極めて奇妙なオブジェクトであり、
オブジェクト階級は「Average」に指定されている。
それは30×30×30cmの黒いキューブ状の物体で、
ペンキで塗ったようにやや艶々している。
重さは1kg前後。
このオブジェクトは、地上から1000メートル付近に突如出現し、
そのまま落下してくる。
地面に達する時、大きな衝撃とともに電磁波を放ち、
半径3kmの電子機器を一時的にエラーにすることが報告されている。
落下地点は96%が住宅街・田舎等の道路で、2%が森林地帯、1%が海洋、最後の1%は山岳である。
落下時は非常に高熱であり、煙を発しているが、
落下から15分程すると触れる程度まで温度が下がり、持ち運びが可能となる。
切り開くなどして中を見ることが可能であるが、
その中身は様々で、
分解された椅子の一部、数本の錆びたネジ、溶けて固まったプラスチック片など、色々なものが発見されている。
[一つのオブジェクト内に一つものが入っている。]
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