銀鉱山の街サルバータ - 箱庭のレイグラフ
のための機械の動力を賄っている。そのため、東域の鉱山街よりも小さいながら鉱物資源の採掘効率はかなりの物で、王国内で流通している銀の7割程度はサルバータ産である。この街は王国最後の秘境と言われる竜の巣に近い。竜の巣は実際に竜も棲まうのだが、それ以上に魔獣やゴブリンの巣窟でもある。ま
のための機械の動力を賄っている。そのため、東域の鉱山街よりも小さいながら鉱物資源の採掘効率はかなりの物で、王国内で流通している銀の7割程度はサルバータ産である。この街は王国最後の秘境と言われる竜の巣に近い。竜の巣は実際に竜も棲まうのだが、それ以上に魔獣やゴブリンの巣窟でもある。ま
方からの追及をかわしているのである。特に「血染めの帽子団」や北方ドワーフ・ノームを含む「鉄塊の盗賊団」などはこの地では頻繁に耳にする名前で、サルバータに常駐する警備隊の任務にも、サルバータ近辺の盗賊討伐が含まれている。
サルバータのすぐ北にある山々。この山から銀や鉄が産出し、サルバータで加工される。山には廃鉱道になった部分も多く、人の立ち入りのなくなった箇所には鉄鼠や溶肉生物のような魔獣や、ゴブリンが住みかとしている。また、山の麓には王国・帝国両方の国境警備隊の駐屯地が置かれ、にらみ合っている。
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サルバータ近郊の国境周辺を活動地域とする鉄塊の盗賊団の首領。元々は龍信仰の民の司祭であり、そのために信徒と共に各地を流れる流浪のドワーフであったが、北領で行き倒れていたところを鉄塊の盗賊団に拾われた。白の魔術に通じ、「癒し」の術を得意とするルドルヴィクは、その術と持ち前の影響力を
王国建国期から続く魔導師の家系であるヴァイン家は、古くは建国神話にも名が残る。それによると、かつて北領騎士団がサルバータに攻め込んだ際、王国の魔導騎士であった当時の当主ダーム・ヴァインがこれを撃退し、その功績として故郷の地を領地として拝領したと伝えられる。この地が現在のダーミアン
建国神話にも名が残る、王国の魔導騎士。その活躍は短くまとめられ、サルバータに侵攻した北領騎士団を撃退し、その褒賞として故郷の地を領土に拝領したと伝えられる。この故郷の地が、現在のダーミアンであり、ダーミアンには現在もヴァイン家の血族が存在する。
サルバータ近辺の廃鉱を根城にする盗賊団。北方ドワーフやノーム、ゴブリンの混成で組織されるこの団は、下手なゴブリンの一族よりも粗野で血の気が多く、団内での争いも絶えない団だった。しかし、現在の首領であるルドルヴィク・コーゲンが団を仕切り始めた頃から統制の取れた集団になり始めた。これ
製の、強化術が施された武器が高級品。主な販路は中央と、鉄資材が弱い南域。石材建築用としては焼き煉瓦を用いた物が主流だが、石材を必要とする際はサルバータの岩山を切り出してくる。特に石材を必要とするのは各地の神殿で、補修のための石材は高額だが世界各地からの寄付で大部分が賄われている。