ティラノサウルス

ページ名:ティラノサウルスについて

 

 

 

・フレンズに関するレポート(担当、役職【博士】)

 

・概要

私の主導する計画、化石をフレンズとして蘇らせるぞ作戦。通称【ふっかつ作戦です!】により爆誕した。
他のフレンズのように自然の中で暮らすのではなく、人間の住む環境にこそ価値を置いているのか実に人間らしい生活環境の中で暮らしている。
現在は職員の使用する寮の一室をフレンズ用に改造し使用しておりこれといった危害もない、また職員との関係性も良好である。

 

・特徴

観察の結果、その粗暴で凶悪な身体の力と外見とは裏腹に非常に高い知能を有していることが判明した。
我々人類と同レベルかそれ以上のソレは、日常生活のみならず幅広く活用されており、特にプレゼンテーションや作業の効率化、ネゴシエーション、PCスキルに企画力といった『ビジネス』『SE』という分野においては他の追随を許さない程に完成されており、我々が持つ肉食獣としてのティラノサウルスという種のイメージが根幹から覆された。
この職場では毎日が新たな発見に満ちているが、彼女ほどイメージとのギャップがあるフレンズはそういないだろう。
ジャングルよりもコンクリートジャングルを選ぶなんて考えもしなかった。
やはり、古代とはロマンなのだ。

 

・性格について

合理主義者のようで、特に効率化とリスクマネジメントを重要視している。
だがそれ一辺倒というわけではなく、時には利益や効率メリットデメリットを度外視して行動する姿も確認された事から、機械のようにそれしかできない訳でもないようだ。
現にこの前、フレンズがおぼれているのを手に持った書類を犠牲にしながら助けたとの報告が入っている。
実に素晴らしい、いいぞ。古代は……いいぞ。
更に彼女は好きなフレンズや職員に、なぜ自分は貴方の事が好きなのか、というプレゼンをPCとプロジェクターを用いて詳細に行ってくれるのだという。
それが単なる好意ではなく、愛と呼ばれるものが原動力であり、そうした場合の愛情表現とはどうなるのだろうか。
気になって夜も寝付けないが、取りあえず私の自室にダブルベットを運びこもうと思う。

 

・野性開放

驚いた事に、彼女に野性開放の技は無い。
これは彼女自身が自覚していないから使用できないという事ではなく、そもそも彼女の中に存在していないのだ。
恐らく野性開放に使用される体組織やエネルギーが、今現在の身体能力や知性へと還元されている為だと推測する。
彼女の有する高い能力は、野性開放の代償……若しくはこれこそがフレンズという新たな種の可能性なのだろうか。
第二の人類が産みだされたのか、ではそれを産み出した我々人類はなんと罪深い事をしているのだろう。
――いや、それよりも私は彼女が考えていることについて、ココロの部分を感じないといけない。
スペックだけじゃない部分を、本音で語り合わなければ、フレンズと我々人類との共栄は仮初の体の良い愛玩具で終わてしまうだろう。
……これは、人間としての責務だ。



 

・フレンズへの質疑応答(代筆担当、峰岸)

博士(以下K)とティラノサウルス(以下T)との会話の録音記述。
K「こんにちわー!」
T「こんにちわ。では、準備がよろしければ会議の方を始めたく思うのですが」
K「会議じゃなくてデートよデート。そう言ったでしょ?」
T「いえ、昨夜いただいたメールには貴女の自室で会議と」
K「だってそう言わないと来てくれないし」
T「お言葉ですが、虚偽のアポイントメントは信用に繋がります」
K「いやでもぉ」

 

博士の言い訳が長いのでカット

 

T「では質問を始めましょう」
K「うんうん、これは君のプロフィールの為だからね。必要な事だからね」
T「はい。……しかし私のパーソナルデータは既にある程度揃っているのでは」
K「それはただのデータだろう、私は君が知りたいんだよティラノサウルスちゃん」
T「理解できかねます。私の未熟さ故ですね」
K「ある意味ね。それじゃ質問、好きな食べ物は?」
T「ソイレントです」
K「完全栄養食ってやつか、らしいや。逆に嫌いな食べ物は?」
T「存在しません。しかし栄養があまり期待できない食品は進んで食べようとは思いません」
K「どうして他のフレンズと違って動物時代の行動を模倣しないのかな?」
T「この生活の方がより生産的であるからです。良いものがあるのならばそれを利用するのは当然だと私は考えます」
K「なるほどなるほど。それで――」

