深緑の大地に栄える都カンザーローブ - 箱庭のレイグラフ
南域に入り、深い森の中の道を進んでいくと突如空が開ける。南域最大の都市、カンザーローブは豊かな緑に囲まれた街である。建築物の多くは木製で、わずかに石造りの建物が見られる。ここでは他の地域と異なり、明確なヒュームとエルフ、ツリーフォークの間の垣根が存在しない。様々な種が渾沌としつつ
南域に入り、深い森の中の道を進んでいくと突如空が開ける。南域最大の都市、カンザーローブは豊かな緑に囲まれた街である。建築物の多くは木製で、わずかに石造りの建物が見られる。ここでは他の地域と異なり、明確なヒュームとエルフ、ツリーフォークの間の垣根が存在しない。様々な種が渾沌としつつ
南域が帝国に支配されていた時代からの、カンザーローブの呼び名。現在も南域王府という呼び方はされず、カンザーローブを指す別名として使われている。
はダーナン河の北岸にある遺跡に踏み込もうとはしない。直近では王国と帝国の調査隊がそれぞれこの森に調査に入り、全滅したという記録が残っている。カンザーローブの南域王府でもアルベルシュトラの存在は把握しており、ダーナン河流域の遺跡は名目上は国の管理下に置かれ、許可のない立ち入りを禁じ
南域の領地を南北に流れる、恵みの河。古くはこの川を水路として、この川の流域を中心として南域は発展してきた。この河の両端にフォイファンとカンザーローブという南域の大都市があるのは、そうした理由からである。現在は河の南岸は整備され、ダーナン街道という大路が通っている一方で、北岸は開発
ダーナン河の河口に位置する港街で、この街の歴史もカンザーローブと同じくらい古い。元々は王国探検隊の寄港地であり、エルフやツリーフォークが南海のマーフォークと交易をするために開いた港だったと言われているが、今は南域の海の玄関口である。豊かな漁場である南海にも近く、魚料理が世界一旨い
東域のアルトゥーンから、南域のカンザーローブまでを繋ぐ交易路。その歴史は古く、かつてアルトゥーンを興したイスハークの従者トゥーランガが、帝国の南征部隊を率いて南域に下ったのが始まりとされる。現在は東域と南域を繋ぐ陸運の道として整備され、主に東域産の鉄鋼と、南域産の木材が行き交う交
カンザーローブにほど近い北の森。東南交易路を辿って一番にたどり着くここは樹人種のツリーフォークの戦士たちが守る森である。元々深い森を切り拓いて居住地域を広げてきた南域は、有事の際に急行できる移動手段が確立されていない。そのため、この森のように各地に兵士が詰める場所を作り、緊急時の
カンザーローブの南に位置する、南域の王立魔導学院は、この国の最高学府である。南域独立に尽力した御三家のガレ・ハは独立以前の、宗主国に搾取されるままであった祖国を憂い、帝国式の進んだ教育を南域に持ち込んだ。それと共に魔導学院を設立し、当時の南域には馴染みのなかった学問で身を立てる道
カンザーローブ(南域行政府)魔導学院の森フォイファン鋼の幹のツリーフォークの森ホワイトウッドツリーフォークの森恵みの森デロンの森アルベルシュトラの森ゴブリンの森ダーナン河ダーナン街道南域守備軍南域の産物について南域の制式軍装について南域の軍馬について