を補うため、後期型では刀剣のように近接武器としても使用できるよう、ストック付近にもグリップが増設された。ただし切断というよりも対象を爆ぜ飛ばす、もしくは衝撃で装甲等を叩き割るような形になる。
一発あたりの消費魔力量が大きいため、装備できるのは比較的高い出力のコアを備えているモデルに限られる。