 

割愛

 

K「おや、もうこんな時間か。長く話過ぎてしまったようだ。私は問題ないけれど君はどうだい?」
T「問題ありません」
K「そりゃよかった。で、だ最後に一つだけ君に聞きたい事がある」
T「はい。私の答えられるものであるなら」
K「私は志向にして崇高で最高の天才ヒューマンだと。過去のどんな英傑たちよりも英雄であり歴史に名を遺すのは私が相応しいと思っているし、それは紛れもない事実だろう。それ位の事はしてきたんだ、こんな飄々としているがね」
T「はい、認知しています」
K「私は掛け値なく人類にとって宝といえるね。その損失は人類にとって限りないマイナスだ」
T「はい」
K「そしてその宝が失われる事態……そうだね、例えば。火山の噴火や敵対生物によって死んでしまうとしたら。その時君は……ティラノサウルスは私の『死』を、『人類の損失』か『近しい者の死』。どちらを感じるのかな」
T「――私は」

 

録音が故意に終了されたのか終了。

 

備考(担当峰岸)

 

私この子と結婚すりゅうううううううううううう!

 

と書かれたメールが一斉送信されました。
恐らく逃亡、或いは拉致を画策していると思われますので職員は発見しだい拘束してください。
博士Kに同性婚のマイノリティさを叩き込みましょう。

 

備考(担当峰岸)

無事、変態を捕縛出来ました。
協力してくださったフレンズや職員の皆さんありがとうございます。









 

【このキャラをプレイする時のポイント及び裏設定】

 

一人称、私
二人称、貴方or貴女
三人称、○○さん

 
  • ティラノサウルスの原動力は【自己犠牲】です。

自分を化石からフレンズとして蘇らせてくれた博士。
そしてフレンズという特異な自分を温かく受け入れてくれた化石復活の研究メンバーの為に、『全力で手伝い』をしています。
それが喜びです。

 
  • 気持ちの伝え方が不器用。その結果好きな人には何処が好きかとプレゼンします。
 
  • 自分は、この世界には不必要だと考えています。

自身が滅びたのは運命であり、一度滅びた身故に二度目は怖くない。
この生をあっても無くても良い、偶然手に入れたリスタートだと捉えています。
故にハードワークや危険な行為を特に躊躇なく行います。

 
  • 生への関心が非常に薄い為、感情の起伏が薄く、親しい人との繋がり(博士と化石復活の研究メンバー)への献身で『自分の存在を認識しています。』

真の仕事依存症、ワーカーホリックの完成形です。

 
  • 野生開放は無いのではなく、既に使用済みです。

肉食恐竜の王者としての本性を抑えるためのリミッターとして野生開放をして抑えています。
その反動で理系な合理主義になってます。
それがひとたび外れれば、かつて地球を支配していた絶対にして破壊の王者たる力を見る事ができます。

 
  • 善にも悪にもなれます。

善はこのまま。
悪は淡々と合理的に物事を勧めます、感情は挟まりません。

 

【セリフ例】

 

『喜』
「えぇ、ありがとうございます。とても嬉しいです」

 

『怒』
「その行いについて、幾つか疑問点が挙げられますがご説明願えますか?」

 

『哀』
「哀しいですね」

 

『楽』
「おはようございます、皆様今日も一日よろしくお願いします」

 

『悪』
「では次にあの施設の爆破を。死体は後ほど処理しましょう。
爆発物の設置は私が責任を持って行います」


当記事は、2018年8月7日未明に、当時のwiki管理を行っていた代表者、冬桜こたつが誤操作により削除してしまった、
あの川の向こうへ氏の執筆していた記事、「ティラノサウルス」のリカバリー版となります。
作成者の方に、不注意を深くお詫び申し上げるとともに、作成者と履歴上の作成者の誤認を防ぐために明記しております。

アニマルガール 恐竜類 全土

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