プロフィール
| 外見/身体的特徴 | |
|---|---|
| 年齢 | 35歳 |
| 性別 | ♀ 女性 |
| 身長 | 180cm以上(推定) |
| 体重 | 80kg以上(推定) |
| 髪型 | 黒髪&ポニーテール(ロング) |
| 目色 | 青色 |
| 経歴 | |
| 等級 | 准特等妖斃師 |
| 所属 | 東京本部第四課警備係係長 |
| 前職 | 総合格闘技選手 |
人物像
見た目からして威圧感を感じさせる一方で、以外にも快活な印象を持つ。
面倒見の良い姉御肌。
使用妖斃器
| 基本情報 | |
|---|---|
| 妖斃器名 | 雪女甲/ユキメコウ |
| 分類 | 妖籠手・妖脛当 |
| 等級 | 准特等妖斃器 |
| 妖 | 雪女 |
雪女の力を元に作られた、両腕の籠手と両脚の脛当から成る四肢一体の防具型妖斃器。
真っ白な外見を持ち、四つの装備すべてに同一の人格が宿っているという極めて珍しい存在である。
能力は雪女の扱う力を踏襲しており、触れたものを凍らせる、あるいは放出した冷気で対象を氷結させることができる。
また、妖斃器としてのみならず具足としても異質で、鋼鉄製ゆえに重量が非常に重く、装着者を選ぶ扱いの難しい武具として知られている。
雪女甲の能力
雪女甲の冷気の正体は「対象から熱を奪う力」であり、無から冷気を生み出すわけではない。
奪った熱は本来の雪女と違い、すべて妖気に変換せず、鎧の内部に“蓄熱”として保存しているため、
装着者が低体温に陥るのを防いでいる。
蓄えた熱が限界に達すると、雪女甲は二つの特殊な現象(能力)を発揮できる。
① 超高速自己修復(降雪甲雪女牙/コウセツコウユキメガ)
具足自体を急速に溶融・凝固させることで行う超高速の自己修復能力。
一度自らの鎧を高熱で溶かし、直後に冷却・硬化させて欠損を補うこの性質は、雪女が持つ「熱」と「冷」という相反する力を併せ持つ雪女甲だからこそ可能。こうして修復された箇所は何故か必ず雪の結晶の形状を成すとされ、その理由はいまだ解明されていない。
② 水蒸気爆発の発生
雪女甲が凍結させた氷に蓄えた熱を一気に解放することで水蒸気爆発を起こす。
急激な加熱によって氷が溶解し、さらに瞬時に気化する。
水は気体となる際に体積が約1700倍に膨れ上がるため、その膨張により爆発的な衝撃を生み出す。
雪女甲はこの物理現象を意図的に引き起こすことで、攻撃手段として利用することが可能となっている。
過去と経歴
鱗川六花は日本人の母とロシア人の父の間に生まれ、日本で育った。
日本のことを愛した父は日本に定住し、姓も名も自らの意思で「鱗川六花」と名付けている。
幼少期から長身で運動能力に恵まれ、格闘技好きの父の影響でボクシングやプロレスに親しみ、自然と格闘の道を志すようになった。
小学生の頃にはすでに将来を格闘家と定め、ジュニアボクシングで全国優勝を複数回達成。父は娘の才能に人生を賭け、仕事を辞めてトレーナー資格を取得し、二人三脚で鍛錬を重ねた。義務教育修了後、女子総合格闘技の可能性を求め、一家はアメリカへ移住。彼女自身も迷いはなく、両親の喜ぶ姿を見ることが戦う原動力となっていた。
成人後、アメリカ最大級の総合格闘技団体AFC(Amazing Fighting Championship)に所属。
当初は目立たなかったものの、二年目以降は飛び蹴りや打撃を軸とした派手なファイトスタイルで頭角を現し、数々の大会で優勝。関節技への弱さを抱えつつもスター選手として注目を集め、得た報酬で両親に家を贈るなど、選手人生は順調そのものだった。驕ることなく、選手生命の短さを理解した上で、常人離れした厳しいトレーニングを自らに課し続けた。
しかし25歳の時の試合において、開始直後に放った跳び膝蹴りが原因で対戦相手が死亡する事故が発生。
法的責任は問われなかったが、世間の賛否や自責の念は彼女を深く蝕んだ。一度復帰を試みるも、再び誰かを殺してしまう恐怖に耐えきれず、AFCを去ることを選ぶ。
帰国後は格闘技から距離を置こうとするが、鍛錬の習慣だけは消えなかった。目的を失ったままの日々の中、偶然居合わせた学校で妖による襲撃事件に遭遇し、一般人の身で生徒たちを守るため鬼と対峙。妖斃会が到着するまでの十分間、致命傷を負いながらも足止めを続け、多くの命を救った。
この行動をきっかけに妖斃会の妖斃師・天貝からスカウトを受け、当初は固辞するものの、両親や救われた生徒たちの感謝の言葉に触れ、自分が戦うことで誰かを守れる現実を実感する。リングで失った意味を、別の形で見出せるのではないか——そう考えた彼女は、過去の過ちから逃げずに向き合うため、妖斃師への道を志す決意を固めた。
